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高橋(左)の逆転トライが勝利を決めた

ラグビー部  ラストプレーで逆転トライ! 慶応戦制し2勝目飾る/関東大学ジュニア選手権

◆第37回関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド他)
▼10・24 慶応戦(八幡山グラウンド)
 ◯明治34{12―17、22―14}31慶応

◆スコア◆
明治
慶応
前半後半得点前半後半
PG
DG
12221714
34
合計
31

 試合終了間際の右WTB高橋汰地(政経1=常翔学園)による逆転トライで明治がシーソーゲームを制した。「伝統校同士として絶対に負けられない」(ゲームキャプテン・右CTB川田修司・情コミ4=桐蔭学園)と強い気持ちで挑んだジュニア戦3戦目。34―31で勝ち切ったものの、コミュニケーション不足からペナルティが多発し、最後まで試合をものにすることはできなかった。

 気持ちの面で圧倒された。前半1分、慶応のBK陣に順目に攻撃を受け先制トライを奪われる。課題としている試合の入りを何とかものにしたい明治であったが「相手のペースにのまれて自分たちのラグビーがしっかりできなかった」(左LO尾上俊光・政経3=尾道)。何度もエリアを奪い攻め込むも、敵陣ゴール手前でのペナルティが続きスコアに結びつかない時間が続いた。前半18分、敵陣22メートルライン付近から慶応が自陣深くまでキック。ボールを手にしたFB森田澄(政経3=天理)が前に攻め右FL井上遼(政経1=報徳学園)にパスをすると、タックルを交わしトライを奪取した。その後も両チーム1トライずつ挙げたものの、どちらの流れとも言えない時間が続いた。
 12―17で折り返した後半も、試合は難航した。後半4分、敵陣22メートルライン付近の明治スクラムから高橋がボールを手に取ると川田、森田とBK陣でボールをつなぎ左WTB渡部寛太(文2=愛媛県立北条)がトライを挙げた。それでも「セットプレーに関しては、コミュニケーション不足とか試合での精度が問題」(No.8前田剛・営2=報徳学園)とラインアウトのミスが試合を通して連発。セットプレーから流れをつかめず2トライを献上し勢いに乗れなかった。

 最後まで諦めない気持ちが明治に勝利をもたらした。試合は一進一退の状況を繰り返し、後半38分でスコアは27―31に。自陣10メートルライン付近のマイボールスクラムからボールをつなぎ敵陣深くまで攻め込む。しかし、なかなかトライを奪えず緊張感が高まっていった。そして行われたセンターラインの慶応ボールラインアウトから右PR矢野佑弥(政経3=徳島県立城北)がボールを持ち出すと高橋にナイスパス。ボールを手にした高橋は慶応の猛タックルを交わし持ち前の快足でインゴールまで勢いよく駆け抜けた。「何回かトライを取られた時、結構テンションも下がっていたが川田さんたちが声を出してくれて」と高橋。ノーサイドの瞬間まで戦い続けるチームの気持ちが実を結んだ。

 試合には勝ったが「気持ちの部分で相手に負けていた」(川田)ことを痛感させる一戦となった。「勝つのも負けるのも原因は明治」と丹羽政彦監督。どんな試合でも、チーム一体となって明治のラグビーをすることが重要だ。シーズンの深まりとともに、貪欲に勝利に突き進んでほしい。

[江原璃那子]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・右CTB川田修司(情コミ4=桐蔭学園)

「結果的に勝てたが内容的には良くない試合だった。ファンダメンタルのところで自分たちのやりたいことができなかった。チームの一体感がなかった。気持ちの部分でも相手に負けていたことがスコアに出たと思う。伝統校同士として絶対に負けられないとは思っていて、気持ちを大切にしようと言っていたが受け身に回ってしまった。特に前半、良くないプレーが続いてしまって気持ちの部分で次の試合に向けて変えていかないといけないというのが課題としてある。ゴール前でFWにこだわったが、そこで取り切れなかった。ユニットでのミスが多かった。帝京大と決勝で試合すると思うが、そこで勝つためにはAゾーンに入ったらしっかりスコアにつなげることが大切だと思う。練習してしっかり変えていきたい。ラインの深さやパスやキャッチなどの基本的なことができていない。ハーフタイムは試合前から言っていた気持ちで負けないということを話した。ディフェンスだったらファーストをロータックルで入ってセカンドをミドルで入るとかができていなかったから、そこを改善しようと話した。ジュニア戦は下級生が多く、リーダーとしてチームをまとめることを意識している。下のチームからエナジー、パッションを出していきたい。試合に負けていたが、最後まで諦めない気持ちが良かったと思う。勝てたことは良かったが、課題の残る試合。試合の入りのところもずっと言われていたがまだできていない。練習の入りをもっと気持ちを入れていかないと強い相手には勝てない。下の学年含めてみんなでやっていきたい。一試合一試合を大切にしていきたい。パッションが欠けているので、圧倒していきたい」

左PR齊藤剣(政経1=秋田工)
「積極的なプレーができなかった。アップから良い雰囲気でやるべきだった。自分はアップの時にミスがあったので、次の試合ではなくしたい。結果的に上がりきらないまま試合に入ってしまった。自分はセットプレーを重要視されて入っているので、とにかく慶応には負けたくない気持ちでやっていた。最初は少し押されたが、そのあとの修正できた。もう少し一気にまとまって、ターンオーバーできるくらいまで練習したい」

左LO尾上俊光(政経3=尾道)
「前半からあまり良くなかった。相手のペースにのまれて自分たちのラグビーがしっかりできなかった。後半は修正できたと思う。慶応には負けられないと思って挑んだ。先週からの課題が克服できていない。気持ちで負けていたので、気持ちの面から勝ちに行こうということを話した。FWはゴール前で取りきれないことが2、3回あったのでそこを改善したい。逆転できて良かったと思うが、課題が残るゲームだった。次は東海大でFWが強いチーム。負けられないという思いがある。セットピースの安定を意識したい」

No.8前田剛(営2=報徳学園)
「ジュニア戦にスタメンで出るのは初めて。自分がチームから期待されているのは、エナジープレーというか激しいプレーだったり、そういう気持ちのプレーだと思ってるのでそこを意識して試合に臨んだ。セットプレーに関しては、コミュニケーション不足とか試合での精度の問題。練習の時はできているが、試合の時に相手が付いて自分たちのセットプレーができていないというのが課題。(ペナルティに関しては)ノットロールアウェイとかは自分も取られてしまった。自分のリアクション、タックルした後すぐ起き上がって次のタックルにいけるようなリアクションを取れば防げる反則。ノットリリースとかも2人目の寄りのリアクションで防げる。そこをしっかり修正しないといけない。僕自身今日ディフェンスが悪くて、このままでは上のチームに上がれないので個々のタックルをしっかりやっていきたい。(円陣の時は)絶対ここをとって終わろうっていう話をFWリーダーの公彦さんとか4年生の宥人さんとかが言っていた。継続したら取れるなという感じはあった。逆転の瞬間は僕は密集にいたので何が起こったか分からなかったが嬉しかった。正直、こんな接戦するような相手じゃないと思う。前半の最初から受けてしまっていたので、そこをしっかり自分たちからアグレッシブにできたらこんな結果にはならなかった。勝ったのは良かったが、前半受けてしまったことが修正点。(個人としては)ブレイクダウンのところで求められているのは、もっとエナジープレーをすることだと思うが、そこが足りなかった。ボールキャリアーのところは前に出られたところもあって良かったが、ディフェンスのところとブレイクダウンのところでもっと自分がチームを勢い付けられるように激しく行かなきゃだめだなと思う。ジュニアもそうだが、自分はまだ紫紺を着ていないのでそこで出ることが自分の目標で、ジュニアで結果を残さないと上に上がれないというのは分かっているので日頃の練習から激しくやっていきたい」

左CTB松尾将太郎(商1=東福岡)
「前半流れが悪く、ディフェンスも抜かれてしまうことがあった。後半最後しっかり取り返して勝てたということが良かった。慶応には絶対に負けられないと試合前にみんなで話していた。何が何でも勝つという気持ちだった。相手陣地に入った時になかなか取りきれないということが続いた。今後東海大や、決勝に行けば帝京大と試合するので、取れるところでしっかり取っていくことが課題だと思う。ディフェンスは早稲田戦に比べたらコミュニケーションも取れてまあまあ良かったが、アタックの部分やワイドブレイクダウンはしっかりしてなくてターンオーバーされることもあったのでしっかりやっていきたい。個人としてまだまだはたらいてアピールしないといけない。練習からアピールして、上のチームで出られるように頑張りたい」

右WTB高橋汰地(政経1=常翔学園)
「風も強かったのでいつもより深く狭くいこうとなった。環境が違ったのでいつも通りのプレーはできなかった。キックを蹴られた時とかの連携もうまくできなかった。FWが前に出てくれたらBKも前に出やすいが、今日はFWがもう少し頑張ってくれていたらもっと楽なゲーム展開だったと思う。何回かトライを取られた時、結構テンションも下がっていたが川田さんたちが声を出してくれていた。個々のファンダメンタルの部分がうまくいっていなかったので、そこをしっかりしたい。ブレイクダウンで相手の寄りが速かったが、そこは後半しっかり修正できた。次の東海大も強豪なので、外からしっかり声を出して連携を取って頑張りたい」

◆ジュニア戦 対慶応戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR齊藤 剣(政経1=能代工)
9.SH三股 久典(政経2=佐賀工)→福田(後半12分)
16古田 雄也(商2=国学院栃木)←佐藤(後半31分)
2.HO佐藤 公彦(法3=明大中野)
→古田(後半31分)
10.SO忽那 鐘太(文1=石見智翠館)
17深堀 篤(商4=南山)
←齋藤(後半24分)
3.PR田代 頌介(政経1=秋田工)
11.WTB渡部 寛太(文2=愛媛県立北条)
18矢野 佑弥(政経3=徳島県立城北)
←3.田代(後半18分)
4.LO尾上 俊光(政経3=尾道)→葛野(後半15分)
12.CTB松尾 将太郎(商1=東福岡)
19上田 宥人(政経4=東海大仰星)
←近藤(後半0分)
5.LO塚田 友郎(文4=深谷)
13.CTB川田 修司(情コミ4=桐蔭学園)
20葛野 翔太(商3=深谷)
←8.尾上(前半15分)
6.FL近藤 雅喜(商3=東海大仰星)→上田(後半0分)
14.WTB高橋 汰地(政経1=常翔学園)
21福田 健太(法1=茗溪学園) ←三股(後半12分)
7.FL井上 遼(政経1=報徳学園)
15.FB森田 澄(政経3=天理)
22渡邊 弐貴(営1=国学院栃木)
8.No.8前田 剛(営2=報徳学園)

23壁巣 雅弥(政経4=明大中野)



◆2015年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
10・3帝京大帝京大百草G13時
24―30○
10・17早稲田早稲田上井草G13時
◯45―15
10・25慶應大明治八幡山G13時
○34―31
11・8東海大明治八幡山G13時



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