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取材に応じる河野


ボールパーク便り  ルーキー特集(3)溢れるキャプテンシー 徳島から来たガッツマン! 河野祐斗  

 毎年恒例のルーキー特集。今年も全国各地から力のある選手たちが集まった。その中でも特に注目の選手を、全8回にわたって特集する。
 徳島で生まれ育った男・河野祐斗内野手(文1=鳴門)が明大野球部の門をたたいた。徳島の名門・鳴門高校で主将を務め、春の選抜では選手宣誓という大役を務めた。甲子園では遊撃手として持ち味である高い守備力を発揮。打っては「渦潮打線」の中核を担い、チームをベスト8へと導いた。

 いつも野球ができる喜びがある。河野の野球人生のターニングポイントとなったのは高校3年の春。甲子園開幕を控えた1週間前の試合中にデッドボールを受け、左手首を骨折。甲子園を目前にして、突然野球ができなくなった。だが、ここで諦める河野ではない。「甲子園という舞台でプレーしたい」。その一心で早く治せるよう、できることはなんでもした。酸素カプセルに1日2回入るなど、必死の治療で、なんとか初戦に間に合わせる根性をみせた。生活の一部となっていた野球。離れてみてあらためて「野球ができるありがたさ」を心から感じた。それ以来、野球に取り組む姿勢が変わった。昨春の逆境が野球に懸ける思いをより強くさせた。

 河野の魅力はキャプテンシーにもある。主将として心掛けていたことは、チームの勝ち負け以上に全員が充実して野球ができること。一人一人が好きな野球に打ち込めるチームを目指してきた。昨年、鳴門高校は春夏連続で甲子園に出場。「勝ちは後からついてくる」。個性派ぞろいのチームメイトをまとめ、言葉通りの結果へとチームを導いた。
 高校野球では仲間の大切さを学んだ。自分さえ良ければいいでは、結果は出せない。「甲子園でも一致団結したからこそ結果が出せた」。高校時代培った経験全てを、大学野球にぶつけていく。

 泥臭いプレーが信条だ。「どんな形でもチームに貢献したい」と、自らチャンスメークをしながら、好機ではランナーをしぶとく返す選手が理想だ。高校時代はセンスの光る守備をみせていた河野だが、大学では周囲のレベルの高さに圧倒された。練習に取り組む姿勢でも意識の違いを実感。決して甘んじることなく、先輩の背中から刺激を受け、さらなる成長を目指す。

 ライバルは同期の竹村春樹内野手(政経1=浦和学院)。入寮してすぐに意気投合した。良きライバルであるとともに良き友人でもあり、練習後は共に自主練習に励む。「守備は華麗で、バッティングの確実性も高い」(竹村)、「堂々とプレーしている」(河野)とお互いを選手として評価し、切磋琢磨(せっさたくま)しあう中で成長している。
 レベルの高い明大の内野陣だが、神宮でプレーするためには一人一人が越えなければならない壁だ。何としても結果を残し、神宮のグラウンドを駆け回ってみせる。


◆河野祐斗 かわのゆうと 文1 鳴門高出 172cm・72kg 右/右 内野手
将来の夢はプロ野球選手。狭き門への憧れもあるが、いずれにしても野球に携わる仕事に就きたいという。座右の銘は「負けん気」。持ち前のガッツ溢れるプレーで憧れの夢へと突き進む。

次回のルーキー特集は乾陽平投手(文1=報徳学園)8月14日(木)アップ予定です。お楽しみに。


[萬屋直]

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