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持ち前のフィットネスが光った加藤

ラグビー部  最後は勝ち切れずも7人制で奮闘/北海道バーバリアンズ7'sトーナメント大会

◆7・11〜13 第4回北海道バーバリアンズ7'sトーナメント大会

▼男子3位戦(ボウル)
1回戦
○明治35{14―12、21―5}17和歌山県選抜
決勝
 明治19{5―12、14―10}22タマリバクラブ○
 不慣れな7人制の大会を果敢に戦い抜いた。来年のリオデジャネイロ五輪から正式種目として採用される7人制ラグビー。大学生から社会人チームまで28チームが参加した今大会に明治は初参戦となった。セブンス未経験者からユース五輪経験者まで幅広いメンバーで構成された急造チームの中、試合を重ねるごとに個人が力を見せ結果はボウルトーナメント準優勝。要所でのプレー選択や集中力など15人制にも通ずる課題も見つけ、実りある大会となった。

「俺だ。(6)舟橋諒将 スピード×フィジカル! セブンズを飛躍のきっかけに」(7月12日更新)も併せてご覧ください。

 一時は逆転も勝ち切ることができなかった。予選リーグ3位チームで争うボウルトーナメント決勝、相手は全国クラブ大会優勝の実績を持つ神奈川タマリバクラブ。開始から両者拮抗も前半3分に森田澄(政経3=天理)がハーフウェイライン上からキックで仕掛ける。転がるボールはインゴールで動きを止め、そのまま走り込んだ森田が自ら抑え先制トライ。勢いそのままに突き離したい明治だったがシンビンにより数的不利の状況に。ゴール前での相手の猛攻を防ぎきることができず連続で2トライを献上。前半を5―12で折り返した。
 後半は1トライを返した直後にトライを奪われ12―17とゲームは苦しい展開に。完全に相手ペースに持ち込まれたと思われたが、ここでゲームキャプテン・村岡誠一郎(商4=深谷)が大奮闘。総員でタックルにきた相手を「無我夢中だった」(村岡)とフィジカルとステップで一気に振り切りゴール中央に値千金のトライ。試合終了2分前で19―17と試合をひっくり返した。しかし、最後の最後につめの甘さがでた。終了間際の相手の総攻撃を凌いだ後、自陣ゴール前で痛恨のペナルティー。ラストワンプレーでトライを献上し19―22と悔しすぎる幕切れとなった。

 個人を見るとスキルの高さがうかがえた。アタックでは7人抜きをみせた村岡、第三列の中でも走力が自慢の舟橋諒将(文1=札幌山の手)らがトライに絡み、ディフェンスでは加藤哲朗(法2=秋田)が躍動。加藤は「自分の持ち味はディフェンスやフィットネス」との言葉通り、ボウルトーナメント1回戦では相手の独走トライを阻止するなど流れを止めるファインプレーを随所で見せた。それだけでなく高橋聡太郎(文3=釜石南)はオフロードで幾度もチャンスを演出し、森田はコンバージョンキックでもその役割を果たした。途中出場が多かった松田優河(農4=明大中野)は足が止まる時間帯によく動きトライを挙げるなど、チーム一人一人が力を出し切り戦い抜いた。今大会のメンバー選出にも「なかなか上に上がれないけれども下で頑張っている選手を連れてきた」と丹羽政彦監督(平3文卒)。7人制という形でチャンスを与えられ、日頃の成果やその実力を遺憾なく発揮した。

 個人がいいプレーを見せていただけに決勝を落とした悔しさは大きい。しかし、その最後の集中力やプレー選択の部分は15人制にも通じるところ。「必ずそこの課題を持ち帰って活かさなければならない」と村岡。今回出場した選手は成長の夏、勝負の秋に向けて挑戦を続けていく。

[小田切健太郎]
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チームワークのよさも自慢だ

◆出場メンバー◆
舟橋 諒将(文1=札幌山の手)13松田 優河(農4=明大中野)
14三原 智幸(農4=尾道)11村岡 誠一郎(商4=深谷)
高橋 聡太郎(文3=釜石南) 14平間 丈一郎(政経2=国学院栃木)
朝長 駿(文1=長崎北陽台)10森田 澄(政経3=天理)
加藤 哲朗(法2=秋田)


試合後のコメント
ゲームキャプテン・村岡誠一郎(商4=深谷)

「今までセブンスをやったことがなかったけれど、チームの仲間がまとまっていてよく動けた。キャプテンとしてもまとめやすかった。今大会に向けての練習がほとんどできていなかったので、チームとして戦って行く中で上がっていた形。昨日の初戦が茨城選抜で負けてはしまったが競ることができて、セブンスに向いているチームという手応えを掴んだ。チームとしては自主的に動くことを意識していた。人数が少ないので、監督に何か言われてから動くのではなく自分たちからと。試合では最低限チームとしてのことはやり、自分たちのやりたいことも加えてやる感じだった。(タマリバクラブに逆転負け)他のバーバリアンズ戦など含め取れそうな所で取れなかった。詰めの甘さというのは出てしまったかなと思う。そこは15人制にもつながるところなので、必ずそこの課題を持って帰って活かさなければならない。(タマリバ戦での途中の逆転トライは)無我夢中でいった感じだった。(3位グループ内の2位は)取り切るところで取れていればもっと上にいけた。不完全燃焼。最低でも3位グループ優勝はしたかった。1日目は置いといて、2日目のトーナメント優勝はしたかった。(7人制で15人制につながる部分は)コミュニケーション。セブンスだと一人一人の守るスペースが大きいので。この二日間着た紫紺はやはり明治の伝統的なユニフォームであり、セブンスだからとか関係なしに感じるものがあった。また夏以降に向けても着れるようにがんばっていきたい」

森田澄(政経3=天理)
「最後、あの時間に全員で意思統一ができていなかった。あれは自分たちのミス。惜しい試合が何試合もあった。15人制でも同じだが、細かいプレーだったり集中力、気持ちとかの部分で最後負けてしまっていることが結果に出てしまっている。そういうところは無くしていけるように、15人制の糧にしたい。1試合目、自分たちがどれだけできるかというのが分からなかった。それでも茨城県選抜との試合で思ったより手応えがあって、セブンズを練習してきているチームが多いけれどそのチームとも戦えた。試合を重ねていくごとに自分たちが噛み合っていってセブンズらしい、いいプレーが出てくるようになった。2日間で成長できたと思う」

加藤哲朗(法2=秋田)
「7人制はやったことがなくてできるか不安だった所はあったが、挑戦という風に捉えていた。自分の持ち味は15人制でもディフェンスやフィットネスなので、そこは今回も出せてよかった。SHは普段から走るポジションであり、みんなから比べてみれば仕事量がまだまだなので、走ることぐらいは思っていた。もともと体力にも自信があったので連戦は大丈夫だった。この二日間で見えた課題としては勝ち切らなければいかないところで勝てないというのが一日目の2試合なりであって、格上とやる中でのゲームメーキングは15人制でもがんばっていかなければならないと思う。春のAチーム出場は経験だと思っているので、そういうチャンスをもらって掴み切れていない。秋に向けてもまた合宿でチャンスを掴んで、Aチームに絡んでいきたいと思う」

舟橋諒将(文1=札幌山の手)
「最後逆転トライを許したというのが悔しい。最後の最後までの集中力が足りなかった。試合をやっていて1試合1試合成長していくのを感じた。チームの力も上がっていて、コミュニケーション能力もすごい上がっていたのでいけるかなと思っていたが甘かった。練習は出発する当日から始めた。みんな最初はセブンズがどういうものか分かっていなくて形になっていなかったが、セブンズとしてのチーム力は試合を重ねるごとに上がっていったと思う」

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