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チーム3冠と絶好調の佐藤拓


東京六大学野球 2014〜春〜  (39)2年生コンビに要注意 立大に勝利しAクラス死守へ/立大戦展望  

 頂点の座は譲らない。決勝で亜大に敗れ悔しさに涙を飲んだ神宮大会から、長いオフシーズンを経て春季リーグ戦を迎えた。38年ぶりの春秋連覇を成し遂げた昨年のメンバーが多く残る今季は、3連覇にかかる期待も大きい。76年ぶりの3連覇、さらに昨年果たせなかった日本一へ、全員野球で上り詰める。
 最後に意地を見せる。優勝には連勝が絶対条件の早大戦を1勝2敗と負け越して、優勝の可能性が消えた。だが、先を見据えるしかない。最終カードは現在同率3位の立大。勝ち点を取った方がAクラス入りを果たす戦いとなる。秋に向けて、粘りの野球を最後に発揮できるか。来季につながる最高の形でシーズンを締めくくる。

 昨年からの主力が残り、優勝も視野に入っていた立大。しかし、開幕3連敗とスタートでつまずき、優勝戦線から脱落した。しかし、その後は徐々に投打ともに調子を上げてきており、現在5勝5敗、勝ち点2で明大と同率3位に付ける。好選手が多くそろう中でも今季好調な2年生コンビ、打の佐藤拓と投の澤田圭に警戒したい。

 上位から気の抜けない選手が並ぶ。1番打者は昨秋に外野手のベストナインを獲得した佐藤拓。今季の目標に首位打者を掲げる切り込み隊長は、現在リーグ3位の打率4割2分5厘、トップタイの17安打と攻撃の起点として活躍している。さらにチームトップの2本塁打に加え、トップタイの9打点をマークし、ポイントゲッターとしても機能。絶好調の佐藤拓を封じて得点を与えないようにしたい。
 クリーンアップも強力だ。中でも5番の我如古はリーグ4位の打率4割6厘と、興南高3年次のセンバツで安打の大会新記録を打ち立て、甲子園を沸かせた打撃がついに開花。昨秋には明大も3試合で5安打を許した。「たまたま一番調子が良い時期に明治戦があることが多い」というだけに今カードはさらに安打を重ねてくることも考えられる。3番の大城も打率3割5分9厘と当たっている。リーグトップの8盗塁を記録している快足にも要注意だ。4番の岡部は昨秋首位打者の巧打者。今季は打率こそ低いものの勝負所での一打は怖い。
 昨秋はこの強力打線につかまり、立大にのみ勝ち点を献上した。3試合で35安打16失点と叩きのめされた。昨秋から主力の我如古・岡部・大城・佐藤拓の4選手に計22安打9打点とことごとく打ち込まれ、痛い目に合っている。波に乗せたくはない。

澤田圭は3連勝と上り調子<
澤田圭は3連勝と上り調子


 すごみを増してきている。エースの澤田圭の攻略は難しい。直球と変化球の緩急自在な右腕を捉えなければ勝利はない。今季は2連敗からのスタートも、最近3試合で3連勝と上り調子。中でも今月17日から19日の慶大戦では圧巻の投球を披露。1回戦に打たせる投球で5安打2失点の完投勝利を挙げると、3回戦は152球完封の熱投。8安打を浴びながらも本塁を踏ませず、要所で三振を奪うなど13奪三振を記録した。今季6連勝と快進撃を見せていた慶大に初めて土をつけただけでなく、勝ち点も与えなかった。2番手の齋藤は今季1勝3敗と負けが先行しているが、切れ味抜群のスライダーを武器とした投球には要注意だ。
今カードのキーマンは菅野剛士外野手(法3=東海大相模)になりそうだ。立大戦で昨春打率5割、昨秋3割6分4厘と相性がいい。今季は打率こそ2割前半と低迷しているが、リーグトップの9打点と勝負強さが戻ってきている。今カードも菅野の一打が勝敗を左右しそうだ。

 Aクラスを守り抜く。投手陣は絶対的な安定感のある投手がいないことが痛い。本調子とは遠い投球が続きながら1回戦の先発を任され続けた山崎福也投手(政経4=日大三)も早大1回戦ではリリーフに回り、3回戦では先発するもまさかの3回KOに終わった。エースを始め、投手陣が苦しんでいる。しかし、打線はチーム打率2割8分4厘と、優勝した昨年の2シーズンよりも高い。現在4割5分5厘で首位打者の植田弘樹内野手(文4=関西)を筆頭に、佐藤拓と同じくリーグトップの17安打を放っている高山俊外野手(文3=日大三)、選球眼抜群のトップバッター福田周平内野手(商4=広陵)が打撃成績10傑に名を連ねている。だが、一本ほしい場面で打てないことが勝ち切れない原因だろう。投打になかなか「らしさ」の出なかった今季も残すは1カード。粘りの野球で勝利を果たしたい。

[森光史]

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対立大戦 
5月24日 11時試合開始予定(三塁側)
5月25日 13時半試合開始予定(一塁側)

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩7分 千駄ヶ谷駅より徒歩10分



過去の立大戦成績
シーズンスコア成績
13年秋●1−5優勝
○5−3
●3−8
13年春○5−3優勝
●0−1
◯1−0
12年秋●0−24位
○7−2
○5−4
12年春●2−64位
○12−0
○14−0
11年秋○7−5優勝
○7−0
11年春○3−14位
●3−4
●1−3
10年秋○5−44位
●0−3
○11−7
10年春●2−53位
●5−6
09年秋●1−2優勝
○3−2
○3−0
09年春○9−03位
○2−0
08年秋●1−33位
○1−0
○11−3
08年春△2−2優勝
○3−0
●2−3
○3−0
  
勝敗表 第6週 5/23現在
試合勝利敗戦引分勝ち点勝率
早大---  ○●○○●○○○○○108204.800
慶大  ---○△○●○●○○○○10
7213.778
明大●○●●△●---  ●○○○○115512.500
立大●○●○●○  ---●●○○105502.500
法大●●●●○●●○○---  93601.333
東大●●●●●●●●---80800.000


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