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丁寧に取材に応じる太田


ボールパーク便り  ルーキー特集(2)堅実な頭脳派遊撃手 太田創  

 毎年恒例のルーキー特集。今年も全国各地から力のある選手たちが集まった。その中でも特に注目の選手を、全8回にわたって特集する。
 期待の新星、太田創内野手(商1=広陵)が明大にやってきた。強肩を生かした手堅い守備、ボールに適応する柔軟性と長打力を兼ね備えた打撃が魅力。名門・広陵高校で主軸を務め、3年ぶりとなる春の選抜出場にも大きく貢献した。2回戦の対済美戦では延長の激闘の末、敗れはしたものの、記憶に新しい9回同点劇の火付け役となった。

 「考えること」。これは野球を始めた幼い頃からずっと大事にしていることだ。身近には野球経験者が少ない中で野球を始め、自然と自分から工夫をして野球をするようになった。その環境が良かったのかもしれない。練習から試合まで、常に思考を巡らせることが自ずと身につき、考える野球を大切にするようになった。強肩が持ち味の太田。最速142qの速球派右腕として高校時代にはリリーフを任されることもあった。長所を伸ばし、少しでも早くレギュラーを勝ち取りたい。「失敗や成功には、必ず理由がある」。太田は野球人生でこの信念を確認してきた。

 環境の変化にも意欲的だ。明大への進学が決まると、大学の中でもトップレベルの環境で野球が出来ることを喜んだ。入部後は六大学野球、そしてチームメイトのレベルの高さに圧倒されたが、秀逸な選手たちに囲まれる中でも自分を磨くことを忘れない。「周りからどんどん吸収して自分を高めていきたい」。一番のライバルは自分でもある。周りからの刺激をエネルギーに自分を追いこんでいく。太田は厳しい環境で野球をやることが好きだ。その中で自分を超えていき、どう成長していけるか。自分との戦いに挑み続ける。

 高校3年間が成長の糧となった。太田の野球人生で大きな意味を持った広陵野球部での3年間。厳しい環境で自らを追い込み、高めていく術を身に付けた。同時に先輩の背中を見て、野球や生活、あらゆる面で「真面目さと正直さ」の大切さを学んだ。技術だけでなく野球に対する気持ちを大事にしていきたい。元エース・下石涼太投手(東海大)の活躍も大きな励みとなる。下石投手は既にレギュラーを勝ち取り、6月の全日本大学野球選手権の優勝にも貢献。「自分もやらなきゃいけない」。元チームメイトの活躍は自らを奮い立たせた。

 さらなる高みを目指す。今後の目標を「神宮で活躍したい。日本一に貢献したい」と力強く語った。そのために今夏は、人よりも練習量をこなし、意識を高め、質の高い練習に取り組む。まずは秋季リーグ戦での出場を目指す。守備範囲も広く、守備に定評のある太田。打撃に磨きがかかれば競争率の高い内野陣でも活躍が期待されるだろう。考える野球を軸とし、ストイックな姿勢で明大の要へと成長し続ける。


◆太田創 おおたはじめ 商1 広陵高 177p 70s 右/右 内野手
目標は坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)。表には出さず淡々と野球に取り組み、裏では血の滲む努力をする、その姿勢に憧れを抱いた。

次回のルーキー特集は河野祐斗内野手(文1=鳴門)8月12日(火)アップ予定です。お楽しみに。


[川合茉実]

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