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スケート部(スピード部門)  シーズン開幕 今季こそ覇権奪還だ/シーズン開幕直前取材(長距離編)

 


 本日から行われる全日本距離別選手権大会より、スピードスケートのシーズンが開幕する。昨季はスケート部全体で掲げるインカレ総合優勝を法大に奪われ、スピードスケート部門としてもおととしから順位を3つ落とす8位に沈んだ。今季こそ再び頂点を取るべく、鈴木恵一監督の元厳しい練習に励んでいる。
 長距離は全日本距離別選手権大会に出場の千葉将志(政経3=白樺学園)と小林耕大(政経1=佐久長聖)など、実力を持つ選手が多く在籍。インカレでも大きな得点源になることは間違いなしだ。インカレ優勝、さらにはもっと上の世界を目指す選手たちに、スケートシーズン開幕直前の心境を伺った。
※インタビューについては9月26日、30日に行われたものです

<千葉将志(政経3=白樺学園) 専門種目:長距離>
――夏合宿はいかがでしたか
千葉
 春からやってきたことが結果としてうまく出たかなという良い感じの感触はあった。今年のフォームはとにかく低くするということで、春からやっている分氷上に上がったときに自然と低くできたので滑りも変わって、期待できると思います。今の調子は良い感じです。

――フォームを改善するためにどんなことをしましたか
千葉
 意識もそうなんですけど、氷に乗ったときだけじゃなくて春の陸上トレーニングから意識して常に低くして、筋肉をつけないと変えられない。低い姿勢に耐えられる筋力がついたのかなと思います。

――低いフォームの利点はなんですか
千葉
 足を出すときの幅が全然変わってくる。大きく、氷を長く捉えられる。あと風の抵抗も減らせます。

――上級生になって
千葉
 仕事とかもなくなって自分のスケートのことだけを考えてやっているので、環境的には一番集中できていると思う。今年は自分のことも考えつつ一年生を育てられたらと思っています。

――明日から長野合宿ですが
千葉
 高校3年次から合宿に参加させてもらっていて、もう4年目なのでメニューとかも慣れてきてそこまで辛いということはないです。一本一本集中して、大事に練習できています。

――距離別での目標を教えてください
千葉
 距離別で5000メートルは8位以内、1万メートルは3位以内が目標です。3位に入ればW杯につれていってもらえるので、そこを狙っていけるように長野合宿で仕上げていければいいなと思います。5000メートルはあまりスピードがない分厳しいかもしれないけど、1万メートルだと(上位に)絡んでいけると思う。

――1万メートルの方が好きなのですか
千葉
 好きではないです。(笑)本当は滑りたくないんですけど、得意種目ではありますね。できれば滑りたくないです。(笑)25周するから、精神的にきついです。体力的には、陸上だときついけど氷上では大丈夫です。

――自己ベストタイムを教えてください
千葉
 5000メートルが6分48秒7、1万メートルが14分10秒5です。今年5000メートルは6分40秒切るか切らないかくらい、1万メートルは13分50秒を目標にしています。

――エースとしての自覚はありますか
千葉
 プレッシャーは特にないけど、自分が潰れたらチームが終わってしまうなというのは夏合宿を見て思いました。この状況だとまだ自分しかインカレでポイントを取れるような人はいないので、春から自覚してやってきています。インカレは二種目とも絶対的に3番以内と思いながらいつも練習しています。鈴木監督からも(エースだということについて)言われますね。

――今年のチームについて
千葉
 チームワークはいいと思います。去年より全体的に練習に集中しているのかなと思います。4年の先輩方もみんな優しい。

――インカレでの目標
千葉
 二種目3位以内と、パシュートでも3位以内に入りたいです。

――法大への対抗意識
千葉
 あまりないですかね。どっちかというと総合よりは個人的な方を意識してしまうので、山梨学大の大林のことくらいしか考えてないです。(大林とは)大学に入ってから良いライバル関係で一緒に練習したりして高め合っています。

――昨シーズンを振り返って
千葉
 距離別で結果を残せなくて、ジャパンカップ第1戦でようやく調子を取り戻してきたころにケガをしてしまった。内心とても焦っていた。焦っていたこともあってたまに練習してしまったりして余計長引いて、1ヶ月半くらいかかってしまった。でもそんな中で全日本選手権に出てトップの選手たちを見てやっぱり滑りたいなと思って、そのあとインカレに向けて練習したら体の調子も良くなった。ケガをしている間はつらかったけど、練習できるようになってからは楽しくて、インカレも楽しんで滑れた。

――在学中の目標は
千葉
 W杯A選抜と、今年世界大学選手権という大会があるのでそれの出場。あと来年のユニバーシアード代表。世界にいきたいです。

――世界に挑むために、今の自身の実力はどのくらいだと思いますか
千葉
 今のままではW杯A代表は厳しい。でもこれからの長野合宿次第で変わってくると思います。大学の代表は狙える位置にいると思うので、そこは絶対落とさないようにしつつ、A代表を狙っていきたい。

――今季の意気込み
千葉
 チームを背負っていると思うので、その責任を良いプレッシャーに変えて自分を高めていきたい。そして目標としているインカレや世界で戦っていきたいです。

<遠國大地(政経2=白樺学園) 専門種目:長距離>
――夏合宿を振り返っていかがでしたか。
遠國
 苫小牧に2週間、帯広で1ヶ月やってきたのですが、一番大きかったのは9月からケガしてしまって、2週間くらい練習できなかったのが不安なところです。

――合宿を通じて練習内容で変えたところはありますか。
遠國
 変えたのは特にないです。腰は痛めましたが、そんなに大したケガではなかったです。(ケガをしている間は)ジョギングと腹筋背筋をしていました。ケガしたっていうのもあって、今年の夏はあまり体幹トレーニングをしていなかったので、やっぱりそういうのが影響であったのかなっていうのがあります。帰ってきてからも腹筋背筋はやるようにはしています。

――今後はどのような取り組みをされますか。
遠國
 10月から長野に行くのですが、長野からは本格的に練習に参加します。なので、もっと練習に集中して頑張っていこうと思います。1ヶ月近く氷上乗ってないので、感覚もわからないので。その前からもあまり調子は良くなかったので、とりあえず長野で合宿終わってしまうので、最終調整ではないが、仕上げられるところまで仕上げていきたいなと思います。

――今季の目標を教えてください。
遠國
 まず長野終わってから帯広で室内の試合が2つあるので、3000と5000で4分と7分を切るっていうのが目標です。まずはそこを目指してタイムを残していきたいと思います。あとは室内の帯広の森の競技会と、ジャパンカップの一戦があります。ジャパンカップの一戦は順位も狙いつつ、表彰台くらい。優勝とかはできないと思うので。


<小林耕大(政経1=佐久長聖) 専門種目:長距離>
――夏合宿を振り返っていかがでしたか。
小林
 今シーズン初滑りだったので、感じとかを確かめたかったのですが、結構いい感じに滑れていたので、滑り出しはいいと思います。早く滑るには基本の形とか、押すタイミングとかが結構大事なのですが、そういうタイミングとかが結構うまくかみ合っていて、一周のタイムとかも早く滑れていたので、そういうところが良かったです。これからなのでまた練習してどうなるかわからないですが、手応えはあります。

――重きを置いてやったことはありますか。
小林
 特にないです。結構きつかったので、がむしゃらにやっていました。最初の3週間くらいは苫小牧の方で陸上トレーニングをやっていたのですが、結構陸上得意じゃないので。自転車とか、そういうのが辛かったです。帯広に入ってからは、一万メートルとか長い距離になると足とかも辛いので、辛かったです。結構1年生の仕事とかもあって、ストレスたまっていたのもあったのですが、先輩と揉め合いごとになってしまって。結局先輩に許してもらえることができたので、良かったです。(原因は)自分がちょっと態度悪かったという。


――今年の目標をお聞かせください。
小林
 自分の兄が明治大学を卒業したのですが、まだ兄の記録を越せていないので、まずは兄が出した、5000mでは6分50秒という結構速いタイムを今年出したいです。結構その6分50秒切れれば、大学のレベルの中でもトップレベルまではいかなくても、半分よりちょい上くらいまで行けると思うので。まだ1年生なので、どんどんチャレンジしていく中でそういうタイムが出ていけばいいかなと思います。インカレでは貢献できるように。目標では8番以内です。8番より上に入り込めればいいかなという考えです。

――小林さんにとってお兄さんはどんな存在ですか。
小林
 スケートを始めたきっかけが兄の影響だったので、あこがれというか『ここまで行きたい』っていう目標の人です。

――今シーズンへの意気込みをお聞かせください。
小林
 10月の全日本距離別選手権に出られるのが3年生の千葉先輩と自分だけなので、まずそこで結果を出して、ワールドカップとかそういう選考の大会なので。そこに照準が合えば世界とかにも行って、自分が今どれくらいのレベルなのかっていうのを世界で知りたいなと思っているので、とりあえず距離別で頑張って派遣選手になりたいなと思います。(ゆくゆくは世界に)行きたいなと思っています。


<高村憲孟(政経1=富士北稜) 専門種目:長距離>
――夏合宿はいかがでしたか
高村
 昨年、高校生のときに10月に行われる長野合宿に参加していたのである程度の辛さは分かっていたのですが、それを上回る練習の辛さでした。最初は苫小牧で陸上のトレーニングだったんですが、そこでは自転車やゴムのチューブを引っ張ったり、スライドボードをやったりと全部やって、めちゃくちゃ辛かったです。その後に帯広で氷上メインの合宿をやったが、そこはそこで氷上ならではの辛さがありました。

――現在の調子はどうですか
高村
 帯広でトライアルがあったんですけど、そこでは自己新を出すことができました。でも記録だけを見たらいいけど、滑っていて自分で進んでいるなというのを感じられなかった。まだシーズン初めなのでまだまだ伸びるなと思います。

――自己ベストタイムを教えてください
高村
 3000メートルが4分11秒5で、1500メートルは1分59秒45。今年は3000メートルで4分前半、5秒は最低でも切りたい。1500メートルでは1分54秒を切っていきたい。そのくらいは出さないと勝負にならないです。今後の合宿で調子が上がって氷を捉えることができてくれば記録につながってくると思います。

――明大の練習厳しいは厳しいですか
高村
 どの大学より絶対に一番辛いと思う。人も少数精鋭でやっているので。人数が多ければ長距離を滑っていても先頭で引っ張るのを回していくので楽。

――今季の目標を教えてください
高村
 まだ1年目なのでインカレも出させてもらえるかも分からない。今の記録のままでは全然勝負できないので。もし出させてもらえるなら大学代表として全力で勝ちにいきたい。そのためにこれからの練習で調子を上げていけるように頑張りたい。


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