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東京六大学野球 2015〜秋〜  (30)法大戦事前インタビューA 佐藤竜選手、蔵桝選手、熊谷選手  

 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
 歓喜の瞬間は目前に迫った。前カードの慶大戦で連勝し、勝ち点4で首位に立った明大。今カードで法大から勝ち点を奪取したその瞬間、38度目のリーグ優勝が決まる。対する法大は勝ち点1で現在リーグ4位も、春は連敗を喫した相手。その雪辱を果たすためにも、チーム一丸となって戦いにいく。狙うのは5季ぶりの完全優勝、そして明大史上初となる秋3連覇。これ以上にない舞台が整った。(この取材は8月19日に行ったものです)

明大撃ちに燃える佐藤選手
明大撃ちに燃える佐藤選手


佐藤竜一郎選手
――昨季を振り返っていかかですか

5位が続いていた中で新チームでしっかり冬やってきたことが、始めの3カードでしっかり勝ち点3が取れました。でも本当の力になっていないんだなというのを実感しました。でもしっかり優勝争いできて、緊張感の中でプレーできたのは収穫。畔上がしっかり柱になってくれて。(畔上にとっては)悔しいシーズンだったと思うんですけど、その中でもキャプテンとしての役割をしっかりやってくれました。

――その中でのご自身の働きは
一応3割は打てましたが、3番としては長打が少なかったです。他と比べたら、スイングスピードも遅く、脅威のバッターにはなれなかったかなと思います。法大は若いバッテリーなので、二遊間がしっかり引っ張っていかなくちゃいけないと思っていました。守備で支えるということは常に頭におきながらプレーしていました。

――明大戦では連勝で勝ち点を取りました
自分が試合に出るようになってからは、明治に勝ち点を取れたことはなかったので思い入れは強いですし、独特の雰囲気を感じます。その中でいい試合ができたというのは振り返ったら一番熱い試合ができたと思います。素直に野球が楽しかったです。

――明大への印象はどうでしたか
他と比べて、どれだけ点数を入れてもやっぱり粘り強いです。春はこういう結果になったんですけど、でも最後まで食らい付いてくる。そういう粘りはすごいなと思います。真似したいというか、参考したい部分です。

――春の結果からの修正点は
派手なプレーではなくて当たり前のプレーをしっかりすること。アウトをしっかり取れることや、左投手で少ないチャンスをものにする集中力とか。そういうところです。

――キャンプでの取り組みは何に重点を起きましたか
守備の面は基礎から。下半身を意識して使っていました。土のグラウンドというのもあったのでしっかりとした守備練習になったと思います。打撃ではもう一度スイングスピードを上げるだとか、長打を打てるように考えながらやってきました。

――下級生の存在はチームにとってどうですか
バッテリーでは争いがあって、相乗効果でレベルがあがっているなと思います。逆に1、2年生で内野が出てきてくれればと思います。柴田はしっかり気持ちが見えていて良い選手。秋も期待は大きいです。

――秋季リーグ戦を戦う上で意識したいことはありますか
春、優勝争いのところで自分たちの野球ができなかったというのは忘れないようにしたいです。あの時にできなかったんだから、まだまだ未熟だぞと。おごらずにしっかり足元を見つめてやっていきたいです。

――最終5カード目が明大との対戦になります
最後のシーズンなので、明治と優勝争いするというのが目標。特に2年生の春の悔しさもあるので、最後まで頑張って、最後は倒したいなと思います。

――最後に意気込みと目標をお願いします
脅威で、投手が嫌がるような打者になりたいです。4年の秋は絶対に優勝をしたいので、優勝ができれば一番。優勝をするために自分の成績も上がって、首位打者やベストナインを狙っていけたらと思います。

――ありがとうございました。

下位打線ながら打率を3割台に乗せる蔵桝選手
下位打線ながら打率を3割台に乗せる蔵桝選手


蔵桝孝宏選手
――昨季を振り返っていかかですか

最初のほうは順調にいっていて、これはいけるぞという感じだったんですけど。やっぱりリーグ戦は甘くなかったなというのが全体を通しての感想ですね。ここ一番の力の発揮。力を出せなかったのは、実力不足だなと思います。いいところもつかめて、課題もみつかったリーグ戦でした。

――具体的にどういった部分ですか
今まで変化球に課題というか苦労していましたが、対応することができました。きっかけはなかったですけど、うまく空振りしていたボールや、今までできなかったボールが見極められたり、拾えたりが試合で出たのが良かったです。成果は出ていなかったんですけど、対応して行くためにバッティングピッチャーと練習を積んでいました。

――2位という順位は
プラスに捉えていますね。今までBクラスというか、自分も試合に出る中ずっと5位でしんどいシーズンが続いていたので、2位は秋につながってくると思います。

――明大から連勝で勝ち点を取りました
明治に対しては、自分たちの代が特に負けたくないという気持ちが強くあって。今まで何回も胴上げを見せられて、絶対に負けたくない相手でした。連勝は本当に嬉しかったです。今まではやりづらい、いやな相手。でも少しは克服じゃないですけど、そういうイメージはなくなりました。

――普段の練習から明大への意識がありますか
明治に勝てれば優勝できるという思いもありましたし、明治を倒すために辛い練習をやってきたというのは大げさですけど。そのくらいのイメージでやってきていました。練習中からは言わないですけど、自分たちの代で話す時は絶対にそういう話にはなるので、かなり意識しています。

――ご自身は初のリーグ戦全試合出場となりました
シーズン通してずっと結果を残し続けるのはまだ難しかったです。次のシーズンでは、全試合で結果を出し続けたいなと思います。

――キャンプでの取り組みは
涼しい環境で追い込むことができました。打撃練習では今までは自分の好きだった真っ直ぐしか要求しなかったんですけど、変化球だったり、コースだったりをしっかり自分で要求して、苦手をさらに克服することを意識しました。どんな投手でも対応していけるように、オープン戦も毎試合毎試合をリーグ戦だと思って、一日1本は最低でもヒットを打ち続けるというのを課題にしたいです。
――秋は最終5カード目が明大との対戦です
春は連勝したので、秋はそう簡単に勝たせてくれないと思います。でも自分たちの代で負けたくないので、負けないのが一番です。とにかく負けないようにしたいです。上原(健太・商4=広陵)は高校のとき一緒に戦った仲間なので、気持ちが入ります。

――最後に意気込みと目標をお願いします
チームは優勝。個人ではベストナインやタイトルを取って、悔いのないリーグ戦にしたいです。

――ありがとうございました。

先発登板が予想される熊谷選手
先発登板が予想される熊谷選手


熊谷拓也選手
――昨季を振り返っていかかですか

序盤は森田の好投もあって、勢いでいい形で勝てたと思います。でも後半はだらだらいってしまって、早大に連敗の流れから東大にも1敗してしまいました。粘れなかったです。

――2位という結果はどのように捉えていますか
自分は優勝以外では(どの順位でも)変わらないなと思っています。優勝のかかった早大戦で落としてしまったことが、自分の中ではすごく心残りです。2位という結果でしたけど、早大と優勝回数を並べられてしまいましたし、満足というのは全くないです。

――リーグ戦初勝利も挙げましたが個人ではどうでしたか
勝ち星は二つしかなかったので、明大や早大で欲しかったです。その二つで勝ち投手になれたらもっと良かったです。(初勝利は)やっとかという感じでした。今まで1年間何もできなかったので。先発に使っていただいて、勝つことができてよかったです。

――1年次からの飛躍の要因は何にあると思いますか
自分で考えて練習するようになりました。イメージを大事にしています。試合の風景だったり、神宮のバックネット裏に向かっている風景だったり。こういう自分の取り組みがなかったら、結果もなかったかなと思います。もっと言えば、もっとやれば早大にも勝てたし、優勝もできたんじゃないかなと思います。

――明大への印象はどうでしたか
各バッターが粘り強くて、簡単にアウトになってくれないです。戦う前からそういうイメージを抱いていましたが、2戦目の最後の場面でのバントヒットだったりとかは、やっぱり簡単に終わらせてくれないんだなと思いました。

――見えた課題はありますか
まだまだ自分の無力さや、気持ちの面での課題があります。決め球がないのと、細かい制球力ですかね。ストライクを取るにしてもちゃんとコースで決めていかなければならないです。チームとしては足りない部分はたくさんあると思うんですけど、ここ一番で能力を発揮すること。各校能力というのに大きな差はないと思うんですけど、ここ一番で発揮する力が法政には足りないかなと思います。

――キャンプでは何を意識して取り組みましたか
春は投手陣の防御率が良くなく、野手に助けられたような試合が多かったです。そういう結果を踏まえた上で、ピッチャーのレベルアップを監督から告げられました。そこから厳しくやってきたという感じです。メニューを切るまで終われない投手用のランニングメニューがあって、それもただこなすのではなく、早大の敗戦もあったので、勝たなきゃいけないという自覚を持って取り組みました。

――これからの実戦で意識したいことは
失点しないことを意識したいです。いくら打たれても、ゼロに抑えたい。秋を迎えてもそこは変わらずゼロにこだわっていきたいです。あとはストレート。春はあまり速くないというか、圧せずにかわしている投球になってしまいました。そこもこだわっていこうかなと。

――ラストになる4年生の先輩方への思いなどはありますか
4年生はものすごく良い方ばかり。後ろで守ってくれているのも4年生がほとんどで声を掛けてくださります。自分が投げる上では自分が抑えなきゃ優勝もないと思うので、最後は4年生と一緒に良い思いをしたいです。

――最後に意気込みと目標をお願いします
負けないこと。あとは優勝です。具体的な数字を挙げるとしたら、5勝です。根負けしないように。気持ちでは負けたくないです。

――ありがとうございました。

[川合茉実]

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