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紫紺のジャージーの重みを知った


明スポ新人記者イチ推し! 2014  (1) ラグビー部 三股久典 信頼を胸に挑み続ける小さな巨人  

 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部して4カ月以上が経過し、部員もそれぞれの担当部で取材を重ねてきました。今回は新人記者に、自分の担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げてもらいました。
 小さな体に秘めるチームへの大きな思い。165p・65sと小柄なルーキー・三股久典(政経1=佐賀工)はSHとして瞬時の判断で鋭いパスを出し、攻撃の起点となる。大柄な相手に対し果敢にタックルをし、互いの信頼関係を常に大切にするこの男。三股は紫紺の「9」を背負うにふさわしい。

仲間 
 「ラグビーは一人ではできない」。高校時代から仲間との信頼関係を大切にしている。ラグビー経験の深さから1年次より代を引っ張り続け、3年次には主将も務めた。持ち前の明るい性格から声出しを意識しチームを盛り上げた。その中で全員が付いてきてくれるわけではなく、苦悩もあったという。そんな時も一人一人に合わせて声を掛け、チームのまとまりを大切にした。
 忘れられない試合がある。引退試合となった昨年の花園3回戦。相手が優勝候補ということもあり試合には敗れた。しかし「FWもBKもチーム全員が一致団結して臨めた」。三股が意識してきたチームのまとまりが存分に出た試合だった。固い信頼関係でつくりあげた集大成。負けた悔しさ以上に達成感が勝っていた。

紫紺
 春季は1年生でただ一人Aチーム先発出場を果たした。試合中には「一瞬たりとも気を抜けない」と感じたという。紫紺を背負う誇りはあったが、そこには責任やプレッシャーもあった。
 一般的にSHにはテンポの良い球さばきや高度なパススキル、冷静な状況判断が要求される。それらはもちろんだが、三股が最も重要視するのは「ディフェンス」だ。そこにはAチームで出場する中で譲れない思いがあった。試合中、小柄な体格であるが故に相手に狙われることも多い。全速力で向かってくる大柄な相手に対し、ひるむことなくタックルする。「体を張れる人間でなければチームの信頼は得られない」と考えているからだ。信頼関係を大切にする三股らしい強い思いだ。
 入学後は幸先良いスタートを切ったといえる。だが明治における三股のラグビー人生はまだ始まったばかりだ。「前へ」と成長を続けるその姿に紫紺の未来は託されていく。

◆三股久典 みまたひさのり 政経1 佐賀工高出 165p 65kg

[小田切健太郎]

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