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短距離で多くの得点を稼いだ奥村

スケート部(スピード部門)  最終日に追い上げるも1歩及ばず部門総合8位 /日本学生氷上選手権

◆1・5〜9 第87回日本学生氷上競技選手権大会(釧路市柳町スピードスケート場)
▼男子500m(2本合計)
 7位奥村――74秒24
 11位田中――75秒73
 15位北澤――76秒70
▼男子1000m
 11位奥村――1分17秒24
 18位渡邉――1分18秒22
 26位荻野――1分21秒59
▼男子1500m
 17位渡邉――2分1秒61
 20位羽田――2分2秒55
 28位河井――2分5秒70
▼男子5000m
 8位千葉――7分6秒49
 14位竹田――7分21秒11
 18位遠國――7分23秒37
▼男子10000m
 5位千葉――14分48秒51
 12位竹田――15分17秒34
 20位遠國――15分50秒51
▼男子2000mリレー
 田中、北澤、奥村、荻野組――5位
▼男子チームパシュート
 竹田、千葉、遠國組――8位
▼男子総合成績
 明大――8位
 日本学生氷上選手権が釧路市柳町スピードスケート場で行われ、明大は部門総合8位に沈んだ。初日の500mでは、奥村雄樹(政経4=嬬恋)の7位入賞など出場選手全員がポイントを稼ぐ好スタートを切る。しかしその後はなかなかポイントを重ねることができず。最終日のチーム種目で7位の山梨学大に2ポイント差まで詰め寄るもあと1歩及ばなかった。

 500mに出場した3人が好スタートを切った。500mは奥村、田中穣主将(政経4=駒大苫小牧)、北澤慶記(政経4=釧路北陽)が出場。奥村はレース前「調子が戻っているか分からない状態」と不安要素はあったがレースが始まると2本目に36秒代を記録し7位入賞。表彰式では安堵(あんど)の表情を見せチームに貢献した。田中と北澤は2本目に同走。田中は「いつも一緒なのでスタートの風景がよく分かり出やすかった」とタイムを1本目より伸ばし順位を一つ上げた。一方北澤は「穣が同走ということで力が入ってしまった」と順位を落としたもののポイントを稼ぎチームに貢献した。

チームの得点源となった千葉
チームの得点源となった千葉

 長距離エースがチームを助ける活躍を見せた。千葉将志(政経2=白樺学園)は5000m8位、10000m5位と結果を残し共に入賞。チームで1番の得点源になった。だが「シーズン中のケガがなければもっと上を狙えた」と決して満足せず、来年のリベンジを誓った。
 自分のモットーを最後の大会で実践した。竹田勇祐(商4=苫小牧東)は「4年生の自覚」を持って臨んだ今大会。5000mと10000mでポイントを稼いだ。「自分のモットーは楽しく滑ること」という竹田はレース後に笑顔を見せると応援していたチームメイトに何度もガッツポーズをした。

良いチームワークを見せたチームパシュ―ト
良いチームワークを見せたチームパシュ―ト

 最終日は悔いが残る結果となった。2000mリレーでは最終走者の荻野達哉(政経3=白樺学園)が失速し5位。「先輩達がつくってくれた流れを断ち切ってしまい申し訳ない」(荻野)。1000mでも砂を踏みブレードが欠けるアクシデントがあっただけに荻野にとって不完全燃焼だった大会となった。チームパシュートでは竹田、千葉、遠國の3人が力を合わせ同組の山梨学大を圧倒。「プラン通り滑れた」(竹田)とレース後は3人で喜んでいたものの「タイムがついてこなかったのは残念」(竹田)。0.14秒差で7位の日大に敗れ部門成績を7位に上げることができなかった。

 来年度の新主将に荻野が選ばれた。「チームを引っ張るのはもちろん一人一人の個性を出していくのが自分の役目」と荻野は主将像を語った。今大会で0.1秒の重みを知ることのできた大会でもあり選手全員が悔しさを味わった。この悔しさをバネに成長し荻野新主将の下来年のインカレで古豪復活を狙う。

[常光純弘]

試合後のコメント
田中主将

「500mは1本目が悪かった。1本目が2本目と同じくらい出せれば、2本目も全然違っていたと思う。そこが駄目だった。2本目にタイムが上がったのは、1本目より体に力が入っていたから。1本目は天候も悪くて気持ちが入っていなかった。スポーツの6、7割は気持ちだと思う。(同走が北澤だったのは)俺は何も気にしない。ただ、同じチームだといつも一緒に練習しているからスタート風景がよく分かる。だから出やすいっていうのはあるかも。毎年スピードは短距離が良くなくて、後半で点数を取っていくという感じだったから、今日の500mで奥村を筆頭に自分や北澤で少しでも点数を取って良い流れで2日目、3日目にバトンをつなげたかったから、正直奥村は7位だったけどコンディション良ければもっと上行けたと思うし、自分も入賞は行けた。順位は納得し切れないところはあるけど、勢いは少しはつけられたかなと思う。リレーはタイム的にはもっと上を狙えたけど、大きいミスをしたわけでもないし、それでも勝てないというのは実力の差だということ。今大会はチームワークが良かった。4年間で絶対に1番良いと思う。これで引退だがまだあまり実感がない。この19年間のスケート人生は長かった。今季主将としてやってきて最初はみんな言うこと聞かないし大変だった。でもそれはキャプテンとしてどうしたいっていうのが伝わってなかったからだと思う。みんながそれを理解し始めたらまとまるようになった。後輩には一つ一つ意味のある行動してほしい。スケートが速くなるためにそういうことをしてほしいのではなく、人間として成長するための大学だからただスケートが速ければいいというわけでもない。今までは強い人がキャプテンをやるという感じだった。でも俺は決して速いわけではないけど、キャプテンのやる仕事と速い人がやる仕事は違うから、キャプテンはキャプテンとしてチームをまとめてほしい。キャプテンになった人は、まず個人種目といってもチームはチームだからちゃんとまとめて守ってほしい」

奥村
「そんなに調子は良くなかったのでとりあえず出せるだけの力を出すつもりだった。前に滑っている人たちが自分より速い人があまり走っていなかったので自分が滑る時点では1位のタイムで行きたかった。滑った感じは悪くなかったが通過タイムを聞いてそこまで速くなかったので最後足が止まってしまいタイムも良くなかったが滑り終わって11位に上がってこれたので結果的には良かった。今回のインカレは500mで入賞できたのは良かった。学生選手権では上がり調子だったがスプリント選手権で転んで調子が悪かった。インカレまで少し空いて調子はどうか分からなかったが結果を見ればまた上がってきたんだと思う。リレーは何走かまだ分からないが与えられたポジションを全力で走る。そしてバトンミスなく最後まで滑りみんなで表彰台に上りたい。リレーは全体的にはバトンミスもなくいけたので良かった。自分は後半失速した感じはあった。みんなで最後協力して滑れてタイムは遅かったが良かった。」

北澤
「1本目は良い方だったが2本目は焦ってしまった。最後のレースで同走が豊だったので少し力が入ってしまった。リレーはキレキレだった。自分でも思う。今日で滑り納めということで3歳から始めたから18年間のスケート生活が終わったんだという感じ。実感はない。明大での4年間は個人的には全然伸びなくて高校時代と変わらない感じで4年間来て、もう少し結果を出したかったなと思う。山あり谷ありの4年間だった。後輩には4年生が引退したらさらにレベル的にも厳しくなってくると思うから、もっと気を引き締めて頑張ってほしい」

レース後応援してくれた人に応える竹田
レース後応援してくれた人に応える竹田

竹田
「4年目なので死に物狂いで頑張った。予想タイムより速かったのは良かった。みんな応援してくれたのも力になった。今年は特に変えたことはなかったが4年目の自覚というのが芽生えてしっかり取り組んでこれた。最後のインカレということでこの大会を目指してきた。残りのレースも今日の調子を持続して頑張っていきたい。10000mは得意種目なのでポイントをしっかり取りたい。パシュートも3人で力を合わせて良い順位で終われるようにしたい。プラン通りに滑れたがタイムがついてこなかった。でも満足はしている。自分のモットーは楽しく滑ること。最後のインカレで実践できて良かった。」

荻野
「リレーは4年生と自分だけでその中でアンカーを任せてもらったが良いタイムを出せなかったことに悔しさが残った。4年生の先輩方が良い流れで自分にバトンを運んでくれてたがその流れを断ち切ってしまい申し訳ない気持ちでいっぱい。1000mでもアクシデントでブレードが欠けてしまい滑れないこともあって悔しい気持ちがあり今回のリレーでやってやろうと思っていただけにタイムを見てショックだった。でも自分には来年リベンジする機会があるので来年いい結果を残してリベンジしたい。新しく主将に就任してこれまで田中主将の姿を見てそれ以上の活躍ができればいいと思っている。主将はチームを引っ張るのはもちろん選手みんながいいところを引き出すのも自分の役目だと思っている。インカレで個人個人が能力を最大限に発揮し表彰台、得点を取れればいい。来年の日光では自分たちが1年生のとき総合優勝を逃している場所。法政にもう一度リベンジして3部門の目標である総合優勝が達成できるようにしたいと思っています

河井優太(政経3=北杜)
「今日の1500mはボロボロだった。3週間前くらいまでは調子良かったが、調子にも波があるので悪いところにちょうどインカレが来てしまった。専門は長距離なので1500mはどう調整すれば良いか分からなくて、あまりできなかった。1500mは唯一の0点。実力不足。(最上級生になるが)就職活動とかで練習の面では引っ張ってあげたりとかがあまりできなくなってしまうと思うので、生活面でしっかりとけじめを教えてあげて、できる限り練習でも引っ張って、来シーズンは下を伸ばすという意気込みでやっていきたい。もちろんその中で自分も伸びたらいい」

羽田光希(政経3=富士北陵)
「今日の1500mはめちゃくちゃつらかった。心残りなのは1100から1500mのところ。風も強くて、全然進まなかった。残りのシーズンは自己ベストを更新したい。ここ何年か更新できていないので。楽しく切磋琢磨(せっさたくま)できるチームにしていきたい。今季のインカレはみんなあまり結果は良くないので、来年は爆発する。人が変わったかのような成績を出したい」

千葉
「(チームパシュートは)3人の力が十分出せたので良かったと思う。全員の力を出し切ったので、悔しいけど満足はしている。(今季のインカレは)毎年のことだけど1000m、1500mでポイントを取れる人がいない。そこがやっぱり厳しい。そこで取れればもっと楽に最終日に臨めると思う。個人としてはやっぱり悔しい。シーズン中のケガがなければもっと上を狙えたと思う。今回は外リンクで天候に左右されるので、それを計算して滑れるようにならなければいけない。速い人は体をうまく使って滑っているので、まだ自分の大きい体を使いこなせていないのでそこを研究して大きい滑りができるようになりたい。来年は絶対に2種目とも表彰台に立ちたいので、明日からという意気込みでやっていきたい」

遠國大地(政経1=帯広三条)
「先頭は2周の予定だったが1周半で交代してしまったが最低限のことはやったと思う。緊張感は個人とは全然違った。パシュートは初めて。もっと速いラップで先頭を滑る回数も増やせていけたら。先輩たちに引っ張ってもらったので来年は自分も引っ張れるようにしたい。初めてのインカレはまだまだだが、3種目出られたのは大きい。今後につながると思う」

渡邉勇人(政経1=白樺学園)
「1000m最低でもポイントが欲しかったのでそこは根性が足りなかった初めてのインカレで緊張はしていました。最近はスケーティングが調子よくなくて体のコンディションは良かったが滑りが安定していない。直線の滑りで押すポイントが遠くて力が全然伝わっていなかったのでもっと体の近くで押せるようになったらタイムも良くなる。1500mは今年初で、あまり練習してなかった。1週間後にジュニアがあって、それに向けた練習としてやれと言われていた。だからそういう気持ちでやって、あとは頑張ろうと思っていたが、最後は足が限界だった。そこは力不足というか、トップの人との差を感じた。ジュニアは入賞することが目標。今日のレースで良い感覚がつかめた。次のインカレでは安定して点が取れるようにする。安定したポイントゲッターになりたい」



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