検索
 HOME > ラグビー部

実戦復帰した山下

ラグビー部  夏合宿へ弾みをつける 下級生の活躍で東北自衛隊に勝利/練習試合

◆8・9 練習試合(八幡山グラウンド)
▼○明治52{19―3、33―7}10東北自衛隊船岡
 夏合宿を3日後に控える中、急きょ東北自衛隊船岡との練習試合が行われた。先週に引き続きケガから復帰した選手と下級生を多く起用したこの試合。前半は復帰した選手をメインに起用するもパスミスやノックオンなどのミスが目立った。後半は下級生たちが中心となり力を発揮。最終的に52ー10と大差をつけて勝利した。夏合宿に向けて勢いづける結果となった。

 簡単なミスが目立ったものの試合の流れは離さなかった。前半10分、相手のユニットでのアタックをこらえられず左LO圓井文也(商4=常翔学園)が痛恨のペナルティー。自陣22メートルライン手前からのペナルティーキックを決められ0―3としてしまう。しかし直後の12分「WTBにうまく回すことができた」とFB村井佑太朗(政経4=秋田工)がセンターラインから相手ディフェンスをかわしつつゲイン。22メートルライン手前でパスを受けた左WTB壁巣雅弥(政経3=明大中野)がそのまま左サイドを駆け抜けてトライ。7―3と逆転した。「ゲーム感覚は戻っていないと感じた」(No.8山下誉人・政経4=京都成章)と実践復帰した選手がうまく連携が取れなかっただけでなく、ハンドリングエラーも見られた。それでも相手にトライは許さず19―3で前半を折り返した。

 メンバーを総入れ替えして臨んだ後半。下級生たちが躍動した。開始直後の1分、敵陣22メートルライン内でパスを受けた右FL石川卓(法1=明大中野)が相手ディフェンスのギャップを突きゴールポスト中央に先制トライ。7分には敵陣22メートルライン内でのマイボールラインアウトからモールを形成しゴール前へ。そこからラックを連取すると左WTB竹田直輝(情コミ1=明大中野八王子)がインゴールに飛び込み31―3と点差を広げた。20分にも同じ地点からのマイボールラインアウトをNo.8葛野翔太(商2=深谷)がモールトライし38−3。葛野は30分にもトライを決めただけでなく、中盤にFLとして出場してからは体を投げうって果敢にタックルするなど攻守にわたりチームに貢献した。相手チームが「開いた点差を詰めようと勢いあるタックルをしてきた」(SH兵頭水軍・農2=仙台育英)と振り返ったものの安定したアタックを続け、52―10でノーサイドとなった。

 夏合宿前最後の試合を勝利で終えた。「ゲーム感が離れてしまわないように取り戻すための試合だった」と丹羽監督。1週間後には帝京大との練習試合が控える。春シーズンに完敗を喫した王者に対し、「鼻をへし折ってやりたいと思う」(右LO小林航・法3=明大中野八王子)とリベンジに燃えている。秋の対抗戦へ向け、勝って勢いに乗りたい。

[小田切健太郎]

試合後のコメント
HO朴成浩(政経1=大阪朝鮮)

「相手が激しくて、思うように球を動かせなかった。良かったのはスローイングでミスが無かったことだけ。全体的に動けていなかった。ボールをもらいにいくのも中途半端だった。夏はまずセットプレーを安定させて、ボールタッチを増やして、ディフェンスもしっかり抜かれないようにしたい。(明治でラグビーをして)FWがスクラムで絶対に押しにいくし、モールも組んだらトライを取るくらい押す。そういったこだわりを感じている。次は帝京大戦なので、どのチームで出ても勝てるように体を張りたいと思う」

右LO小林航(法3=明大中野八王子)
「前回の試合と同じ感じで、春シーズンケガしてしまってからの復帰戦という形で出た。今日はちょっと自分でも動けてなくて空気状態だった。ラインアウトでは地面も濡れていたせいかHOとのボールのタイミングが合わなかったりだとかして競られる場面も多かった。セットプレーは100%を目標にしているので今日はちょっとだめだった。(立ち上がりが悪かったのは)チームの規則が守れていなかったのと不用意なパスを放ってノックオンをしてしまったりして自分たちから空気を悪くしてしまっていたから。後半はいきなりテンポよく点を取ったのでいいなと思ったけどやっぱりミスは多くて攻め切れていない部分があった。今はCチームなので少しでも早く上のチームに戻れるように頑張りたい。帝京は王者なので僕がAで出るかはわからないが鼻をへし折ってやりたいと思う」

左FL近藤雅喜(商2=東海大仰星)
「10ヶ月ぶりの試合で、試合勘を取り戻すのに必死だった。昨年のジュニアの筑波大戦以来。出来は良くなかったが、感覚は戻ってきた。入りはFWが手こずってしまった。ケガして戻れたのは大きい。先週の明治安田生命戦か今日に向けてずっとやってきた」

No.8山下誉人(政経4=京都成章)
「圧倒的な明治ペースで運ばなければいけない試合だった。予定としてはもって点数を取るつもりだった。雨に対応できていなかったことや、自分たちのミスで点を取られたのはよくなかった。その中で、積極的にパスを回していこうという意識がよかった。久しぶりの試合だったので、ゲーム感覚は戻っていないと感じた。立ってボールをつなごうという意識はよかったと思う。夏合宿では下のチームからのスタートだが、上のチームでできるように努力していきたい」

No.8葛野翔太(商2=深谷)
「今日はミスが多かった。ラインが浅くなってしまった。個人個人ではいいところがあった。足首のケガをしていて、練習に復帰したのは2週間前から。これから調子を上げていきたい。夏合宿ではディフェンスを頑張る」

SH浦部岳之(法3=桐蔭学園)
「パスは良かったけど、それ以外はあんまり良くなかったと思う。ボールが濡れているときの戦い方ができていなかった。今日は復帰戦で3カ月ぶりだったので疲れた。でも、ケガは少し怖かったけどそんなに緊張せずにやれた。この夏の目標はAチームに上がること。次の帝京大戦はとりあえず試合に勝ちたい。その中で、FWをうまく動かしていければと思う」

SH兵頭水軍(農2=仙台育英)
「練習から取り組んできたユニットでの攻撃は、部分部分でできていた。自分のトライはたまたまだったが、強いて言えばボールを最後まで追いかけていたのがよかったと思う。出場時間が短かった中で動きとしては悪くなかった。もったいないパスミスを一本してしまったので、そこが反省点だ。(相手は)開いた点差を詰めようと勢いあるタックルをしてきたが、流れを渡すことなくふんばれた。夏合宿では上のチームでプレーするために誰よりも自主練をし、ストイックにやっていきたい」

左WTB壁巣雅弥(政経3=明大中野)
「入りでいきなりペナルティーから相手に先制されてしまったので、内容的にはあまり良くはなかった。個人的には途中まではそこそこ良かったと思う。最後まで走り切ることができなかったので修正していきたい。自分の課題はタックルなので夏はそこにフォーカスして強化していきたいと思う」

右CTB小園響(情コミ2=東海大仰星)
「(前半は)雨でハンドリングエラーがあったり、個人的な自分のミスがあった。ケガ人が復帰ということもあって最初は感覚がつかめていない部分もあったが、最後の方には改善できたと思う。自分も復帰戦ということで、楽しかった。今日の前半で良かったと思うところは、練習でやっていた新しいサインをうまく使えたところ。やったことが出せた。個人としては周りを生かせたと思う。課題点は、ディフェンス面でのチームとしての動きがまだまだ。ボールの継続の部分でももう少しできたと思う。夏はケガをせず基礎を固め、一つずつ着実に上に行きたい。次の試合は、今日で試合に慣れることができたので、仲間のために自分の持ち味を出せるよう頑張りたい」

FB村井佑太朗(政経4=秋田工)
「(前半は)相手のディフェンスのプレッシャーに押され、ボールをつなぐところでミスが出てしまいそんなに点が取れなかった。そんな中でもうまくつなげたところはあったので良かったと思う。今日はボールを持ったらゲインするという意識でやっていて、WTBにうまく回すことができた。今日はディフェンス面では前の人たちが守ってくれたが、もっと強い相手になったら自分がしっかり止めないといけないので頑張りたい。この夏はまずケガをせず、少しでも上のチームでプレーしたい。次の帝京大戦は、春は自分はBチームで出たがBでもやられてしまったので、その差を詰めて勝ちたい」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: