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ボールをキープする尾上

ラグビー部  帝京大相手に粘りを見せるも接戦をものにできず/関東大学ジュニア選手権

◆第37回関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド他)
▼10・3 帝京大戦(百草グラウンド)
 明治24{19―14、5―16}30帝京大○

◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
191416
24
合計
30

 関東大学ジュニア選手権が開幕した。初戦は黒星スタートとなるも、帝京大相手に粘り点差を縮めた。試合開始1分、左FL近藤雅喜(商3=東海大仰星)がトライし先制する。その後も攻め続け前半を19−14とリードし迎えた後半。開始早々トライを奪われる。その後はPG(ペナルティゴール)を相手に与え勝ち越され、粘りを見せるも24−30と点差をつけられノーサイドとなった。

 粘り強さを見せた。試合開始直後、SO忽那鐘太(文1=石見智翠館)のキックパスから右WTB高橋汰地(政経1=常翔学園)が抜け出し、最後は近藤がトライ。先制を切った。その11分後、ハーフラインスクラムで押されるもパスを重ね、再び近藤がゴールラインにボールを運ぶ。「フィジカルファイトはみんなしっかりできていたし負けてなかった」(松橋)と相手にボールが渡ってもすぐさまタックルし奪い返した。自陣ゴール手前10mスクラムでピンチとなるもボールを外に出し切り抜けるなど、相手の反撃に対し真正面から突き進んだ。しかし26分、29分と立て続けに一瞬のスキにボールを奪われ、突破されてトライを許す。「点差以上に帝京の得意なプレーでトライを取られたり、自陣でペナルティを取られてしまった」(右CTB尾又寛汰・商3=国学院栃木)。その後は34分にNo.8松橋周平(政経3=市立船橋)がトライを挙げ、勝ち越しで前半を折り返した。

 最後に実力差が出た。後半1分、「後半の入りがよくなかった」(左PR久原綾眞・政経2=佐賀工)とタックルをうまく決めきれずに失点。だがその2分後、忽那のキックパスに反応した高橋汰に対し危険なプレーをしたとして、相手のNo.8が反則を取られ一時退場。明治にチャンスが訪れた。人数で勝りスクラムでも負けない押しを見せるものの、ゴール前のモールを押さずにサインプレーしてしまい、このチャンスをものにはできず得点には至らなかった。その後は体力、気力から前半程の粘りを見せられず、相手にPGを何度も決められ失点を繰り返す。38分には矢野佑弥(政経2=徳島県立城北)がインゴールに持ち込むもCK(コンバージョンキック)を決められず24−27で点差を縮めることはできなかった。最後はPGでさらに引き離されそのまま試合終了。「一つ一つのミスが失点につながった」(佐藤公)と、帝京大相手に勝利を収めることはできなかった。

 悔しい敗戦となった。今試合は強豪・帝京大相手に食らいつくも接戦をものにできずに敗北。「勝てる試合だった」と選手は口をそろえ、勝ちきれなかったことが今後の大きな課題となる。ジュニア戦が始まった今、改めて目標は明確になった。残りの試合を全勝し、決勝で帝京大に勝利する。これを実現するため、対抗戦を戦うAチームと共に突き進んでいく。

[石塚真維]

試合後のコメント
小村淳ヘッドコーチ

「向こうのミスからスコアできたのは大きい。形で崩されたというよりはインディビジュアルなタックルミスが失点につながった。点取りゲームはしたくなかったが向こうにも簡単にトライを与えてしまった。キックから良い時はこっちがトライにつなげたところもあった。結果的に相手が取ったところから速くボールを動かされた時にディフェンスの陣形が取れていなかった。あとはラインアウトからのミス。ミスから、というのが大きい。相手がシンビンで一人出ているのにゴール前のモールを押さないでサインプレーをしてしまった。そういうところのコミュニケーションというか判断がまだない。ゴール前でモールにこだわれと言っていたところも、精度、ラインアウトキャッチ、モールをやらないでピールオフを使っているところは問題外。こういうチョイスをしていたら一生勝てない。チームでゴール前にこだわってモールをやろうとしていて、相手がシンビンで一人いなかったのに。シンビンが出ていたことを知らなかったとか、ゲームを読むというかゲームの状況を把握することはみんながしていなければいけない。そういうところのミスは大きかった。それでも去年よりだんだん差は縮まってきている。ジュニアが良い刺激をAに与えてくれている。ジュニアも一歩一歩レベルアップしていきたい」

ゲームキャプテン・左CTB川田修二(情コミ4=桐蔭学園)
「自分たちが今まで練習でやってきたことが少しずつだが出てきた。結果的には接戦をものにできなかったが、やっぱり帝京大学とやってみて敵陣に入った時のクオリティーが帝京の方が得点してくるということで、そこの差があってそれが今日の結果につながったのかなと思う。一人一人のリアクションとか攻守の切り替えの時のリアクションだったりが帝京の方が速かったので、そういうところももっとこれからの練習で改善していかないといけないなと思う。昨年とは違ってすごいアタックにしてもディフェンスにしても粘り強くなった。最初の前半はもったいないところもあったが、試合全体を通して少しずつだが粘り強さは出てきたのではないかと思う。ジュニア戦の初戦は落としてしまったが、最終的に決勝で帝京と戦ってそこで勝てればいいなと思う。これから一戦一戦勝ち抜いて最終的に帝京と戦って優勝したい」

左PR久原綾眞(政経2=佐賀工)
「去年負けていた分チームのやる気がすごい良くでていて、前半の入りがとてもよかった。ただ後半の入りがよくなくて、試合中に修正する部分はあったが最後まで追いつけずに終わってしまった。今日のテーマはFWはファースト、相手よりも速く動くこととセットプレーのプレッシャー。それと今までやってきたファイトの部分。自分的にそこは王者相手に戦うことができたと思う。春から自分たちはブレイクダウンに力を入れてきた。そこの積み重ねが出させたし、去年とは違う戦い方ができてきている。FWからゲインしていってBKでつなぐという形、そこが実際に見えてきた試合だった。対抗戦やジュニアの決勝につながる結果だったと思う。去年から比べると自分たちの成長を実感することができたが、課題という部分もやはりある。そこを修正したら勝てると感じている。個人としてこの秋対抗戦出場が目標だが、セットプレーの部分で劣るのでそこを強くしていきたい」

HO佐藤公彦(法2=明大中野)
「ミスとか全体的に多くて自分自身も多くて、そこが失点につながったのですごいもったいなかった試合だなと思う。勝てる試合だったと思う。先週の筑波の時から結構ディフェンスが良くて、今日の試合も結構みんながしっかり走ってみんな低いタックルに行って良いディフェンスで粘れたのでそこは良かったと思う。結構タイトな試合になってきた時に一つ一つのミスが結構失点につながったり得点し切れなかったり、自分たちを苦しい状況にするのでミスをなくすのが今後の課題。単純に自信はついた。今日セットピースはあまり良くなかったが、ブレイクダウンとかフィジカルの面で負けてなかったと思うしそこは自信につながった。まだ何試合もあるので、決勝でもう一回今日の悔しさを返せるように、全勝して決勝でもう一回帝京と戦いたい」

右PR吉岡大貴(農2=日向)
「試合をやっていて戦える相手だと感じていたので、落としてしまい悔しい。そこの原因も自分たちのミスだったので。スクラムは相手の方が体重も重くてきつい部分はあったが、最後の方は低く組んで対応できていた。相手もFWからリズムを作ってくるチームなので、自分たちが内側からラインアップしてしっかりファーストセカンド入ってフィジカルファイトして前に出ていくというのはフォーカスポイントだった。ディフェンスからプレッシャーをかけることはできたと思う。ミスが本当にもったいなかったのでそこを修正していきたい。前半2トライとることができたが、そこも相手のミスからのラッキーなシチュエーション。チームのアタックとして取り切った訳ではないので、そこをしっかり自分たちのラグビーから取り切るということをやっていきたい。明治もレベルアップしていて、対抗戦とジュニア決勝での打倒帝京大のためにFWから圧倒していきたい」

左LO尾上俊光(政経3=尾道)
「勝てる試合だった。去年は手も足も出なかったがここまで追い上げたのは収穫だと思う。後半にゴール前まで攻めているのにFWが取り切れなかったところが課題。ディフェンス面は先週の明治対筑波大の試合でAチームがしっかりとディフェンスをフォーカスしていたので、今日もやろうと。前半は良かったんですけどね。個人としてはまだまだ。今日はあまりボールに絡むことができなかったので、アタック面も強化していければと思う」

左FL近藤雅喜(商3=東海大仰星)
「ジュニアの一発目が帝京大、一つの大きな相手だった。納得いく面といかない面があった。相手がシンビンしている中でゴール前にいって、そこからラインアウトで取れなかったというのはゲームの中で大きなポイントとなってしまった。前半の入り、立ち上がり20分がとてもよくて、そこはどこのカテゴリーでも課題としている中でよくできていたかなと。この春からやってきたことがあったので、今日の試合はやれるとわかっていた。ただ開いてしまったスコアの差が、向こうとの差だということ。トライ数的にも勝ち切れた試合だった。そこは対抗戦とジュニアの決勝でやり返したい。2つトライは取れたが味方があそこまで運んで最後のフィニッシャーが僕だったというだけのこと。ただやっぱり向こうに姫野(帝京大)、亀井(帝京大)とか同学年でずっと高校の時から意識してきた人もいたので、やってやろうというという気持ちはあった。ポジション争いも激しいので、今日出た課題を直せるようにとにかく一日一日全力でやっていく」

No.8松橋周平(政経4=市立船橋)
「10ヶ月ぶりぐらいの試合だったので、とにかくチームのため勝利のためにFWをしっかりまとめてチームで決めたことをしっかり遂行しようと意識した。ケガは左の前十字。去年の5月からやっていたがラグビーをしていた。そしたら最後の方にガタがきて、1月に手術した。今はもうこれから徐々に上げてって、試合勘を取り戻していきたい。いきなり帝京だったが、フィジカルファイトはみんなしっかりできてたし負けてなかった。でもちょっと攻めた時のFWのチョイスとかラインアウトミスとかで得点に繋がらなかったからそこは課題かなと俺がFWリーダーとしてチョイス悪かったとこも修正したい。スクラムは押せる優勢には立てていなかった。とりあえずマイボールは必ずキープ。そのことを常に意識した。膝を落としたりだったりとか。チームでやってることを常に言い続けただけ。ディフェンスは最初に入る人間が下に入る、で2枚目がボールに絡みに行ってファイトする。それがだいぶみんなできてきたかなと。(個人として)復帰戦として悪くはないが、まだ試合勘が取り戻せていないのでちょっとずつ試合勘を取り戻して、僕の持ち味はアタックなのでそこでチームにエネルギーを与えられればいいかなと思う。得点に関しては運が良かったのもある。ミスが少なくみんなリアクションがすごく早くてそれが得点につながったのかなと思う。もうラストシーズンも残り少ないので最後は優勝するために自分が何ができるか常に考えていきたい」

SH三股久典(政経2=佐賀工)
「前半ディフェンスも頑張って辛抱してあの点数になったが、重要だった後半に自分のパスミスだったりでリズムが狂ってしまった。その他は自分たちの今までやってきたことをしっかりやれば勝てるということがわかったので、次のジュニアの決勝ではこれを生かして頑張りたい。春からやってきたチームでやろうとしていることが試合で出せてきているので、負ける感じはしなかった。それだけに悔しい。ただ、向こうにPGを選択させたということや、やれた部分をチャレンジャーとして自信にしてやっていきたい」

左WTB村岡誠一郎(商4=深谷)
「勝てる試合だった。勝ちたかったです。前半の入りが良かった。でも後半の入りは取られてしまっていまいちだった。課題は相手のゴール前に行って取り切れなかったところ。ゴール前に行ったらトライを取って帰るというのをチームでフォーカスしているが、今日はゴール前に行ったときに見すぎて取り切れなかった。個人としてはボールをもっと触りたかった。外は相手が上がってきていなかったのでスペースはあったが、BKラインが浅かったりとかでボールが回ってこなかったというのもあるし、もっと声を出してボールを呼ばなければいけなかった。自分のミスで取られてしまうのはチームの空気も悪くなってしまうので、タッチライン際のマイ ボールキープは意識していた。帝京大とここまでいい試合ができたので、次は勝ちたい」

右CTB尾又寛汰(商3=国学院栃木)
「今日はジュニアとしては初で、FWの近場のところとか接点とかの身近な勝負になってそこがキーとなって、BKはその手助けというかディフェンスの部分とか細かい動きをもっと上げていこうという話だったが、FWはすごいファイトしてくれたがBKはあまりアタックする機会がなかったのもあったが、その少ないアタックの精度が悪くてFWを助けられなかったのが印象的だった。点差以上に帝京の得意なプレーでトライを取られたり、自陣でペナルティを取られてしまったり、こっちが取った時もあまり自分たちが練習してきた形でトライを取ったわけではなくて、どちらかというとラッキーな感じでトライが生まれた部分は多かった。点差より勝てなかったという方が大きい。いくら善戦しても勝つことしか考えてないから、勝てなかったというのは一番大きい。チーム的には帝京の強みというのは敵陣に入った時の得点する能力が高いというのと、ブレイクダウンの寄りが速くてそこでターンオーバーされたりとかが多かったので、明治も大分ブレイクダウンに力を入れていて強くなっては来ているが二人目の寄りとかでまだ負けている部分があるのでそこと、敵陣に入ってからの得点する能力がまだ帝京には勝てていないと思う。個人的にはもっとボールタッチを増やすことと、動きの中に流れとかスピードとかをつけていきたい。夏きつい練習を乗り越えてきたというのは今日のフィジカルバトルのところでも表れていると思うし、フィットネスの部分でも上回っていたと思うのでそこは自信になった。帝京だろうがどこだろうが負けは負けだし、同じ学生で勝てない相手ではないので悔しい。自分たちが思っていた以上に帝京と戦えたしもっとできたのではないかという意識がみんなにもあったと思うので、そこは成長したと思うし、他のジュニアの試合はただ勝つだけではなくて圧倒してジュニアの決勝でまた帝京と戦いたい。Aチームとも切磋琢磨してそうすることでお互い成長できるので、次のジュニアの決勝の帝京戦では入れ替わってるぐらいの気持ちで全員が頑張っていかないといけないと思う」

松尾将太郎(商1=東福岡)
「今日は後半の途中から出たが、前半後半良くチームは結構良い雰囲気でできていて、リードしている時もあったので自分は少ししか出ていないがチームに元気を与える場面で出場した。攻撃の面はあまりなくてディフェンスばかりだったが結構ひたむきにディフェンスをやっていた。自分たちのテーマに挙げていたダブルタックルでどんどんつぶしていくということだったが、前半はいけていたのもあったが後半ちょっときつくてできなかったところもあるので、そこが課題だと思う。そういうところが帝京と明治の差かなと思う。フィジカルの場面では通用する部分もあったと思うので、自分たちの足りないところを調整して、自分自身ももっとここでアピールしていって上でやれるように頑張りたい。帝京は一人一人体が大きくて1対1で止められないというところがあったので、そこでのダブルタックルを後半などでも出していくのが課題となると思う。アタックができてもディフェンスができないといけないのでしっかり自分の中ではできていたと思うのでしっかりそこをもっと上げてきたい。対抗戦も始まっているのでしっかり上のチームでメンバー入りできるように練習からアピールしていきたい」




◆ジュニア戦 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR久原 綾眞(政経2=佐賀工)
→23.祝原(後半17分)
9.SH三股 久典(政経2=佐賀工)
→20.福田健(後半22分)
16古田 雄也(商1=国学院久我山)
←2.佐藤公(後半30分)
2.HO佐藤 公彦(法3=明大中野)
→16.古田(後半30分)
10.SO忽那 鐘太(文1=石見智翠館)
17祝原 涼介(情コミ1=桐蔭学園)
←1.久原(後半17分)
3.PR吉岡 大貴(農2=日向)
11.WTB村岡 誠一郎(商4=深谷)
18矢野 佑弥(政経3=徳島県立城北)
←3.吉岡(後半17分)
4.LO尾上 俊光(政経3=尾道)
12.CTB川田 修司(情コミ4=桐蔭学園)
19上田 宥人(政経4=東海大仰星)
←7.井上(後半17分)
5.LO古川 満(商2=桐蔭学園)
13.CTB尾又 寛汰(商3=国学院栃木)
→22.松尾(後半21分)
20前田 剛(営2=報徳学園)
←8.松橋(前半24分)
6.FL近藤 雅喜(商3=東海大仰星)
14.WTB橋 汰地(政経1=常翔学園)
21福田 健太(法1=茗渓学園)
←9.三股(後半24分)
7.FL井上 遼(政経1=報徳学園)
15.FB渡部 寛太(文2=北条)
→19.上田(後半17分)
22松尾 将太郎(商1=東福岡)
←13.尾又(後半21分)
8.No.8松橋 周平(政経4=船橋)
→20.前田(後半24分)

23平間 丈一郎(政経2=国学院栃木)




◆2015年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
10・3帝京大帝京大百草G13時
24―30○
10・17早稲田早稲田上井草G13時
10・25慶應大明治八幡山G13時
11・8東海大明治八幡山G13時





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