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この試合唯一のトライを挙げた鶴田

ラグビー部  果敢に攻めるもトップリーグチーム相手に完敗/練習試合

◆6・27 練習試合(キヤノンスポーツパーク)
▼明治7{0−35、7−10}45キヤノンイーグルス○


◆スコア◆
明治
キヤノン
前半後半得点前半後半
PG
DG
3510
合計
45


 トップリーガー相手に攻め込むも、取り切ることができなかった。春シーズンの集大成となるこの日、キヤノンイーグルスとの練習試合が行われた。トップリーグに所属するキヤノンのレベルの高いプレーに、前半は攻め込むことができない。勢いあるアタックに圧倒され、大量得点を許してしまった。それでも後半に入るとペースをつかみ、接点を制する場面が増え敵陣深くに攻め込んだ。しかしペナルティーからなかなか得点につなぐことはできず7―45で完敗となった。


 前半は実力差を見せ付けられた。前半8分、相手ボールスクラムを押し込まれ先制トライを献上した。「今までセットプレーにこだわってやってきたので、スクラムを押せなかったことは残念」(塚原巧巳・政経4=国学院栃木)と肩を落とした。その直後、明治のキックオフボールをキヤノンがノックオンし、敵陣22メートル付近でのマイボールスクラムを獲得。この試合最初のチャンスを生かしたい明治だったが、圧倒されボールを奪われると、キヤノンはキックから転がったボールをインゴール付近まで蹴り込み、最後は追いかけた芦谷(キヤノン)に抑えられた。前半終了間際には相手のクイックスタートから強力外国人選手のマイケル(キヤノン)に、ディフェンスに定評のある右CTB川田修司(情コミ4=桐蔭学園)ら3人のタックルをかわされ得点された。トップリーガーの個人技光るプレーに、太刀打ちできなかった。

 トップリーグチーム相手にも通用する場面も見られた。「接点は全然負けていなかった」(塚原)とブレイクダウンで優位に立つ場面も見られ、後半は敵陣でのプレーが大半を占めた。またBK陣もスキを突いたステップでボールを前へと運んだ。後半40分にはNo.8前田剛(営2=報徳学園)がタックルを受けながらも押し進み、ラックからパスを受けた左CTB鶴田馨(営2=筑紫)が軽やかなステップで相手ディフェンスをかわしこの試合唯一のトライを挙げた。ディフェンス面においても、相手の激しいアタックにも果敢にタックルに入り続ける。左WTB林祥太郎(文3=常翔啓光)がタイミング良くタックルに入りノックオンを誘うなど、奮闘を見せた。また体の大きな外国人選手などにも、1人では止められなくても「2人目の速さを意識すれば止められた」(No.8桶谷宗汰・営3=常翔学園)。前半奪われた5トライに対し、後半は2つに留めた。攻守において諦めることなくひたむきに挑んでいった。しかし「最後に取り切るところが課題」(川田)。春シーズンを通しての課題だったフィニッシュの甘さがこの試合でも見られ、夏への課題となった。

 これで春の試合は全て終了した。「学生レベルよりも高い試合をして、自分たちの中で春に積み上げたものがどれだけ通用するのか」(丹羽政彦監督)をあらためて確認。「秋に向けての課題として見つかった試合」(林)となった。この春の経験を糧に、夏にどれだけレベルアップできるか。それが秋の結果につながる。

[保屋松彩佳]

◆練習試合 対キヤノンイーグルス戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR須藤元樹(文4=国学院久我山)
→18.齊藤剣(後半0分)
→17.祝原(後半23分)
16佐藤公彦(法3=明大中野)
←2.古田雄(前半30分)
2.HO古田雄也(商2=国学院久我山)
→16.佐藤公(前半30分)
17祝原涼介(情コミ1=桐蔭学園)
←2.齊藤剣(後半23分)
3.右PR塚原巧巳(政経4=国学院栃木)
→19.吉岡(後半35分)
18齊藤剣(政経1=能代工)
←1.須藤(後半0分)
4.左LO小宮カズミ(文1=目黒学院)
→20.尾上(後半23分)
19吉岡大貴(農2=宮崎日向)
←3.塚原(後半23分)
5.右LO小林航(法4=明大中野八王子)
20尾上俊光(政経3=尾道)
←4.小宮(後半23分)
6.左FL近藤雅喜(商3=東海大仰星)
→21.井上(後半0分)
21井上遼(政経1=報徳学園)
←6.近藤(後半0分)
7.右FL田中健太(営4=大阪桐蔭)
→23.前田(後半15分)
22安永賢人(営4=長崎北)
←8.桶谷(後半23分)
8.No.8桶谷宗汰(営3=常翔学園)
→22.安永(後半23分)
23前田剛(営2=報徳学園)
←7.田中健(後半15分)
9.SH浦部岳之(法4=桐蔭学園)
→24.三股(後半0分)
24三股久典(政経2=佐賀工)
←9.浦部(後半0分)
10.SO忽那鐘太(文1=石見智翠館)
→25.松尾(後半23分)
25松尾将太郎(商1=東福岡)
←9.忽那(後半23分)
11.左WTB林祥太郎(文3=常翔啓光学園)
→28.石井(後半15分)
26渡邊弐貴(営1=国学院栃木)
←13.川田(後半23分)
12.左CTB鶴田馨(営2=筑紫)
27渡部寛太(文2=愛媛県立北条)
←14.澤田(後半23分)
13.右CTB川田修司(情コミ4=桐蔭学園)
→26.渡邊(後半23分)
28石井雄大(政経1=国学院栃木)
←11.林(後半15分)
14.右WTB澤田陵(文2=明和県央)
→23.渡部(後半23分)
15.FB成田秀平(営3=秋田工)



試合後のコメント
ゲームキャプテン・右CTB川田修司(情コミ4=桐蔭学園)

「前半の入りを意識しようとしていたが、受け身になってしまってこのような点差になってしまった。強い相手なのでうまくいかないことも多かったので、コミュニケーションの部分を意識しようと挑んだ。それが一番のターゲットだった。結果としてはまだ足りなかったなというのは大いにある。手応えとしては、最初はうまくいかない部分も多かったが途中からいいアタックもできていた。でも最後に取り切るところ、敵陣に入ったときに得点するというところができていないので、そこは課題かなと思う。相手のBKは外国人をキーにやっていて、うまく止めることができなかった。まだまだ強い相手には自分たちの強みを出すことができなかったので、これから夏合宿前や夏合宿に入ってからいいアタック、ディフェンスができるように頑張りたい」

左PR須藤元樹(文4=国学院久我山)
「去年の筑波戦以来の復帰だった。自分としてはまだまだいけたかなという思いはあったが、現段階では今日出せたパフォーマンスが今の力。ここからどんどん上げていければ。自分としてはセットピースの安定を目標に掲げてやっていたが、トップリーグの圧力が強くてスクラムを押された。ラインアウトもスチームされてしまった。ブレイクダウンとかはクリーンアウトもできていたし、通用する部分もあった。常日頃からブレイクダウンの練習でやっている、一人が一人に対してチェイスして相手を倒すということが今日は出せた。キヤノンとの差はセットピースの強さもそうだがリアクション。攻守の切り替え、外に振る速さだったり、チャンスへの反応など、リアクションスピードが全然違った。そこが明治とトップリーグとの差」

右PR塚原巧巳(政経4=国学院栃木)
「後半は結構いい感じにできていたので、それを最初からできるようにしなければいけないと思う。今日はラインアウトはぼちぼちできていたが、スクラムが後ろの押しが弱くて自分たちの姿勢が取れなかった。後ろから押せるように改善したい。接点は全然負けていなかったと思う。後半は特にイケイケにできていたので、それを入りからできるようにしたい。手応えとしてはまだまだいけたという感じ。今までセットプレーにこだわってやってきたが、スクラムを押せなかったことは残念。ラインアウトの成功率が高かったのは良かったですね。もっとFW全体として成長できるよう、これから頑張りたい」

右FL近藤雅喜(商3=東海大仰星)
「社会人、強い相手にセットプレーやブレイクダウンでどこまでできるかという試合だった。想像以上にスクラム、ブレイクダウンでプレッシャーを受けてしまった。ただそこで悲観的にならずにこれを糧にして夏につなげたい。(1対1は)強いというのと、体の使い方がうまいと感じた。個人としても相手に対するタックル回数だったりを増やして行きたい。夏合宿でFW全体としてもっと強くなって、レベルアップしたい。個人としても明日のオールスターで全てを出し切って夏を迎えたいと思う」

No.8桶谷宗汰(営3=常翔学園)
「ブレイクダウンは自分で思ってた以上にいけた。ただ、タックルになると一人一人の強さがあった。一人ではもう止まらないので二人目の速さを意識すれば止められた。それはトップリーグに関わらず帝京大や東海大とかのフィジカルが強いチームには言える。大学生相手にだとセットプレーも安定していてFWもそれに自信を持っていたところがあった。やっぱりトップリーグともなるとスクラムもラインアウトモールも強かった。でもそこでやられるままやられていたらよくないので、そこでもっとコミュニケーションを取ろうと意識はしていたが、自分自身パニックになってしまって後ろからまとめることができなかった。それは反省しないといけない。相手のペナルティーでエリアは取れたがFWがセットプレーで負けてしまった。いつもならFWプレーで取れたところが取れなくて22メートル入ってスコアできなくて、チームの士気も下がるしプラン的に狂ってきた。ペナルティーを取ってもらったがスコアにつながらなかったので意味がなかった。明日オールスターがあるので、キャプテンとかリーダー陣のいつもチームをまとめてくれる人たちがいない中、自分はもっとチームを引っ張っていかなきゃいけない立場だった。もっと声とか出していきたい」

左WTB林祥太郎(文3=常翔啓光)
「強い相手なので、春やってきたことを全てぶつけるチャンスととらえていた。しっかり全員で体を張っていこうと。春の集大成にできればなと。ディフェンスでキックオフ後だったり入れるところは入れたが、そこのコールの部分で周りを一緒に上げたりというのができなかった。そこはオフェンスも。そこが秋に向けての課題として見つかった試合だと思う。個々のディフェンスで負けないようにまだまだ夏で頑張らなければいけないと感じた。個人として早稲田戦はオフェンスがはまって良かったのだが、今回は逆に相手のタックルやプレッシャーを受けてしまった。あっちがディフェンスの時はプレッシャーが怖かったし、びびって上がれなかったところはあった。そこは大学での強いチームでもちろんしないように克服していきたい。毎回毎回の試合でだめなところがでてきているので、そこを減らしてむらなくできるようにならなければならない」

左CTB鶴田馨(営2=筑紫)
「チームとしても、格上のチームにしっかりチャレンジしていこうと言っていた。意識はしていなかったがアタックもディフェンスも精度高くやっていけずに敵陣深くに入っても自分を含めミスで終わってしまった。精度の部分はトップリーグ以外にも、帝京大だったり格上のチームでも取りきらなければいけないところだった。自分たちのやらなければいけないところがコミュニケーションだったりまだできていない。FWにしてもBKにしてもまだ課題はある。ディフェンスの部分ではセカンドを、1人目で止められないところでは二人目に入ってアベレージを上げていこうと言っていた。今日もしっかり入らなければいけなかったが、どうしても疲れてきた時に走れずに入れなかった。そこのリアクションを上げていけば、ゲインさせる場面も少なくできた。(それでもトライは挙げられたが)相手は前半からやってきていて疲れていたし、後半になってからコミュニケーションが取れてきて失点も抑えられた。後半から追い上げても負けたら意味がないので、前半からやっていきたい」

FB成田秀平(営3=秋田工)
「BKのアタックは自分たちが思っているようにはできなかった。個人的には浅めのスピードのない状態でボールをもらって、相手にタックルを受ける場面が多かった。納得はいっていない。個人的に差を感じたのはフィジカル。手術をしてから体重が去年より落ちた。今年はスピード重視という感じということもあってか、フィジカルで勝てなかった。フェイズを重ねることができればゲインラインも切れていた。そこでノックオンとかミスが目立ったがそこを修正すればアタックは通用する。個人的には通用した部分は無い。自分はまだまだ通用しない」

祝原涼介(情コミ1=桐蔭学園)
「緊張した部分はあるが、セットプレーやブレイクダウンで通用しない部分がたくさん見れたので、シーズンに向けて修正していく。個々の強さで通用してる選手はいるけど、下級生はまだ体作りができてない。下級生が足引っ張らないようにもっと頑張っていきたい。体重の差もあるが、基礎的な部分をもっとやっていきたい。トップリーグ選手で体しっかりしてるので強いが、低さと精度上げれば通用する部分はあったと思う。セットピースで良いように取れるようにしていきたい。(コーチからは)シェイプのところで単体で行かないようにと。もっと人とリンクするようにと。チャンスが無かったので、次の試合で修正していきたい。セットピースをしっかり組んで良いボール出していきたい」


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