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東京六大学野球 2015〜秋〜  (26)慶大戦事前インタビューB 小笠原選手、三宮選手、加藤選手  

 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
王座奪還を懸けた大一番を迎える。東大に連勝し勝ち点3で再び首位に躍り出た。4カード目の相手は2位の慶大。リーグトップの17本塁打、打率2割8分6厘の強力打線を誇る慶大は今季最大の難敵だ。慶大に連勝すると早大と法大の試合結果次第では優勝が決まる。陸の王者を下し、秋3連覇に向けて大きく前進する。(この取材は9月4日に行ったものです)

巧みなリードで投手陣を指揮をとる小笠原選手
巧みなリードで投手陣を引っ張る小笠
原選手


小笠原知弘選手
――チームの仕上がりは順調でしょうか
いいとは思いますけど、リーグ戦に入ってみないと分からないです。今日も(オープン戦に)勝って、いい状態で試合に入れそうな感じはします。

――春季リーグから変わってきている部分はありますか
打線がつながり始めたかなと思います。監督さんの指導で、バント一つにしてもしっかり決めて、そういう選手を使うということも言っていました。春から変わったことのメーンは送りバントやエンドランを絡めながら得点するパターンが増えてきたことです。春もやっていなかったってわけじゃないんですけど、さらに意識を高く練習から、という感覚でやっていく中で試合でも通用するようになったという感じです。

――ご自身の調子はいかがでしょうか
まあまあ、普通くらいですかね。悪くはなく、いい感じで打てているかなというのはありますけど。春は自分自身は結果を残せたかなとは思うんですけどキャッチャーなので、打つのも大事ですけど、いかにピッチャーをリードできるかっていうのが重要となってくるので、そこは意識しています。バッティングの調子は今はあまり気にしていないですけど、キャッチャーとしてのことは毎日考えながら取り組んでいます。

――捕手としての慶大の投手陣の仕上がりはどうでしょうか
試合を多くやってきたので、結構実践練習が多くて、その中で使えるピッチャーであったり、使える球種だったりと分かってきて、監督もこの場面だったらこいつを使うとかそういうビジョンはできてきているんじゃないかと思います。加藤、三宮は春も昨年も良かったんですけど、新しいピッチャーも出てきたかなと思います。1年生だったり、活躍するかはもちろん分からないですけど、ベンチに入ったりするのではないかなと思います。(その1年生は)太田です。リーグ戦でどういう形で投げるかはまだ分からないですけど、1年生にしてはまずまずです。

――昨季は3位という結果でした
早稲田が結局優勝しましたが、そこで何とかもう一個盛り上げたかったです。キャッチャーから見ていると(早大は)バッティングはいいし、守備は堅いし、ピッチャーも大崩れしないので春は結構完敗でした。秋は何とか食らいついて足元をすくいたいというか、挑戦者のつもりで戦おうとは思っています。

――主に捕手目線で明大にはどういったイメージがありますか
チームカラーだとは思うんですけど粘り強いとういうか、簡単に勝たせてくれないというイメージがあります。加藤(拓)も三宮もいいピッチングしてますけど、なかなか勝ち切れないというか、やはり山中心にいいバッターが揃っているので簡単にはいかないなと思っています。

――明大は慶大に勝てない試合が続いています。慶大の勝因にはどういったことが挙げられますか
先輩方が作ってきた流れを感じます。やりやすいという印象をもらっているので、逆に明治はやりにくいのかもしれませんけど。それぞれの選手がベストの力で戦えているのかなと感じています。

――最後に秋にかける想いをお願いします
まず優勝が第一ですが、個人としてもチームを引っ張ってベストナインに選ばれるようなキャッチャーを目指しています。4年間あっという間だったなというのがあって、2年生からマスクかぶらせてもらったんですけど、1回もベストナイン獲っていないので。優勝したときも最後は自分じゃなくて1個下の選手がマスクかぶっていたので、何とか今回は優勝するときにグランドにいられるように頑張りたいなと思っていますし、チームを勝利に導くようなヒットも打ちたいと思っています。打撃は打率3割、盗塁阻止率は8割にはいきたいと目標に置いています。

――ありがとうございました。


明大打線が苦手とする三宮選手
明大打線が苦手とする三宮選手


三宮舜選手
――現在の調子はいかがですか
良かったり悪かったりという感じです。この夏のオープン戦はいい時もあれば打たれる日もあるという感じでやってきました。

――この夏取り組んできたことは
まずはずっとそうなんですけど、フォーム探求というかフォームづくりです。あとは僕はシーズンを通して調子がいいことがないので、いかに波を減らして安定感を出せるかということは意識していました。

――オープン戦での手応えは
夏の最初の頃はチーム全体があまり良くなくて、ピッチャーも失点を重ねていた感じだったんですけど、最近は投打がかみ合ってきていい感じになってきました。ただ自分はリーグ戦は別物だと思っていて、打てる選手が打てなくなったり、オープン戦で良かったピッチャーがダメだったり、ラッキーボーイが出てきたりします。なので、内容も大事なんですけど、リーグ戦に臨む上での自信を付けられるかが一番重要になってくるのかなと思います。

――改めて昨季はどんなシーズンでしたか
大事なところで僕がいいピッチングをできなくて落としてしまった試合があって、とにかく悔しいシーズンでした。自分は明治が得意みたいに言われるんですけど、たまたま調子がいいことが多いだけで特に得意意識はなくて、前回の打たれた時は調子が悪くてその中で終盤に打たれてしまいました。山(俊外野手・文4=日大三)のホームランが痛かったですね。

――明大打線はどんな印象ですか
コツコツと当ててくるなというイメージが一番強いです。みんなしぶといですね。あと1番に山を置かれると、試合の入りからいきなり一番いいバッターがくるので個人的には嫌ですね。僕は明治の応援がけっこう好きで、それを聞きながら投げていますね(笑)全体的にリズム感が好きで、聞いていると自分もリズムに乗れるというか楽しんでいます。

――他の試合でも応援を聞きながら投げているんですか
そうですね、やっぱり聞こえてくるので。ただピンチになってくるとそれが重圧になってきたりするんですけどね。特に昨年春の早慶戦の優勝決定戦で自分が先発したんですけど、その時はやばかったです。紺碧の空を聞いた時は辛かったです。

――リーグ戦で対戦が楽しみな選手はいますか
いろいろ楽しみな選手は多いです。明治だとやっぱり山ですかね。新記録が懸かってくると思うんですけど、自分のところで新記録はつくらせたくないですね。山とやる時は、弱い球がいくと簡単に打たれてしまうので、とにかく強いボールを投げれるように心掛けたいです。

――この秋自分に求められる役割はどんなものだと考えていますか
まだ決まっていないですが多分先発をやることになると思うので、役割としては勝てる投手というか負けないということです。いかにチームを乗せる投球ができるかになると思います。とにかく抑えなきゃいけないです。

――最後に秋のシーズンへの抱負をお願いします
個人的には最優秀防御率のタイトルを取りたいです。一番はとにかくチームが優勝することなので、それを達成した上で、自分も何かのタイトルを取れればと思います。

――ありがとうございました。


リーグトップの防御率を誇る加藤拓選手
リーグトップの防御率を誇る加藤拓選手


加藤拓也選手
――昨季を振り返っていかがでしたか

チームも最後優勝の可能性が懸かるところまで行ったので、始めは1戦目で途中リリーフに回っていたんですけど、最後の早慶戦で勝てなかったところと、開幕戦も勝ててないのでそこがちょっと反省でそれ以外は何とかまとまったシーズンだったかなと思います。その試合だけじゃなくて去年のシーズンは四球の数が多く、そこから失点につながるケースが多かったのでそこを少なくしていければと今は思っています。

――夏は制球力の向上に取り組まれたのでしょうか
あまり制球を良くしようという練習はあまりしないので、フォームを固めればとりあえずそれで同じところに何球も投げられるという意識です。フォームを固めるというのが今1番大きくやっていることですね。フォーム自体を変えることが多いので難しいですけどぼちぼちという感じです。そんなに投げ込んではないんですけど、なるべく練習明けにブルペンに入るようにはしていました。

――昨年始められたウエイトトレーニングの成果はでていますか
色々な要素があるのでどれが直接結びついているというのは難しいんですけど、球速であ
ったりアベレージだったりは成果と言っていいのかなと思います。

――上級生になって心境の変化はありますか
下級生のころは上級生がいたので、そこについていく形だったんですけど、今は上級生なので下級生を引っ張って行くことは意識しています。

――昨季の明治の印象はいかがでしたか
いい選手が多いので、すごい集中するというか、怖いなっていうイメージはいつも持っています。戦力的には4位になるチームではないので、投打がかみ合わなかったのかなと。秋はまた変わってくるのかなと思うので、警戒していきたいと思います。

――最後に、今季の抱負をお願いします
まだ僕がどこで投げるか分からないので、1戦目に投げるのか2戦目に投げるのか抑えになるのか、もうすぐ言われるとは思うんですけど、自分が投げたイニングを0点で投げていければと思います。記録の意識はしないようにしています。先発でもリリーフでも投球スタイルは変わらないので、とりあえず思いっきり投げるって感じですね。何とか気合で投げたいと思います。

――ありがとうございました。

[尾藤泰平・萬屋直・星川裕也]

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