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王者・帝京大のタックルにも屈しない井上


俺だ。  (11)井上遼 無我夢中の精神で戦う  

紫紺を支えるのは俺だ。レギュラー選手はもちろん、ディベロップメントチームの選手やスタッフ、首脳陣、OB、ファンに至るまで、様々な人間の力が明治を頂点へ押し上げる。全ては大学選手権優勝のために。「俺だ。」では、明治復活に力を尽くす個人を取り上げる。
 第11回は井上遼(政経1=報徳学園)。1年目にして関東春季大会の流経大戦で紫紺デビューを飾った期待のルーキー。同志社戦では、ターンオーバーボールを得た井上を起点にパスが回りその日の初トライにつなげるなど大活躍を見せた。向かってくる敵に激しく体をぶつけにいくその姿はまさしく明治伝統の前へ出るFWそのものだ。秋季はジュニア戦でスタートを切り、持ち前の力強いタックルで帝京大に挑んだ。

――帝京大ジュニア戦を振り返っていかがでしたか。
帝京大は力がすごかったです。けど明治は前半の入りからよかったと思います。いつも明治がブレイクダウンのところを練習していたのでそれでつながりました。19ー21のときFWだけで話していたのは、相手がシンビンで出て、明治の強みであるモールでいこうと話をしていました。ミスでモールを組まないという選択をしてしまいましたが、みんなで話し合ったことなので、良い結果だったんじゃないかなと思います。ゴール手前のセットプレーの失敗はどこかで気持ちが切れたことが要因だと思います。明治の強みのスクラムがずっと出せなくて、ターンオーバーされたり、チャンスの部分でも気持ちがなかったです。 6点差だったが、トライ数では勝ってたので、よかったです。自分も相手も力ついてきて、でも明治の方が成長してて、前に感じた力差よりかは縮まってると思います。

――春季で1番印象に残ってる試合はありますか
流経大戦です。初めての公式戦で着た紫紺だったので、やっぱり嬉しかったです。明早戦はずっとテレビで見てたので、そのジャージーを着て出れるっていうのは嬉しかったです。紫紺を着たら自信にもつながります。流経大戦で自分の持ってる力を出して活躍したことが評価されてその後も試合に出させてもらった1番の要因だと思います。1年生でキャリアがないので、がむしゃらにひたすらやっていたところも評価されたのだと思います。

――1年生の中で多く紫紺を着ていることについてどう思いますか
特に思うところはありません。けど、経験してるからこそできるからプレーがあると思うので、Aチームで積んできたキャリアをB、Cチームにいっても同じクオリティでやっていきたいです。

――自分の持ち味はなんだと思いますか
タックルの激しさとか、がむしゃらに練習、試合に挑むことです。

――高校ではLOでしたが大学ではFLに選ばれています
僕は体のサイズがあまりないので、大学に入ったらFLになることが決まっていました。正直将来的には「6」がやりたいです。

――U18日本代表候補として選ばれたそうですが、キャンプではどのような練習をしましたか
それまでずっとLOで、キャンプではFL、No.8として選ばれました。高校時代は正直タックルにあまり行かなくて、ずっと自分の好きなボールキャリーばかりやっていました。だけど自分の強みを変えていこうと思って、キャンプではタックルを1番意識して練習していました。花園を終えてからタックルを意識するようになりました。好きなことだけじゃ大学、国際大会とかいっても使ってもらえないと思います。キャンプには、自分より強い人がいっぱいいたので良い刺激になりました。今もそれが試合に生きてるのかなと思います。

――ライバルはいますか
桶谷さん(宗汰・営3=常翔学園)、剛さん(前田・営2=報徳学園)です。

――前田選手は尊敬する人と聞いています
剛さんはプレースタイルも、それ以外のオフザフィールドの部分でも尊敬しています。特に、見えないところで努力してるところとか、僕らが気づかないところまで目を配っていたりするところです。もちろんプレーもすごいですけど、そういうところだけじゃなく私生活面でも尊敬しています。

――今年の目標は1年レギュラーになるということですが
まだまだです。秋出てこそレギュラーになったと言えるので。この前の筑波戦では外れたのでまたここから頑張りたいです。先輩に比べたら動き出しの速さであったり、フィットネスがまだまだ足りなくて運動量が少ないので、運動量を増やしていきたいです。

――メンバーの入れ替えが激しいですが
その中でレギュラーに定着してこそというのがあります。頑張りたいです。

――ありがとうございました

◆井上遼(いのうえ・りょう) 政経1 報徳学園出 181p・90kg
高校時代はLOを務めた。花園では1回戦目から3トライを挙げ、勇猛果敢なプレーでチームをけん引してきた。現在はポジションの幅を広げFLとして精度に磨きをかけたタックルで勝利に貢献する。No.8として高校日本代表候補のU18TIDユースキャンプにも呼ばれるなど、FWポジションの中でも経験は豊富。日本一を目指すために明治へ入学し、紫紺レギュラー獲得のために奮闘している。

[長谷川千華]


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