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積極的にボールに絡んでいった福田健

ラグビー部  東海大に苦戦するも最後は逆転 2位で決勝トーナメントへ/関東大学ジュニア選手権

◆第37回関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド他)
▼11・8 東海大戦(八幡山グラウンド)
○明治26{19−7、7−15}22東海大

◆スコア◆
明治
東海大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1915
26
合計
22

 何とか勝利をものにした。今試合は明治のヘッドコーチとして故・北島忠治元監督を支えた故・斎藤寮氏の追悼試合となり行われた。前半4分先制してから明治ペースのまま19−7で前半を折り返す。変わって後半は開始直後にトライを許し、その後も連続で失点を重ねる。しかし最後に左PR齊藤剣(政経1=能代工)が逆転トライを挙げ26−22で勝利を収めた。これでカテゴリー1のリーグ戦は最終戦となり、明治は3勝1敗の2位で決勝トーナメントに進出することとなった。

 よい入りで流れを引き寄せた。前半4分、敵陣ゴール手前10m辺りでのラインアウトから右FL田中健太(営4=大阪桐蔭)がトライ。先制点を挙げる。その後はスクラムやラインアウトでも東海大相手に優勢。だが前半14分、ラインアウトモールで一気に押し込まれ今試合初失点を喫した。またコンバージョンキックも成功し5−7とリードを許してしまう。しかしその7分後、キャリーバックによりグラウンド左サイドでの5mスクラムから再開。最後はラックからSH福田健太(法1=茗渓学園)が手を伸ばしてトライを奪取。その後は「モールディフェンスが悪かったがファイトして簡単に取らせなかったところが勝利につながった」と右LO古川満(商2=桐蔭学園)が話すように、試合を通して苦しんだモールディフェンスや雨の影響からノックオンが多く見られ、なかなかチャンスを作り出せず。それでも前半36分、右CTB尾又寛汰(商3=国学院栃木)がアングルを変えて走り込み中央をゲインするとゴール前のラックからSO松尾将太郎(商1=東福岡)が右展開。最後は左FL井上遼(政経1=報徳学園)がインゴール右端にボールを押し込んだ。このトライで19−7と点差を広げ「BKもFWも一体となってやりたいことができていた」(ゲームキャプテン・左CTB川田修司・情コミ4=桐蔭学園)と、よい形で前半を折り返した。

 前半から一転し苦しい入りとなってしまった。後半開始直後、相手の上げたハイパントのキャッチミスをオスカ(東海大)に奪われると、一気にインゴールまで持ち込まれノーホイッスルトライ。「相手に食い込まれてしまった」(SO松尾将太郎・商1=東福岡)と、苦しい後半スタートとなってしまった。今試合東海大には日本代表である3番渡邊(東海大)が擁し、強力なスクラムやモールディフェンスに苦戦する場面が多々見られたが「チャレンジする気持ちで立ち向かった結果押すことができた」(齊藤剣)と、スクラムでは優位に立てた場面もあった。そして自陣でのプレーが続く中後半16分、3トライ目を奪われ同点に追い付かれ、流れは一気に東海大に。相手の堅いディフェンスを崩せず敵陣に踏み込めない時間が続く。そして後半24分、明治のペナルティーにより東海大にPGを献上し19−22と今試合再びリードを許してしまう。だが明治も黙ってはいない。このPGを皮切りに明治の気合いが再び入った。後半28分、古川らのパワープレーで相手のタックルにもひるまず敵陣エリアに攻め込み、最後は齊藤剣が逆転トライを決めた。その後はインゴール手前での危ない場面も何とか切り抜け、26−22と僅差でノーサイド。「集中力が切れずに、最後まで勝つという気持ちが続いていた」(松尾)と、気持ちで勝利をつかんだ試合となった。

 今試合は試合前に黙とうが行われ、故斎藤寮氏を追悼した。そしてこれで関東大学ジュニア選手権のカテゴリー1のリーグ戦は最後となり、明治は3勝1敗の2位で決勝トーナメントに進出することになった。「選手の中で今までより勝ち負けにこだわれている」(丹羽政彦監督)。この調子でチーム一丸となり勝負に徹し、また今試合で得た日々のウエイトトレーニングで積み重ねた強力なフィジカルと、他大学にも劣らないFWで優勝をつかみにいく。

[石塚真維]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・左CTB川田修司(情コミ4=桐蔭学園)

「結果的に勝利できたというのが一番よかった。前半はミスもあったがBKもFWも一体となってやりたいことができていたのではないかと思う。前半の入りがよくて後半も入りよくやっていこうと話していたが、BKのところでミスがあってFWには申し訳ないことしたなというのがある。相手も後半は徹底的にFWできていたので、キックで地域取りながらも敵陣に達したいというところで我慢の時間が続いて、そこはFWがよく頑張って守り切ってくれたなというのがある。アタック面に関してはミスも多かったが、継続できた前半の最後のところであったりトライを取り切れた部分もあったので、そこのアタックの部分はもう少し継続して続けていって、ディフェンスというかBKのキック処理のところとかFWとBKのキックチェイスのところの修正はやっていかないといけないと思う。決勝トーナメントの準決勝が始まると思うが、まずは1戦1戦戦っていくことを目標に、今日出た課題をしっかり次の試合に向けて修正できればいいなと思う。決勝トーナメントは変わったことはやらないで今まで積み上げたことをやるだけだと思うので、細かい部分のファンダメンタルのスキルだったりをしっかりやっていくということと、ジュニアは若い選手も多いので、そこのコミュニケーションだったり話し合うというところをしっかりもう少しやっていければいいかなと思う」

左PR齊藤剣(政経1=能代工)
「チームとして勝ててよかった。ジュニアは帝京大に一回負けているので、この東海大に勝って弾みをつけたかったので。個人としてスクラムのトイメンがフル代表に入った人だったので不安はあったが、チャレンジする気持ちで立ち向かおうと思った。その結果押すことができたのでとても嬉しかった。社会人と合同練習をした時にスクラムを教えてもらったこと、小村HCから教わったバインドの仕方、公彦さん(HO佐藤・法3=明大中野)とコミュニケーションを取って低く組めたこと、今まで練習してきたことを全て出せた結果だった。いい経験ができた。全体としてかなりモールを組んでくる相手だったので、自分も止める気持ちで一生懸命モールに何回も支えにいけた。チームの課題としては自分たちからのモールで取り切れていなかったので、セットプレーを強化していきたい。来週も帝京大があるので、メンバーに入ることができたら勝利に貢献できるようなプレーをしたい」

右LO古川満(商2=桐蔭学園)
「始まる時に追悼試合という面も含めて絶対に勝たなきゃいけないという話があって、みんなが勝ちを意識した試合運びができた。確実に敵陣に入ってFWでスコアできるところでスコアできたということと、モールディフェンスが悪かったがファイトして簡単に取らせなかったところが勝利につながった。組織で守ることはできなかったが、ずらされてゲインされた後に個々で体が張れていた。次はチームで修正してチームに守れるようにするのが課題。スクラムは相手の1番がキーマンだったが齊藤が抑えてくれていたので優位に立てた。FWで当たり負けなかったところとキャリアーも良かった」

SH福田健太(法1=茗溪学園)
「雨という状況でコンディションが悪く、ハンドリングエラーとかディシプリンが守れていなかったところが結構あったが、チャンスの時に東海はずっとFWできたのに対して明治はFW、BKが一体となってゲインラインをオーバーするアタックを重ねることができた。前に出るところは前に出れていた。チャンスは多くなかったが少ないチャンスを取り切れていた。スコアして帰ってこられたので良かった。フィジカルは3番に日本代表の渡邊さんがいて強かったが、こっちも日々のウエイトトレーニングの積み重ねで勝てた。雨でボールが滑るところで、ハイパントとかゴロで転がしたりとか9番10番で陣地を獲ることが仕事だと思う。前半はエリアを獲ることができなくてアタックも厳しかったが、後半は将太郎と話し合ってハイパントも入れた攻撃ができたので良かった」

SO松尾将太郎(商1=東福岡)
「ジュニアも決勝、準決勝を除くとラストの試合だったので、まずは絶対勝つということが目標だった。前半はいい感じだったが後半はペナルティーが多くて相手に食い込まれてしまい、ミスも重なって取られてしまった。雨だったがいつもやっているファンダメンタルスキル、基本のところでミスが多かった。焦って焦って、2番目のプレーヤーが倒れたままボールを取りにいったりしてしまったことがペナルティーの多さにつながってしまった。久しぶりにSOだったが、自分のゲームメーク的には上手くいっていなかった。フェイズの部分は自信があるが、キック、エリアを獲っていくというのは課題の部分になる。そこはもっともっと練習して信頼してもらえるようやっていかないといけない。前半の流れは良かったと思うが、後半はペナルティーが重なったこともあって敵陣であまりプレーできなかったことが今日厳しくなった要因。集中力が切れずに、最後まで勝つという気持ちが続いていたのでディフェンスも粘って相手に簡単にトライをさせなかった」


◆ジュニア戦 対東海大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR齊藤 剣(政経1=能代工)
9.SH福田 健太(法1=茗溪学園)
16古田 雄也(商2=国学院栃木)
←2.佐藤(後半15分)
2.HO佐藤 公彦(法3=明大中野)
→古田(後半15分)
10.SO松尾 将太郎(商1=東福岡)
17羽田野 湧斗(2=國學院久我山)
3.PR田代 頌介(政経1=秋田工)
→吉岡(後半10分)
11.WTB林 祥太郎(文3=常翔啓光学園)18吉岡 大貴(農2=日向)
←3.田代(後半10分)
4.LO塚田 友郎(文4=深谷)
12.CTB川田 修司(情コミ4=桐蔭学園)
19上田 宥人(政経4=東海大仰星)
←8.前田(後半20分)
5.LO古川 満(商2=桐蔭学園)
13.CTB尾又 寛汰(商3=国学院栃木)
20安永 賢人(営4=長崎北)
←6.井上(後半20分)
6.FL井上 遼(政経1=報徳学園)
→安永(後半20分)
14.WTB高橋 汰地(政経1=常翔学園)
21兵頭 水軍(農3=仙台育英)
7.FL田中 健太(営4=大阪桐蔭)
15.FB森田 澄(政経3=天理)
22渡邊 弐貴(営1=国学院栃木)
8.No.8前田 剛(営2=報徳学園)
→上田(後半20分)

23渡部 寛太(文2=愛媛県立北条)



◆2015年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
10・3帝京大帝京大百草G13時
24―30○
10・17早稲田早稲田上井草G13時
○45―15
10・25慶應大明治八幡山G13時
○34―31
11・8東海大明治八幡山G13時
○26−22




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