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心良く取材に応じて頂いた神長監督


東京六大学野球 2014〜秋〜  (16)法大戦事前インタビュー 神長監督   

 逆襲の秋が始まる。昨季、戦後初の3連覇を逃し3位に終わった。その悔しさを糧に夏場は個々にレベルアップを図った。目指すは天皇杯の奪還、そしてその先の悲願の日本一。雪辱を果たす時は来た。

 連勝街道を突き進む。前カードでは宿敵・早大を寄せ付けず、開幕4連勝で勝ち点2となった。立大と同率で首位となり、このままの勢いで臨む今カードの相手は法大。昨季の1回戦では痛恨のサヨナラ負けを喫した。しかし、現在の明大は勢いが違う。今週も投打で圧倒し、連勝で勝ち点を奪ってみせる。(この取材は9月10日に行ったものです)

<神長監督>

――昨季を振り返っていかがでしたか
神長監督:
結果的に5位で終わって、これはこれで真に受け止めなくてはいけないのですが、そこにいくまでの過程でリーグ戦の分岐点でことごとく敗れてしまいました。そこをクリアしていけば、上位に顔を出せたのかなと思いますね。ポイントでなかなか思うようにいかなかった春でした。

――その分岐点はどのカードでしたか
神長監督:
特にスタートダッシュを決めたかった早稲田戦の初戦での有原君の完封は仕方ないにしろ、その後の2回戦の3点リードしていながらひっくり返された試合が、何かこの春の法政の成績を占ってしまったかなと思います。そこで1勝1敗に持ち込めていたら、というところが一番のポイントでしたね。秋の日程もそうですが、5位に終わったことで序盤からハードな日程になってくるので、先々の展望が序盤に見えてしまう日程になっているんですね。とにかく序盤の負けが響いてしまったということです。

――この夏はチームとしてどのように過ごされましたか
神長監督:
各ポジションの固定観念を取り払って、個人の適正を見てみようかなと。言葉は悪いですけれど、失うものは何もない成績でしたので、思い切ってチームを壊すというか、起用方法について安定感よりも意外な感覚を持ったメンバーを選抜に選んだりしていました。思い切った選手起用をやってきたことがこの夏でした。

――そんな中で成長してきたなと感じる選手はいますか
神長監督:
ピッチャーでいえば3年生の川名。野手であったら同じく3年生の若林。この2人は成長が如実に表れたかなと思います。

――大黒柱である石田選手に秋に期待することはありますか
神長監督:
やはり石田を中心に回ることは否めないですし、中心になるということは登板回数も増えるということです。石田自身もそのことは分かっているでしょうし、お前が背負っていけよということは常日頃から言っています。実績の面においても精神的な面においても、今まで以上にラストシーズンに向けて期待していきたいです。

――石田選手の春の投球内容はどう見ていますか
神長監督:
ちょっと踏ん張り切れなかったかなと思います。まさに春の早稲田の試合で、初戦から有原君相手に何とか先取点を与えずにいかなければ勝機は遠のいていくことは分かっていましたが、そこで先取点を奪われてしまいました。その翌日の短いイニングの投球もままならなかったですね。初戦で先発して敗れても、次の試合で救援して、3戦目に持ち込んでまたその3戦目で先発をする過酷な日程を思い描いていたのに、踏ん張り切れなかったです。でも、それを克服するためにスタミナを鍛えいていて、本人もそれを分かっているので期待できるなという感じです。

――チーム全体の調整は順調ですか
神長監督:
順調だと思います。特に安慶名のいる外野のポジションの競争は激しいですね。内野も含めてセンターラインが決まってきたというのは春よりも安心できます。

――明大の印象はいかがですか
神長監督:
秋に限らず六大学の中では一番タレントがそろっていると思います。野球の能力が高い選手が毎シーズン、他を苦しめるなといった試合をしてきますよね。

――特に警戒していきたい選手はいますか
神長監督:
やっぱり守りであったら山崎君(福也投手・政経4=日大三)ですね。大きな柱です。また、バッテリーということで坂本君(誠志郎捕手・文3=履正社)は年を追うごとに優秀なキャッチャーになってきています。やはり坂本君の影響力は大きいと思います。打撃に関しては福田君(周平内野手・商4=広陵)、糸原君(健斗内野手・営4=開星)は相手が嫌がるようなバッティングをしてきますね。

――秋はどんな戦い方をしていきたいですか
神長監督:
当たり前のことですが優勝を目指すのは当然なのですが、序盤にヤマ場が来てしまう日程になっていますので、どれだけいいスタートを切れるかがポイントになります。そこが成功するか否かによってかなり違う流れになってくると思います。

――改めて秋への抱負をお願いします
神長監督:
Bクラスが2季続いたことは不甲斐ないの一言で、応援していただいた方々に申し訳ないです。今回はとにかく勝って、秋優勝して来年の100周年の春に連覇を決めたいと思います。

――ありがとうございました。


[西村典大]

●東京六大学野球 2014〜秋〜のバックナンバー

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