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少ないチャンスを活かせなかった

ラグビー部  ジュニア選手権で初黒星 王者・帝京大に完敗/関東大学ジュニア選手権

◆9・7〜12・6 第36回関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド他)
▼10・11 1stフェーズ カテゴリ1 帝京大戦(帝京大グラウンド)
 明治5{0−17、5−36}53帝京大○

◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1736
合計
53

 王者・帝京大を前に大敗を喫した。2連勝で迎えたジュニア選手権は3戦目で初黒星となった。試合開始直後から自陣でのプレーを強いられる苦しい展開で、終始防戦一方だった。前半は0―17と粘りを見せるも、後半は6トライを奪われ5―53でノーサイドとなった。

 流れをつかむことができなかった。明治のキックオフから獲得したマイボールラインアウトを奪われ滑り出しからセットプレーが安定感を欠いていた。帝京大に隙を突かれ試合を支配された。なかなか敵陣に攻め入ることができず、SO長石倉豪(営4=報徳学園)のキックでエリアの拡大を試みるもキックミスを連発。それでもゴール前で粘り続け帝京大にゴールラインを踏ませず何とか耐え続けた。しかし19分、ゴール前で組んだ相手ボールのスクラムで圧倒され、そのままスクラムトライを決められる。その後も明治のゴール前での我慢の時間が続き、前半終了間際の39分にはPG、ロスタイムにトライを献上した。結局帝京大のゴールラインを越えられないまま0―17で折り返した。
 前半からの流れを断ち切ることができなかった。後半開始直後の2分と5分に立て続けにトライを奪われ「それを引きずってしまった」(左CTB西橋誠人・商4=桐蔭学園)。その後はしばらく得点は防いだものの明治が敵陣に足を踏み入れることはなかった。すると29分に22mライン付近からモールを押し込まれ、そこからBKに展開されて再びトライを奪われた。体力に余裕のあった前半とは打って変わり32分、34分には相手の個人技に翻弄(ほんろう)されて独走トライを許しさらに点差が広がった。
 37分、明治のこの試合唯一の見せ場はBKが作った。スクラムを起点にSH三股久典(政経1=佐賀工)、右CTB佐野亮太(政経3=流経大柏)、村井佑太朗(政経4=秋田工)とテンポ良くつないで最後は右WTB澤田陵(文1=明和県央)がインゴールへ飛び込みこの試合初のトライを決めた。最後に意地を見せたが時すでに遅し。5―53でジュニア戦初黒星となった。

 「一人一人の意識、相手よりも勝とうという気持ちがなかった」(西橋)とメンタル面の課題が浮き彫りになった一戦だった。春に掲げていた勝ちへのこだわりを改めて確認する機会となった。今年のチームの目標の「3冠」を達成するには、ジュニア戦の残りの試合で勝ち続けることが必須条件だ。セットプレーを安定させて来週の慶応戦は白星を飾る。

[荒井希和子]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・左CTB西橋誠人(商4=桐蔭学園)

「去年のリベンジのつもりで臨んだが悔しい。セットプレーがFWの方で上手くいっていなかったが、チャンスのところで取り切れなかったのが一番の反省点。敵陣でプレーしたい気持ちは山々だったが帝京を崩せなかった。個々の問題でもあるが一人一人の意識、相手よりも勝とうという気持ちがなかった。前半は集中力も高かったし抑えることができた。みんな思っていたと思うが、いけると思っていた。後半の入りが悪くてそれを引きずってしまった。それでも意地でトライは一つとれた。きれいな形で取れたのでそこはプラスに考えていいと思う。どんなに小さなチャンスでもそれをトライにつなげることが課題。もう勝つしかない。どんな形であっても勝ちたい」

HO佐藤公彦(法2=明大中野)
「セットプレーはほとんど全部受けてしまっていた。ラインアウトも自分たちから仕掛けることができなかった。それは気持ちの部分が大きいと思う。昨日から自分たちの中ではしっかりやっていこうと話していた。しかし結局試合になって、いざ相手を目の前にした時に気合は入っていなかった。気持ちで負けていた。前半最初、自分たちの中ではいけると思っていた。やはり、そういうところの気の緩み。自分たちの弱さが出てしまった。夏合宿の試合も勝てた試合だったと言っている。そういうステップも踏んでいるので、いけるという手応えはあった。個人的にはラインアウトのスロー、スクラムの安定が課題に残った。セットプレーが駄目だったから、今日の試合で攻めることができなかった。試合を組み立てることができなかったのは全部、自分のせい。そこをしっかり修正していきたい」

右PR塚原巧巳(政経3=国学院栃木)
「今日の試合は駄目過ぎた。FWの勝負で気持ち負けもしていたのかなと思う。自分たちからいっていれば越えられた部分もあったので、やはり気持ち。スクラムも相手の重さに負けていたところもあった。今日の試合で良かったところはない。ジュニアに関しては、決勝でまた帝京大とやるチャンスがある。決勝では勝てるようにしたい」

左LO尾上俊光(政経2=尾道)
「完敗だった。FWはセットピースの入りのところから崩された。良かったところはない。今日はメンタル面で最初から負けていて、そこを直していかなければ駄目だと思った。(次に向けて)一番大事なのは、今日のこの結果を引きずらないこと。初心に返ってやるだけ。もうこんな情けない試合は絶対にしたくない」

左FL平井伸幸(法4=桐蔭学園)
「FW、BK全体としてメンタルの部分で100%で挑めなくて、単純な技術面で帝京に負けた試合だった。相手はチャンピオンチームで明治のジュニアは若いので120%の力を出さないと勝てないという話をしていたが、試合になってみたら120%で挑めなかった。試合の入りの部分では体力に余裕もあったので抑えられていたが、ずるずると開いてしまった。前半は相手の大きいFWをタックルで止めた部分もあったが、後半は緊張の糸が切れてしまった。明治のジュニアは若くて修正できる力があると思うので、しっかり修正してまずは慶応にFWで圧倒できるように、また帝京に勝てるように頑張っていきたい」

SO長石倉豪(営4=報徳学園)
「ナンバーワンのチームなのでBチームでも相手に黒星を付けたいなと思ったが完全に完敗だった。全てにおいて圧倒されていた。正直気持ちの部分で負けていた。監督も言うようにそこが一番明治に足りないところ。そこはやっぱり試合を重ねて自信を付けていかないとだめだと思った。(ゲインがなかったのも)気持ちの面が大きい。帝京ということで試合始まる前から1人1人がびびっていた部分がどこかあった。そこで負けていた。(トライは)形としては綺麗だったが、実際は点差開いて帝京のディフェンスが油断していたところで取れただけなので実力かと言ったら違う。(個人としては)今日は絶不調だったので来週以降下に落ちるかもしれないので、また一からやり直したい」

◆ジュニア戦 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR植木 悠治(政経3=常翔学園)
→23.矢野(後半6分)
9.SH三股 久典(政経1=佐賀工)
→20.村島(後半19分)
16朴 成浩(政経1=大阪朝鮮)
2.HO佐藤 公彦(法2=明大中野)
10.SO長石倉 豪(営4=報徳学園)
→21.堀米航(後半22分)
17久原 綾眞(政経1=佐賀工)
3.PR塚原 巧巳(政経3=国学院栃木)
11.WTB林 祥太郎(文2=常翔啓光学園)
→22.堀米大(前半40分)
18古川 満(商1=桐蔭学園)
←5.近藤(後半23分)
4.LO尾上 俊光(政経2=尾道)
12.CTB西橋 誠人(商4=桐蔭学園)
19圓井 文也(商4=常翔学園)
←6.平井(前半40分)
5.LO近藤 雅喜(商2=東海大仰星)
→18.古川(後半6分)
13.CTB佐野 亮太(政経3=流経大柏)
20村島 亮平(政経4=常翔啓光学園)
←9.三股(前半31分)
6.FL平井 伸幸(法4=桐蔭学園)
→19.圓井(後半19分)
14.WTB澤田 陵(文1=明和県央)
21堀米 航平(商1=流経大柏)
←10.長石倉(後半10分)
7.FL安永 賢人(営3=長崎北)
15.FB村井 佑太朗(政経4=秋田工業)
22堀米 大地(政経4=流経大柏)
←11.林(前半40分)
8.No.8田中 健太(営3=大阪桐蔭)

23矢野 佑弥(政経2=徳島県立城北)
←1.植木(後半6分)


◆2014年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
9・21東海大明治八幡山G13時
〇55―14
10・5早稲田明治八幡山G13時
○22―3
10・11帝京大帝京大G13時
5―53○
10・18慶応大慶応日吉G13時



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