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ラグビー部  7人制の大会でベスト4と健闘/東日本大学セブンズ選手権

◆4・19 第16回東日本大学セブンズ選手権大会(秩父宮ラグビー場)
▼1回戦
 ○明治31{19―7、12―12}19立大
▼チャンピオンシップ
 ○明治47{19―5、28―0}5青学大
 ○明治34{17―0、17―5}5法大
  明治17{0―21、17―12}33東海大○
 意地のベスト4進出を果たした。2016年リオデジャネイロ五輪で正式採用される7人制ラグビーで競う今大会。昨年チャンピオンシップ2回戦で敗北を喫した法大にリベンジを果たし4強を決めた。7人制は通常の15人制以上に個々人の能力がゲームを左右するのが大きな特徴。それゆえフィジカルの強い外国人選手を擁するチームが勝利を重ねる中、明治は上位4校に食い込む健闘となった。
快足を生かし大会計7トライを奪った澤田
快足を生かし大会計7トライを奪った澤田
 

【チャンピオンシップ2回戦 法大戦】
 勝負所を抑え大勝を決めた。開始から受けに回ってしまいトライを決めあぐねる中、前半3分。自陣でターンオーバーしたボールを浦部岳之(法4=桐蔭学園)が持ち出しそのままゴール中央へ独走トライ。このトライを機に「チームで落ち着いて意思統一ができた」(近藤雅喜・商3=東海大仰星)と計6トライを奪い34―5と法大を圧倒した。 
 この試合で真価を発揮したのが2年連続出場の澤田陵(文2=明和県央)。今大会全試合、計7トライを奪った俊足ランナーは後半3分に敵陣で4人をかわしインゴールへ持ち込むビックプレーを披露。「相手の裏をついてトライを取りきれた」(澤田)と大会を通じて相手をかき乱した。今シーズンはその快足を武器に熾烈(しれつ)なWTB争いに名乗りを挙げる。

【チャンピオンシップ準決勝 東海大戦】
 最後に意地を見せるも今大会王者には及ばなかった。外国人選手を擁する東海大に対し開始から「消極的になってしまった」(浦部)。相手の出方を伺う間に、前半1分以内で立て続けに2トライを奪われる。しかし0―21で折り返し、逆転を狙った後半には意地を見せた。開始直後に「計画した通り」(松尾将太郎・商1=東福岡)と松尾から裏へ走り込んだ澤田へキックパスが渡る。これを澤田が難なくインゴールで抑え、その後も1トライを追加。さらに試合終了間際に松浦康一(政経4¬=佐賀工)がトライを奪うも反撃はここまで。後半のスコアは17―12と勝ち越したものの最終的に33―17でノーサイドとなった。最後に追い上げを見せただけに選手たちは悔しさをにじませた。

 最後は悔しい形でゲームを終えたが、ベスト4は悲観すべき結果ではない。丹羽政彦監督(平3文卒)は「日本人のみのチームでベスト4に残ったのは明治だけだからそういう意味では評価できる」と今大会を振り返った。「マイナスなことは変える時間がある。プラスにしっかり変えて15人制で勝てたらいいと思う」とゲームキャプテンを務めた田村煕(営4=国学院栃木)も意気込む。いよいよ闘春到来。覇権奪回へ向けて新たなシーズンが始まる。

[小田切健太郎]
松尾 将太郎
松尾 将太郎
渡邉 弐貴(営1=国学院栃木)
渡邉 弐貴(営1=国学院栃木)
高橋 汰地(政経1=常翔学園)
高橋 汰地(政経1=常翔学園)


◆出場メンバー◆
高橋 聡太郎(文3=釜石南)20葛野 翔太(商3=深谷)
近藤 雅喜(商3=東海大仰星)11紀伊 皓太(文4=日川)
15松浦 康一(政経4=佐賀工)12渡邊 弐貴(営1=国学院栃木)
13松尾 将太郎(商1=東福岡)14高橋 汰地(政経1=常翔学園)
浦部 岳之(法4=桐蔭学園)10田村 煕(営4=国学院栃木)
21澤田 陵(文2=明和県央)22鶴田 馨(営2=筑紫)


<試合後のコメント>
ゲームキャプテン・田村煕(営4=国学院栃木)

「7人制はメリットもデメリットもあるが、人数が半分なので一つになりやすかった。いつもやっていないメンバーなのでそこでコミュニケーションだったり基本のスキルの大事さだったりが出て、途中までは良かった。最後の負けた試合は自分たちの弱いところが出てしまった。もっと強いところを出していきたい。若い選手も多かったので思いっ切りやらせられるようにした。後はバランス。明治は1対1がみんな強いのでそれをうまく出せた試合は勝てたし出せなかった試合は負けた。個人としては皆の良さを出せるように意識していた。練習はしていたが実戦形式の練習はできていなかったので、1試合目から経験していくしかなかった。試合を重ねてだいぶ余裕ができてきた。あれだけの準備で ここまで来れたので十分だと思う。僕の場合は阮コーチからキャプテンとして指名されたので立候補はしていない。他のメンバーは全員自分からやりたいという奴だったのでその気持ちが出ていい試合ができたと思う。チームの最初の公式戦で勝ちたかったが次につながることはたくさんあって技術面もそうだが気持ちの面でもすごく去年とかよりは成長できた部分があったと思う。まだ始まったばかりなのでマイナスなことは変える時間がある。プラスにしっかり変えてしっかり15人制で勝てたらいいと思う」

浦部岳之(法4=桐蔭学園)
「今日はディフェンスの機会があまり多くなかったが、アタックはトライも多く取れたという意味でよかった。(チームとして良かった点は)下級生が頑張っていた所だと思う。楽しそうにプレーしていた。(チームとして見えた課題は)コミュニケーションと東海大戦のように重要な場面で元気がなかった点。相手に外人がいたりする中で、少し気分が下がってしまう感じがした。最初は消極的で受けに回ってしまっていて、ラスト5分で明治のラグビ−ができた。疲労もある中ではあったがしっかりやるべきだった。(法大戦でテンポよく得点を重ねられた要因は)勝負する所で勝負して、そこをしっかり押さえられた所がよかった。(ボールのキープ率が高かったが)そこはとても意識していて、とにかく相手にボールを渡さないようにしていたのでよかった。理想的なゲーム運びだった。(ベスト4という結果については)やはり優勝を目指していたので、悔しい。監督からは誉められたが、自分たちとしてはまだまだ納得していない部分は多い。(今シーズンの目標は)年間を通してAチームに定着すること。そのためにスキルも大切だが、上級生としてのリーダーシップも大切になってくる。来年のこの大会で後輩たちに臨むことはもちろん優勝だ」

近藤雅喜(商3=東海大仰星)
「一週間前からサントリーの成田秀悦さんとかいろんな方が来てくれて準備した。慣れない7人制だったがいいところも悪いところもあった。いい勉強になった。僕自身、おととしは決勝までいっていたので上に行きたいっていう気持ちはあった。最後は個人としてもチームとしても力不足だった。初戦とかは慣れない中で、しかも1年生は秩父宮が初めてだったからうまくいかなかった。法政戦は最初にポンポンと取って入りがすごく良くて落ち着いて意思統一ができたし、明治のラグビーを意識してできたことができたのがそのまま結果に直結したと思う。7人制なので極力ブレイクダウンを作らずに外側勝負でやった。いかに1対1の局面を作って抜けるかっていうのが大事。走るランナーが澤田とか煕さんと かいたので僕自身はセットプレー、キックオフとかブレイクダウンとかそういう細かいところをこだわった。メンバーは一週間前くらいから出場希望者を募ってトライアウトをしてセレクションした。希望者は25人くらいだった。澤田とかは1対1で走りきる能力があって、煕さんはゲインをしてくれて紀伊さんはコミュニケーションを取るのがうまいとか、1人1人役割がしっかりあった。僕の役割はほとんどがBKの中で東海や流経みたいに留学生がいるところが相手の時に高さとかフィジカルとかそういう部分で絶対差が出てくると思うのでそこの穴埋めをすること。派手なプレーはできないので地味にコツコツ、チームの支えになればいいと思う。個人的に法政戦は1番よかった。最後はやっぱり疲れで体が動かなかった。(連戦は)きつかった。みんな疲労がたまっていた。(個人として)去年のシーズンは体の状態も精神状態も良くなくてふがいなかったが、新しいチームになってチーム状態もいいし体 の状態もいい。後は阮さんに教わっている部分が大きくて毎日毎日進歩しているのが分かるので、7人制で培った走力を15人制でも生かしたい。組織の戦力になることを考えて頑張りたいと思う」

澤田陵(文2=明和県央)
「チーム、個人ともにスロースターターだったと思う。最初にもっと後半ぐらい動けていれば失点は少なかっただろうし、トライも量産できた。(個人のアタックは)トライの数を取れたことはよかったが、まだ自分が思っている時に思ったような走りができなくて相手に捕まる場面があったのでそこは自分を追いつめていきたい。ただトライを取るのが今日の仕事だと監督から言われていたし、実際にトライを取れたのでよかった。(法大戦は)最初にディフェンスの時間が長くて受けに回っていたが、アタックの回数が少なかった中で相手の裏をかいてトライを取りきれた。去年の法大戦も出ていて負けてしまったので、絶対に勝とうという気持ちで臨んだので勝ててよかった。(東海大戦は)外国人選手を起点に外にも走れる選手が居てどっちを見たらよいのかアタック、ディフェンスともに難しかった。後半そこがよくなったのは目が慣れてきて、相手がどういう感じかわかったので自分たちのしなければいけない動きができたからだと思う。前へ前への気持ちが強すぎて、ボールを持ったらつっこむというのを繰り返してしまい外のスペースをうまく使えていなかった。(ベスト4という結果については)東海大戦の最初がもっとうまくいっていればあんな負け方はしなかったし、勝てていた。優勝を目標にしていたし、優勝できるチームができていたと思うので悔しい。(今シーズンの目標は)Aチームで試合に出て、大学日本一に貢献できるようになりたい」

高橋汰地(政経1=常翔学園)
「レベルの高いチームと試合を出来て、とてもいい経験をさせて貰った。今日はスタメンの先輩方が疲れた時に、ベンチに控えている自分たちが元気なプレーをしようと思っていた。敵も疲れている時にしっかり走ろうと。そういった意味では今日はそのプレーは出せたと思う。(紫紺のジャージーは)着ることができてとても嬉しかったし、その重みもとても感じた。今シーズンは大きい選手にも負けない体造りとスピードを強化していきたい。そのために今はストレッチは重点を置いている。体を柔軟にした方がプレーの幅が広がると思うので。そして1対1で絶対に負けない選手になりたい」

松尾将太郎(商1=東福岡)
「セブンズは久しぶりだった。小さいころから明治に入って紫紺のジャージを着ることが夢だったので、今日はしっかり紫紺のジャージに袖を通してプレーできて楽しかった。1年生だからといってタックルやパスができないというのはダメなので、出た以上は代表ということでしっかりプレーしようと思って臨んだ。(法大戦で田村と交代した後も)全員がメンバーという気持ちだったので緊張せずにしっかりプレーできたと思う。1試合目よりはやっていくうちにプレーも固くならずに自分たちらしくできた。(東海大戦1つ目のトライは)裏が空いてくるというのを話していて、足の速い澤田さんを狙って裏にインゴールまで転がしてトライを取ろうとしていて計画した通りにそれができた。(外国人選手は)1対1だと少し負けていた部分があったのでこれから今日の経験を生かして体作りをしっかりしてやっていきたい。来週から春シーズンが始まってくるのでまずはメンバーに入ってしっかり貢献できるように頑張っていきたい」



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