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昨季大いに苦しめられた竹内惇


東京六大学野球 2014〜秋〜  (26)王座奪還へ 慶大に雪辱だ!/慶大戦展望  

 逆襲の秋が始まる。昨季、戦後初の3連覇を逃し3位に終わった。その悔しさを糧に夏場は個々にレベルアップを図った。目指すは天皇杯の奪還、そしてその先の悲願の日本一。雪辱を果たす時は来た。
 春に逃した栄冠は手の届く位置にある。第3カードの法大戦では接戦を制し、勝ち点を獲得した。現在、6勝1敗の勝ち点3で2位。全勝で首位を走る立大の背中を追う。今カードの相手は慶大。昨季は第2カードで勝ち点を献上し、さらには王座奪還をも許した相手だ。今季も現在勝ち点2の3位タイと優勝の可能性を残す。王者のプライドを賭け挑んでくる慶大との大一番。昨季の雪辱を果たし、王者に引導を渡す。

 強力打線をいかに封じるか。慶大一番の脅威はパンチ力のある選手が並んだ打線である。「僕たちは打のチーム」と佐藤旭主将は自信をのぞかせる。実際に昨季は12試合中7試合で5得点以上を記録。優勝を決めた早大2回戦を8―6で制すなど、打ち勝ってきた。今季のチーム本塁打数6本は六大学トップ。クリーンアップを打つ谷田、横尾、藤本知の3人はいずれも本塁打を放っている。谷田と藤本知はそれぞれ東大1回戦、法大2回戦で決勝打を放つなど勝負強さも見せている。打率こそ際立って高くないものの、この3人には警戒が必要だ。また、もう1人注意したいのが竹内惇。ここまで打率1割台前半と低迷しているものの、昨季はリーグ2位の打率4割3分6厘をマークしベストナインにも選出された。昨季は明大投手陣も3戦合計9打数6安打4打点と打ち込まれ苦しめられた。波に乗せてはいけない存在だ。

 充実の投手陣で打線を封じる。法大との第3カードでは、柳裕也投手(政経2=横浜)が2勝。3回戦では上原健太投手(商3=広陵)が4回を無失点に抑える好救援を見せた。加えて、2回戦では水野匡貴投手(農1=静岡)がリーグ戦初登板。2回を4奪三振無失点と上々のデビューを果たした。投手陣全体としての調子は上向きだ。不安要素は、現在防御率5点台と本来の投球ができていない山崎福也投手(政経4=日大三)。今カードはドラフト前最後の試合となるため、会心の投球を見せたい。エースの復調で投手陣にさらに厚みを持たせる。

 
春は1得点に抑えられた三宮
春は1得点に抑えられた三宮

若きエースが立ちはだかる。慶大の大黒柱として君臨するのは加藤拓。昨季は4勝を挙げ、防御率はリーグトップの0.87をマークした。優勝を懸けた早慶戦では1回戦で完投した翌日にも終盤3回を投げ切り試合を締めるなど、大車輪の活躍で優勝に貢献した。武器はダイナミックなフォームから繰り出される、最速150kmの迫力満点の直球だ。「ウエイトや投げ込みをやってきた」とこの夏は自慢の直球にさらに磨きをかけてきた。今季は法大戦で完投勝利を果たすなど、2勝を挙げている。
 2回戦での先発が予想されるのが三宮だ。昨季は主に救援を務めたが、今季はここまで3カード全てで先発として登板している。昨季の慶大戦で、打線は三宮から3試合で1点しか取ることができなかった。伸びのある直球を主体とするこの左腕も厄介だ。

 左右両腕を打ち破る。法大3回戦で2本の適時打を放った福田周平内野手(商4=広陵)や出塁率が5割を超える小倉貴大外野手(文3=関西)、打率リーグトップに立つ高山俊外野手(文3=日大三)らの上位打線が好調だ。上位が作った好機を確実に得点に結び付ける。また高山は史上30人目となる通算100安打達成まであと6本と迫った。今カード中に記録達成となるかにも注目だ。

 昨季は同カードで1勝もできないまま勝ち点を献上。リーグ戦後に選手は、慶大戦の敗戦が痛かったと口をそろえた。「春負けた慶應はつぶさないといけない」(福田)と今季はそのリベンジに燃える。何としても慶大から勝ち点を奪い、首位立大との最終戦へさらに勢いに乗る。

[尾藤泰平]

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対慶大戦 
10月18日 11時試合開始予定(一塁側)
10月19日 14時試合開始予定(三塁側)

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分

過去の慶大戦スコア
シーズンスコア成績
14年春●3−43位
△5−5
●3−5
13年秋○5−0優勝
○4−2
13年春●3−5優勝
○4−0
○2−0
12年秋●2−54位
○3−1
△0−0
●0−1
12年春●1−24位
●2−8
11年秋●0−2優勝
○3−2
○7−0
11年春○6−04位
△2−2
●3−9
●0−5
10年秋○4−04位
●0−8
●3−4
10年春●2−33位
●3−4
09年秋●3−8優勝
○3−1
○8−4
09年春○7−23位
○2−1
08年秋●2−33位
●1−3
08年春△0−0優勝
○6−2
○2−1


勝敗表 第5週 10/17現在
試合勝利敗戦引分勝ち点勝率
立大---  ○○  ○○○○ 660031.000
明大  ---  ○○○●○○○76103.857
慶大●●  ---  ○○○○64202.667
早大  ●●  ---○○○○64202.667
法大●●●○●●●●●---  91800.111
東大●●●●●●●●  ---80800.000




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