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攻守に役割は異なるも、強く刺激を受け合っている(右が上原)


山俊『1』〜未知への挑戦〜  (19)チームメイトが語る 上原健太  

 東京六大学リーグ通算127安打。48年前に高田繁氏(昭43農卒)が打ち立て、幾多の名選手が超えることのできなかった記録を約半世紀の時を経た今年、山俊外野手(文4=日大三)がついに塗り替えた。次なる目標である東都連盟の通算133安打超えも射程圏内だ。「何でも1番になる」と志願した背番号『1』。そして見据える先はまさに、未知の領域。伝説を作る日は刻々と近づいている。
 ポジションは違えど強く意識し合う。高校時代、山の飛び抜けたセンスを前に、同級生だと知り驚いたという上原健太投手(商4=広陵)。二人の舞台は同じ明大へと移り、今や攻守の柱としてチームに欠かせない存在へ。4年間ともに過ごしてきた上原の目に、山の姿はどう映るのか。

 1年春から結果を積み上げ成し得た大記録の達成。上原は「バットコントロールのうまさと、スイングの力は周りと比べ飛び抜けている」とその優れたセンスを称賛する。さらにその類まれなる能力の中でも「自分のことは自分が一番よく知っているという強みがある」と上原。山は「誰かに相談したり、とかは絶対にしない。基本的には自分で考えて自己解決をする」と調子を落としても変わらない自己流のスタイルを貫いた。「自分を変えないこと」で着実に結果を積み上げ、前人未踏の130安打まで数字を伸ばしている。

 隠れたライバル心がある。二人は練習で対戦もするが、山の何としてでも塁に出ようと、毎回セーフティーバントを試みる姿勢には「相当同学年、自分に対して負けたくないんだろうなと思う」と上原は笑って話した。今季の開幕前には坂本誠志郎主将(文4=履正社)だけではなくチームを引っ張る存在になることを話し合った二人。互いにチームの命運を握る同士として「どちらが結果を残せるのか」と味方ながらも存在を強く意識する。これからも互いの結果が互いの力となり、チームを支えていくだろう。


次回の特集は「慶大戦総括」です。

[川合茉実]

●山俊『1』〜未知への挑戦〜のバックナンバー

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