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北岳山頂での集合写真

山岳部  全員が計画を完遂 冬季へ向け実りある合宿に/夏山合宿

◆9・1〜12 夏山合宿(山梨県・北岳)
[参加者]
 長島・長坂・松本・籾山・太田・新妻・宮武・小野
 毎年恒例の夏山合宿が12日間にわたり行われた。5月の新人合宿での反省点が今回の合宿では見られなかった。行程上の大きな遅れをとることなく各自が予定通りの動きを遂行。日本で2番目の高さを誇る標高3193mの北岳登頂にも成功した。下級生の成長が随所にうかがえるなど新たな収穫も多かった。厳しい冬富士合宿へ向け部全体が大きな自信をつける結果となった。

隊員全員で夏山攻略
 事前に練った計画通りの行動ができた。新人合宿で反省点として挙げられていた食事当番の遅れが今回は解消されていた。予定を狂わせる台風が進路をそれるなど天候も味方に付けた。「計画通りにできたことが成果。(今回の夏山合宿は)成功と言っていい」と長島慎也主将(政経4=静岡市立)。例年課題が多く残るこの合宿も、満足いく形で終えることができた。
 
岩肌が露出する斜面を下る部員たち
岩肌が露出する斜面を下る部員たち
 日々の体力トレーニングの成果を発揮した。「重い荷物を背負った中で、よくできていた」(松本拓也・農3=青山)。12日間にわたり行われた今回の合宿。山中に10日以上こもるため、寝泊りをするテントを含め荷物は重装備になる。加えて雪山登山へ向けての体力強化の観点からさらに荷物を重くし、体に負荷をかけていた。しかしその中でも全員が全行程を完歩。歩き切れた要因は「普段のトレーニングのたまもの」(松本)だと語った。
 気持ちを切らさなかった。夏山登山の大きな特徴は雪山と違い道が整っていること。登山道がいつもより歩きやすいことから油断が生まれやすかったが、常に緊張感を持っていた。長島主将は「気を緩めることなく全体的にいい雰囲気で臨めていた」と指摘。隊員全員が終始、集中力を保ったまま歩むことができた。

下級生が成長見せる
  先輩としての自覚が芽生えた。今回の合宿の直前に2年の1人が退部し「モチベーションが心配だった」(長島主将)。同学年だった宮武尚史(農2=琴平)は「家族以上に一緒にいたので大きな衝撃だった」ものの「合宿に影響を出してはいけない」と考えていた。今年は1年生が1人ということから2年が1年の仕事を手伝うことも多い。宮武は同期を失ったショックを抱えながらもその1名の分まで仕事をこなし「手を抜かず自分のできることはしっかりできた」(宮武)。合宿を通じて自身も納得の動きができた。
 唯一の1年生である小野友香梨(農1=水戸三)は新人合宿からのレベルアップを見せた。食事当番の手順を完璧に覚えたことはもちろん、荷物の乗せ降ろしなど登山時の基本的な動きもスムーズに行うことができた。小野自身「新人合宿の時より動けているし、少しは部に貢献できてきているかな」と口にした。松木啓祐(商3=明大中野八王子)は普段の小野について「2年生に負けないように良くやっている」と賛辞を贈る。しかし、合宿を終えてからの小野には慢心など一切なく「先輩との体力の差がまだまだある」と一層の体力強化に励むことを誓った。


 次に控えるのは11月の冬富士合宿だ。「冬山は危険度が上がって、小さいミスも許されない」(長島主将)。登頂のカギとなってくるのは日々の体力トレーニングと雪山の情報収集だ。夏山合宿での結果に満足することなく努力を続ける部員たち。彼らの本番である冬はもうすぐそこだ。

[小田切健太郎]


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