検索
 HOME > サッカー部

優勝が決まり選手に賛辞を送る神川監督

サッカー部  神川総監督率いる全日本選抜が連覇! ユニバへ好発進/デンソーカップチャレンジ

◆2・26〜2・28 デンソーカップチャレンジサッカー(エディオンスタジアム広島他)
▼2・26 1回戦(エディオンスタジアム広島)
 〇全日本選抜4―0東海・北信越選抜
▼2・27 準決勝(広島広域公園第一球技場)
 〇全日本選抜1―0関東選抜A
▼2・28 決勝(広島広域公園第一球技場)
 〇全日本選抜1―1九州選抜
    PK(5−3)
 各地域選抜7チームに、全日本大学選抜を加えた8チームで行われたデンソーカップチャレンジ。決勝はPK戦に及ぶ激闘の末、全日本大学選抜が九州選抜を下し大会連覇を果たした。明大サッカー部の神川明彦総監督が率いる全日本大学選抜には、和泉竜司主将(政経3=市立船橋)、差波優人(商3=青森山田)、橋諒(文3=国見)、山越康平(法3=矢板中央)、室屋成(政経2=青森山田)の5人が名を連ね、優勝に大きく貢献。また関東選抜Aでは藤本佳希(文3=済美)、関東選抜Bでも小出悠太(政経2=市立船橋)が持ち味を存分に発揮した。

 全日本としての意地を見せた。決勝の九州選抜戦では、先制を許しながらも追い付き、PK戦で勝利をつかみ取った。後半開始早々、ロングボールへの対応のスキを突かれ今大会初失点。それでも「追い掛ける環境がようやく整い、試されるなと思った」と神川監督。順調過ぎるチームづくりが懸念されていた全日本の真価が問われた。運動量を上げ全日本が徐々にセカンドボールを支配し始めると、後半14分にサイド攻撃から同点ゴールを挙げる。勝負はPK戦にまでもつれ込んだが、全日本は5人のキッカーが全員決めて勝利をつかんだ。
 決定機になかなか得点を決め切ることができず、ゲームを楽に運ぶことができなかった。大会前には技術委員会提供のビデオで各年代の決定力不足を痛感させられていただけに、神川監督も「チャンスを決めていれば4点、5点と入っていてもおかしくなかった。もう少し攻撃のバリエーションや精度を上げていかないといけない」と今大会で浮き彫りなった課題の修正へ意欲を見せた。それでも「リードされた状態から追い付いてしっかりとPK戦で結果を出す。最高のシミュレーションができた」(神川監督)と決勝戦で得た財産には納得の表情。神川JAPANにとって重要な意味を持つ大会となった。

 
全日本でも圧倒的な存在感を放った和泉
全日本でも圧倒的な存在感を放った和泉

 求められるのは「エース」としての仕事だ。今大会全試合に先発出場した和泉は、1回戦で1ゴール1アシストの活躍を見せると、準決勝でも決勝点に絡む絶妙な動きでチームに大きく貢献。決勝のPK戦でも自ら1番手を志願し、落ち着いたキックでチームに勢いをもたらした。ベストイレブンも受賞した和泉は「得点に絡む部分では責任もってやらないといけない」ときっぱり。タレントが集う全日本選抜でも試合を決める選手となることを誓った。
 明大勢が全日本選抜でも躍動した。ベストイレブンには和泉、橋、山越、室屋の4人が選出された。全日本選抜の一員としては初のデンソーカップチャレンジとなった差波も準決勝での先発を含め全試合に出場。セットプレーでもキッカーを任され、PK戦でのPKもしっかりと成功させた。差波は「ユニバ代表に残るため僕はアピールをするだけ」と全日本定着に強く意気込んだ。

 
 神川JAPANの最大の目標は今夏7月に開催される第28回ユニバーシアード(韓国・光州大会)での金メダル獲得だ。2013年12月のチーム始動から着実に準備を進め、デンソーカップチャレンジでも連覇を果たした。3月5日から行われるスペイン・バルセロナでの遠征を経て、3月29日にはユニバでの最大のライバルともいえる韓国との日韓定期戦を控える。神川監督は「まずはバルセロナ遠征でさらなるチームの成熟を図りたい」とユニバーシアードでの金メダル獲得を確かなまなざしで見据える。

[鈴木拓也]

コメント
神川監督

「(決勝では今大会初の失点となったが)後半の立ち上がり、ロングボールの対応がうまくいかずの失点は反省点。ようやくその環境が整ったなという感じ。追い掛ける環境ようやくが整い、試されるなと思った。それとPK戦。ユニバでもPK戦が1試合はあると踏んでいる。メダルの色が変わるんだぞという風に伝えて、一蹴りに集中しろと指示した。いいシミュレーションになったと思う。(順調過ぎることが懸念されていたが)ロングボール数本以外でそんなにピンチをつくられたわけではないし、その前の決定的なチャンスを決めていれば4点、5点と入っていてもおかしくなかった。そういったところで決めなくては苦しくなるといういい教訓になったゲームだった。もう少し攻撃のバリエーションや精度を上げていかないといけない。リードされた状態から追い付いてしっかりとPK戦で結果を出す。最高のシミュレーションができた。(今後は)まずはバルセロナ遠征でさらなるチームの成熟を図りたい」

和泉
「(決勝戦は)多くチャンスがあったので、前半決めていればもっと楽な試合だった。多くの人に点を決めるチャンスがあった中で、点差を広げることはできたと思う。ファーストチャンスだったり、自分の2本のチャンスを決められなかったのは、この試合の反省点。優勝したのは嬉しいけど、改めて個人としてもチームとしても最後の質という課題が出たので、前向きに捉えてやっていくしかない。(PKについて)自分で1番を志願した。相手のキーパーがどういう感じか分かっていないし、相手のキーパーは当たっていたので、1番目は重要だと思っていた。責任はあったけど、しっかり落ち着いてできた。(全日本でエースの自覚は)自分が求められているのはそこだと思うので、エースというか得点に絡む部分では責任もってやらないといけない。決められなかったのは自分の力不足なので、そこはまたしっかりやっていくしかない。」

差波
「一番に勝てたということがすごく重要だし、優勝できて良かった。チームの一体感だったりやることを徹底したことがよかったと思う。苦しい試合が続いたけれど結果的に優勝できたことが良かった。(今大会の総括)連戦というところで総合力というところで一人一人がしっかり力を出せた結果が優勝につながったのだと思う。個人的にはまだまだやらないといけないなと思うし、ユニバーシアードに向けてもっともっとうまくなって残れるようにやっていけたらいいかなと思う。ユニバ代表に残るため僕はアピールをするだけ」

山越
「昨年のデンチャレの試合でケガしてタイ遠征行けなくて日韓戦も出られずに個人的には悔しい思いをしたし、今年はこの選抜に対しては本当に強い思いを持って臨んでいる。このチームは球際、運動量、切り替えという3原則をベースにして、それプラス個人の強みを出そうというのを話していて、失点するチームはトーナメントでも勝てないというのを昨年から話している。最初立ち上げた時は全然デンソーカップまで勝てなくて危機感というのがチーム全体にあったと思うけれど、昨年は一個上の学年がいて危機感をもって臨んでうまく完封できた。この前に行われた宮崎キャンプでもあまりいい内容じゃない練習試合だったけれど、神川さんのミーティングで個人的にも組織的にも危機感をなくしたら一気に崩れるという話があって、それでもう一回締まったというのはある」


「今大会は全日本として負けられないプレッシャーの中で、決勝もPKまでいったが優勝できて良かった。(決勝でのプレーは)個人としては前半に結構チャンスをつくることができたが、決め切ることができなかった。自分のクロスとかで得点を演出できていたらもっと楽なゲームになったと思う。1回戦、準決勝と比べたら自分のプレーが出せたと思う。(今回のデンソーカップは)1回戦は4対0で勝てたが、準決勝、決勝は非常に厳しいゲームだった。チームみんなで、一人一人が勝利への執念を持って戦ったことが優勝につながったと思う」

室屋
「(今回のデンソーカップは)チームとして連覇できたことはすごくいいことだと思うし、ここが本番ではないのでこの先を考えたときに結果として優勝できたとこは大きかったと思う。(ベストイレブン受賞となったが)決勝は出ていないが、初戦と準決勝でアシストという形で結果を残せたことが大きかったと思う。ベストイレブンとかはあまり意識していなかったが、チームに貢献できて良かったと思う」

全日本定着に大きくアピールした差波" "
全日本定着に大きくアピールした差波

全試合フル出場でベストイレブンも受賞した橋" "
全試合フル出場でベストイレブンも受賞した橋

守備の要として2試合完封に貢献した山越" "
守備の要として2試合完封に貢献した山越

室屋はサイドから再三チャンスを演出した" "
室屋はサイドから再三チャンスを演出した


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: