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持ち味の制球力に加え、変化球の精度も上がった


東京六大学野球 2014〜秋〜  (4)開幕前選手インタビュー 今岡一平、坂本誠志郎  

 逆襲の秋が始まる。昨季、戦後初の3連覇を逃し3位に終わった。その悔しさを糧に夏場は個々にレベルアップを図った。目指すは天皇杯の奪還、そしてその先の悲願の日本一。雪辱を果たす時は来た。
 ラストシーズンに懸ける思いは強い。夏季オープン戦では好調を維持し、ラストシーズンでの活躍に期待が懸かる今岡一平投手(文4=横浜隼人)。持ち味である制球力は夏場の投げ込みと走り込みを経て、さらに安定感を増した。先発、中継ぎとフル回転で勝利に貢献する今岡に今季の意気込みを語ってもらった。(この取材は9月3日に行ったものです)

――現在の調子はいかがですか
今岡:
調子は結構良いです。手応えも感じています。キャンプでやったことが実を結んできたかなと思います。今は状態が非常に良いので、ここからもう一段階上げてリーグ戦に入っていきたいです。

――キャンプでの取り組みはどんなことに重点を置きましたか
今岡:
投げ込みと走り込みです。今年は結構追い込みました。量は増やしていないですが、やはり最後ということもあって一番今までで良いキャンプにできたかなと個人的には思っています。3年生、2年生の時とは練習に対する気持ちが違っていた部分がありました。

――調子の良さはどのような部分で感じていますか
今岡:
ボールの高さが前よりも1個半くらい低くなりました。コントロールが良くなって投げミスが少なくなったというのもあります。投げ込みで高さをずっと意識してきたので、その成果が出たと思います。1年生の頃から監督からずっと「ボールが高い」と言われていたので、低めに集める意識は強く持っていました。自分は山崎(福也投手・政経4=日大三)、上原(健太投手・商3=広陵)とは身長がだいぶ違いますし、あいつらは自分が今まで投げていた高さに投げても抑えられるのですが、自分はそれでは抑えられないので、ボールの高さを特に強く意識していかないと、と思っています。やはり身長があると、角度的に打者は打ちにくいのでうらやましいです。そういう部分をカバーできるように低めへの制球を大事にしていきたいです。

――変化球の調子はいかがですか
今岡:
シンカーやカーブで空振りが取れるようになりました。シンカーは春までは曲がり方など、精度があまり良くなくて使えない球だったんです。何と言うか、引っかけてしまっていて。でも最近は感覚がつかめるようになって、コントロールできるようになりました。最近は結構多投していますね。

――ラストシーズンに懸ける思いを聞かせてください
今岡:
これまで中継ぎをずっとやってきて、正直あまり結果を残せなくて、チームにも全然貢献できていないという風に思っていたので、最後のシーズンは全部のシーズンの中で個人的にも一番いい結果を残して、チームとしても日本一になって卒業したいなと思います。いや、卒業します!

――最後に秋への意気込みをお願いします
今岡:
最後なので結果を出すことはもちろんですけど、神宮球場で試合ができる最後のシーズンになるので、恐れず楽しく終えたいです。練習はしっかりやってきたのでいい結果がついてくると思います。

――ありがとうございました。

◆今岡一平 いまおか・いっぺい 文4 横浜隼人高出 173cm・78kg 投手 右投右打

今岡 今春・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今春
25
61/3
1.42
通算
34
237
56
48
20
59
15
2.41





守備面に重点を置いて取り組んできた
守備面に重点を置いて取り組んできた

 今季こそ守り勝つ。坂本誠志郎捕手(文3=履正社)は昨季に投手陣が打たれ、守り勝てなかったことを反省している。悔しさを糧に、今季は相手に得点を与えないことに強いこだわりを見せる。坂本の力で豊富な投手力を存分に引き出して、4年生のために勝利する。(この取材は9月3日に行ったものです)

――春が終わってから現在まで重点的に取り組んできたことはどんなことですか
坂本:
春はピッチャーが打たれたり、こっちが打てなかったりというシーズンでした。ただ、個人としては打つことよりも打たれない方を考えないといけないと思ったので、そのあたりはピッチャーとコミュニケーションをとってやっていました。自分がもう少し打っていたらというのもありますが、チームとして考えてバッテリーをしっかりする方が大切だと思って取り組んできました。

――投手とはどんなコミュニケーションを取りましたか
坂本:
ブルペンでバッターに打席に入ってもらって意見を言ってもらっていました。ピッチャー自身の納得いく球なのか、バッターから見たいい球なのか悪い球なのかの違いはあると思うので、いろんな立場の人から意見をもらうようにしました。一つの見方だけでなく違った見方もしてきたなと思います。

――投手陣の仕上がりは
坂本:
右ピッチャーはある程度計算できるところまできているかなと。一平さん(今岡投手・文4=横浜隼人)と柳(裕也投手・政経2=横浜)はある程度計算できて、それなりの結果を残しているので安心して見ています。監督とも相談しながら今までと違った感じになるかもしれません。左ピッチャーがもう少しかなという感じです。みんながみんな調子がいいことはないので上手にやらないといけないですし、それなりにはやれると思うので詰めるところを詰めていこうと思います。

――伸びてきた投手はいますか
坂本:
左の齊藤(大将投手・政経1=桐蔭学園)は今の感じで投げてくれれば計算できます。右も水野(匡貴投手・農1=静岡)は日によってばらつきはありますが、きっちり投げられれば上の方でやれるのでそうなってくれるといいです。

――7月には大学日本代表に選ばれました。そこでの収穫はありましたか
坂本:
他のチームのピッチャーを受けて、受けたことのない球であったり、実際受けてみると今まで見ていたのと違ったりと感じた部分がありました。それをうちのピッチャーに求めていくのと、逆にうちのピッチャーの方がいい部分もありました。そういう意味で、ピッチャーを見る一つの指標はまたできたかなと思います。

――求める部分というのは
坂本:
創価大の田中正義や東海大の吉田侑樹にしても、速い球の強さがあるので、強いボールを投げられたら変化球も生きてきます。うちは今まで変化球に頼りすぎていた部分があったので、ピッチングはストレートが基本なんだなと改めて思いましたし、いいストレートを投げることで他のボールが生きてきます。国際大会でのストレート中心のオーソドックスな攻め方で日本人の球でも通用するので、ストレートへのこだわりや質の求め方は自分のなかでもありますし、今受けていてもストレートが気になるということが増えました。

――打撃の調子の方はいかがですか
坂本:
自分の中であまり納得がいかなくてもヒットが出ていたりはするので、それでいいとは思いますが、一本ほしいところで出せるかというのをもっと突き詰めてやらないといけないです。リーグ戦に対応できるだけの調子にはなっていないので上げていかないと、という気はしています。

――坂本選手から見た現在のチーム状況はどうですか
坂本:
首脳陣にはきついことを言われていますが、試合でしかつぶせない課題が出ているので、それをつぶしていくことが大事かなと。その中でも、競ったゲームを終盤でものにすることもできています。リーグ戦ではうまくいくことはないので、劣勢になった時に跳ね返せる試合がもっと出てこないといけないです。

――3年生が頑張らないと、という話が春の終了後の取材でありましたが
坂本:
4年生が最後なので勝たせてあげたいという思いを下級生がもっと持たないといけないですし、4年生と野球をするのが最後だと思ったらもっと変わってくるところもあると思います。逆に4年生が最後だからと目の色変えて引っ張ってくれるくらいになってくれればいいです。もっとどっちの立場の人も出せるところを出して、言葉じゃなくても伝えないといけないものがどっちにも足りないと思うので、4年生中心に、下からも出していきたいです。

――春に負けた慶大、早大を倒すイメージはございますか
坂本:
早慶落とすと勝てなくて、早慶取ると結果も付いてくるので大事になってきます。点を取らなくても点をやらなければ負けないので、勝つ野球というよりも負けない野球をしようかなとバッテリーとしては考えることが大事です。点をやらない、点をやっても最少失点で留めていくというのをやっていければいいです。攻撃面でもノーチャンスのゲームはないと思うので、チャンスを一つでも多く早くものにしていくことが勝ちにつながると思います。

――ご自身の秋の目標を教えてください
坂本:
ほんとに4年生が最後なので4年生とちゃんと野球がしたいなと。4年生と一緒に勝っていきたいという感じがあるので、自分が打てなくても4年生と納得いく野球して、いい形で終われればそれが全てだと思うので勝ちたいというだけですね。

――ありがとうございました。

◆坂本誠志郎 さかもとせいしろう 文3 履正社高出 175cm・76kg  捕手 右投右打

坂本 今春・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
今春
14
43
13
.302
通算
58
170
40
10
25
20
28
.235




[箭内桃子・森光史]

●東京六大学野球 2014〜秋〜のバックナンバー

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