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プレーで引っ張る中村主将

ラグビー部  早稲田に3年ぶりの勝利! 対抗戦同時優勝も決める/関東大学対抗戦

◆9・6〜12・6 平成27年度関東大学対抗戦Aグループ
▼12・6 対早稲田戦(秩父宮ラグビー場)
○明治32{22―12、10―12}24早稲田
◆スコア◆
明治
早稲田
前半後半得点前半後半
PG
DG
22101212
32
合計
24

 宿敵・早稲田から3年ぶりの勝利を挙げた。前半10分にPG(ペナルティーゴール)で先制し優位に試合を展開。右ウイング成田秀平(営3=秋田工)が藤田(早稲田)のタックルを外し、トライを奪うなど見せ場もつくった。モールディフェンスに苦しんだが、後半にもPGで効果的に加点し32―24で勝利。この結果、帝京大に勝ち数で並び3季ぶりの対抗戦同時優勝も果たした。

 ノーサイドの瞬間、選手たちは両手を天に突き上げた。終了間際は自陣でのプレーを強いられた。それでも「しっかりみんなの顔を見て、ここで守るぞという意思統一ができていた」と左プロップ植木悠治(政経4=常翔学園)。10分以上ゴールを背負い続けたがインゴールは死守した。最後は早稲田のパスが乱れたところを途中出場の左センター川田修司(情コミ4=桐蔭学園)がカバー。スタンドオフ堀米航平(商2=流経大柏)に渡ったボールは前にこぼれたが、そこでノーサイドとなった。「ラストはずっと攻められていたけどそこで我慢して守り切ってトライを取られずに終われたというのはすごくデカイと思うし次につながる」とナンバーエイト松橋周平(政経4=市立船橋)。うれしい3年ぶりの明早戦勝利となった。

宿敵に勝利
 宿敵からの勝利は格別だった。「早稲田に勝てたことがうれしい。それが結果優勝になった」(フッカー中村駿太主将・商4=桐蔭学園)。いくつもの大舞台を経験してきた左センター梶村祐介(政経2=報徳学園)も「やっぱり自分の中で明早戦は特別」と言う。この一戦に下馬評は関係ない。明治の圧倒的優位が伝えられていた今年の明早戦だが、やはり勝負は最後までもつれた。
10分にPG(ペナルティーゴール)を沈め先制し、19分にはフルバック田村煕(営4=国学院栃木)のクイックスタートからラックを形成。スクラムハーフ浜野達也(文3=西陵)のフラットなパスを受けた松橋がインゴールに飛び込んだ。27分には右ウイング成田秀平(営3=秋田工)のゲインから田村へと渡り、最後はサポートした左フランカー田中真一(法3=国学院久我山)が右中間にグラウンディング。前半終了間際にも右サイドでカットパスを受けた成田が藤田(早稲田)のタックルを外してトライを決めた。「相手が藤田さんとか考えずに、トライを取ることにがむしゃらだった」(成田)と日本代表をかわして見せ場をつくり、22―12で前半を折り返す。
 だが後半明治は1トライに留まり、前後半を通して明治と早稲田のトライ数は同じ。その中で勝負を分けたのは2本のPGだった。特に後半31分に決めたPGは明治のリードを5点から8点にする貴重なゴールとなった。明治が押していた時間帯だっただけにトライを狙うことも考えられたが「ほとんどの人間がショットだと思っていたと思う」(中村主将)と、冷静に得点を刻むことを選んだ。丹羽政彦監督(平3文卒)も「あそこで勝負が決まった」と振り返った。

収穫と課題
 帝京大戦では不安を残したスクラムだったが「自分たちの組みたいように組めた」と右プロップ塚原巧巳(政経4=国学院栃木)は手応えを口にする。象徴的だったのは後半5分のグラウンド中央左での早稲田ボールスクラム。猛プッシュを掛けターンオーバーに成功。そのプレーではノックオンを犯したが、その後のスクラムで再びプレッシャーを掛け、ハンドを誘った。直後のタッチキックからラインアウトモールを形成しトライまで結び付けた。「向こうもスクラムに自信があるらしいのでそこをへし折りたい」(塚原)と試合前に語っていた通りの展開となった。
 一方、この試合で課題として浮上したのはモールディフェンスとペナルティー。この日許した4トライのうち3トライはモールが起点。終盤、徹底してモールにこだわってきた早稲田に対応し切れず苦戦を強いられた。「どこのチームも今日の試合を見てモールしてくると思うので、もう一度ビデオを見て、どこが悪いのか、誰が悪いのか、しっかり修正します」(中村主将)と早急に改善することを誓った。また今日の反則数は早稲田の9に対して明治は13。ペナルティーから再び、ラインアウトモールを形成されるという悪循環に陥る場面もあった。「それ(モールディフェンス)以前にそこまで持っていかれるペナルティーの部分が一番良くない」と中村主将も危機感をあらわにする。モールディフェンスとペナルティーに関しては、これまでもたびたび課題に挙げられておりあらためて浮き彫りになった格好だ。

 快勝とは言えない試合展開ながら、丹羽監督は試合後の記者会見で「成長したゲーム」と何度も繰り返した。ここ4年間は年越しを逃してきただけに、前節の帝京大戦から3週間空いたこの試合は今後を占う意味でも重要な試合となった。その中で最後、守り切れたことを収穫として強調する。「失速の可能性はない」と左ウイング紀伊皓太(文4=日川)も自信を見せる。
 「人生で初めての対抗戦優勝で素直に嬉しい」(植木)と、試合後には喜びを爆発させた選手たち。だが次週には大学選手権セカンドステージの初戦、京産大戦が控える。「今日は余韻に浸って、明日から来週に向けていい準備をやっていきたい」と中村主将。明早戦でケガから復帰した左ウイング齊藤剛希副将(商4=筑紫)も「絶対に日本一になるので、またこれから厳しい試合が続くと思うけど自分たちのラグビーをやっていきたい」と力を込める。大学日本一への挑戦はここから始まる。

[柴田遼太郎]


◆関東大学対抗戦Aグループ 星取り表  終了◆
帝京大早稲田慶応筑波大明治青学大立大日体大勝敗
帝京大○92―15○89―10●17―20〇49―32○108―12○110―7○92―106勝1敗
早稲田●15―92○32―31●25―45●24―32○52―17○57―12 〇52―174勝3敗
慶応●10―89●31―32○33―23 ●10―42○51―20○80―10○66―124勝3敗
筑波大○20―17○45―25●23―33 ●0―26○50―17○55―12〇70―05勝2敗
明治●32―49○32―24○42―10○26―0○83―5 ○90―0○77―66勝1敗
青学大●12―108●17―52 ●20―51●17―50●5―83〇42―0○57―10 2勝5敗
立大●7―110●12―57 ●10―80 ●55―12●0―90●0―42●15―610勝7敗
日体大●10―92●17―52●12―66●0―70●6―77●10―57 ○61―151勝6敗


◆対抗戦 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR植木 悠治(政経4=常翔学園)
9.SH浜野 達也(文3=西凌商)
16佐藤 公彦(法3=明大中野)
2.HO中村 駿太(商4=桐蔭学園)
10.SO堀米 航平(商2=流経大柏)
17祝原 涼介(情コミ1=桐蔭学園)
←塚原(後半16分)
3.PR塚原 巧巳(政経4=国学院栃木)
→祝原(後半16分)
11.WTB紀伊 皓太(文4=日川)
→齊藤剛(後半27分)
18矢野 佑弥(情コミ1=桐蔭学園)
4.LO東 和樹(政経4=京都成章)
12.CTB梶村 祐介(政経2=報徳学園)
→川田(後半32分)
19古川 満(商2=桐蔭学園)
←小林(後半32分)
5.LO小林 航(法4=明大中野八王子)
→古川(後半32分)
13.CTB尾又 寛汰(商3=国学院栃木)
20井上 遼(政経1=報徳学園)
←松橋(後半19分)
6.FL田中 真一(法3=国学院久我山)
14.WTB成田 秀平(営3=秋田工)
21三股 久典(政経2=佐賀工)
7.FL田中 健太(営4=桐蔭学園)
15.FB田村 煕(営4=国学院栃木)
22川田 修司(情コミ4=桐蔭学園)
←梶村(後半32分)
8.No.8松橋 周平(政経4=市立船橋)
→井上(後半19分)

23齊藤 剛希(商4=筑紫)
←紀伊(後半27分)


試合後のコメント
フッカー中村駿太主将(商4=桐蔭学園)

「(対抗戦優勝は)うれしい。というか早稲田に勝てたことがうれしい。それが結果優勝になった。(選手も飛び跳ねて喜んでいました)いいんじゃないですか。今日は余韻に浸って、明日から来週に向けていい準備をやっていきたい。ペナルティーはコミュニケーションを取って練習から、私生活からもう少し厳しくやっていきたい。(モールディフェンス)そこは流経も強いでしょうし、どこのチームも今日の試合を見てモールしてくると思うので、もう一度ビデオを見て、どこが悪いのか、誰が悪いのか、しっかり修正します。それ以前にそこまで持っていかれるペナルティーの部分が一番良くない。そこから」

左プロップ植木悠治(政経4=常翔学園)
「人生で初めての対抗戦優勝で素直に嬉しい。試合前はみんな緊張していたが、その緊張を受け止めてゲームを楽しもうと思った。アップのときは、みんなで気負わず明治らしく元気にいこうと話していた。良いアップができてプレーにつながった。プライドとプライドのぶつかり合いで、試合がどうなるのかわからないが、最終的にみんな体を張ってこの結果につながったので良かった。しっかりみんなの顔を見て、ここで守るぞという意思統一ができていた。課題も沢山見つかったので次の試合に向けて修正したい。課題は、FWのモールのディフェンスやペナルティーが多かったこと。プレー中に直す努力をして次につなげたい。早稲田はセットプレーを仕上げてきて自信を持っていたので、自分たちが押せたということは良かった。ハーフタイムに中村主将がファーストスクラムは大切だから、全員のベクトルを合わせて押していこうと話してくれた。それでみんなが意識できたから良かったのだと思う。モールは自分たちが入っていても割れてしまったりして早稲田さんの良いモールで押されてゲインされてしまった。次は修正したい。最初で最後の早明戦で、緊張もしたが、このような結果になって良い思い出になった」

右プロップ塚原巧巳(政経4=国学院栃木)
「優勝できて嬉しい。アップするまでは緊張したが、アップをしたらやってやるという気持ちが強くなって緊張はなくなった。他のメンバーとは優勝しようと話した。帝京戦で押せなかったスクラムを今回は押せてよかった。予想以上にモールで押されたのでそこは課題。相手の良い形で動かされてしまったので、そこは押さえたいなと思う。スクラムはとても良かった。自分たちの組みたいように組めた。スクラムを通してボールを取れたことが嬉しかった。苦しい試合だったが、勝てると信じてやっていた。優勝したものの課題は多い。修正して大学選手権で優勝したい。具体的な課題はモールディフェンスとペナルティーを減らすこと。リカバリーして修正して次も頑張りたい」

左ロック東和樹(政経4=京都成章)
「勝てたことは嬉しい。でも、次に向けての課題がたくさんあるので、また火曜日から切り替えて頑張りたいと思う。モールでトライを取られたり、まだまだディフェンスアタックともに課題がある。モールコラプシングは明治のミスだったり反応の悪さから。しっかりと修正して次に挑みたいと思う。最後防ぎきることができたのは、全員がしっかり反応のスピードを上げたり、やるべきことをやるために集中していたから。ノーサイドの瞬間も勝ててよかったなと。応援してくださる皆さんも喜んで頂けたかなと思って少しホッとした。選手権でも一試合一試合しっかりと成長していって、いい結果出るように頑張る」

左フランカー田中真一(法3=国学院久我山)
「入りの部分で緊張してしまった。モールで押し込まれる場面もあったが、そこは大学選手権までに修正したい。春は良かったし、練習はしているがうまくいかないことが多い。(サポートからのトライは)最近全然トライしていなかったので、この試合でトライできてよかった。思い出になる。自陣から出れない時間帯もあったが、そういうことがあるのはわかっている。そこは我慢して、敵陣で戦えるようにと言っていた。後半は押されるところも多かったが、勝ち切れてよかった。そこが一番大事。対抗戦は優勝だから、また大学選手権で勝ちきれるように頑張りたい」

右フランカー田中健太(営4=大阪桐蔭)
「チームでやることを再確認して夜にチームミーティングをした。朝も試合でぶつけることを確認して準備はしてきたが、試合の内容としてはあんまりよくなかったかなと自分としては思っている。入りはまずまず。前半で相手にトライを取られたり、自分たちが崩されてないのに相手にトライを取られているのでそこのちょっとしたミスを修正したい。スクラムはペナルティを1回取られたが、後半はターンオーバーもできたのでスクラムは良かったと思う。ディフェンスは相手が横に振ってきたりしたのでそこでもっと前に出てディフェンスすべきだったなと思う。モールは入る場所とかそこの部分で相手にずらされてしまったのでそこのところを修正して最初のセンターラインを取るという風に言っているがそれを取れるようにしたい。僕自身はもう少しブレークダウンに絡めたらよかったなと思う。全体的に可もなく不可もなくって思っていたがもっと激しいプレーをしていきたい。3年ぶりに優勝したし、今日は喜んでいいと思うが明日からまた大学選手権が始まるので、浮かれることなく謙虚にしっかりと自分たちがやってきたことを再確認しながら悪いとこを修正して臨みたい」

ナンバーエイト松橋周平(政経4=市立船橋)
「勝てて良かったし、優勝できて良かった。地元の人も来てくれて、励みになった。毎年来てくれるけど、今年やっと結果が伴って良かった。今日のFW戦は、スクラムではかなりプレッシャーをかけられていたので良かったけど、モールの部分で早稲田が強みにしていて、うちがそれを試合中に対処できずにアドバンテージを取られてしまっていたので、FWとしては課題が残った試合でした。早稲田がモールを強みとしていることは分かっていたんだけど、ちょっと手こずってしまった。意識はしてたけど、自分たちの反則もあってアドバンテージを取られてという繰り返しだった。(最後勝ち切れたことは)いつもの明治なら早稲田の波に乗られちゃうところとかがあったと思うので、ラストはずっと攻められていたけどそこで我慢して守り切ってトライを取られずに終われたというのはすごくデカイと思うし次につながる。個人としては足がつってしまってワークレートは落ちてしまったけど、一つ一つのプレーはしっかり確実にできたので良かった。(最初のトライは)俺の役目はやっぱり勢いづけるというところなので、それができて良かった。すごく嬉しかったです。(3年ぶりの対抗戦優勝だが)同率優勝なので本当は帝京大に勝って単独優勝が良かったけど、でも優勝は優勝なので。伝統のある明治に名前を刻めて良かった。大学選手権も、一つ一つ目の前の試合を勝たないと準決勝に進めないので、一つの試合を大事にして春からやってきたことを出していきたい。優勝を目標に、チームもまた一段と固まってやっていきたい」

スクラムハーフ浜野達也(文3=西陵)
「勝ててとてもうれしいです。自分は明早戦に出るのが3年間で初めてなので緊張はあったけど、校歌を歌うときに明治のファンの方が旗とかを振ってくれて、試合中ももっと緊張するかなと思っていたけど環境に飲まれずに楽しめた。今日の試合はディフェンスでラインスピードがもう少し上がっていたらもっと前でプレッシャーをかけられたと思う。でも全体的にはみんなロータックルが決まっていて、藤田選手だったりをしっかり止めることができた。相手のBKを自由にさせなかったことが今日勝てた要因だと思う。個人としてはいいテンポでできたところもあったけど、敵陣に入ったときに自分がワンテンポ遅れるせいで周りのBKがうまくコミュニケーションを取れていなかったので、そこは改善点。60点くらいですかね。来週の京産大戦では自分たちのベースラグビーをやることと、今日の試合はペナルティーが多くてリズムに乗れなかったので、練習のときからペナルティーをしないことを意識していきたい。一戦一戦が大事になってくると思うので、京産大に向けてしっかり準備して1点でもいいので勝ちにこだわっていきたい」

スタンドオフ堀米航平(商2=流経大柏)
「今までで1番嬉しい。ラグビーをやってて1番嬉しかった。早稲田も意地できて強かったけど、明治も全員体張っててよかったと思う。松橋さんは同じ千葉で高校から一緒だったので心強い。FWが前に出てくれるので心強い。それでBKもつないでトライが取れる。しっかりみんなカバーして止められてたので早稲田のBKの展開はそんなに怖くなかった。ゴール前まで来られてFWもいっぱいいっぱいになってしまってBKの責任でもあった。緊張はめちゃくちゃした。昨日は全然しなかったけど、会場に着いた瞬間に緊張して何回もトイレに行った(笑)。試合前はいつも通り。やること確認して焦らずに。(自身のプレー)ディフェンスで頑張れて、アタックもサイドを使えてよかった。エリアとかは修正してこれから頑張っていきたい。4年生好きなので、優勝させてあげれるように体張って司令塔としてゲームメークしていきたい」

左ウイング紀伊皓太(文4=日川)
「いつも通りと全員に言い聞かせてたけど、今日の会場、早明戦という独特な空気に飲まれているのかなという雰囲気はあった。ディフェンスが前に出てしっかりプレッシャーかけようとしていたが、早稲田に自由にやらせる時間があった。でもそこを最少失点で抑えられたので今回は我慢できたのかなと思う。失速の可能性はない。試合始まるまでは勝っても同率優勝なので実感はほぼなかった。だけど勝って、早明戦という特別な試合で勝って、さらに優勝というおまけが付いてきて、観客の皆さんがすごく喜んでくれていて実感が出てきた。この喜びと課題を次につなげて大学選手権でもっと喜べるように頑張りたい」

左センター梶村祐介(政経2=報徳学園)
「優勝は後から気づいたけど、とにかく早稲田に勝てたことに満足してる。接戦になるとは予想してた、途中実際に接戦になったけど焦ることなく余裕をもって戦えた。試合前話してたのはとにかく勝利すること、1点差でもいいので必ず勝利すること。スコア離れなかったけどとにかく勝ててよかった。松さんとか、今年の4年生は本当に頼もしくて頼ったら絶対トライ取ってくれる選手ばかり。明治はFWを看板にしているので、FWが取ってくれるとBKも気持ち高ぶる。今年は4年生ばかりで来年は下からの底上げが必要。(ディフェンス)FWのモールディフェンスがゴール前で早稲田に押されていた。あとはBK悪いところもあったけど前に出れた。満足はしてないけど、ほっとしてる。自分自身かなりディフェンス良かったと思うので、それをチームにつなげていきたい。(ディフェンスのストラクチャー)今まで対戦してきた相手が巡目に攻めてくる。早稲田はポッドだとか両サイドを使ってきて最初は対応が難しかったけど、それを考えて練習してたので予想外ではなかった。オプションは少し変えたところもあったけど、明治の基本となるところは変えてない。帝京戦からほとんど同じ戦い方だった。試合直前はグラウンドを見に行って、その時にお客さんの数を見て、大学の友達も来てて今までよりも楽しめた。帝京の時もそうだったけど明治のコールがあるとかなり心強い。今日も早稲田のファンより明治のファンのほうが多かったと思う。明治コールがかなり自信につながった。昨日選手だけでミーティングして、あまり寝付けなかったりとか、やっぱり自分の中で明早戦は特別なんだなと。正直去年は1年生だったのであまり緊張せずに試合に出てたけど、今年は1つ学年があがったことで重みを感じて、いい意味の緊張の中でプレーができたのでよかった。3季ぶりの優勝ということで、1つ優勝取りに行けたというのはかなり大きいこと。ここから失速するかしないかは自分たちの。毎日の練習をもっと精度高くやっていければ日本一にも近づける。選手権では今日みたいなゲームしているときついゲームになる。自分たちはディフェンスに自信持っているので、毎回毎回完封するくらいの気持ちでぶつかっていきたい。4年生には去年からお世話になっていて、今年のチームを作ってくれたのは4年生だと思っているので、恩返しじゃないけど4年生のためにという気持ちを持って毎試合毎試合全力で戦っていきたい」

右センター尾又寛太(商3=国学院栃木)
「気負わずいつも通り思い切りやろうということだけ言っていた。早明戦だし浮足立つこともあると思うし、試合勘とか不安もあったが話し合ってサポートしあったらいい入りができるかなと話していた。BKは前半何本か良いアタックでゲイン切れたりトライ取れたりして後半は全然ディフェンスの時間が長くかったが、前半の時に相手も疲れてない中でああいったいいアタックができたことは収穫。ディフェンスは10、12、13のラインスピードが遅いってことで後半は前にしっかり圧力をかけられたかなと思う。15番に藤田さんがいたのでどうしても見ちゃう部分があって前に出れない部分もあったが、色んなアタックに対応できたので試合中に修正するという面では成長できたかなと思う。ディフェンスはコネクションを保ってできた。個人というよりチームでできた。歓声も多い中でしっかり切らさずにできたのは良かった。早稲田はミドルにぶつけてきた後に速い球出しでBKアタックしてくるとこがあって、そこを全員が意識して速いリロードしてもっとラインディフェンスに参加できれば楽にできた部分もある。僕自身緊張していたが、アタックは持ち味を出してランとパスのところの判断はできていた。大学選手権では楽しいアタックができればいいなと思う。試合前は対抗戦優勝を気にしていなかったが 、勝ってノーサイドの笛が鳴った瞬間喜びがすごいこみあげてきて素直に嬉しかったのとこの喜びに浸るのは今日までにして、大学選手権に切り変えたい」

右ウイング成田秀平(営3=秋田工)
「やっぱり嬉しいという気持ちはあるけれど、課題の多い試合だった。プレーの質であったり、やっぱり目立ったのがペナルティー。それで自陣に入られて、モールでトライというパターンが何度もあったので、あそこまで持って来られないっていうのを意識すること、ペナルティーが起きないようなプレーをしていかなければいけないと感じた。(藤田を倒してトライを取ったシーンは)相手が藤田さんとか考えずに、やっぱりトライを取ることにがむしゃらだったので、素直にトライを取ることができて嬉しかった。アタックでボールを貰って走ることができたけれど、ディフェンスで止められるところを抜かれてしまう場面もあった。パックを外してしまうというのが目立ってしまったので、ディフェンスを強化しなければいけないと感じた。(明早戦3年連続出場は)すごい観客がたくさんいる中でやるのは慣れないですね。毎年明早戦となると競った試合になるので、そういうことを覚悟で臨んだけれど思い通りにアタックをすることができなかった。これが明早戦だなと感じた。優勝という経験は自信になるし、来年は最後ということもあるので、負けられない。選手権に向けてはペナルティー、ディシプリンの所はチームとして一人一人意識していかなければいけないない。あと個人的にはディフェンス。今日みたいなアタックを毎試合できたらなと思う。絶対に優勝します」

フルバック田村熙(営4=国学院栃木)
「早明戦の一つの試合と見たらよかったかなと思う。今年初めてケガなしでフルで出られたのでそれは本当にうれしかった。前半の最初から立ち位置のオフサイドがすごくあって、レフリーもそこを気を付けて見ていたと思うが、いいディフェンスしようとして前に出ようとする中で焦ったり相手の動きを見ている中でバックサイドのやつらが全然横を見れなくて前ばかり見ていると、やはり前のめりになってしまうオフサイドがあって、いいタックルもあったが立ち位置のオフサイドがあるとレフリーも感覚として今回もあるかなという風に見るようになってしまうかなと。そこはゲームの中でしっかり修正を早くできなかったのが今日の課題かなと思う。気持ちの部分も大きいと思うのでいいディフェンスするにはしっかり規律守っていかないと。そこはチームでしっかり統一したいと思う。危ないし気持ち的にもしんどかったが、FWも取られるところもあったが最後みたいに我慢していたところもある中で、藤田選手とかいい選手がラインに残っていてポンとボールが出ると一発取られてしまうところがあるので、BKとFWとしてはしっかりやることを明確にして、BKとFWの切れ目のところなどはしっかりコミュニケーションを取りながら前向きにやっていた。毎年4年生はしっかりやっているが、それ以上に駿太中心にしてすごく4年生がシーズンの最後まで切れないで下のチームにいる4年生も体を張ってくれているし、ケガとかをしてリタイアする4年生が毎年いるがそれでもチームに何かできることがあればサポートしてくれている選手が多いので、それは出ている選手にもプラスになっているし総合的に見たら下級生にもいい刺激になっているかなと思う。最前列を戦うFWがすごく気持ちを出してやってくれて駿太についていこうと思っているので、そこはすごくいい雰囲気だと思う。本当にうれしいの一言に尽きるし、この試合に出ることだけでも本当にすごいことで、またそれに勝てて優勝して、今日明日ぐらいまでは素直に喜んでいい結果だと思う。切り替えて来週の大学選手権でしっかりやっていきたいと思う」

齊藤剛希(商4=筑紫)
「優勝ということで勝ててうれしいけど、満足してはいけない。去年はここで失速したわけなので、しっかり気持ちを切り替えて、対抗戦は対抗戦として、大学選手権でまた自分たちのラグビーをやっていきたい。個人としてはいきなり早明戦ということで大丈夫なのかという不安の声もあったと思うけど、自分としては今まで迷惑ばかりかけてきて、何としてでも復帰戦で明治のために、今まで支えてくれた人のために恩返しをしたいという気持ちが強かった。勝利に貢献できたかは分からないけど、今他のメンバーや部員の人たちにありがとうと言われて、そういう気持ちは報われたのかなと思っているし、大学選手権でもその気持ちでやっていきたい。来週の京産大戦でも、僕は自分のプレーをするだけ。これからビデオを見て自分たちの動きを反省して、大学選手権につなげていきたい。絶対に日本一になるので、またこれから厳しい試合が続くと思うけど自分たちのラグビーをやっていきたい」

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