検索
 HOME > スケート部(スピード部門)

スケート部(スピード部門)  シーズン開幕 今季こそ覇権奪還だ/シーズン開幕直前取材(短距離編)

 
 10月23日から行われる全日本距離別選手権大会より、スピードスケートのシーズンが開幕する。昨季はスケート部全体で掲げるインカレ総合優勝を法大に奪われ、スピードスケート部門としてもおととしから順位を3つ落とす8位に沈んだ。今季こそ再び頂点を取るべく、鈴木恵一監督の元厳しい練習に励んでいる。
 4年生の多くが専門種目としている短距離。大学最後のシーズンに燃える4年生と、それについていく下級生の今シーズンに期待がかかる。インカレ優勝に貢献するため日々辛い練習をこなす選手たちのシーズンに懸ける意気込みに迫った。


<荻野達哉主将(政経4=白樺学園) 専門種目:短距離>
――夏合宿を振り返っていかがでしたか。
荻野
 夏合宿では、自分の個人的な中身では合流したのは少し遅くて。3週間半の合宿に参加したが、終わりは一緒に帰ってきて、8月1日からの合宿が始まってたのに対して、自分は遅れてしまって、その遅れを取り戻すのに時間がかかった。非常にきつい合宿ではあったのですが、力はついてきたので、これを生かして次の長野合宿に10月1日から行くのですが、もう一回そこで合宿をして、シーズンに備える最後の追い込みになるので、もう一個強度の高いトレーニングをして、シーズンに入りたいなと思いました。合宿は同じことの繰り返しがおおかったので、選手それぞれ高いモチベーションでやるために、自分自身との戦いだなと思っていました。

――個人練習の中身を教えてください。
荻野
 内容としてはウエイトトレーニングと、自転車を使った練習しかできていなくて、あとスライドボードの3つで繰り返してやっていました。実際に氷の上に乗ったときの感覚っていうものが、陸と氷とで若干違いがあるので、そこに極力近づいた練習っていうのを意識して。コーナーロープっていって、ひもを壁につないでコーナーの足のように片足屈伸をした状態でそれが結構氷上に近いものなのでそれをやって、合宿組と自分一人でやっていたときは、その穴を埋めようと思ってやっていました。

――合宿を通じてチームの雰囲気はいかがですか。
荻野
 氷上で実際に滑ったときのイメージを持っていくことが一番の課題で、実際に氷上行ってもっと大きな課題が見えたときに、取り組む姿勢が全員見えてたというか、シーズンに向けて日を数えるとそんなにないので。帯広に行ったときに明治に行ったときにOBの方にコーチで来ていただいて。そこでは、監督はいちスケーターとしての面で教えていただいたのに対して、その方はアスリートである前にいち学生として、人としてっていう部分で基本的なことに取り掛かって、そこを改善させていって、それが結果競技にもつながるから、初歩的な部分からやっていこうってことで、自分もその考えもあったので、まずは技術面に取り組むと同時にあいさつとか、ルールとかマナーっていう部分を特に意識して、ミーティングのときに伝えたりとかっていうことをしていて。最初行ったばっかりのときはすぐできる者となかなかできない者がいたので、すぐできる者は率先してやってもらって、すぐに取り組めない、時間が掛かる者は言って直していくというか。ずっと伝えて、お互いに直していこうというふうに取り組んできました。全員がそういうチームを作るっていうことを考えてやっていました。以前よりは月ごとで割っていくと、チームの和というか結束力は少しずつ上がっていると思うので、まだ合宿といってもすぐ試合が近づいているので、常に試合を意識して取り組むっていうことも取り組みの一つとしてやってきて。長野合宿では氷上トレーニングに対しては非常に強度が高くなって、すぐレースをしてもいいくらい、その試合のために試合をするので、追い込みの最後となる1カ月もないですが、そこを1日も無駄にしないように。そのためにはケガとか調子の悪い時間っていうのを少しでも短くしたり、準備体制をしっかり取ることがこれからのカギになると思います。帯広は基盤を作る時間であったので、それを長野では細かく技術面や体力面で割っていって、完璧な人はいないので、少しでも競技結果が上がるように、それぞれ取り組むっていう姿勢で。自分は主将としてはそれを脱線しないように、みんなが同じ目標で高いところに向かっていく姿をサポートしながら、引っ張っていきたいなというふうに考えています。

――今年の目標をお聞かせください。
荻野
 個人的には最後のシーズンで、スケート人生においても最後なので、悔いの残らないでやるためには常に全力で日々取り組まないと、その1日が後悔になってしまう。競技的には500m・1000mを自分はやるので、500mではスタートのダッシュが非常に大事になってくるので、スプリント能力をつけて、100mは9秒台で進入して、35秒台を出していきたいと考えています。チームとしてはインカレの優勝は前提としてやってきていて、そのためには3部門が協力しないといけない。昨年度はスピード部門が8位っていう結果で終わってしまった。1部2部であったら2部落ちしてて、今年は2部スタートっていう危機であったので、それはやってはいけないこと。自分自身その危機を感じながら、3番とかでいいので、全員で力を合わせれば3位とかになる可能性はある。表彰台をっていう目標で、そうすれば3部門で必ず上位3番以内に入れば、優勝にもぐっと近付けるので、スピード部門は昨年の結果から2回り以上順位を上げられるように頑張っていきたいです。

<羽田光希(政経4=白樺学園) 専門種目:短距離>
――夏合宿を振り返って
羽田
 就活で全然できていないですね。それを言い訳にするわけではないが、少し遅れている。本格的な練習は次の長野合宿からです。北海道は氷上しかやっていないので感覚をつかむ程度でした。

――長野合宿では
羽田
 自分の最初のレース(帯広の森競技会)まであと2カ月くらいなのでもうここから追い込みですね。少し太っちゃったから絞って動きやすい体をつくりたい。

――帯広の森競技会ではどれくらいのタイムを目標にしているか
羽田
 1000mと1500mに出るので昨年よりもいいタイムを目指したいです。

――インカレの希望距離は
羽田
 1000、1500には出たいです。

――後輩たちはどうですか
羽田
 元気、アグレッシブ。一人一人個性がある。高校の後輩でもある高村にも期待したいし、小林や久保、村山にも期待している。特に小林と久保は力がある選手なので期待したい。

――今年は最後のシーズンですが
羽田
 最後だからこそ熱いものを持っています。最後くらい気持ちよく終わりたい。完全に競技から引退します。終わる時はきっぱりパッと終わらないと。いつまでズルズルひきずっていてもあれなので。

――ラストレースは
羽田
 国体に出れたら出たい。山梨の秘密兵器だから。(笑)良い意味でも悪い意味でも秘密兵器なので。

――今年の意気込みをお願いします
羽田
 1000、1500どっちともベストの記録を出してインカレでチームに貢献したい。大学に来ていいところが少ないので。最後くらいはいいところ見せて終わりたいです。

<古市博人(政経4=嬬恋) 専門種目:短距離>
――夏合宿はいかがでしたか
古市
 最初4年生が俺しかいなかったので大変でした。朝5時に起きて8時間練習した。くたくたでしたよ。鈴木監督もいるので緊張感も全然違った。

――現在の調子はいかがですか
古市
 悪いですね。でも練習はちゃんとやったので、結果が出るように頑張りたいと思います。

――これからの合宿ではどこに重点を置いて練習しますか
古市
 短距離だから状態を低くして、後半に伸びがないのが課題だから、そこを頑張りたいです。チームとしては、切磋琢磨しながら練習していければいいチームになると思います。

――チームの状況は
古市
 昨年より良いと思います。みんな仲良いし、頑張るときは頑張る。

――昨年逃してしまった総合優勝について
古市
 アイスホッケーとフィギュアは成績がいいのに、スピードスケートが足を引っ張ってしまっている。どうにかしないといけない。今年は千葉とか小林が結構滑れるから、その2人が上位に入って他の人も頑張って入賞すれば良い順位になれるのではないかなと思います。

――法大への対抗意識はありますか
古市
 法大もなかなか練習しているみたいなので、それに負けないように練習していくしかない。

――今季の目標を
古市
 最後の年なのでインカレで入賞くらいはして、明大に貢献して卒業したい。チームとしてはインカレでの総合優勝とスケートの技術の向上。あと人間的に明大生として素晴らしい人間になることです。

<渡邊勇人(政経2=白樺学園) 専門種目:短距離>
――夏合宿振り返って
渡邊
 腰を痛めてほとんど練習していない。最初の2週間くらい練習して残りの3週間はリハビリをしていた。今はそんなに良くもなっていないし急激に悪くなったわけでもない。帯広では直すことに専念していた。氷上には2回くらいしか乗ってないです。

――今年の予定は
渡邊
 11月の北海道のオーバル競技会が最初の予定。10月の長野合宿からは練習していく予定で、帯広で通っていた病院で腰に負担のかからないトレーニングやフォームを教えてもらえたのでその感じで滑ろうとは思っている。第一に腰のケアとフォームや滑り方を考えながらやることと帯広合宿でほとんど練習できていないから取り戻すくらいの気持ちで練習していきたい。オーバル競技会はタイムを狙えるので自己ベストをやるということを考えています。

――インカレの目標は
渡邊
 出れるのであれば500、1000、リレーで入賞。500は自己ベストが37,0なのでとりあえずは36秒を出したい。1000は1分13秒くらいを出せればいい。去年自己ベストを出せていないので今年はどちらも自己ベストを出したい。

――後輩ができましたが
渡邊
 仕事面では楽にはなった。自分のやりたいようにというか集中できるようになった。

――今年の意気込みをお願いします
渡邊
 結果を残したい。他の先輩や他の大学の同級生に負けないように。インカレでチームにたくさんポイントを入れられるように。出る競技全て入賞して16点は稼ぎたいです。


<久保廉(政経1=白樺学園) 専門種目:短距離>
――夏合宿を振り返って
久保
 厳しいとは聞いていたのですが、実際にやってみて想像よりも遥かにきつくて1カ月半が長く感じられる合宿でした。

――部の仕事と自分の練習の両立はできましたか
久保
 2年生の先輩に仕事を丁寧に教えてもらえ、今年は1年生が4人いるのでうまく分担して仕事をやりつつ自分の練習にも集中できたと思います。

――夏合宿ではどのようなことを意識してきましたか
久保
 一つは厳しくても絶対にスタートラインに立つと決めていました。あとは乗り込みを増やして体力を上げることを意識して取り組みました。

――北海道のプライベートでの思い出は
久保
 プライベートではあまり遊びに行くことは少なかったのですが、合宿の後半の練習が厳しい時にみんなでアイスクリームを食べに行ったことは部としては良かったのではないかと思います。

――今年の初戦は
久保
 11月上旬の帯広の森競技会です。そこで日本のタイムの35位以内を出して距離別の権利を獲得できるようにしたい。

――インカレの目標は
久保
 おそらく1000mと1500に出ることになると思いますが、16位までポイントが取れて8位以上からポイントが増えるので8位以内に入って大学のポイントに貢献していきたいです。

――タイムの目標は
久保
 1000mが1分12秒90、1500mが1分51秒くらいを目標にしています。今は1000mが1分14秒くらいで1分56秒がベストです。夏合宿で手応えはつかみました。

――今シーズンの意気込みをお願いします
久保
 今年はインカレもそうですが、全日本学生選手権や全日本ジュニアに出場する権利があるのでその大会で表彰台に立ってジュニアの日本代表入りを目指しています。あとインカレで入賞して大学の順位に貢献できればいいと思います。


<村山翔威(政経1=八戸西) 専門種目:短距離>
――夏合宿はいかがでしたか
村山
 最初苫小牧で合宿をして次に帯広で合宿をしたんですけど、苫小牧のときに膝をケガしてしまって思ったように練習できなかった。それは残念でした。あまりみんなと一緒に滑れなくて一人だけ別メニューをもらってやっていました。全然参加できていないような状況でした。

――夏合宿の生活はつらかったですか
村山
 生活リズムがとてもハードでした。朝は早いし。1年生は先輩方より早く起きて準備したり、食事のときは食器を並べたりしなければいけない。でも規則正しい生活が送れたし、時間を見つけて体のケアをしっかりするようになったかなと思います。

――ケガの調子はいかがですか
村山
 今は痛くはないけど違和感はあります。

――今季の目標は
村山
 自己ベストを出すのはもちろん。1種目でもいいのでインカレのレギュラーを獲りたい。ケガをしてしまったのでこれからはケガをしないようにケアしたいのと、これからしっかり体をつくって食事など色々な面から自分をサポートしていきたいです。

――自己ベストは
村山
 1000メートルが1分19秒くらいで、今年は3秒伸ばしたいです。1500メートルは2分3秒で、これはあと5秒伸ばしたいです。短距離種目はベストを縮めるのが大変だけど頑張りたい。

――明大のスケート部に来てみて
村山
 こないだの夏合宿で初めて明大の練習の辛さが分かった。普段東京で練習しているときも「終わらないんじゃないか」と思うようなメニューを出されることもあるんですけど、合宿に入るともっともっと厳しい練習になった。他の大学よりも合宿の期間は長いし、そういうところでも明大のスケート部はすごいのかなという実感が湧きましたし、これだけ練習しているので総合優勝を目指していけるように頑張りたいなと思いました。

――鈴木恵一監督について
村山
 合宿では鈴木監督にずっと見られているのでプレッシャーとかもありますし、自分たちは頑張っているつもりでも鈴木監督からは「まだまだ」と指摘を受けます。ケガをしたのも「東京で積んできたことが足りなかったんじゃないか」と言われました。「ケガをしたのはしょうがない」ではなく「自分の管理があまかったからだろう」と指摘を受けました。厳しい面もありますが自分たちのことをすごく思ってくれているし、鈴木監督自身が明大が大好きなので熱い気持ちを持って接してくれていると思います。

――初めてのインカレに向けての目標を教えてください。
村山
 12月には出場する選手が決まってくると思うので、あと2ヵ月くらいでどれだけ頑張れるかが大事になってくる。2ヵ月の間に自己ベスト更新ができれば少しはレギュラーになれる可能性が出てくると思うので、頑張ってレギュラーを獲得したいです。


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: