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復活を期すシーズンになる


東京六大学野球 2014〜秋〜  (9)開幕前選手インタビュー 上原健太、柳裕也  

 逆襲の秋が始まる。昨季、戦後初の3連覇を逃し3位に終わった。その悔しさを糧に夏場は個々にレベルアップを図った。目指すは天皇杯の奪還、そしてその先の悲願の日本一。雪辱を果たす時は来た。
 覇権奪回のキーマンだ。昨季は不本意な結果に終わった上原健太投手(商3=広陵)。この夏は秋へ向け試行錯誤の日々を送った。チームの優勝にはこの男の復調が欠かせない。復活を期す上原に、今季の意気込みを語ってもらった。(この取材は9月3日に行われたものです)

――この夏、重点的に取り組んだことを教えてください
上原:
走り込みです。結構やってきました。下半身強化を目的としたので、短い距離よりは長い距離、中距離を走りました。

――新しく始められたことはありますか
上原:
新しく始めたことは特にありません。今までやって来たことの精度を高めよう、レベルアップしようと取り組んできました。

――フォームの調整と、ウェイトトレーニングに力を入れているとお聞きしました
上原:
ピッチングをする時はフォームの確認は絶対しながら、色々変えてみて、ダメだったら戻したりと試行錯誤を繰り返して、自分に一番合った投げ方を探しました。また、筋力をつけるためにウェイトもしっかりやってきました 。

――春と比べてフォームは大きく変えられましたか
上原:
フォームを変えてみて、球が速くなったというのはあったんですけど、その分コントロールを考えた時に自分の中であまり感触が良くありませんでした。コントロールという面では今までの投げ方のほうが良いので、それを残しながらということになります。大きく変えたということではなく、自分の意識の中で少しずつ変えているという感じです

――春良くなかった点はどこにありますか
上原:
肝心なところで抑えられなかったり、無駄な四球を出したりと、不安定だった点です。ベンチから見ていても安定した投球をしているとは見られていなかったと思います。

――春と比較して今の状態はいかがですか
上原:
このオープン戦はそんなに良いわけではないですが、リーグ戦に合わせて上がっていけばいいかなと思っているので、とりあえず今は春が終わってからやってきたことを継続して、リーグ戦でそれを出せればなという感じでいます 。

――秋季リーグでの目標をお願いします
上原:
個人のタイトルもいいとは思うんですけど、それよりも先にチームメイトから安心して見られるような投球をすることが第一の目標です。その結果として個人のタイトルが付いてきたらと思います。

――ありがとうございました。

◆上原健太 うえはらけんた 商3 広陵高出 190cm・86kg 投手 左投左打


上原 今春・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今春
117
27 1/3
25
12
25
11
3.62
通算
35
428
102 1/3
91
30
97
26
2.29






右のエースに成長する
右のエースに成長する


 飛躍のシーズンにしてみせる。昨季、大幅に登板機会が増え先発マウンドも任された柳裕也投手(政経2=横浜)。納得する結果ではなかったが、今後の飛躍へ大きな経験を積んだ。夏を過ごし、自らの持ち味である抜群の制球力もレベルアップ。今シーズンこそ六大学屈指の投手陣の一員として結果を求められる右腕に、今季への意気込みを語ってもらった。

――現在の調子はいかがですか
柳:
今は調子がいいです。球も走っていますし、変化球も良くなって全体的にいい感じです。

――夏に重点的に取り組んだことはありますか
柳:
春は先発をしてスタミナ不足を実感したので、走り込みだったりをして下半身を鍛えたり体づくりをやってきました。

――春のリーグ戦後に勝負球を磨いていくということでしたが
柳:
今はカットボールを大きく曲げたり小さく曲げたり工夫をして、追い込んだらうまく低めに投げて三振も取れるようになってきました。カットボールだけではなくてインコース、アウトコースに真っすぐを投げたりと、自分のコントロールを生かせているので、春よりは決め球という部分では成長しているのではないかと思います。

――春が終わってカーブに手応えがあるとおっしゃっていましたが
柳:
そうですね。スライダーまではいかないのですが速いカーブも投げるようにしました。普通のカーブじゃなくて曲がりも大きくて速いカーブです。それもうまく使えていて、秋も使えるのではないかと思っています。

――そのカーブはご自身で投げ始めたのですか
柳:
決め球が欲しくて最初はスプリットを練習していたのですが、高校の時からスプリットは全然投げられなくて、やっぱり今回も投げられませんでした。それでカットボールとカーブ、チェンジアップしかなかったので、カーブの延長線上で速くしてみて曲がりもそのままだったので、この球が出てきたのは良かったかなと思います。

――このカーブをどの場面で使っていこうという考えはありますか
柳:
自分が投げていて一番感じるのは試合の序盤とかはカーブ、カットボールでやっていけるのですが、終盤になるにつれて打者も自分の球種とか曲がり具合も分かってくると思うので、中盤のイニングから速いカーブを使っていく中で打者の反応もいいのでそういった使い方をして打者に考えさせるような球種になってきていいと思います。

――やはりオープン戦での手応えはありますか
柳:
オープン戦では社会人のチームに投げているのですが、いい感触で打者の反応もいいのでいい感じだと思います。

――そんな中でも春を終えてから最も成長したなという部分はありますか
柳:
特別に球が速くなったわけでもなく、すごい変化球を覚えたわけでもないんですけど、春は追い込んでから甘い球がいって打たれることが多かったのですが、今は追い込んでからしっかり低めに投げられています。そこが一番良くなってきていると思います。

――秋のリーグ戦ではカギとなるカードはありますか
柳:
春は慶應と早稲田に勝ち点を落としているので、そのカードではしっかりと勝ち点を取っていきたいと思います。

――秋のリーグ戦で戦っていく中で意識していくことはありますか
柳:
春は最初は先発で使ってもらえていたのですが、徐々に先発しない試合も増えてきて安定して投げることができなかったので、秋は全カードで先発して安定した投球ができればいいなと思います。

――個人的な秋の目標はありますか
柳:
全部の大学から勝ち星を挙げて5勝はしたいです。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします
柳:
春は3位という結果に終わってしまったのですが、たくさんの方々に応援していただいているのでその方々の期待に応えて優勝して、支えてくださっている方々に恩返ししていきたいです。

――ありがとうございました。

柳裕也 やなぎ・ゆうや 政経2 横浜高出 180p・80s 投手 右投右打

柳 今春・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今春
107
25 1/3
21
10
32
10
3.55
通算
13
125
30 1/3
24
10
39
11
3.26




[西村典大・萬屋直]

●東京六大学野球 2014〜秋〜のバックナンバー

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