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春の雪辱を誓う大城選手


東京六大学野球 2015〜秋〜  (13)立大戦事前インタビューB大城選手、齋藤俊選手、佐藤拓選手  

 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
 戦いの秋が幕を開ける。秋季リーグ戦が12日に開幕した。明大の開幕カードは第2週目の立大戦。立大は昨季5位の結果に終わり、春の悔しさを晴らすべくチーム一体となって臨んでくる。第1週目では勝ち点を慶大に献上するも、投打ともに調子の良さをうかがわせた。勢いに乗るチームに対し粘り強さを見せ、まずは開幕カードでの勝ち点奪取を狙う。(この取材は9月3日に行ったものです)


大城滉二選手
――昨季を振り返ってみていかがでしょうか
個人でもチームでも、今までで一番良くなかったです。悔いが残るような結果だったことが一番。自分が結果が残せず、チームが負けてしまって本当に悔しい思いをしました。失策ゼロは今まで初めて。その点は自分の描いた目標通りに終わることができてよかったです。安打数については、プレッシャーは普段感じないタイプなんですけど、自分で感じていないところであったと思います。数字に近づくにつれて自分のことしか考えられない部分がありました。自分も打てなくなって、チームも負けてしまいました。

――リーグ戦中、映像を見て修正したという話がありましたが
良い時は体が勝手にボールに反応するような感覚でした。打てなかった時は打席の中でとても考えてしまって、ボールが来ても結局間に合わないような状態。迷っている部分が影響したと思います。

――様々な形で塁に出ようという姿が見られました
打てない時はチームも勝てなくて。自分が何とか塁に出なきゃいけないということを考えようと思いました。自分のためというのも大事ですけど、やはりチームが勝たないと意味がないです。そういうことを考えながらやった結果がバスターだったり、いろいろ試みた感じですね。100安打達成した時は気持ちがものすごく楽になりました。うれしかったよりはホッとしたという気持ちが一番でした。帰りのバスでもみんなに声を掛けてもらいました。

――その中で見えた課題や収穫は
やはり打てなかったのが課題であり収穫です。秋にどうつなげていこうかと今までいろいろと試してきています。頭ではイメージはあるので、どうなるかという感じです。

――夏を通して新しく感じたことはありますか
試合をやって行く中で、守備でギリギリなプレーだとか、いかに相手の打者を想定するかという面です。それについては今までいい感じでこれています。守備から攻撃につなげていくということで、足を動かしていきました。守備を目標に、特守などに一番時間を費やしました。

――手応えはありますか
チーム状態で考えると、良い方向には向いているんですけど、まだまだです。ここからだと思います。リーグ戦までにどうにかあげていければ。個人的には守備も打撃も状態はいいです。そのままリーグ戦に入っていければという感じです。

――秋も数字における重圧は大きいと思いますが
一番は意識しないことです。そうすれば自分のプレーができると思うので、それを第一に置きます。チームのことを一番に考えて戦って行きたいです。

――明大戦に対する意気込みはありますか
ずっと負けてしまっています。力の差というのはないと思うので気持ちで負けないように、向かっていきたいです。

――秋はラストシーズンとなります
悔いの残らないようなシーズンにしたいです。まだ一回も優勝を味わっていないので、優勝を味わえるように一戦一戦を戦って行きたいです。チームとしてはやはり春、悔しい思いをしているので、一つでも多くでも勝てるようにやって行きたい。個人的にはチームのために首位打者を狙います。最終的に勝利につながっていければいいなと思います。

――ありがとうございました。

最優秀防御率を狙う齋藤選手
最優秀防御率を狙う齋藤選手


齋藤俊介選手
――昨季を振り返っていかがでしょうか
自分にとってはケガ明けのリーグ戦で、自分なりにすごく練習して自信を持って臨みました。肩から、下半身から一からつくり直しました。実戦登板でもかなり手応えを感じていました。でも結果は5位で悔しかったです。

――復活登板を果たした気持ちはどうでしたか
戻ってこれて嬉しかったという気持ちもありましたが、相手に先に3点取られてしまって、先発投手としての仕事が不十分でした。

――早大戦では満塁弾を浴びましたが
満塁ホームランを浴びたのは初めてでした。リーグ戦の大事な場面で任されて、序盤で打たれてしまいました。でも収穫はありました。それまでは自分のボールを過信じゃないですけど、そう思ってしまっている部分がありました。力いっぱいに投げてコントロールが甘くなってしまったりです。自分自身のボールを見つめ直して、自分のボールだったら勢いで押すよりも、しっかりコントロールしていったほうがいいと感じました。新しい投球スタイルを見つけて、少し変えました。きちんとした投球をしようという柱をつくり、その後の明大戦で間違ってなかったんだなと思うことができましたね。真っすぐのコントロールです。

――その明大への意識というのは
高山(俊外野手・文4=日大三)、菅野(剛士外野手・法4=東海大相模)というのは特別に意識を置かなくてはならない打者だと思いますし、いつもあの二人に打たれてしまうイメージがあります。二人に打たれることでチームが波に乗るので嫌ですね。

――夏取り組むにあたって目標などはありましたか
先発が澤田と田村と自分の三人で。まずは先発の座を勝ち取るという気持ちでキャンプを臨みました。ブルペンでただ投げるだけでは制球力というのはつかないと思ったので、試合で投げてバッターの反応をいつもよりよく見たり、意識しました。今はみんな頑張っているので横一線かなと思います。全員違うタイプなので、どれだけアピールしていけるかです。

――新たな課題などは見つかりましたか
あまりキャンプでは結果が良くなくて。その理由としては、制球を意識しすぎたあまり、元々持ち味だった腕の振りの強さを見失いかけてしまったことがあります。周りから指摘されて、持ち味を消さないようにしていこうと思いました。

――実戦を重ね手応えはありますか
今はおかげで調子がだいぶ上がっています。チームとしても勝ったり負けたりはあるんですけど、目標や方針がブレたりすることはないです。いい方向に向かっていると思います。投手は失点は3点以内、打者だったら4点を取る。勝っても負けてもその中でこうするべきだと話し合っています。勝ったから大丈夫ではなくて、もっとできることがあったんじゃないかと、しっかり見直すことができています。

――夏を終えて齋藤選手からみて刺激になる選手はいますか
小林昌ですね。四年生のチーフをやっているんですけど、普段は本当にふざけているんですけど、ものすごく野球、チームのことを考えてくれていて。そういう背中を見ている選手というのも多いと思います。いつも緊張する場面を投げていてメンタルの強さは六大一だと思います。

――秋はラストシーズンになります
最後なのでやってやるぞという気持ちです。自分の役割はどうなるかわからないですけど、任されたところは絶対に抑えます。抑えるだけでなくて、チームを活気付けるピッチングがしたいです。先発したいという気持ちはありますね。

――最後に意気込みをお願いします
目標である優勝はもちろんですけど、チームを勢い付ける投球で、最優秀防御率も狙って行きたいです。

――ありがとうございました。

攻撃の軸となる佐藤拓選手
攻撃の軸となる佐藤拓選手


佐藤拓也選手
――昨季を振り返っていかがでしょうか
春は全く自分たちの思うような野球ができずに終わってしまいました。結果も5位で、不甲斐ないというか、うまくいかないシーズンでした。個人的には悪くはなかったんですけど、もう少し自分が打たないと勝たない。春の成績じゃまだまだだなと思いました。

――攻撃の軸として欠かせない存在です
得点源の中心だと自分でも思っています。それなりの結果では周りも評価してくれないと思うので、誰が見ても良くやったと言われるような結果を残して行かなくてはならないです。秋は春以上の成績を残して、誰が見てもよく打ったと言ってもらえるような成績を残して、チームに貢献できたらなと思いました。

――明大戦での印象はどうでしたか
投手陣も豊富ですし、坂本さんもいいキャッチャーで。バッテリーに抑え込まれてしまった印象でした。秋はその中でも結果を残さないといけないと思うので、どんな相手でも結果を残せるようにやって行きたいと思います。

――秋に向けた課題はありますか
チャンスで回ってきたら自分がしっかり返さないと点を取ることができないです。その打席は10割返せるように、秋はそういう気持ちでやって行きたいと思います。

――ユニバーシアードで何か収穫はありましたか
代表に選ばれる選手というのはやはりレベルが高い人たちばかりでした。そういう選手と一緒にプレーするのは楽しかったです。いい経験にもなって、チームに持ち帰って活かせたらなと思います。代表の一番も特には変わらないです。いつも通りのプレーができて、思い切ってのびのびとできました。代表の選手たちは何も言わなくても個人個人が勝つために、結果を残すためにという考えの元で私生活から全て行動しています。今の立大の選手と比べて差を感じました。そういう意識や考え方を浸透させて戦って行きたいと思います。善波達也監督から技術面で言われることはなかったです。監督は野球だけでなくて私生活から大事にする人なので、強いチームはそこから徹底されて、野球に活かしているんだなと感じました。

――オールスターにも出場されました
いつもとは違った雰囲気で楽しかったです。高山さんは同じ外野手で、よくしてもらいました。キャッチボールも毎日やって楽しかったです。特別なことは話していないですが面白い人だったので、楽しかったです。現役選手の中で一番ヒットを打っているということで、結果を残す選手はそのことを考えながら練習をしていると感じました。自分も見習ってやっていきたいと思います。

――夏の練習ではどういったことに取り組んできましたか
個人的には長打力を増やそうという課題をもって取り組みました。キャンプ中はあまりうまく行きませんでしたが、徐々に状態が上がってきたので、秋はそれを発揮できたらなと思います。ロングティーはいつもより多めに取り入れました。バックスピンをかけて飛ばすようにしています。

――2013年の秋から明大戦では勝ち点がないです
明大にはいつもやられてばかりなので、そろそろ勝ちたいです。誰が来ても打てるように、自分自身準備してしっかりやっていきたいと思います。

――立大の打線は佐藤選手からみてどうですか
チーム全体としてはそこまで、大量得点できる打線ではないと思っているので少ないチャンスをものにできるか、勝利のカギになってくると思います。しっかりものにして、1点でも多くとって投手を楽にできたらと思います。

――最後に意気込みをお願いします
4年生は1年間最上級生としてチームを引っ張ってくれたので、優勝して引退して欲しいという思いは強いです。そのために自分は少しでもいい結果が出したいです。4年生に下級生がついていって、全員が束になって優勝に向かっていけたらいいと思います。とにかく優勝するために一戦一戦戦って、個人としても勝つために打てるよう頑張ります。

――ありがとうございました。

[川合茉実]

●東京六大学野球 2015〜秋〜のバックナンバー

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