検索
 HOME > ラグビー部

ラグビー部  慶応相手にCチームは敗戦、Dチームは勝利もチームの真価が問われる/練習試合

◆10・18 練習試合(慶応日吉グラウンド)
▼Cチーム
 明治41{24―21、17―21}42慶応C○
▼Dチーム
○明治63{21―14、42―0}14慶応D
 慶応日吉グラウンドにて、慶応との練習試合が行われた。Dチームは次々にトライを量産し、63―14と大差を付けて勝利した。一方のCチームは、前後半を通して点の取り合いが続いた。しかしタックルのミスから最後にトライを奪われ、41―42で敗戦と悔しい結果になった。

明治大学C対慶応大学C
 
サイドラインを駆け抜ける桑原
サイドラインを駆け抜ける桑原
慶応を引き離すことはできなかった。前半8分、右WTB小倉良太(商4=明徳義塾)がトライを決め先制するも、波に乗れなかった。FW、BKともにコミュニケーションがうまくいかずに、アタックの継続ができない。そして前半34分、ゴール前での相手ボールラインアウトからモールトライを奪われ12―14と逆転を許してしまう。明治の強みとなっているモールだが、ディフェンスに関しては課題が残っている。チームが目標としているのは「相手を引き倒すディフェンス」(左LO田中健太・営3=大阪桐蔭)だ。その後も1トライを奪えば1トライを返される状況が続き24―21で前半を折り返した。
 リードで迎えた後半だが、ディフェンスの甘さが勝敗を決した。トライは重ねるものの、ファーストタックルで相手の勢いを止めることができずビッグゲインを許してしまう。また「カバーの意識がなかった」(小倉)というようにポイントでの集まりが遅かったことでトライを献上してしまっていた。それでも後半36分、自陣22メートルライン付近でのマイボールラインアウトから展開。右FL葛野翔太(商2=深谷)からパスを受けた左WTB桑原颯太(情コミ1=桐蔭学園)がハンドオフで相手を蹴散らし鮮やかな独走トライを決め41―35と優位に立った。しかしそこで終幕とはならず、慶応にすぐに逆転トライを返されてしまう。そして41―42と1点ビハインドの状態で突入したロスタイムに、ゴール目前でのマイボールスクラムの大チャンスを迎えた。しかし「後半のスクラムは安定していなかった」(田中健)というようにスクラムで慶応に圧倒されターンオーバー。最後のチャンスをあっさりと明け渡し、試合終了となった。「自信が付いた分、謙虚さがなくなった」と小倉がコメントしたように最後の1プレーまで粘ることはできなかった。


福田は攻守に渡り存在感を示した
福田は攻守に渡り存在感を示した
明治大学D対慶応大学D
 地力の差を見せつけた。慶応のプレッシャーに苦しんだ前半は、ディフェンスラインの乱れから2トライを奪われ21―14で折り返す。それでも「規律をしっかり意識できた」(南宗成・商4=大阪朝鮮)という後半は無失点。左CTB福田凌平(法2=佐賀工)の活躍もあり6トライを追加し、後半のスコアは42―0。課題は残るも、63―14の大差で勝利を挙げた。
 試合が動いたのは前半12分だった。中央でボールを受けた福田が敵陣22mラインまで大きくゲインしポイントを形成。BKに展開し、最後は左WTB村岡誠一郎(商3=深谷)が左端にトライを決めた。その後も福田は幾度となくゲインラインを切り、チャンスを数多く創出。またディフェンスでも鋭い出足でタックルを見舞いターンオーバーするなど、攻守に渡り存在感を示した。
 後半に入ると、ケガ人の影響で前半途中からSOに入った鶴田馨(営1=筑紫)が躍動。「FWのテンポが上がってきて走れていたので自分もなるべく早くFWに持たせた」(鶴田)とアタックがテンポアップ。後半22分にはオフロードで右WTB壁巣雅弥(政経3=明大中野)のトライを演出するなど、後半だけで6トライを奪う原動力となった。またプレースキッカーも務め、9回あったコンバージョンを全て成功。キックでもチームに貢献した。しかし「後半にいいプレーができても前半にいいプレーができていなかったら意味がない」(鶴田)と手厳しかった。

 Cチームは終了間際に逆転を許すなど「今の明治を象徴している」と今日の試合を振り返った丹羽監督(平3文卒)。目標である三冠達成のためには、下のチームの底上げは欠かせない。鶴田は「自分たちも明治の一員という気持ちを持って練習していきたい」と意気込む。気を引き締め直し、Aチームを目指す。

[三浦亜優美・柴田遼太郎]

試合後のコメント
Cチームゲームキャプテン・右WTB小倉良太(商4=明徳義塾)
「練習中からコミュニケーションがないというのを言っていて、試合になってもBKの横のコミュニケーションだったりFWのポイントのときのコミュニケーションだったりができてなくて、お見合いみたいな形になってしまうことがよくあった。それに対するカバーの意識がなかったというか一人一人が動いてなかったことが原因ですべてがビッグゲインにつながってしまった。結果的に相手に簡単にトライを取られてしまった。タックルとしてはそんなに悪くなかったが、今までの慶応より体が大きくなった印象があってやりづらかった。(FWに関しては)練習で修正できることを修正しておいてほしいと思った。でないとこういう情けないことになってしまうし、FW自身も悔しいと思う。今まで春にあまり負けなかったことで自信が付いた分、謙虚さがなくなった面はあると思う。BKはアタックのコミュニケーションが課題。(4年生として)下級生たちがSOやCTBに入ってもゲームをコントロールできるような声を出していきたい。3年生も、もうすぐチームが変わることを意識して引っ張っていけるよう練習したい。BK自体は負けていたとも思わないし圧倒できたとも思わない。小さいところの積み重ねや一人一人の頑張りが足りない。(個人としては)久しぶりのWTBだったので動きを忘れてしまっていた。その中でチームにどう貢献していけるか考えていければなと思うような試合だった」

Cチーム・左FL田中健太(営3=大阪桐蔭)
「帝京にはコンタクトやセットピースでやられてしまったので今回はしっかり体を当てて自分らしいプレーをしようと心掛けていた。あと基本に忠実にやろうとした。でも実際はタックルミスを何回かしてしまって、そのアベレージを上げていかなければなと思った。上級生になったのでチームの雰囲気づくりもしていかなければなと思った。今日は声は出したつもりだがまだ足りない。後半のスクラムは安定していなかった。2番の古田が復帰戦だったので、そこで合ってなかったのと少し相手が重くなってプレッシャーがかかったのだと思う。改善点としてそこを、低くスクラムを組んだりバックローがもっと意識して前に体重をかけたりすることが大事だったと思う。(モールディフェンスに関しては)チームで言っていた相手を引き倒すディフェンスができなかった。後手後手に回ってしまって押されてしまったので修正しようと思ったができなかった。課題だと思う。でも個人としては積極的にボールを持って前に出ることはできた。でもタックルミスを2回ほどしてしまった。最後のトライもタックルミスで取られたし、全体としてタックルミスは多かった。最後の集中力と勝利にこだわる気持ちが一番大事だと思った。上のチームに上がれるように、プレッシャーをかけて精度を上げて、上のチームで活躍できるよう頑張ります」

Dチーム・右LO南宗成(商4=大阪朝鮮)
「FWもBKもしっかり走れたが、ところどころミスがあった。そこで得点される場面があったので、修正していかなければならない点。ペナルティーを無くそうとハーフタイムに言われた。規律をしっかり意識できた。ペナルティーは取られたが得点に絡まなくて良かった。最終目標はAチームの試合に出ることなので、ここから上げていきたい」

Dチーム・左CTB福田凌平(法2=佐賀工)
「今日は微妙だった。相手のレベルを考えるともう少しできたと思う。もっと頑張っていかなければいけない」

Dチーム・右CTB鶴田馨(営1=筑紫)
「慶応がやってくることを確認した上で練習もしてきたが、前半の入りに手こずってしまって思うように運べなかった。慶応のプレッシャーに負けてしまったかなと思う。前半奪われた2トライは自分たちのディフェンスラインのミスから。そこはハーフタイムで修正し切れたので、後半は前半よりは良かった。後半にいいプレーができても前半にいいプレーができていなかったら意味がない。そこは反省点の方が多い。後半に点を取れた要因としては、FWのテンポが上がってきて走れていたので自分もなるべく早くFWに持たせた。少しずらしながら勝負させたので、アタックのテンポが出てきた。自分が13番に入っていた方が外には運べたと思うが、今日は外に振れる場面も多かったし、FWも声が出ていたので、そこは10番でも13番でも変わらなかったと思う。ジュニアが3勝1敗で2位通過している。CもDも皆ジュニアで出るつもりでやっている。ジュニアと同じレベルで自分たちも練習していかなければいけない。自分たちも明治の一員という気持ちを持って練習していきたい」


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: