検索
 HOME > ラグビー部

司令塔として優勝のカギを握る


TRY AGAIN  (18)「アタックをし続ける」 田村煕  

 前期は、大学選手権5連覇の帝京大以外の大学に勝利。関東大学春季大会グループBでも優勝を果たしたラグビー部。丹羽政彦監督(平3文卒)就任2年目を迎えた今年、目標とする対抗戦、大学選手権、ジュニア選手権での「三冠」へ向け、着実にチームは成長を果たした。春に引き続き今回は、首脳陣と選手たちに全16回に渡り前期を振り返ってもらった。

 絶対的な司令塔として明治の春シーズンの好調を支えた田村煕(営3=国学院栃木)。SOとして冷静な状況判断、精度の高いキックが光った。1年時からAチームでプレーし大きな期待を背負う。3年目のシーズンを迎える田村にシーズンの振り返りと秋以降の意気込みを伺った。


――春シーズンの総括をお願いします
田村:
結果としては良かったです。招待試合を含め帝京大以外には勝つことができました。それでも内容はまだまだだと思います。アタックのときに継続できたので点を取ることができました。

――個人としてはいかがですか
田村:
アタックにフォーカスしていたのですが、キックの精度、コンバージョンもそうですしフィールドの時のフェーズの中でもそうですけど、コンスタントにベースができていたので大崩れしませんでした。練習でやっていることができたので良かったです。ディフェンスの面はシーズンに向けてもう少し強化していきたいと思います。

――印象に残っている試合はありますか
田村:
早稲田戦は最初流れが悪かったのですが、キックで流れをつかむことができて、たまたまだったかもしれないですけど持ち味が出せたと思います。全体的にアタックで攻め切れていたので、どの試合が一番いいのかというよりはアタックの評価はチームとしても個人としても良かったと思います。

――キックの精度が上がった要因は
田村:
連戦で毎週試合があったので疲れが溜まっていて、個人練習の時間をコンバージョンに割くのが足りない時もあったのですが、そこは集中して少ない中でも精度を上げて決めることができたので良かったです。毎試合勝ちが続いていて、キックは最終的なスコアが50―10とか50―20になっても、その時々の1トライ目や2トライ目、12―5ような状況ではまだ分からないじゃないですか。そこを接戦になるイメージをしておいて蹴っていたので、集中力があったと思います。これまでよりも上がってきました。

――逆に課題となったところは
田村:
どのチームもアタックが持ち味の選手が多いので、タイトなところでのディフェンスが課題です。自分のところと自分の周り、そこが一番狙われやすいのですがまだタックルが甘いところがあったと思います。BK同士なら任せきりなところがありますが、SOはディフェンスのときに横に立つのはFWなので、自分がFWに入るときはコミュニケーションを取ってやっていきます。

――昨年はシーズン終盤にスタメンから外れましたが
田村:
昨年の春はFBで出ていて、秋の途中にケガをしていました。個人的には出られなくなるというのは予想していなくて、出たかった部分はありました。長石倉さん(豪・営4=報徳学園)もいるのでポジションは確定していなくて、春は調子のいい方がたまたま出ていたと思います。コンディションを整えて、コンスタントに出られるようにしたいです。みんな必死だと思うので、誰が出るかは分かりません。安泰だとは思っていません。

――唯一負けた帝京大戦を振り返って
田村:
スコアだけ見たら完敗です。BKとしてはそんなに悪い内容ではなかったですが、FWが受けてしまってあれだけやられると厳しいと感じました。ただずっと練習をやってきて最後に帝京大との試合ということで帝京大に合わせて帝京大に勝つということをみんな考えていましたし、試合に入る姿勢やモチベーションは良かったと思います。力の差はまだ埋まっていませんでした。最初に受けてしまったので、気持ちの面で立て直すことができませんでした。

――その中で通用した部分は
田村:
どこのチームとやってもそうですが、アタックでブレイクダウンからきれいなボールを出して良い形でラインに供給できたときは個々の能力が高いので絶対いいアタックができます。どれだけアタックする時間を長くできるか、自分たちでボールを失わないことが大事だと思います。帝京大に限ったことではないですが、ディフェンスでしっかりボールを取り切るということと敵陣で自分たちのアタックができるか。自陣で我慢しながら攻める力がついていないので、敵陣に入って敵陣10mからどれだけアタックを仕掛けることができるかが大事だと思います。

――対抗戦への意気込みをお願いします
田村:
毎年優勝すると言っていますが結果が出ていないのが現状です。初戦は筑波大で締まって入ると思うので、春のようにしっかり1試合ずつ勝ちたいです。強みを出し続けられるように、その週の相手をイメージしてどうすればアタックをし続けられるのかを考えて点を取りにいきます。

――ありがとうございしました

◆田村煕(たむら・ひかる) 営3 国学院栃木高出。175cm・80kg


[坂本寛人]

●TRY AGAINのバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: