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トライに大きく貢献し存在感を発揮した廣井

ラグビー部  力の差を見せつけ東大に無失点勝利!/定期戦

◆6・13 定期戦(東大グラウンド)
▼○明治102{57−0、45−0}0東大A
 点差を大きく引き離して大勝した。東大との定期戦、選手たちは紫紺のジャージーを着てグラウンドに立った。普段のB、Cチームを中心にメンバーが構成され、初の紫紺デビューを飾った選手もいた。前半は相手の強固なディフェンスに苦戦するも、トライを量産。後半も勢い衰えることなく、パスを素早く回しての連携プレーやモールで押し込んでトライなど、チーム全員がトライ獲得に大きく貢献した。結果は102―0と、東大をノートライで抑えて実力差を見せつけた。

 積極的にボールを奪いにいき、攻めの姿勢を崩さなかった。「紫紺を着ている以上絶対に負けられない」(大越秀平・営4=明大中野)と、いつも以上に緊張した面持ちで試合に挑んだ選手たち。前半5分、敵陣22mラインで相手ボールのスクラムを一気に押し込んでターンオーバー、BKにボールを回し、パスを受け取ったCTB渡邊弐貴(営1=国学院栃木)が先制トライを挙げた。それを皮切りに、相手の鋭いタックルに苦戦しつつも着実にトライを奪っていった。前半33分、キックボールをFB石井雄大(政経1=国学院栃木)が自陣でキャッチし、そのまま独走してインゴールに持ち込んだ。ステップを踏みながら相手のタックルを振り払い、グラウンドを駆け抜けた。「カウンターでトライが取れてよかった」(石井)と、自身の目標としていたプレーでトライを挙げたことを素直に喜んだ。38分には、右FL廣井雅宇(文2=明大中野)が力強いゲインを見せる。敵陣へと食い込みタックルを受けるも、オフロードで右LO塚田友郎(文4=深谷)にボールを託しトライへとつないだ。この試合で存在感を発揮した右FL廣井雅宇(文2=明大中野)は「パスを放れる場面ではどんどん放っていきたい」と、SHの経験を生かし、自らトライを取りに行くことよりも、サポートする側に回る姿勢を見せた。57―0と点差を引き離して前半を終えた。

 流れは完全に明治のものだった。常に明治がボールを支配し、危うい場面も無く東大に全く付け入る隙を与えなかった。後半開始早々2分、右PR吉岡大貴(農2=宮崎日向)のトライで勢いづくと、6分にもクイックスタートからパスを回して左WTB村岡誠一郎(商4=深谷)もインゴールへボールを運んだ。ノックオンをするなどミスも多くあったが、前半よりも相手のディフェンスの動きやタックルの読みなどができるようになった。丹羽政彦監督(平3文卒)は「後半の方がゲームとしては良かった」と後半でメンバー同士が動きを修正できたことを褒めた。31分、敵陣でのラインアウトからのモールを形成し、ボールを抱えた尾上俊光(政経3=尾道)の「アーウェイ」の掛け声と共に一気にゴールラインまで30m近く押し込みトライを決めた。最後は39分、敵陣のゴール手前でマイボールスクラムから福田へボールが流れ、そのままゴールど真ん中に堂々トライ。102―0と東大にトライ獲得を許さず、ノートライで抑えてノーサイドとなった。

 大勝を収めたが、それぞれ多くの課題も残った。細かいプレーでの精度を上げることをテーマにしていたこの試合で「消極的なミスやコミュニケーションミスによってエラーが続いたりしてしまった」(小村淳ヘッドコーチ・平4政経卒)と反省。ラインアウトでのボールの取りこぼしや、パスを上手くキャッチできずにノックオンするなど、基本プレーでのミスが目立った。次戦は春シーズン最後の試合となる、ライバル・早稲田との対決だ。「負けられないので、FWで圧倒して明治らしく勝ちたい」(大越)と勝利への野望を燃やす。それぞれの選手が伝統の明早戦に向けて気合いを入れ直し、次戦へ挑む。

[長谷川千華]

試合後のコメント
小村淳ヘッドコーチ(平4政経卒)
「キャッチアンドパスであるとか、精度を上げるということをテーマにしていたがBKは全然駄目。積極的なミスはしょうがないと思うが、消極的なミスやコミュニケーションミスによってエラーが続いたりしてしまった。チャンピオンチームは22mに入ってからの精度が高い。その精度が低いというのはファンダメンタルの部分や集中力が足りない。FWはまあまあだった。この暑さの中、相手がスクラムからダイレクトで出してくる状況でしっかりプレッシャーを掛けていた。モールも押し込めていた。フェーズでのFWのアタックに関しては、ゲインラインを切ることを有効にできていた。コーチ陣の指示したことをやろうという姿勢がFWの方が良かった。今日は100点ゲームだったが、その中でもチームがやろうとしていることを一生懸命やっていた人間も自分勝手にやっていた人間もいた。3分の1くらいには落第点を与えなければならない。また後半から使った選手のミスが続いたりした。後半から出た選手がどれだけチームにエネルギーを与えられるか」

ゲームキャプテン・左PR大越秀平(営4=明大中野)
「入りで東大の前に出る激しいタックルにやられてしまって流れが来なかったが、後半試合の中でメンバー同士で修正できたところが良かった。明治で紫紺を着ている以上絶対に負けられないので、いつも以上に気持ちを入れて挑んだ。スクラムが押せなかったのは課題。あとミスが多かった。今日はチーム全体が乗り切れてなかったので、そこはキャプテンとしてもっと上げられれば良かった。次は早稲田戦で負けられないので、FWで圧倒して明治らしく勝ちたい」

左FL朝長駿(農1=長崎北陽台)
「今日のチームの目標はプレーの精度を上げるということだったが、自分自身の入りが悪かった。FWはいつもどの試合でも押すという意識の中でやっていたので、そこはいつも通りやれたのかなと思う。今日はモールでもスクラムでも圧倒的だった。自分のトライは先輩が抜けたところについていっただけ。ごっつぁんトライ。やっぱ紫紺は違う。緊張感もあったが、紫紺を着たからには絶対に勝たなければいけないという思いがものすごくあった」

右FL廣井雅宇(文2=明大中野)
「最近はFW全体として順目の意識が根付いてきていて、FLとNo.8が立ち位置的にもスタンドからボールを貰える機会が増えてきている。そこの調整がうまくいっているから、走り込んだままアタックができている。結果的に自分自身も抜けたりできた。(トライをアシストする場面は)本当は自分で取り切りたいところはあるけれど、自分が抜けた後にサポートがくるっていうのはわかっていたのでそこをしっかりできてよかった。自分はもともとSHをやっていてパスもできるというのが長所だと思うので、パスを放れる場面ではどんどん放っていきたい。自分がやっていた経験を活かしてやっていけたらいいなと思っている。オープンサイドFLをやるにあたってはポイントの寄りやタックルの回数やワークレートを増やしていきたいと思っている。今日は暑い中でもっと走らなければいけなかったけれど、80分出られたというのはしっかり自分の糧にして次からもいい試合を重ねていけたらと思っている。今日のチームとしては自分たちのラグビーをして0点で抑えるって所だったのでそこはクリアできたかなと。まだ詰めるところはあるけれど。修正点としては抜けた後のミスがあったので、そこはセカンドマンの人が声を出して、オフロードするのかラックするのかを徹底していかないと上のチームには上がれないと思っている。次は早稲田でやはり特別な相手なので、自分のラグビーをしてしっかり勝つ」

左WTB村岡誠一郎(商4=深谷)
「内容的に課題というか、やらなければいけないことが再認識できた。新しい課題だったり、勝敗に関わらず自分たちがどれだけ本気でできているかだと思う。課題は、ボールキャリアのときの責任感。ノックオンしたり、ラックの寝方だったりがしっかりできていなかった。基本のプレーが軽かったと思う。今日は内容が良くなかったので、次の早稲田戦では入りから100%でやりたい。今日良かった点は0点で抑えられたところ。前回は1トライ取られてしまったので。(伝統の定期戦だったが)相手校をリスペクトとして、紫紺も着るので明治のプライドを持って試合に臨んだ。練習試合とも違う試合でした。次は春シーズン最後の試合で、相手も早稲田なので出せる力を全部出して勝ちたい。頑張ります」

右CTB渡邊弐貴(営1=国学院栃木)
「今日は0点で抑えられて良かった。BKのアタックで東大のディフェンスが前に出てくるのに対して自分たちがミスをしてしまったところが課題点。強化しているのはディフェンス。個人個人のタックルの精度がまだまだだと思った。次の早稲田戦ではしっかりディフェンスをして、ディフェンスから攻めてアタックでとっていきたい。アタックの部分などでミスも多かったが、通用することも多くあったので成果が出ていると思う。今回の内容で満足はしていない。チームは大越キャプテンや村岡さんなど4年生を中心に良い雰囲気を保っていけた。点差が開いたところでも、明治らしい前に出るディフェンスやアタックをしていけたら良いと思う。今後CTBとして、Aチームの先輩方を目指し、自分からアピールして切磋琢磨できたら良いなと思っている。早稲田の1年生試合が控えているが、2年後3年後に繋がるように良い内容でできたら良い」

FB石井雄大(政経1=国学院栃木)
「入りがすごく悪くてスコアがあまり動かなかったので次からはやっぱり入りからもっと意識してやりたいと思う。BKは外でしっかり取りきってスコアを動かしていこうと話していたが最初のBKの入りが良くなくて細かいミスとかいっぱいしちゃったのでそこは修正できるところ。FWが安定したブレイクダウンをしてくれるのでその点BKも外で取りきれるところもあった。FWのブレイクダウンは今日よかった。いいBKのアタックができたと思う。(個々は)走りきれたところもあったがすぐ倒れてしまったり捕まってしまったりした時もあったのでそういうところもなくしてしっかり取りきれるようなプレーヤーになりたい。BKはミスが多くてFWに迷惑をかけたところもあって細かいキャッチとかパスとかいうところでコミュニケーションとかもないところでミスがあったので修正したい。裏のスペースを使ってしっかりとゲームを切ってFWで攻めることも大切なので、キックをもっとうまく使えるようにしたい。WTBが今回本当に足が速かったのでそこは信頼してパスをしていた。(個人としては)今日はカウンターでトライを取りたいなと思っていて、カウンターでトライが取れてよかった。目標としていたトライができた。次は早稲田の1年生試合がある。早稲田の1年生試合はやっぱり絶対勝ちたいので気合を入れていきたい」


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