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東大のディフェンスを振り切る森田

ラグビー部  1年生中心のチームで東大に勝利/定期戦

▼Cチーム
 ○明治76{50−0、26−5}5東大A

◆スコア◆
明治
東大
前半後半得点前半後半
PG
DG
5026
76
合計

 大量得点で勝利するも課題の見つかった試合だった。八幡山グラウンドで東大との定期戦が行われた。1年生が数多くスタメンに入り、前半は紫紺のジャージーにふさわしい戦いぶりだった。しかし後半になると気温と疲労により細かいミスを重ね思うようなプレーが出来ない我慢の時間が続いた。だが、終盤には再び流れを引き寄せて76−5で白星を飾った。

 前半は圧倒的な力の差を見せつけた。「初めての紫紺を着ての試合だった。その紫紺に恥じない試合をしよう、と気合を入れて臨んだ」(No.8カヴェナー聖也・文1=大分舞鶴)。1年生中心で構成されたチームでのスタートだったが試合開始から試合を支配したのは明治だった。2分には明治ボールで組んだスクラムからパスでつないで最後は左WTB竹田直輝(情コミ1=明大中野八王子)が先制トライを挙げた。その後も10分に東大のラインアウトをターンオーバーし、素早く反応した左CTB福田凌平(政経2=佐賀工)が相手ディフェンスを振り切り独走トライを決めるなど明治の持ち味を全面に出したプレーで得点を重ねた。14分にトライを挙げてからしばらくはボールキープをするも、なかなか前へ進めず我慢の時間が続いた。29分に敵陣ゴール近くでのマイボールラインアウトからラックを形成し、抜け出した右FL石川卓(法1=明大中野)がインゴールに飛び込み久々に得点を挙げると、33分、35分にも得点を重ねリズムを取り戻し、前半を50−0で折り返した。

 後半もこのまま明治のペースで試合が進められると思われたが失速した。明治のキックオフから形成したモールが10メートル以上押されるというまさかの展開となった。「ノックオンが多かったのはコミュニケーション不足。練習中でも顕著に出ていた」(右CTB森田澄・政経2=天理)と、暑さと前半からの疲労によりボールが手に付かなくなり、細かいミスが増えた。スクラムは押され、キックも風の影響もあり距離が伸びずなかなか敵陣でプレーできなかった。しかし、後半7分には明治のペナルティーキックからラインアウトに持ち込み石川、左LO山崎悠介(法1=明大中野)と展開し、SH加藤哲郎(法1=秋田)が押し込みトライ。14分にトライを返されるも、19分にはゴール間際までモールで押して最後は加藤がインゴールに飛び込んだ。29分にも自陣の22メートルライン付近からキックで敵陣深くまで大きくゲインしラインアウトへ持ち込んだ。そこからはラックを重ね少しずつ進み、右PR大越秀平(営3=明大中野)が追加点を挙げた。試合終了直前にもSH廣井雅宇(文1=明大中野)のクイックスタートに反応したSO鶴田馨(営1=筑紫)がトライを挙げ、76−5でノーサイドとなった。

 後半に細かいミスを連発し課題の残る試合となった。上級生の安定感を感じられた一方で、1年生の活躍も見られた。次戦の相手、慶応にも負けられない。上昇する気温にも対応し「前へ」出る明治の試合を見せてほしい。

[荒井希和子]


試合後のコメント
右LO中尾龍矢(政経2=佐賀工)

「監督から紫紺を着るのだからしっかり自分たちのプレーをするようにと言われていた。前半は自分たちがやるべきことがしっかりできていた。セットプレーから決められたサインでのアタックやFWはユニットで動くなど、個々の力プラスチームでアタックできた。後半は暑さもあり、徐々にコミュニケーションがなくなってしまった。後半の出来はあまり良くなかった。東大の方がしっかりコミュニケーションを取って、激しくプレーしていた。自分たちのプレーを逆にやられてしまった。ノックオンも多かった。テープを巻くなり、すべり止めをつけるなり準備していたはず。この天候なのでミスは仕方がない。しかし、ミスした後の反応が悪かった。そこがダメ。セットプレーはラインアウトは取れていた。スクラムはマイボールもプレッシャーを受けていたし、ヤンボールでもプレッシャーを掛けることができなかった。向こうが低い姿勢できていたのもあるが、ワイドで組めていなかったり、横同士のバインドであったり、後ろのバックファイブの押しであったりなど、監督に言われたことができていなかった。それこそ自分たちのプレーができていなかった。暑さは相手も同じ条件。それを言い訳にしてはいけない」

No.8カヴェナー聖也(文1=大分舞鶴)
「初めての紫紺を着ての試合だった。その紫紺に恥じない試合をしよう、と気合を入れて臨んだ。最初はテンポも良く、トライを量産できた。後半に入りきつくなってきた時にどれだけ動けるかというのが大切だと感じた。また、試合前に塩や栄養飲料で暑さ対策は取れた。今後は、自分たちのテンポをどれだけ切らさずにできるかが重要になってくると思う」

右CTB森田澄(政経2=天理)
「暑い中でもBKでアタックを仕掛けていこうと思っていた。前半はいい形で取れた。後半は入りが悪くて、そこから自分たちのペースに持っていけなかった。原因はディフェンスの部分で受けてしまっていたこと。それでどんどんゲインされてしまっていたのだと思う。前半はディフェンスが少なかったから目立たなかったが、後半になってディフェンスの場面が多くなった時に受けてしまっていた。ノックオンが多かったのはコミュニケーション不足。練習中でも顕著に出ていた。そこを修正していきたい」

右WTB桑原颯太(情コミ1=桐蔭学園)
「FWがあまり動けていないのもあって、前半から動けるうちに動こうと思った。なかなかBKからボールを出せなかった。取れるところは取っておきたかったが、後半はばててしまった。FWが接点の近くで走れていなかったが、BKもそこを埋められなかった。疲れて声を掛けられなかったことが原因だったと思う。疲れてボールが手につかなかったので、細かいミスを何度もしてしまった。相手のディフェンスのプレッシャーにやられたのもあると思う」

FB小倉良太(商4=明徳義塾)
「今日の試合前の目標として、0点で抑えるということを挙げていた。前半は明治らしくゲインしたらチャレンジしてつないでとゆうプレーが出来てチャンスがあればどんどんBKに回していった。ずっと明治のアタックで相手にアタックさせる時間帯がなかったので、しっかり守れていたということだと思う。だが、日大戦の時のように攻め疲れみたいなものが出てきた。前半で50点差をつけて、少し安心してしまったのが後半に出たのかもしれない。疲れのせいもあって前半以上に後半は細かいミスが出てしまった。次の慶応戦もまた負けられない試合なので、今回もミスから点を決められてしまったので一個目のミスですぐ修正していく」

FB渡部寛太(文1=愛媛県立北条)
「相手のWTBが下がっていたので、キックオフから外に振って勝負しようというのは話していた。それがはまって外に抜けることができたのでBKのトライが多かった。最初はコミュニケーションが取れていたが1年生が多かったこともあって時間が経つにつれてできていない部分が増えてしまった。いつも先輩がやってくれているのを自分らでまだできていなかった。(1トライを許したのは)相手が勢いのある時間帯に入っていて、そこで受けてしまったので前に食い込まれてしまった。そこで前に出ていたらトライは取られなかったと思う。(個人としては)裏に抜けた時とかはパスとかランができたのでそこはよかった。ラインの裏に出る前にもっと自分からアタックしていきたい」


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