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新人記者のイチ推し選手!  (3)小宮カズミ 日本で戦うと決めた熱き紫紺の勇士   

 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。

 その恵まれた体格を生かし、ルーキーながら明治を背負う小宮カズミ(文1=目黒学院)。今季は夏まででAチーム出場6回、そのうち3回は先発出場と周囲からの期待も高い。「先輩だろうと負けたくない」。そう意気込む姿はまさに紫紺の勇士だ。

モールの核となる小宮
モールの核となる小宮

明治への思い
 「明治に来たことがターニングポイント」。小宮にとって明治のラグビー部に入部したことは大きい。高校時代はミスを恐れ、プレーが消極的になることもあった。しかし大学入学後はミスは必ず起こることだからと、次のことを考えるように成長。「メンタルもラグビーも強くなった」とポジティブな考えからのびのびとプレーできるようになった。今季の1年生はAチームに出場している選手も多い。その中で小宮も紫紺を背負い出場を重ねる。アメリカの血が入った小宮ならではのアグレッシブなプレーも他の選手からの呼び声は高い。「同期と一緒に出られることは嬉しいが、同じポジションの人には負けたくない」。さらなる飛躍を目指すべく小宮は熱い闘志を燃やす。

出会いと決意
 アメリカ人と日本人のハーフで、高校1年の夏まではアメリカで暮らしていた小宮。ラグビーは中学2年の時、経験者である祖父と父に勧められ始めた。野球とアメフトをプレーしていた小宮だったが、ひとたびラグビーを始めると「こんなに楽しいスポーツはない」と知らず知らずのうちにのめり込んだ。小宮にとってラグビーとの出会いはまさに必然だった。
 「前へ」と成長するために。ラグビーをやる上では日本の方がレベルが高い。そこでさらなるレベルアップを目指し単身来日を決めた。だがそこに待っていたのは苦労の日々だった。ラグビーはもちろんのこと、日本の満員電車など慣れずに苦労した。そして一番は言語。今まで話すことがなかったという日本語は、日本語の授業を受け少しずつ覚えた。一方ラグビーの面では、目黒学院高入学後はLOのポジションを確立。アメリカでは自主性の高い練習が主だったが、日本では既定の練習を長時間にわたりこなすという過酷なスタイル。こうした日本流の練習により精神力が鍛えられ、2年時には念願の花園にも出場した。しかし連続花園出場の懸かった3年時の予選決勝。最後のワンプレーで小宮が倒れ込んだことによりプレーが途切れ、ゴールまで運べず僅差で敗北した。「その時の悲しさ、悔しさは忘れられない」。この試合が小宮を成長させ、今につながっている。
「Aチームに定着すること」。それが今後の目標だ。「自分にはラグビーしかない」と決意を固めるその姿はたくましく、明治のこれからを担う存在としてますます目が離せない。

◆小宮カズミ こみやかずみ 文1 目黒学院高出 186 cm 99kg

[石塚真維]



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