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主将として体を張り続けた中村

ラグビー部  夏合宿最終戦 FW戦で苦しみ春に続き東海大に連敗/練習試合

◆8・29 練習試合(菅平サニアパーク)
▼明治14{7―12、7―7}19東海大○
 夏合宿最終戦となった東海大戦は厳しいものに終わった。春季のリベンジとして臨んだAチーム。キックオフから幸先よく先制するも流れが続かずトライを奪えない。その後はFW勝負で後塵を拝し、要所のセットプレーを得点に結びつけることができずに敗戦。春季から2連敗と同じく強力FWを擁する相手に雪辱とはならなかった。

リベンジ果たせず
 立ち上がりから明治が圧倒すると思われた。キックオフボールを右LO小林航(法4=明大中野八王子)が好キープするとそのままノーホイッスルトライへつなげる。春の雪辱に燃えていた明治はフィジカルが自慢の相手に対しその後も体をヒットさせ、仕事をさせるのを防いだ。しかし前半19分にゴール前のラインアウトモールからトライされると流れは徐々に東海大へ。その後のスクラムで2度に渡りプレッシャーを受け、ゴール前の密集戦でもトライを奪われた。前半はその嫌な流れを断ち切れず7―12で折り返した。
 後半も我慢の時間は続く。開始から相手にボールを支配され、自陣でのプレーを強いられる。ついには後半16分にゴール前のスクラムで押し込まれ、痛恨のスクラムトライ献上。「セットピースから崩されたのが直接的な敗因」(HO中村駿太主将・商4=桐蔭学園)と自分たちの強みとすべきプレーで制圧され、リズムを崩した。攻めては敵陣ゴール前1m地点からのスクラム、ラインアウト、相手ペナルティーの全てのチャンスをものにできなかった。終了10分前にはSO田村煕(営4=国学院栃木)のキックパスからこの日断トツの仕事量を誇ったNo.8桶谷宗汰(営3=常翔学園)が意地のトライも反撃はここまで。14―19とリベンジを果たすことはできなかった。

焦らず勝負の秋へ
 今後は一つ一つのプレーの完成度を高めていく。同じFW戦を強みとする東海大に対し、真っ向勝負で敗れたものの焦りはない。今年の夏合宿は例年以上のハードメニューを敢行。練習量と質への自信はどこの大学にも負けていない。昨春は「勝って反省」を合言葉に勝利を重ねるも、それがあだとなりシーズン終盤の負の連鎖から脱出することができなかった。今季は「成長していくシーズン」(丹羽政彦監督・平3文卒)を掲げ結果以上に内容にこだわり、勝利は自信に、敗戦は糧にしてやってきた。チームのピーキングを秋に持っていく過程にある今、試合に敗れても悲観的にならずに一層のハードワークを課すことができる。
 
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副将・齊藤が戦線復帰
役者もそろってきた。今試合で副将の左WTB齊藤剛希(商4=筑紫)が昨年10月ぶりに戦線復帰。試合中の声出しなどチームの精神的支柱となることはもちろん、トライゲッターとしても懸かる期待は大きい。また、春季からAチーム出場を果たしている右FL井上遼(政経1=報徳学園)はボールへの嗅覚、密集での運動量が今夏を経てレベルアップ。上級生が多く占める今季のFW陣においてもその仕事量は引けをとらない。加えて春季にU―20遠征に行っていたメンバーが上のチームに絡んできた今、戦力はより厚みを増してきている。

 夏合宿の全行程が終了し、いよいよ対抗戦へとカウントダウンが始まる。初戦は9月19日、立大戦。昨年は14トライを奪い快勝も現在のチームに慢心など一切ない。中村主将は「チームをまとめてしっかり優勝に導いていくだけ」と力を込める。まずは対抗戦制覇へ、重戦車はまだまだ強くなれる。

[小田切健太郎]

試合後のコメント
HO中村駿太主将(商4=桐蔭学園)

「セットピースで崩されたのが直接的な敗因。ゲームの入りがよかった中で、いかにその気持ちを継続するか、モチベーションを保つかということが大事になってくる。今日はそこができていなかった。取り切るという意識がスコア差としてでてしまったと思う。ブレイクダウンは春に比べてこの夏でみんなよくなってきたので、もう一回、1月2日に東海大学とできると思うので頑張りたいと思う。秋に向けてはチームをまとめてしっかり優勝に導いていくだけ」

齊藤剛希(商4=筑紫)
「最初はチームに活気を与えよう、全力でいこうと走っていたが、やはり体力的にきつかった。ゲームフィットネスの部分がまだまだ。実践的な練習、フルコンタクトの練習にはこの夏から参加していたので不安はあったが、ケガなく終われたことはよかった。後半からだったので活気を与えるためにも声出しはしっかりして、コミュニケーションの部分は頑張れたと思う。(ゲームは)FWが今までにないぐらいに劣勢の中で、タックルだったり運動量で相手に勝ってスコアレスに持ち込めたのはよかった。ただ前半でペナルティーを多くしてしまい、相手の得意なモールを多くさせてしまったことが敗因。この敗戦をチームも個人もいい薬にしなければならないので、これから八幡山に帰ってしっかり練習していきたい」


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