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春は充実したシーズンとなった


TRY AGAIN  (17)「昨年の悔しさを晴らしたい」 齊藤剛希  

 前期は、大学選手権5連覇の帝京大以外の大学に勝利。関東大学春季大会グループBでも優勝を果たしたラグビー部。丹羽政彦監督(平3文卒)就任2年目を迎えた今年、目標とする対抗戦、大学選手権、ジュニア選手権での「三冠」へ向け、着実にチームは成長を果たした。春に引き続き今回は、首脳陣と選手たちに全16回に渡り前期を振り返ってもらった。

 春シーズンは不動の11番としてトライを量産した快速WTB齊藤剛希(商3=筑紫)。何度もビッグゲインを見せ勝利に貢献した。昨年はつかみかけたレギュラーの座をケガで逃し、悔しさを味わった齊藤に春の総括、対抗戦の意気込みを語ってもらった。

――春の総括をお願いします
齊藤:
昨年は残念な結果に終わってしまいました。春から負けが続いて自分たちのラグビーに自信が持てずにシーズンに臨んでいました。今年はそれを踏まえて、負け癖ではなく勝ち癖をつけるように1試合1試合勝負にこだわっていくようにやってきました。帝京大には負けましたが、他の試合は全部勝つことができて、そういった意味では自分たちが春シーズンやってきたことは間違ってなかったのだと思います。立ってつなぐ部分だったりとか、練習でやってきたことを何度か試合で出すことができたのでチームはいい方向に進んでいると思います。

――結果を残せた要因は何ですか
齊藤:
昨年の悔しさを晴らしたいというのと、今年は勝木主将(来幸・営4=常翔学園)を中心にチームが一つにまとまっている気がするので、それがいい方向につながっていると思います。昨年に比べたら一人一人が引っ張ろうという意識があります。昨年は上級生で試合に出ている人が少なかった。今年は昨年から出ていた人が多いので、自覚してチームを引っ張ろうという意識があります。昨年も出ていて経験を積んだメンバーが春から力を発揮できているというのは大きいと思います。

――個人としてはいかかがですか
齊藤:
昨年の対抗戦でやっとレギュラーをつかめたと思ったときにケガをしてしまいました。春はとりあえずケガだけはしないように気をつけました。そしてすごく自信がついたシーズンになりました。自分がボールを持ったら結構ゲインラインを切れたことが自信につながっています。

――手応えをつかめた要因は何ですか
齊藤:
体の動きが大きくなりました。坂井コーチのおかげだと思います。フィットネスや体力の部分が向上しました。周りからも足が速くなったんじゃないかと言われますし、体重が5キロ増えて体脂肪率は減りました。自分の中では体が変わったことが春のいい結果につながりました。レギュラーは確約されたわけではないですし、これからケガ人も復帰してくるので精度高くやっていきたいです。監督やコーチからコミュニケーション能力、声を出すプレーができると言われているのですが、練習中、試合中に来幸さん(勝木来幸)と同じくらい声を出してチームを引っ張ろうという意識が出てきました。

――春シーズンで印象に残った試合はありますか
齊藤:
一番良かったと思うのは早稲田戦です。自分のゲインからトライにつながる場面がありました。トイメンが荻野選手だったんですが、自分の形でゲインラインを切ることができたので自信を深められました。これでやっていけるぞという手応えがありました。ディフェンスでも荻野選手に走られることはあまりなかったと思います。トイメンは筑波大や東海大、帝京大でもすごい選手になってくるので、あそこで荻野選手にあまり仕事をさせなかったのは良かったです。

――逆に課題となったことは
齊藤:
課題はディフェンスです。コミュニケーションはよく取れましたが、相手を仰向けに一発で倒して流れを変えるタックルがありませんでした。WTBとして低く入って相手を仕留めて、自分で相手のボールを取りにいくプレーができればもっと良くなると思います。

――唯一負けた帝京大戦を振り返って
齊藤:
やっぱり一人一人の接点、接点の圧がかかっていました。これまではFWで有利な試合は勝てたのですが、帝京大戦はそうはいきませんでした。BKで1本トライを取りましたが、流れを変えるプレーはできませんでした。帝京大を相手にFWでやることができればいい試合になると思いますし、BKが流れを変えていければと思います。受け受けになってしまいました。すごくプレッシャーを感じました。プレッシャーを感じながらでも自分の日頃のプレーができればと試合の後思いました。自分は接点を売りにしている方なので、アタック面では帝京大相手でもゲインできると思っていましたが、やっぱり圧がありましたね。他の大学と違って、そこが帝京大の強さだと思います。つなぐプレーも上手いですし、一人一人が意識高くやっていると思います。勝つイメージを持てるように今練習しているので、これからできていくのかなと思います。自信をつけられるように練習していきたいと思います。

――対抗戦、大学選手権に向けて意気込みをお願いします
齊藤:
昨年の悔しさは忘れていません。2年前は対抗戦で優勝しましたが、単独ではないので、帝京大、早稲田、筑波大を倒して単独で優勝したいと思います。大学選手権の王者からはすごく離れているので、今年こそ日本一の座を取るという気持ちでやっていきます。個人としては一つ一つチームのためになるプレーを心掛けて、WTBとしてトライを決める、トライにつながるプレーをします。

――ありがとうございました。

◆齊藤剛希(さいとう・ごうき) 商3 筑紫高出。173cm・84kg

[坂本寛人]

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