検索
 HOME > ラグビー部

相手のタックルを押し抜け走る舟橋

ラグビー部  Cチーム ディフェンスを強化し朝日大Bを無得点で制す/練習試合

◆8・16練習試合(明大菅平セミナーハウス)
▼Cチーム
 ○明治76{52―0、24―0}0朝日大B
 夏合宿初となるB、Cチームの練習試合が朝日大と行われ、Cチームが76―0の完勝を果たした。前半は、合宿で得た経験や向上したプレーを試そうと奮起する選手たちの積極的なプレーで大量得点を奪った。メンバーを大きく代え後半に挑み、ペナルティが多発するも前半に引き続きディフェンスは崩さず無失点で抑えた。

 終始明治が試合の主導権を握り攻め入った。開始2分には、SH福田健太(法1=茗渓学園)が敵陣でボールを得るとパスと見せかけ相手ディフェンスをステップで翻弄(ほんろう)しトライを獲得した。福田のトライを皮切りに、20分までに合計4トライを奪い28―0と流れは完全に明治のものに。30分には、相手ボールラインアウトから明治が一気に敵陣ゴール直前まで進み、トライを警戒する相手のディフェンスをものともせずにHO朴成浩(政経2=大阪朝鮮)がゴール右中間にボールを叩き込んだ。攻守が交代すると、明治はディフェンスを整備しボールを取り戻した左WTB村岡誠一郎(商4=深谷)から右LO舟橋諒介(文1=札幌山の手)にパスをつなぎトライ。明治の大量得点獲得は「みんなの向上心が得点力につながってた」と上田宥人(政経4=東海大仰星)。試合終了ぎりぎりまで攻めに攻めた明治が52点を獲得し前半を終えた。

 メンバーを入れ替えて臨んだ後半、目に見える大差に選手たちに油断が生まれ、個人プレーでの大胆さも極まってミスやペナルティの連発につながった。後半8分の明治のトライ直後、センターラインでのマイボールスクラムからパスをつないでトライを狙いに行く明治だったが、不意のタックルでボールを奪われ、相手のキックで自陣への侵入を許した。マイボールラインアウトで加藤哲朗(法2=秋田)がパスを受け取るが痛恨のノックオン。更に5m自陣へ食い込まれる。しかし、相手のクイックパスをタックルで止め、なんとかボールを奪い返した。25分、再び明治のピンチが訪れる。自陣でペナルティを犯し、22mでの相手ボールのラインアウトでボールを奪おうと奮闘し冷静さを失うあまりオフサイドとなった。明治がこだわるスクラムでは、マイボールスクラムで相手にホイールされスクラム権を献上してしまう場面もあった。それでも、相手のペナルティのたびにスクラムを選択し続け、スクラムからのトライにつなげる。最後は相手スクラムからモールを形成しボールを獲得し、山本祐太朗(営3=明大中野)が相手ディフェンスをすり抜けスピードのある走りでトライを取りに行った。結果76―0と大差をつけての勝利だが、後半では課題も多く残った。

 合宿の成果をしっかりつかみ、また新たな課題を見つけることができた。「ディフェンスのところでしっかりロータックルに入れて、相手の動きを止めていた」と丹羽政彦監督も賞賛するように、今回の練習試合ではぬかりのないディフェンスを継続し自陣のゴールラインへの侵入は一切許さなかった。その一方で「後半の粘りとか走りというところは課題」(舟橋)と言ったように、攻めに行くところでのサポートの遅れがミスやペナルティにつながった部分も多々あった。菅平での合宿は続くが、試合で得た反省を生かし次戦へつなげていくことで秋の大会に向けて意識をあげることができる。「CDでよくやってるやつは上に上がる、ただそれだけのこと」(丹羽監督)。弱肉強食のメンバー争いの中で生き残るには明治で必要とされる「前へ」の精神をプレーで示すしかない。

[長谷川千華]

試合後のコメント
No.8 上田宥人(政経4=東海大付属仰星)
「No.8っていうポジションでチームに力を与えるという点では与えられたと思う。前半だけ出る人や後半だけ出る人が多くて、前半は出し切って一つ上のチームに全員で上がろうという気持ちで来たので、みんなの向上心が得点力につながってたと思う。後半は、良い準備ができてなかった。準備不足というのがあった。でも後半のチームのメンバーは修正能力も高かったので、後からしっかり修正してできた。DFは要所要所で切られる部分はあった。そこはファーストローもセカンドもベーシックスキルをもっと徹底していきたい。セットプレーは、相手が下のチームということもあって、圧倒しきれた。次のBCでも圧倒していきたいと思う。スクラムにはこだわりがある。8人パックで。明治のFWが前に出ないことには、バックスも前に出れないので、前に出て良いボールをバックスに出したい。次はBCどちらで出るかはわからないけど、出し切って上のチームに上がってって、みんなで向上心もってやって秋に優勝できるように」

右LO舟橋諒将(文1=札幌山の手)
「ブレイクダウンは甘いところがあったが、すごい自分たちがこだわっていたセットピース、スクラムを組めたことが良かった。スクラムは本当最初から最後まで押せた。課題の後半のスクラムも押せたし、今日は本当に良かった。前半も後半もどっちも入りが今まで問題だった。今回はエンジンがかかるのが早くなったが、もっと最初のワンプレーからずっとエンジンを入れていけたらなと思う。あとキックオフが安定しなかったのでレシーブのとことか。ボールの支配率も高かったのでディフェンスはかなり少なかったが止めるところをしっかり止めれてたと思う。レフェリーは取らなかったがノットロールアウェイだなと思う部分が自分たちにあったので、そこは改善するところ。ロータックルはみんなしっかり少ないディフェンスの中でもできた。前にタックルを返せたのは良かった。走ることについてはまだ課題。後半の粘りとか走りというところでは課題なので、涼しい菅平なんで少しはみんな走れたと思うがやっぱりもうちょい自分も含めて走らなきゃなと思う。ハイスコアになったら好き勝手できたりして、みんな大胆なプレーになる。監督が丁寧にと言ったのはそういうところ。個人としてはアタックは少ないタッチでちょっとでも出れたことは良かった。あとディフェンスはもうちょいタックルが多いシチュエーションに走っていくことが必要かなと思う。これからAとかBに上がれるように少しでもあと残り2週間の練習を毎日頑張って上に上がれるように頑張ります」

SH福田健太(法1=茗渓学園)
「今日は個人的には意識してやったハーフとしてのさばきが甘かった。(FWのコントロールは)いつも自分が動かさなきゃ動かさなきゃっていろんなことやって空回りしちゃってたので、頭の中で冷静に考えてやってたらできた。相手のDFは余ってるときに結構つめてきてたので、対応できているところとできていないところがあった。ミスがあった。でも逆にFWも前に出てた。最後、スクラムから僕と誠一郎さんでついてできてたので、相手のところ突けていけたかなと思う。明治のDFは前半はリロードも早くて、起き上がりもすぐ、ディフェンスのPXYZも入れてよかった。最近チーム変動は多くて下に落ちたけど、そこは自分に足りないところがあるってプラスに考えることにした。さばきのところで判断が悪かった。疲れていく中でコントロールが上手くできてないとういところで下に落とされてると思うので今日はそういうところをしっかりやろうと思ってできたのでよかった」

森田澄(政経3=天理)
「ラントゥーキックをやろうということで試合に臨んだ。前半はエリアも取れてできたが、後半は自陣で攻めるときにエリアを取れなくて得点につながらなかった。チームとして練習はずっとやっているのでやることは春から変わっていない。良い感じで初戦に挑めたと思う。今日のチームはいろんな学年がいるが、気を遣わずにダメなプレーをしっかり声を掛け合ってできた。良い雰囲気。エリアの取り方を意識して挑んだが、よく出来たと思う。点差をつけて勝てたが課題は残るので修正していかないといけない。天理大に向けて反省をまとめて改善したい。合宿はタフなことを沢山しているが、それをやって自分たちのやろうとしていることをしっかり強化できている。しんどいけど充実している。自分は春からディフェンスを課題だと思っている。ディフェンスラインを前に入れてタックルをしていきたい」



ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: