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新人記者のイチ推し選手!  (5)鶴田馨 逆風に立ち向かい前へと進む情熱的な挑戦者  

 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。
 層の厚いCTBの有力候補として今春から名乗りを上げた選手がいる。鶴田馨(営2=筑紫)は、たとえ相手に技術で劣っていても気持ちでは決して負けない熱い男。練習中の声出しや雰囲気作りを徹底し、タックルを惜しまず誰よりも体を張る。鶴田の快進撃はこれから始まる。

紫紺かプライドか
 体を張ったタックルで前に出て、チームに流れを生み出した。今春の法大戦、SOの経験を生かしたCTBとして見事紫紺をつかみ取ると、春シーズンは多くの試合でAチームでの出場を果たした。紫紺デビューの裏には、一か八かの賭けとなるポジション変更があった。「逃げの手段とも考えられる」。務めるポジションが上手くないことや、同じポジションの選手に勝てないから変更すると受け取られてしまうことに葛藤した。しかし、同じ立場にいた卒業生の長石倉豪(平27営卒)から言われた「紫紺を取るのか同じポジションをやり続けるプライドを取るのか」という言葉が胸に響いた。思い出したのは、Cチーム時代サポートという立場からずっと感じていた、同期の活躍への悔しさ、自分への情けなさ。自らの紫紺に対する執念を再確認した。「ポジションへのこだわりよりも紫紺を着たい」。鶴田にとっては、紫紺をつかみ取ることこそがプライドであったのだ。

体を張ったプレーでチームに貢献<
体を張ったプレーでチームに貢献

ライバルへの挑戦
 高校時代は筑紫高の主将としてチームを引っ張り、最大のライバルである東福岡高校を倒すことに3年間を捧げた。「ヒガシだけを見ていた」。スパルタ的な練習も、全てはヒガシを倒すため。最後までその夢は叶わなかったものの「勝つことよりも大事なことを筑紫で学んだ」。ライバルの存在によって、情熱的な精神力を手に入れた。
大学に入り1年半が経過した今、ヒガシに代わる新たなライバルが現れた。大学選手権6連覇を成し遂げている強豪校、帝京大だ。「まずはAチームで出ることが大切」であり、鶴田にとって、Aチーム定着は通過点。その目には、常に帝京大を倒すことが写っている。「誰よりも体を張れるようにしたい」。ディフェンス力を武器に、Aチームスタメンをつかみ取る。紫紺デビューを果たした鶴田の、新たな挑戦が幕を開けた。

◆鶴田馨 つるたかおる 営2 筑紫高出 177cm 87kg

[江原璃那子]


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