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軽快なステップで幾度とゲインした尾又

ラグビー部  東海大に勝利 春季大会グループB優勝を決める/関東大学春季大会

◆4・20〜6・29 関東大学春季大会(八幡山グラウンド他)
▼6・8 グループB 対東海大戦(東海大グラウンド)
 ○明治35{14―0、21―17}17東海大


◆スコア◆
明治
東海大
前半後半得点前半後半
PG
DG
142117
35
合計
17

 関東大学春季大会の最終戦となる東海大戦が、東海大グラウンドで行われた。前半、東海大の攻撃を0点で抑え14―0で折り返すも、後半に入り形勢逆転。中盤に3連続でトライを奪われてしまう。しかし再び立て直し、35―17で勝利を収めた。この結果、明治は春季大会グループBで全勝を飾り、勝ち点30で見事優勝となった。2位を大きく突き放し、その強さを見せつけた。

 力強いアタックに圧倒されるも、トライを許さなかった。「入りが少し悪かった」(南宗成・商4=大阪朝鮮)と、東海大の接点の強さに飲まれ得点につなげられない。東海大に押され自陣でのプレーを強いられた。しかし前半16分、左WTB齊藤剛希(商3=筑紫)がタックルを次々とかわしゲイン。BKがテンポ良くつなぎ右WTB堀米大地(政経4=流経大柏)が左隅に押し込み先制した。前半20分にもクイックスタートからBKに展開し左CTB水野拓人(情コミ4=東海大仰星)が追加トライを挙げた。SH三股久典(政経1=佐賀工)とSO田村煕(営3=国学院栃木)のHB陣が起点となって、東海大を攻め立てた。また相手に自陣ゴール手前まで運ばれ、東海大の持ち味でもあるラックでの力強いファイトを受ける場面も何度か見られたが、集中を切らすことなく守り切り14―0で前半を終えた。

 中盤での粘りが勝利を決めた。それまで東海大をノートライで抑えていた明治だったが、徐々にペースを奪われる。後半12分にSO田村のキックをチャージされ、そこからインゴールへ運ばれこの試合初失点。小原(東海大)の強烈なアタックに耐え切れず大幅にゲインされ立て続けにトライを許した。その直後、HO中村駿太(商3=桐蔭学園)がシンビンで退場。FWが一人足らない状況でその後すぐにトライを献上し、21―17と1トライで逆転のピンチを迎える。しかし「いつもの明治の流れだったらそこで切れてしまうが、今回は切り替えることができた」(上田宥人・政経3=東海大仰星)。FWの猛攻が明治を再び勢い付けた。ラスト10分で2度、今春精度の高さを見せているラインアウトモールからトライを奪うなど、FW陣が奮起。そのまま35―17でノーサイドとなった。「このまま流れは相手に渡さない、自分たちの形にもう一度戻してやろうと思った」と左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)。今季の成長に納得の表情を見せた。

 東海大戦で春季大会全ての試合が終了し、見事全勝で優勝を決めた。今大会を通してチームの成長を実感すると同時に「しっかりクオリティー高いディフェンスができるか」(丹羽政彦監督)など、言われてきた課題の改善も求められている。帝京大や慶応との招待試合と、今季の試合はまだまだ続く。気を抜くわけにはいかない。まず目の前は大学王者・帝京大だ。今季を通して守ってきた「勝ちにこだわる」(上田)という軸はぶらさず、王者相手でも白星を飾り今季全勝への王手をかける。
 
[保屋松彩佳]

◆関東大学春季大会B 対東海大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営4=常翔学園)
→18.松波(後半24分)
9.SH三股 久典(政経1=佐賀工)
→21.加納(後半24分)
16佐藤 公彦(法2=明大中野)
2.HO中村 駿太(商3=桐蔭学園)
10.SO田村 熙(営3=国学院栃木)
17植木 悠治(政経3=常翔学園)
3.PR塚原 巧巳(政経3=国学院栃木)
11.WTB齊藤 剛希(商3=筑紫)
18松波 昭哉(政経4=東福岡)
←1.勝木(後半24分)
4.LO東 和樹(政経3=京都成章)
12.CTB水野 拓人(情コミ4=東海大仰星)
19塚田 友郎(文3=深谷)
5.LO南 宗成(商4=大阪朝鮮)
13.CTB尾又 寛汰(商2=国学院栃木)
20田中 健太(法3=大阪桐蔭)
←7.安永(後半12分)
6.FL上田 宥人(政経2=東海大仰星)
14.WTB堀米 大地(政経4=流経大柏)
→23.成田(後半12分)
21 加納 遼大(文4=常総学院)
←9.三股(後半24分)
7.FL安永 賢人(営3=長崎北)
→20.田中健(後半12分)
15.FB林 祥太郎(文2=常翔啓光学園)
→22.長石倉(後半24分)
22長石倉 豪(営4=報徳学園)
←15.林(後半24分)
8.No.8山下 誉人(政経4=京都成章)

23成田 秀平(営2=秋田工)
←14.堀米大(後半12分)



◆2014年・関東大学春季リーグ・グループB明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手(対戦カード)場所開始時間結果
4・27(日)
青学大
八幡山グラウンド
13時
○81―5
5・3(土)
法大
法大グラウンド
13時
○57―33
5・25(日)
筑波大
県営草薙球技場14時○33―21
6・1(日)
日大
八幡山グラウンド
14時○59―12
6・8(日)
東海大
東海大グラウンド
13時○35―17
6・29(日)対抗戦選抜VSリーグ戦選抜
秩父宮
14時



試合後のコメント
左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)

「後半の中だるみの時間が春シーズンを通して点を取られているので修正したい。今日は後半の中盤でトライを取られて、去年のチームまでだったらそのままずるずる相手にやられていたと思うが、今年はしっかりチーム内で修正してこっちのテンポに戻せたのは収穫だと思う。最後まで集中を切らさずにトライを狙う意志があったのが良かった。差を詰められたときは今まで練習してきた自信を持って、このまま流れは相手に渡さない、自分たちの形にもう一度戻してやろうと思った。そうやって巻き返して、またチームも成長できたと思う。モールトライはFWがこれまでやってきた成果を出せた。東海大さんもFWに自信を持っているが、そこでトライを取れたのは自信になる。個人としては、アタックは要所要所できたがディフェンスの面でふがいなさがあった。来週の帝京大は大学チャンピオンなので、しっかりチャレンジをして勝ちにこだわりたい。去年は勝てていないし、ここ最近帝京大は負けていないので自分たちの成長した部分を出したい。勝ちにこだわりたい」

右LO南宗成(商4=大阪朝鮮)
「入りが少し悪かったと思う。そこは我慢して前半無失点に抑えられたのは良かった。FWで勝負して、相手もFWが大きかったが圧倒できたと思う。今日の勝因はセットプレー。スクラム、ラインアウト、キックオフ、そこで圧倒できた。後半は一人少なくなったが攻めるしかなかった。想定外のプレーも重要だと思ったので、みんな走り切り、ラックでのファイトもしっかりできていた。相手に流れを渡さなかったことは良かった。相手のFWはでかかったがモールで取れたのが大きい。それで波に乗れた。課題はディフェンス。受けている部分があったので、次の帝京戦は受けずにしっかりやっていきたい。個人的にもディフェンスが駄目だった。来週は相手が大学王者なので、チャレンジャーの気持ちでいきたい」

左FL上田宥人(政経3=東海大附仰星)
「個人的にもチーム的にも負けなかった。FWからリードできたのが良かったと思う。(途中追い付かれそうになった場面は)中村がシンビンになって、その後トライを取られて、どこで切り替えられるかだったんですけど、いつもの明治の流れだったらそこで切れてしまうが、今回は切り替えることができた。(優勝が決まったが)勝ちにこだわるということでやってきた。まだまだ試合はあるので、これからも頑張っていきたい。(帝京大戦は)5連覇して勢いに乗っているチームだが、勝ちにこだわって絶対に勝ちたいと思う」

SO田村煕(営3=国学院栃木)
「シンビンが出て取られた時間があったが我慢できた。切り替えて人数が少ない中で敵陣に入れたのが良かった。自分のキックチャージやノータッチキックとかキックミスから無駄なピンチを寄せてしまった。勝てたので良かったが、個人としては微妙だった。コンバージョンはしっかり決められて良かった。春シーズンは残り少しだが、全部決められるように頑張りたい。ケガ人が多くて、コンディションもそんなに良い状態ではないが、出るメンバーはしっかり準備して臨みたい」

左CTB水野拓人(情コミ4=東海大仰星)
「FWでしっかりトライを取り切れたところは良かった。悪かった点としては簡単なミスが多過ぎたこと。トライ前にBKに振られたとき、あと2、3本は取れるところがあった。今年は全勝で今までやっていたがCチームが負けたことで、言い方は悪いがやり返そうという気持ちが少しはあった。今日は全体的にまあまあ走れていた。前半も後半も最初の部分は走れていたが2、3本取られて状況が悪くなってきた時にみんな足が止まってきてしまった。流れに乗れていなかったところでのBKのミスもあったので、直したい」

FB林祥太郎(文2=常翔啓光学園)
「個人として、前半は緊張のせいかボールを呼ぶことができなかった。明治の勝利が続いていて、それに貢献できることは嬉しい。ランは調子がよいので、今後はキックなどのオプションを頑張っていきたい。FW陣が引っ張ってくれたおかげで全員が波に乗ることができた」

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