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一番八幡山を沸かせたのは小林のトライだ

ラグビー部  12トライを奪い法大に快勝/関東大学春季大会

◆4・25〜6・21 関東大学春季大会(八幡山グラウンド他)
▼5・2 グループA 対法大戦(八幡山グラウンド)
 ○明治76{33―10、43―7}17法大
 
◆スコア◆
明治
法大
前半後半得点前半後半
PG
DG
334310
76
合計
17

 法大を粉砕し、好スタートを切った。ついに開幕した関東大学春季大会。セットプレーなどFW戦で法大を圧倒した。試合は後半1分に左PR植木悠治(政経4=常翔学園)が敵陣ゴール前でのカウンターラックに反応。HO中村駿太主将(商4=桐蔭学園)からのフラットなパスを受け、インゴールに飛び込み口火を切ると、直後にも左WTB紀伊皓太(文4=日川)のノーホイッスルトライで追加点。後半序盤に立て続けにトライを挙げ勝利を決定づけた。終了間際には右LO小林航(法4=明大中野八王子)が22メートルライン付近からインゴールまで持ち込み、八幡山に集まったファンを沸かせた。

インゴールに飛び込む植木"<"align=right
インゴールに飛び込む植木
4年生タイトファイブ
 12トライ73得点の大量得点を支えたのは4年生のみで構成された第一、二列だ。この日のタイトファイブは植木、中村、右PR塚原巧巳(政経4=国学院栃木)、左LO東和樹(政経4=京都成章)、小林の5人。「全員4年生だったので安定していた」(左FL近藤雅喜・商3=東海大仰星)と10回以上あったマイボールのスクラムは全てキープ。相手ボールのスクラムにもプレッシャーを掛けペナルティー誘うなど法大FW陣を圧倒した。小村淳ヘッドコーチ(平4政経卒)が「全員4年生ということもあり、日々こだわっていける」と語ったように、今季もスクラムがストロングポイントになることは間違いない。
 5人の中でも特に目立ったのは植木だ。昨季まで勝木来幸(平27営卒=神戸製鋼)が君臨していた1番のポジションでスタメン出場。Aチームでは初のフル出場となったが、植木のタックルをきっかけにターンオーバーする場面も見られるなど豊富な運動量で攻守に渡りチームに貢献した。また植木、中村、東、小林の4人はトライを挙げ、塚原も軽やかなハンズでFB松浦康一(政経4=佐賀工)のトライを演出。それぞれが個人としても輝きを放った。

ラインアウトモールからトライを奪った桶谷"<"align=right
ラインアウトモールからトライを奪った桶谷
3年生同期バックロー
 3年生も負けてはいない。今日の第三列は近藤、右FL田中真一(法3=国学院久我山)、No.8桶谷宗汰(営3=常翔学園)の3人。オール早慶明後に「3人でまたバックローが組めればいいなと思う」(田中真)と語っていた3年同期バックローが再び実現した。「同期だったので去年に比べて話しやすかった」と桶谷。田中真は9/9と100パーセントの成功率を誇ったラインアウトの安定に貢献、桶谷も前半23分に敵陣右サイドのラインアウトモールから持ち出しトライを奪うなど個人としても活躍を見せた。松橋周平(政経4=市立船橋)、田中健太(営4=大阪桐蔭)らとのポジション争いは避けられないが「これからは一日一日が競争」(近藤)と意気込む。3年生トリオの活躍から今後も目が離せない。

 勝利にも満足はしていない。ディフェンスのワークレートなど、チームでやろうとしていることができていない時間帯もある。「また同じことを繰り返さないように」と丹羽政彦監督(平3文卒)。次戦は流経大戦だ。19年ぶりの大学日本一のため、勝利だけでなく内容にもこだわっていく。

[柴田遼太郎]

◆2015年・関東大学春季リーグ・グループA試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手(対戦カード)場所開始時間結果
5・3(日)
法大
八幡山グラウンド
13時
○76―17
5・9(土)
流経大
ニッパツ三ツ沢
13時
5・17(日)
東海大
東海大グラウンド13時
6・14(日)
帝京大
県営草薙球技場
14時
6・21(日)
早稲田
盛岡南公園球技場
13時


◆関東大学春季大会 対法大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR植木悠治(政経4=常翔学園)
9.SH浦部岳之(法4=桐蔭学園)16深堀篤(商4=長崎南山)
2.HO中村駿太(商4=桐蔭学園)10.SO堀米航平(商2=流経大柏)17佐藤公彦(法3=明大中野)
3.PR塚原巧巳(政経4=国学院栃木) 11.WTB紀伊皓太(文4=日川)→23.高橋(後半10分)18矢野佑弥(政経2=徳島県立城北)
4.LO東和樹(政経4=京都成章)12.CTB鶴田馨(営2=筑紫)19尾上俊光(政経3=尾道)
5.LO小林航(法4=明大中野八王子)13.CTB川田修司(情コミ4=桐蔭学園)20田中健太(営4=大阪桐蔭)←8.桶谷(後半7分)
6.FL近藤雅喜(商3=東海大仰星)14.WTB澤田陵(文2=明和県央) 21兵頭水軍(農3=仙台育英)
7.FL田中真一(法3=国学院久我山) 15.FB松浦康一(政経4=佐賀工)
22松尾将太郎(商1=東福岡)
8.No.8桶谷宗汰(営3=常翔学園)→20.田中健(後半7分) 23高橋汰地(政経1=常翔学園)←11.紀伊(後半10分)


試合後のコメント
左LO東和樹(政経4=京都成章)

「FWのスクラムがよかった。練習でもうまくいっていたのが試合でも出た。ただモールのアタックでもっとこだわっていきたいので、そこはレベルアップしていきたい。ラインアウトは獲得できていたのでよかった。でも相手ボールの時にもう少しプレッシャーをかけられたらよかった。ディフェンスのタックルの精度は良かったけれど、そこもまだ前で止めらるところはあった。ここでもクオリティーを求めていきたい。スコア的にも前半のトライはFWの近場を取られていたので修正しなきゃなと。個人としても仕事量を増やしていければいいなと思う。次戦の流経戦でもFWの高い質を求めていけば勝ちにつながると思う」

左FL近藤雅喜(商3=東海大仰星)
「バックローは3年生だったが、その前が全員4年生だったのでスクラムとかは安定していた。なのでスクラムから流れが持っていけるときがたくさんあった。今日はセットプレーでミスがほとんどなくて良かった。試合前にそこをフォーカスしていたので。前半で苦労したが後半始まってすぐにああいう形でトライを決められたので良かった。これからは一日一日が競争。どこで落ちてどこで上がるのかもわからないので、とにかく自分の尽くせる全力を出していく。ここから流経大、東海大と試合が続くがケガせずに全力でいきたい」

右FL田中真一(法3=國學院久我山)
「初戦であったが、新チームが始まってから練習でやってることを出せたと思う。全然走れなかったので、体力をつけていきたい。自身の目標はタックルの強化。精度を上げてAチームに残りたい」

No.8桶谷宗汰(営3=常翔学園)
「バックローが同期だったので今日は去年に比べて話しやすかった。でも今日はブレイクダウンとかで出れていなかった。これからもっとコミュニケーションをとって来年に向けてもっといい関係を作っていけたらと思う。今週のはじめの方までFLで練習していたがNo.8をやった。結構久しぶりで、スクラムのボールキープなどもミスしてしまった。スクラムからトライを取れるシーンもあったが、自分のミスでトライが取れなくなってしまった。ラインブレイクもできなかったしNo.8としてはいい動きができなかった」

SO堀米航平(商2=流経大柏)
「やっぱり勝たなきゃいけないのでそういう気持ちで臨んだ。チームとしては練習でやっていたことをちゃんとできるかどうか、練習のようにプレーしようっていうのを話していた。前半はディフェンスのところでコミュニケーションのミスがあったからああいう結果につながってしまった。BKはそんなに抜かれるところはなかったのは良かったが、もう少し前に出てディフェンスできたらFWも楽にできたかなと思う。後半のほうがボールも動いて良かった。(個人として)去年はちょっと微妙だったので今年はしっかり反省を踏まえてやった。ちょっと緊張したが結果は良かったので、次につながるように頑張ります。自分が10番を取れば(田村さん)がまた違うポジションでもできると思うので10番はキープしたいと思っている。今日はそんな大きなミスもなかったし良かったほうだと思う。6月に帝京とやるまでにチームを仕上げて帝京に勝つことが目標」

左WTB紀伊皓太(文4=日川)
「初戦だったので1月からずっとやってきた基本をどれだけ出せるかを目標にしていた。春からやってきたディフェンスという点ではしっかりフォワードがとめてくれていた。その点は良かった。ただ、時間によって走るべき時に走れていなかったため、なあなあになっていた。そこは改善すべき。もっとボールに絡むプレイをしたい。今日は大丈夫だったが、意識しないと他のところでは活躍出来ないと思うので、自分から声を出してボールをもらいにいくプレイをしたい」

左CTB鶴田馨(営2=筑紫)
「前半はミスも続いて自分たちのやろうとしていることをできなかった。相手の集中力が切れたところで得点できなかった分、流れも持ってくることができなかった。相手というよりも明治としてやろうとしていることをできなかった。結果的には多少開いたが、帝京を比べたら得点もできていないし失点もしている。ハーフタイムにはBKはラインの深さを修正した。(後半開始の)トライのところはセカンドプレーヤーの働きが早かった分、ターンオーバーできていいトライだったと思う。(失点に関して)セットプレーからトライを取られたので、一人一人がやれば修正できることだと思う。Aチームでの出場は80分の試合では初めて。ケガ人や遠征など の事情もあるが、出させてもらっている以上は責任を果たさないといけない。今年からCTBをやっているが、体を張ってタックルで前に出てチームに流れを持ってこさせるプレーを心がけている。今日はいいタックルができなかった」

右CTB川田修司(情コミ4=桐蔭学園)
「今日はキックオフのところのミスが何度も続いてしまったのと、BKで展開したときに少し雑になってしまったところが課題だと思う。開幕戦で最初は固かった部分もあったが、途中からいい感じでやれたのかなと思う。(ディフェンス面では)BKは結構コミュニケーションも取れていて良かったと思うけど、PXの内側のところが甘かった。そこは修正しないといけない。BKでいい感じにトライを取れてはいたが、取れなかったときはミスで終わっていることが多いのでそこは丁寧に、確実に取りたい。(流経大戦では)今日戦ってみてキックオフのところが重要になってくるのかなと思った。今日出た課題を修正して、それをやっていけばいい感じで勝てると思う。結果も勝ちたいという気持ちはあるが、内容にこだわってやっていきたい」



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