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ラグビー部  帝京大に敗戦も秋に向け手応えつかむ/関東大学春季大会

◆6・14 関東大学春季大会(静岡県草薙球技場)
▼明治14{14―21、0―26}47帝京大〇
◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
142126
14
合計
47
 後半突き放され、王者に大敗を喫した。先制トライを挙げるなど、前半は14―21と帝京大に食らいつく。しかし、後半はミスが響き帝京大にスコアを重ねられた。反撃したい明治だったが、ゴール前でペナルティーを連発しノートライに抑えられた。14―47と大差で敗れ、これで春季大会3連敗。一方で、王者を相手にセットプレーで優位に立つなど手応えもある。
要所で得点を重ねられた
要所で得点を重ねられた

 自らのミスで相手に流れを渡してしまった。7点差で折り返した後半開始直後。自陣でオブストラクションを犯すと、それを起点にラインアウトモールで失点した。反撃に転じた明治だったが、16分にFB田村熙(営4=国学院栃木)が敵陣深くのタッチキックをインゴールの外側に出してしまう痛恨のミス。帝京大のドロップアウトのボールを上手くつながれると、一気に自陣に攻め込まれ追加点を奪われた。前半から奮闘していただけに、この2つのプレーで一気に差を広げられ、勝負を分ける結果となってしまった。
 裏を返せばそこに帝京大との差がある。「やはり優勝しているチームなので、ターニングポイントで集中できている」と田村。帝京大はミスも少なく、22mライン内に入ると確実にトライを奪っていった。一方で、明治は終盤に何度も敵陣22mライン内に入るも、ノットリリースザボールやノックオンを連発。帝京大の素早い寄りや接点の強さに阻まれた。
モールで2トライを奪った
モールで2トライを奪った

 収穫はある。前半は14―21というスコア以上の互角の攻防を繰り広げたことに加え、セットプレーが安定。明治ボールのスクラム、ラインアウトは全てキープに成功した。特に前半開始直後、帝京大ボールのファーストスクラムで一気に攻勢を掛け、相手のペナルティーを獲得したことで前半の流れが生まれた。奪った2つのトライもラインアウトモールから獲得したもの。HO中村駿太主将(商4=桐陰学園)が「セットピースはうちが帝京大を上回っていた」と言えば、丹羽政彦監督(平3文卒)も「全体として収穫はあった。ペナルティーの多ささえ無くせば」と手応えを得ていた様子だった。

 「チーム内でもいけるという雰囲気ができていて、秋につながる戦いができた」(右LO小林航・法4=明大中野八王子)。敗れはしたものの、王者の背中が見える内容に選手たちは前を向く。思うように白星を挙げられず苦しい春シーズンだが、徐々にチーム力は上がってきている。残すは21日の早稲田戦のみ。春の明早戦を制し、いい形で締めくくりたい。

[坂本寛人]

◆2015年・関東大学春季リーグ・グループA試合日程◆(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手(対戦カード)場所開始時間結果
5・3(日)
法大
八幡山グラウンド
13時
○76―17
5・9(土)
流経大
ニッパツ三ツ沢
13時
●24―33
5・17(日)
東海大
東海大グラウンド
13時
●26―50
6・14(日)
帝京大
県営草薙球技場
14時
●14―47
6・21(日)
早稲田
盛岡南公園球技場
13時


◆関東学生春季大会 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR植木悠治(政経4=常翔学園)→17.齊藤剣(後半27分)9.SH兵頭水軍(農3=仙台育英)→21.浦部(後半0分)16古田雄也(商2=国学院久我山)
2.HO中村駿太(商4=桐蔭学園)10.SO忽那鐘太(文1=石見智翠館)17齊藤剣(政経1=能代工)←1.植木(後半27分)
3.PR塚原巧巳(政経4=国学院栃木) →18.矢野(後半33分)11.WTB林祥太郎(文3=常翔啓光学園)→23.成田(後半16分)18矢野佑弥(政経2=徳島県立城北)←3.塚原(後半33分)
4.LO東和樹(政経4=京都成章)12.CTB鶴田馨(営1=築紫) 19小宮カズミ(文1=目黒学院)←6.近藤(後半10分)
5.LO小林航(法4=明大中野八王子)→20.田中健(後半31分)13.CTB 松浦康一(政経4=佐賀工)→22.川田(後半16分)20田中健太(営4=大阪桐蔭)←5.小林(後半31分)
6.FL近藤雅喜(商3=東海大仰星)→19.小宮(後半10分)14.WTB高橋汰地(政経1=常翔学園) 21浦部岳之(法4=桐蔭学園)←9.兵頭(後半0分)
7.FL井上遼(政経1=報徳学園)15.FB田村熙(営4=国学院栃木)
22川田修司(政経4=桐蔭学園)←13.松浦(後半16分)
8.No.8桶谷宗汰(営3=常翔学園) 23成田秀平(営3=秋田工)←11.林(後半16分)


試合後のコメント
HO中村駿太主将(商4=桐蔭学園)

「セットピースのところは自分たちの強みだからこだわって試合で出そうという話をしていた。帝京をうちが上回っていたと思う。ラインアウトも100パーセントだし、モールでも2本取れた。モールに関してはうちも組めば取れるし、帝京も組めば取れる。そんな印象。モールディフェンスに関しては少しずつ始めたところ。そこは今日も出ていなかった。しっかり修正して早稲田戦ではそういう形にならないようにしたい。ブレイクダウンもそうだし、セットピースも手応えはあった。去年に比べたら戦える部分、上回っている部分が増えたと思う。ブレイクダウンは前後半通じてペナルティーはあったが、やり合う、ファイトするという部分では決して劣っていなかった。精度でも互角にできたのでは。ペナルティーが多かったのは気持ちが前に前にいってしまったことがオフサイドやしょうがないペナルティーに、自分も含めてつながってしまった。取り切るというところの精度。22m内に入ったときの精度のところが、うちが下回ったかなと。それが結果的にこういう差になってしまった」

左PR植木悠治(政経4=常翔学園)
「今日の相手は王者帝京大ということで、チャレンジャーとして向こうがどうこうじゃなくて自分らがどうラグビーをするかというのを意識してやった。自分たちの持ち味としているスクラムで初めにペナルティーをもらえたことがチームとして良かった。去年はモールで取れなかったので、今年はモールで取れるようにとやっていて、縦に長いモールを意識してトライを取り切れたところが良かった。モールディフェンスでは何本か取られてしまったが、抑えられるところもあった。竸った後にどれだけ相手を壊しにかかれるかというところを意識してやっていきたい。課題は相手が後半にメンバーが変わったこともあって乗ってきて、自分たちがミスやペナルティーで自陣に攻め込まれてしまった。試合の中でどう修正していくかというのが大事。同じペナルティーが多かったですね。今日はみんな高ぶるというか盛り上がりすぎちゃって周りが見えなくなっていた。一歩下がって冷静にプレーできれば。一人一人の意識だと思う。(早稲田戦に向けて)課題はいろいろあるが、とりあえず春やってきたことをどうやって最後の試合で出し切るかというのがフォーカスポイントだと思う。明早戦ということで、明治らしさをどう出していくか。明治らしく頑張っていきたい」

右PR塚原巧巳(政経4=国学院栃木)
「セットピースは結構通用した。スクラムは全然押せますね。帝京大相手にも通用するというのはすごく自信につながった。モールも意識して、FWの強みなので、それで取れたのは良かった。でもモールディフェンスは、帝京大もモールは強いので崩しにかかることを意識していたが崩し切れなかった。まだまだやらなければいけないところはあると思うけど、今日は出し切れたと思う。後半に疲れてきたところでの精度は課題だと思う。ペナルティーで、自分で自分を追い込んでしまった。オフサイドが多かったが、外からコールしてラインを意識してやるしかない。個人としてはセットピースが良かった。あとは後半の精度を意識してやりたい。今日はなかなか良かったと思う。次の明早戦は絶対に勝ちます」

左LO東和樹(政経4=京都成章)
「前半から自分たちのやってきたこと、できることを確実にやろうと臨んでいた。そこはうまくいったかなと。ただあれが100点かと言われたらそうではないし、まだ詰めなければいけないところはある。モールは自分たちの強みであり武器にしなければいけないもので、練習でやってきたことがトライを取った2本で出せたかなと。敵陣に入ってからのスクラムとモールは常に狙っている。ラインアウトもシーズンを通して徐々によくなってきているので次の早稲田でも上げていければと思う。後半はゴール前での2本なり自分たちのミスからトライを取りきれなかった。前半の勢いを保ったまま精度を高めていかなければならないし、自分たちがやっていることを確実にやらなければならない。次の早稲田でも練習でやってきていることを確実にやるのみだ」

右LO小林航(法4=明大中野八王子)
「セットプレーから帝京にプレッシャーをかけることができて、スクラムターンオーバーやラインアウトディフェンスから相手にいい攻撃をさせなかったことが前半のスコアにつながった。後半は僕含めてFWの集中力が切れてきて、そこでも帝京大は集中していた。その差が敗因だと思う。22mラインに入ってからの集中がすごかった。ここ最近モールで取られるシーンが多かったので、組み方を変えてディフェンス含めて練習していた。その練習の成果がトライシーンで出せた。今までの帝京大との試合を見てもモールディフェンスが悪くてトライされていたので、今日は自分たちのいいモールを組めればいけると思っていた。うちはFWが去年のメンバーが多く残っていて、今年は帝京大より強いと思ってやっている。チーム内でもいけるという雰囲気ができていて、秋につながる戦いができたので練習をしっかりやっていきたい。来週の早稲田はやはりBKでゆさぶってくるので、FW対決に持ち込めば圧勝できる。FWがプレッシャーをかけてBKにボールを出させないぐらいの勢いでいきたい」

No.8桶谷宗汰(営3=常翔学園)
「やっている感じ、今の段階では力の差はない。セットピースでも勝っているところもあったし、ブレイクダウンでは結構反則してしまったが、フィジカル的には負けている感じはなかった。向こうのFLのマルジーンは一人では止められなかった。そこを起点にされるので、絶対にマルジーンは止めてやろうと思っていたがやっぱり強かった。ディフェンスで止めるのはできたとしても、向こうの流れを止めるような止め方ができていない。例えばタックルで相手にミスさせるとか、ひるませるとか。帝京大の中でもマルジーンはアタックでは一番。その選手を止めることができれば、向こうのペースを崩すことができた。だからもっとやれたと思っているので、ディフェンス面はまだまだ。後半になるにつれてアタックの抜けが目立った。味方が抜けたところに入るのが遅くて、自分も妥協していたシーンがあったと思う。個人のアタックというよりはチームとしての組織的なところ、サポートとかをもっとやっていきたい。敵陣に入って必ずスコアしていたらそこまで点差も離れなかったと思う。22メートル入ったら必ずスコアすることをもっと意識してやりたい」

SH兵頭水軍(農3=仙台育英)
「前半の入りが良かった。自分たちも思ってないほど良い入りができて、明治が先制トライを挙げたときも、このまま勢いに乗っていこうということでチームで意識していた。明治ペースにもっていけたことが良かった。帝京大は特別な存在。今まで1度も勝つことができていない相手なので、1月からずっとターゲットにしていた」

SO忽那鐘太(文1=石見智翠館)
「チーム全体のフォーカスポイントとしてはひとつのディフェンスであったりアタックの精度が挙がっていて、それが最初前半のラインアウトでFWがモールで取ってくれたその精度を高くできたのでよかった。でも時間が経つにつれて相手もエンジンがかかってきてちょっと受けてしまったとこもあってそこが反省点。(トライについては)最初はエリアを取って向こうのミスもあってそれに助けられた部分もあったがそこをしっかり精度良くトライを取れたことは収穫。今まで何試合かしてきたが体感したことのないくらいブレイクダウンが強かった。練習から帝京のようなブレイクダウンを意識していかなきゃダメだと思う。ターンオーバーした後のディシジョンが悪かった。そこのトランジションを早くして、早くどこのスペースに動かしていいかをもっと自分から声を出したらよかった。そこは反省点。(スコアができなかったことについては)ペナルティが多くてディフェンスの時間が長くてまたペナルティ、ペナルティでちょっと簡単にトライ取られてしまった。後、アタックになった時も単純に行ってターンオーバーされてというのが多かった。継続の意識が薄かったのでそこを繋いでいきたい。(手応えについては)思ったより全然行けるという感じ。次やった時は本当にリベンジしたい。(個人としては)キックの精度は今日悪くてうまく乗り切れなかったので、そこをまたロングキックだとかハイパントの部分であったりとかもっと練習して、こういうプレッシャーの強い時でもキックを精度高くしたい。ゲームメイクはちょっと相手の流すディフェンスに対して外側に振って、そこにディフェンスされたりしたので最初はもっと表でやっていって相手のディフェンスを見ながらもっとアタックできるようになったらいいなと思う。早稲田とは、お互い伝統校なのでしっかりプライドを持って明治らしくGo Forwardで、取れるところはBKでしっかり精度高くもってやっていきたい」

左CTB鶴田馨(営2=筑紫)
「帝京はチャンピオンチームなので、その1個1個のプレーに対しての精度にこだわろうというふうに昨日ミーティングで言っていたがそのブレイクダウンのとこだったりそこでの精度が圧力もあって自分たちの思うようにできなかったところが多くあった。できたところもあるがそこが1番の課題かなという感じ。取り切らなきゃ行けない敵陣のところでのミスだったり精度がまだ低かった。そこはチームの課題。自分は初めてAで(帝京と)やらせてもらったがやっぱりシンプルにすごかったし、上手いしそこしっかりこだわってやってるんだなというのはこっちもわかる。自分も肌で感じてみて、低さだったり激しさだったり見習わなきゃいけないところがあったのでそこはビデオをもう一回見て修正して次の早稲田にも生かしていきたい。ターンオーバーについては外に振るコールはBKでかけられたところもあったが取りきれなかったところがあるし、外で振っても帝京に外でターンオーバーされたところもあった。BKでコールがかかった以上はしっかり出さなきゃいけないなと思った。トライを取りきれなかったのはみんなの意思統一だったりそこで何するかというか、コミュニケーションの部分ができていないしボールキャリアーとキャリアーじゃないひとの精度がまだ低い。そこはしゃべらないと、することとしたいことで意思疎通してなかったらチームとして良いプレーができないと思うので、取り切る場面では必要以上に声を出してやっていきたい。ディフェンスは1人じゃ止められない部分もあるしセカンドタックルを激しく入ってボールを送るスピードを少しでも遅らせてBKとしてはしっかり前に出て止めようという風に言った。でもブレイクダウンのところで巻き込まれて余らせたところでゲインされた部分もあったので、一人一人のタックルの精度が上がれば余裕持ってディフェンスできると思う。自分自身まだタックルの精度も低かったので自分自身も上げていきたい。(個人としては)煕さんが入って相手のマークも煕さんに行く中で自分もそこでもうちょっと寄りだったり、いつも煕さんから言われているようにランも周りを生かすプレーもしなきゃいけないから、もうちょっと周りを見て、煕さんだったり康一さんだったりを生かせるようにしたい。前半はチームが良い形でできたので後半も集中力を高めて後半相手よりも動いていかなきゃいけないなと思った。早稲田も帝京に負けて意識を高めて僕たちに来ると思うので、受けずに自分たちがやらなきゃいけないことをしっかり100パーセントまた来週しっかりやっていきたい」

右WTB高橋汰地(政経1=常翔学園)
「前半は明治らしいラグビーで、良い流れでゲームできたと思う。後半は入りからミスも多くて、明治らしいラグビーができなかった。それを改善したらもっと良いゲームができるかなと思う。(帝京大は)チャンピオンチームなので、チャレンジしようと言ってたけど、一人一人ヒットも強いし、もっと一体一で負けない体作りを徹底してやっていかないとダメかなと。フォワードと連携できずに一回トライ取られたところがダメなところ。良いところはキックチェイスとディフェンスのラインをしっかり揃えて上げるところはできたと思う。次の春早稲田と試合なので、早稲田も伝統のある強いチームなので、しっかり前半から、後半も明治らしいラグビーをしていくことが大事だと思う」

FB田村煕(営4=国学院栃木)
「毎年のことだが強かった。ブレイクダウンとかミスボールの反応、22mに入ったときに相手の方がスコアする力があった。そこで差が出た。自分が一本キックミスをしてしまって流れを断ち切ってしまった。それも含めて、相手のノットリリースザボールなどペナルティーから相手はボールを失わないでアタックし続けていた。うちはボールを失ってしまうことが多かった。どこのチームもいけるという感触はあると思うが、局面局面で帝京は取り切るということが徹底できている。そこの差が多かった。FWも差はあると思う。やはり優勝しているチームなので、狙いどころ、取りどころ、ターニングポイントで集中できている。そこは見習うべき。うちのFWでもできないことはない。毎年最終的にスコアが開いてしまう。前半は良かったとか要所要所は良かったと言っても結果は結果。そこの点差を広げて買っているのが帝京の強さだと思う。スコアでも表現できないと駄目。今年は夏に試合しないが、秋にしっかり、そこにアジャストしてやることができれば問題はない」

齊藤剣(政経1=能代工)
「帝京大にはもちろん強いイメージがあったが、明治の先輩の方が強かった。特にモール。自分が入っていたらあそこまでできていかなった。やっぱり先輩たちは心強い。自分はコンタクトでもっとやれたと思う。入っていきなりスクラムだったが、先輩には準備という面を言われていたが、最初のスクラムで落ちてしまった。自分が入ってもちゃんとできるように頑張りたい」

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