検索
 HOME > 硬式野球部

4番として打線を支える畔上選手


東京六大学野球 2014〜秋〜  (19)法大戦事前インタビュー 畔上選手、佐藤竜選手  

 逆襲の秋が始まる。昨季、戦後初の3連覇を逃し3位に終わった。その悔しさを糧に夏場は個々にレベルアップを図った。目指すは天皇杯の奪還、そしてその先の悲願の日本一。雪辱を果たす時は来た。
 連勝街道を突き進む。前カードでは宿敵・早大を寄せ付けず、開幕4連勝で勝ち点2となった。立大と同率で首位となり、このままの勢いで臨む今カードの相手は法大。昨季の1回戦では痛恨のサヨナラ負けを喫した。しかし、現在の明大は勢いが違う。今週も投打で圧倒し、連勝で勝ち点を奪ってみせる。(この取材は9月10日に行ったものです)

<畔上翔選手>
――昨季を振り返っていかがですか
畔上:
順位も5位で、チームとしては他の5大学に何もできなかったかなというのが正直な感想です。(個人としては)出だしは少しつまずきましたが、最後の方は少しはチームに貢献できたかなと思います。

――打率は3割を超えましたが
畔上:
大学に入って初めて規定打席に乗って、その中で3割を残せました。ただ、数字的に見たら良いですが、内容を見るとあまり良くはなかったかなと思います。ミスショットの多さが目立ちました。

――4番を任される場面も多かったですが
畔上:
4番は今まで野球をやってきた中であまり経験がなかったですが、春のシーズンは普段の打席と一緒の感覚で打席に立っていました。

――4番を任されてから自身の打撃の変化はありましたか
畔上:
夏のオープン戦から5番を任せていただいて、ここ何試合かは4番も任されるようになりましたが、今までは何も考えずにがむしゃらに来た球を打つという感じでした。ですが、チームの主軸を打つ人間は打席以外でもチームにどういう影響があるかなど、すごく考えさせられるようになりました。

――どのようなことがきっかけでしたか
畔上:
監督やコーチから言われた「チームの3、4、5番の人間が打席の中でしっかりとした姿勢を見せないと打線にも影響するし、チームにも影響する」という言葉は自分の中ですごく考えさせられました。毎回打てるわけでもないので、その打てない時に主軸の人間がどういう姿勢であるべきかなどをすごく言われました。最後の方は自分の中でもすごく気をつけながらやっていて、こういうのがチームの軸を打つ責任なんだと思い、プレーしてきました。

――どのようなことに気をつけましたか
畔上:
最初は5番を打っていたりした時に、3打席凡退とかだと打席の中で表情を曇らせてしまうことが多く、それをすごく注意されました。「お前がそんな顔をしてもチームのプラスにならない。ハッタリでもいいから俺は打てるんだという気持ちで打席に立て。それで打てなくてもいいから」と。自分の中でそれから変えましたし、見られているんだなというのはすごく感じました。チームを引っ張っていく立場になったということはすごく感じます。

――明大の印象はいかがですか
畔上:
明治は本当に粘り強く、勝っていても気が抜けないですし、投手陣がいいという印象が自分の中ではすごくあります。投手陣は山アさん(福也投手・政経4=日大三)はもちろん、上原(健太投手・商3=広陵)、柳(裕也投手・政経2=横浜)、齊藤(大将投手・政経1=桐蔭学園)の4人をイメージして練習しています。バッターは福田さん(周平内野手・商4=広陵)、糸原さん(健斗内野手・営4=開星)、高山(俊外野手・文3=日大三)、菅野(剛士外野手・法3=東海大相模)が起動してくると明治の野球になってしまうのでそこを何とかしたいです。明治は特に高校の先輩や同期、後輩も多いですし、昨年春に9連勝していて、そこで一気に明治に持っていかれた悔しい印象が強いです。周りも法明戦というほど盛り上がるカードなので、やはり特別な思いはあります。

――チームとして春から何か変わったことはありますか
畔上:
新しく青木助監督を迎えて、練習も今まで以上に試合のための練習ができているので、そこが一番変わったと思います。チームの雰囲気も格段に良くなったと思います。普段から雰囲気良くとは声をかけていますが、今まではなかった選手同士で注意も見られるようになりました。

――現在の調子はいかがですか
畔上:
良くもないし、悪くもないです。いつもリーグ戦入る前はこんな感じですが、100%ではありませんが準備はできているので、後はリーグ戦ではチームのためにやるだけです。

――打撃面で変えたことはありますか
畔上:
7月に日本代表に入らせていただいて、日本とアメリカのレベルの高い選手が集まった中に入れたことで良い刺激をもらいました。アメリカのバッティング練習を見ていても、ホームランとかも全然打たないし、首脳陣に言われていることを選手が徹底してやっていたので、すごいなと思いました。今まではバッティング練習をしていても、どういうボールを打とうか、といったことをイメージしてやっていましたが、今はどういう身体の使い方をしたらどう打てるのかをイメージする、元をたどる方向に変わってきました。

――最後に秋へ向けての意気込みをお願いします
畔上:
2季連続5位だったので、Aクラスとかではなく優勝目指してやっていきます。今まで法大野球部としてみんなでやってきたので、1カード1カード自分たちの野球をやっていけば、おのずと結果はついてくると思うので、耐えて耐えてやっていきたいと思います。自分としては、任された打順で、任された守備位置で、監督の指示を遂行するだけなので、監督が僕に求めているものは何かを考えて神宮でプレーしたいと思います。

――ありがとうございました。

攻守で活躍する佐藤竜選手
攻守で活躍する佐藤竜選手

<佐藤竜一郎選手>
――昨季を振り返っていかがでしたか
佐藤竜:
チームでは1点差など勝てるゲームで自滅して負けてしまった試合が多く、チームとして弱いなと感じました。個人的には初めて全試合に出させてもらって結果も出て自信のついたシーズンとなりました。ですが、これで秋に研究されてくると思うのでその中でも同じように結果を出していかなくてはいけないなと思います。

――チームトップの打率を記録しましたが
佐藤竜:
打率はあまり気にせずにやっていました。自分のバッティングで自分らしく打っていこうとした結果がいい打率につながったと思います。

――遊撃手として西浦選手(現東京ヤクルトスワローズ)の後を継ぐ形になりましたが
佐藤竜:
前の4年生たちの存在が大きくて、春から抜けたところを誰が守るかということで、レギュラー争いも激しかったです。そこで絶対にショートで出るんだという気持ちで、ずっと冬は頑張ってきました。ケガで沖縄キャンプにも行けず出遅れた部分もありましたが、少ないチャンスをものにして、試合に多く出場できたことは良かったと思います。

――課題は見つかりましたか
佐藤竜:
明大戦もですが、チャンスで打てなかった場面がありました。まだまだバッティングの正確性を上げていかなくてはいけないと思います。守備もショートを守っているので、投手を助けられるような守備ができるためにはもっとレベルアップが必要だと思いました。

――夏に重点的に取り組んだことはありますか
佐藤竜:
走り込みで下半身強化をし、バテない体力づくりと守備力強化を重点的にやりました。リーグ戦でもチームとして後半失速して、体力がなくなって後半にバテていたところがあったので、リーグ戦2カ月間ぶっ通しで疲れないでやれる体力をつけなくてはいけないと思います。

――現在の調子はいかがですか
佐藤竜:
調子はチームとしても良いし、自分も上がってきていると思うのでしっかり維持してリーグ戦を迎えたいと思います。

――明大の印象はいかがですか
佐藤竜:
投手陣もそろっていて、バッターも追い込まれてからでも必死に食らいついてなかなか三振せず、それが内野安打になったり外野の前に落ちたりと、しぶといバッティングがあるイメージです。特に福田さん(周平内野手・商4=広陵)を出すと足も速くて投手のリズムも狂ってくるので、出塁を許さないようにしなくてはいけないなと思います。

――秋への意気込みをお願いします
佐藤竜:
2季連続5位になり、危機感というものをチーム全体で感じて、全員で厳しい雰囲気をつくったりと自分たちから動くようになりました。厳しい練習をしてきたので、秋は絶対に優勝して4年生と良い思いをしたいと思います。個人的には、またベストナインを取りたいです。

――ありがとうございました。


[西谷侑紀]

●東京六大学野球 2014〜秋〜のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: