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迫力のある先制トライを決めた勝木主将

ラグビー部   慶応に勝利 春シーズンを勝利で締めくくる/招待試合

 ◆6・22 招待試合(札幌月寒競技場)
 ▼○明治43{17―11、26―14}25慶応

 
◆スコア◆
明治
慶応
前半後半得点前半後半
PG
DG
17261114
43
合計
25


 慶応との招待試合が、札幌月寒競技場で行われた。明治は、前半強風に悩まされながらの試合となったが、試合中に修正。FW・BKでトライを奪い試合を優位に進めた。試合終盤には、課題であったディフェンスの質が低下。慶応の猛攻を受ける時間も目立ったが、43−25でノーサイド。春を帝京大を除く全勝で終える結果となった。
 風下に立たされた前半。明治は、SO田村熙 (営3=国学院栃木)のキックを中心に攻め立てようとするも、風に押し戻され慶応ボールとなりチャンスをつくれず。また前半だけで、6回オフサイドを取られるなど、ペナルティーからインゴール近くで慶応に攻められた。それでも、粘りのディフェンスで守り切る。我慢の時間が続いていた前半7分。自陣からボールを動かした。自陣10mから左WTB齊藤剛希(商3=筑紫)のビッグゲインで敵陣10mへ。フェーズを重ねて、敵陣10mから左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)が抜け出し、中央へとトライ。「FWとBKが一体となって取れたトライ」(齊藤)とBKが敵陣へと進み、FWがスコアにつなげる今季の形で見事に先制した。その後、PG2本とモールトライを決められてしまうが、目立ったビッグゲインは許さず。17―11で前半を折り返した。

 得点は重ねたものの、課題が残った。後半開始早々の3分、慶応のオフサイドから敵陣22mへ。ドライビングモールで、押し込み24―11と突き放す。その後、HO中村駿太(商3=桐蔭学園)がトライを決め、さらに追加点。風上を利用しエリアを獲得。順調に得点を重ねた。しかしその後は、一進一退の攻防が続いた。自陣のラックでディフェンスのスキを突かれトライを許し31―18。スクラムでは「自分たちのやろうとしていることができなかった」(中村)と強さを見せられず。セットプレーとディフェンスに課題が残った。その後は、田村から右WTB成田秀平(営2=秋田工)への大きなキックパスでトライを決めるなどして逃げ切り43―25とし試合終了。試合後は「内容は決して良くなかった」(勝木主将)と伝統校のライバル・慶応からの勝利にも笑顔はなかった。

 春シーズン最終戦を勝利で締めた明治。帝京大を除く試合に全勝したことは「チームが伸びているということ」と勝木主将。立ってプレーを継続する意識が浸透するなど、チームは成長真っ只中だ。それでも、決して満足はしていない。スクラム、ラインアウトなどのセットプレーやディフェンスのクオリティーなど課題は残る。菅平合宿の初戦では、帝京大と再び対戦する。この春の経験を糧に、充実の夏を過ごし、対抗戦へと突入したい。

[阿部慎]

◆招待試合 対慶応戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営4=常翔学園)
9.SH加納 遼大(文4=常総学院)→21.三股(後半21分)
16佐藤 公彦(法2=明大中野)
2.HO中村 駿太(商3=桐蔭学園)
10.SO田村 熙(営3=国学院栃木)
17植木 悠治(政経3=常翔学園)
3.PR塚原 巧巳(政経3=国学院栃木)→18.矢野(後半28分)
11.WTB齊藤 剛希(商3=筑紫)
18矢野 佑弥(政経2=徳島県立城北)←3.塚原(後半28分)
4.LO東 和樹(政経3=京都成章)
12.CTB水野 拓人(情コミ4=東海大仰星)→23.林(後半17分)
19塚田 友郎(文3=深谷)←5.寺田(後半28分)
5.LO寺田 大樹(文4=秋田工)→19.塚田(後半28分)
13.CTB尾又 寛汰(商2=国学院栃木)
20西村 雄大(農=高鍋)←6.平井(後半17分)
6.FL平井 信幸(法4=桐蔭学園)→20.西村(後半17分)
14.WTB成田 秀平(営2=秋田工)
21 三股 久典(政経1=佐賀工)←9.加納(後半21分)
7.FL田中 健太(法3=大阪桐蔭)
15.FB村井 佑太朗(政経4=秋田工)→22.長石倉(後半34分)
22長石倉 豪(営4=報徳学園)←15.村井(後半34分)
8.No.8桶谷 宗汰(営3=常翔学園)

23林 祥太郎(文2=常翔啓光学園)←12.水野(後半17分)



試合後のコメント
左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)

「今日の収穫は勝てたことくらい。内容は決して良くなかった。プレーの精度であったり、取り切るところで取るということだったり、セットプレーであったり、まだまだ足りないところがあった。春の集大成としては相応しい試合ではなかったと思う。個人的にはボールキャリーで前に行けたので、もっと印象に残るプレーでアピールしたい。今年の春は勝つことに貪欲にやってきて、結果として1敗のみで他全勝というのはチームが伸びているということ。そこは前向きに捉えていいと思うが、今後は勝つ内容にこだわっていきたい。いまはケガ人も復帰して誰が出てもおかしくない状況。そういうチームがやっぱり強いと思う。まだポジションが確定している人は誰もいないので切磋琢磨していきたい。春もタイトだったのでオフはしっかりリフレッシュして、夏は厳しい練習になると思うのでチームが伸びるように自分が先頭に立って頑張りたい」

HO中村駿太(商3=桐蔭学園)
「スクラムが良くなかった。自分たちのやろうとしていることができなかった。組む前からコントロールされていた。僕がコントロールできていなかったからだと思う。でもFWは全体的に悪くはなかった。フィットネスできついということはなかった。ずっとトレーニングしてきたし、U20で海外も行っていた。トライについてはそれまでの過程がある。2トライ挙げたことについてどうとかはあまり思わない。結果、僕がトライをしただけ。ディフェンスについては今週、前に上がってしっかりプレッシャーを掛けようと意識してやってきた。できてはいたが、ペナルティーの部分で後半はなかなか前に出られなかった。少しずつ直していければ。ペナルティーに関しては、僕たちがオフサイドではないと思っていても実際は取られていた。そこはレフェリーに合わせて、余裕を持って下がるということをしていかなければいけない。きつくなった時に我慢できなかったというのはある。ラインアウトは取れていたところは取れていたが、相手をずらし切れていなかった。相手にムーブでうまく合わせられていた。クリーンでボールをBKに出せなかった。そこはコミュニケーションを取って、寺田さんに合わせていきたい」

右PR塚原巧巳(政経3=国学院栃木)
「個人的にスクラムが良くなかったので、改善するところはたくさんある。相手にプレッシャーをかけられなかった。思うように組めなかった。立ってボールをつなぐことができなかったので、改善しなければならない。春は帝京大以外に勝てたので、次は帝京大に勝てるように頑張りたい」

No.8桶谷宗汰(営2=常翔学園)
「復帰して間も無く試合をしたのでいつもできている簡単なプレーができてなかった。自分的には駄目な試合。チームとしては常に前に前に出て、オフロードでつないでトライしようということを言っていた。今日も何度かオフロードでゲインできたところがあった。今まではBKで振ってトライをとっていたが今日は全員が前に出れてよかった。キックも相手の空いてるところとかにできていたのでよかった。FWは、ラインアウトでモールをつくって敵陣では積極的に勝負できていた。モールの力で押すだけじゃなくてモールからサイドに散らしたりして相手のいないところも見えていた。それでもスクラムは明治のしたいスクラムはできなかった。あとキックオフが駄目だった。この前帝京に負けてしまってシーズン最後の慶応は勝って終わろうということを言っていた。勝てたけど内容自体はいいものではなかったのでこれから夏合宿に向けてさらに修正していきたいと思う。個人としては、春の初めにケガをしてしまってチームには迷惑をかけたのでこれからケガをしないようにしっかりセルフケアをするというのと、夏とシーズンに向けてU20で学んだことをさらに精度をあげてできるようにしたい」

SO田村熙(営3=国学院栃木)
「ミスや無駄な失点が多かった。春の最終戦でしたが、惜しい試合だった。前半から、風が厳しかったのでチョイスが悪かったんですけど、後半は立て直して得点を重ねられたことは良かったと思う。後半は風上で、有利だったので、蹴って相手に蹴らせてポゼッション高くやりたいなと思った。(成田選手へのキックパスは)空いていたので、蹴った。良かった点は、あまりない。ディフェンスでは、裏に出てつながれる場面があったので、2枚目の寄りのところをはやくやっていきたい。この春は、一回しか負けていないが、その一回が大差だった。一番ターゲットにしている相手と、夏一番最初に当たるので、差を詰めて勝てるように修正したい。夏も勝利にこだわっていきたい」

左WTB齊藤剛希(商3=筑紫)
「前半最初の1本目のトライはFWとBKが一体となってとれたトライ。春の成果が出てることを感じた。個人としてはここまであまり外でトライをしていたかったが外で1本とることができたので自信につながった。前半、風下だったのもあってアタックはもう少し継続していければと思ったが、1試合を通してボールをつなぎ続けることができてなかったのでそこは夏、対抗戦に向かって修正していきたい。(向こうの)センターがタックルされてもつないでくることはわかっていたがそこを対応できずにつながれたる部分があったのでそこはダブルタックルを意識したりだとか、一対一のタックルで絶対受けないこととかが大事だと思う。今日は細かい部分でのオフサイドがあったが後半は修正してウィングからコールすることでオフサイドラインを全員で意識することをしていたのでよかった。今日は帝京戦で大差で負けてその敗戦を引きずっては駄目だという思いで臨んだ。勝利はできたが内容としてはまだ悪い部分があったので改善して、自分たちで納得できる試合が夏合宿、対抗戦でできればいいなと思う」

左CTB水野拓人(情コミ4=東海大仰星)
「(今日の試合は)初めの10分を意識してやろうと言っていたが、相手のタックルとかペナルティーの部分で自分たちのペースにできなかった。自分たちがやろうとしていたことをそこでできなかったのは反省点。勝因は、一人一人のコンタクトの部分では勝てたところがあったので、そこからトライにつなげることができたところだと思う。(今季は)結果だけ見れば帝京大に一敗しただけで良いように聞こえるかもしれないが、内容の部分ではまだまだ帝京大に比べたり、もっと上のレベルで戦うには足りないので、そこを修正して、夏合宿でもう一回帝京大とやるのでチャレンジしたい。(今季を通して個人としては)アタックの部分で思い切りの良さがなかったところが反省点。でもディフェンスで抜かれなかったというのは良い収穫だと思う。(オフ明けからは)一人一人のコンタクトで勝つために、しっかりウエイトをして体を大きくすることに重点を置いて練習していく。あとチームとしての判断をもっと制度を上げたいと思っているので、そういうところも意識してやっていきたい」

右WTB成田秀平(営2=秋田工)
「前半のトライはインゴールの形状が広かったことと相手ディフェンスが1人だったことから裏の空いたスペースにボールを蹴るように要求し、そこからいい形で決められた。後半のトライは、ディフェンスラインが上がっていて裏にスペースがあったのでボールを要求したところ、ラッキーバンドもあったが結果的にトライに持ち込めた。(春季の自分は)ディフェンスがよくなかった。一対一でも抜かれる場面が多々あったので、そこを修正していくことが秋に向けての課題だ。唯一敗北を喫した帝京との差を詰めるにはディフェンスを強化し、点を取られないようにすることが大切になってくると思う。また、後半に入って体力的にきつくなってきた時も動き続けるというチーム全体としての意識は今後も保っていきたい」

FB村井佑太郎(政経4=秋田工)
「今日の試合は立ち上がりが風下ということもあってうまく陣地が取れなくて少し苦戦した。でもその中でも相手より多くトライを取れたので良かった。後半は風上になって陣地が取れるようになったので、自分たちが思い切って攻めれるようになった。でもミスとかペナルティーを結構取られてしまったので、そこを修正していきたい。帝京大に勝つためには自分たちがミスとかペナルティーを少なくしなければいけない。春は帝京大にしか負けていないので、とりあえず帝京大を目標に夏を頑張っていきたい」

西村雄大(農=高鍋)
「自分としては、出場時間も少なかったし、ミスばかりしてしまったが、FWとして紫紺を着れたことは嬉しく思う。これで春シーズンは終わりだが、夏・秋とあるので、そこに向けてまた練習を積んでいきたい」


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