検索
 HOME > ラグビー部

副将を務める齊藤


責任とリバイブ  (2)「優勝という形で恩返しを」齊藤剛希副将  

 復活する。明治である責任を果たし19季ぶりの大学日本一へ。中村組が掲げるスローガンは「責任とリバイブ」だ。関東大学春季大会の初戦・法大戦の前日まで、紫紺のリーダー陣それぞれの思いを紹介する。
 第2回は齊藤剛希副将(商4=筑紫)。常に声を出してチームを鼓舞するWTBに今季に懸ける意気込みを伺った。


――副将の役割はどんなことだと考えていますか
 もちろんのことですが、キャプテンのサポートであったりチームをまとめることです。僕のチームのまとめ方としては自分から声を積極的に声を出して、声と練習に対する姿勢でチームを引っ張っていきたいです。主将をやっていた高校のころからずっとそういうにやってきました。筑紫は声を出す高校で気持ちの部分でやっていたところがあったので、高校で培ったものをアレンジしながらチームを鼓舞していきたいと思います。明治は練習の雰囲気が悪いところがあります。そこを僕が先頭に立って引っ張っていけば後輩は絶対に付いてくると思うので、誰よりも声を出して体を張っていきたいと思います。雰囲気が悪いなと思った時に声を出せる人がいませんでした。悪いというのはモチベーションの問題もあるかもしれないので、そこをコントロールしていきたいです。

――副将に就任された経緯を教えてください
 中村キャプテンに部屋に呼ばれて、副将は剛希でいくと言われました。小村さんから何かしらのリーダーの役職には就くだろうと言われていて、自分も覚悟はできていました。下級生のころからずっと明治のBKを見ていて、もっとこうしていけたらいいのにとか、思うことはいろいろあったので副将に就いて良かったと思っています。やってやろうという気持ちです。チームは3年間一度も年越しができていないですし、年越しとは言わずに大学日本一が絶対目標なので、そこに向かってやれることをやっていきたいです。

――今年の明治の特徴は
 昨年もそうでしたが、僕らの代はおととしから試合に出ているメンバーが多いので、そういった意味では非常に強みだと思います。一つ下もそうですが、世界を経験している人もたくさんいます。それから僕らの代は特に練習に真摯に取り組める人が多いです。それは普通のことだと思いますが、陰でこっそり自主練をやっている人もいます。本当に今年はチャンスです。今年勝てなかったら終わりだという気持ちでやっていきたいと思います。

――チームのスローガンである「責任とリバイブ」。どんな意味が込められているのですか
 リーダー陣で話して決めました。「責任とリバイブ」の下に3つのCがあります。change、challenge、concentrateです。責任というのは明治大学ラグビー部は強くないといけないという責任と、一人一人の責任ですね。

――目標とするラグビーは
 昨年BKはディフェンスで抜かれることがあったので、春からディフェンスをやっています。昨年は基本的なスキルが厳かになっていてシーズン終盤でタックルミスが多かったので、基本スキルを春シーズンで高めていきたいと思います。

――その春シーズンはどういう位置づけで戦っていきますか
 昨年は勝ち癖をつけるということを言っていました。今年はもちろん勝つことは絶対に大事ですが、それ以上に内容を求めてやっていきたいと思っています。例えば試合の前に目標を一つ決めて、この試合は絶対にこれをするというふうに一つ一つ目標を達成して土台を固めたいです。そしてその土台を発展させたものを対抗戦、大学選手権でやっていければいいなと思っています。

昨年は対抗戦4試合で10トライを挙げた
昨年は対抗戦4試合で10トライを挙げた

――18年間大学日本一から遠ざかり、4年連続で年越しができていません。一番チームに足りないと思うところは
 本当にいろいろとあると思います。昨年であればおととしとは違うことをやらないといけないということを言っていました。今年もなぜ昨年日本一を達成できなかったのかということを考えていく必要があると思います。いろいろ要因はあると思いますが、一つ挙げるとすれば、僕はチーム全体が日本一を目指していけるかというところだと思います。昨年であれば今年はレギュラーになれればいいや、Bチームに上がれればいいやと思っていた部員がいたと思います。チーム全体が本当にこのチームで優勝したいと思えるチームをつくっていかないといけないと思います。大学日本一を達成するために一人一人が何ができるかを考えていけるようなチームになれば、大学日本一は近づいてくると思います。4年生だけではなく、チーム全体がそうあるように僕がベクトルを示していきたいです。

――そのために何か新たに取り組んでいることや変えようとしていることはありますか
 BKであればミーティングを開いています。昨年は少なかったですが、監督やコーチ陣にお願いしてチームの理解度ややる気を高めるミーティングを定期的にやっています。BKのリーダー陣は週末の最後に今週できたこと、できなかったことを丹羽監督、土佐コーチ、山品コーチの3人と話し合うようになりました。

――練習における取り組みはどうですか
 練習内容は監督、コーチ陣も少しずつ選手の意見を取り入れたいという話をされているので、僕らがここがまだできていないんじゃないかという提案をして少しずつ変わっていると思います。BKでは基本的なプレーをやって、ディフェンスシステムのところを今は取り組んでいます。

――昨年は対抗戦の中盤に前十字靭帯断裂のケガを負い、シーズン終盤を棒に振りました
 気持ちの切り替えが難しかったです。ケガをしてチームに申し訳なかったですし、入院している間は自分のことしか考えられませんでした。チームに貢献できないことが悔しかったです。来年こそはやってやるとスタンドで見ていました。今年は試合に出て、自分の力でチームを大学日本一に導きたいです。

――今の膝の状態はいかがですか
 昨年の11月に手術をして4ヶ月ほどですが、林トレーナー、真木トレーナーをはじめいろいろな方のサポートを受けて順調に来ています。回復度としては今までで一番いい方向に来ているとトレーナーの方には言われています。夏合宿の2試合目の試合が復帰の目処です。前十字靭帯の断裂は高校時代に一度あり、2回目なので治し方も知っているので焦らずにやっていきます。

――現在はリハビリ中で外からチームを見ることが多いと思います
 監督やコーチ陣が見ていない視点から見るようにしていて、気づいたことを言うようにしています。リハビリをしながら、時間を見つけてBKの練習は見るようにしています。

――今年の意気込みをお願いします
 昨年悔しい思いをしたので、今年こそはチームに貢献したいです。ケガをしてたくさんの方に言葉をかけてもらったので、優勝という形で恩返しをしたいと思います。

――ありがとうございました。

◆齊藤剛希(さいとう・ごうき)商4 筑紫高出。173p、85kg


[坂本寛人]

●責任とリバイブのバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: