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スプリント部門で9位に輝いた渡邊

スケート部(スピード部門)  入賞者なしも自己ベスト続出/全日本学生選手権大会

◆12・10〜11 第35回全日本学生選手権大会(群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク)
▼男子スプリント競技部門総合成績
 9位 渡邊
 20位 古市

 
 課題と成長が見られる大会だった。スプリント部門は6人が出場し、その内渡邊勇人(政経2=白樺学園)ら3人が4種目出場を果たした。総合部門には3人が出場、1万メートルの出場権獲得はならなかったが成長を感じさせる滑りを見せた。明大勢の入賞はかなわなかったが、自己ベストが続出するなどインカレにつながる結果となった。

 スプリント部門は3人が1000メートルの2本目に駒を進めた。渡邊は1日目の500メートルで36秒台をたたき出し自己ベストを更新すると、2日目の1000メートルでも自己新記録を達成。明大勢最高のスプリント部門9位で今大会を終えたが「自己新記録は出せてうれしいけど、順位としてはまだまだ」(渡邊)と、さらなる高みを目指す。古市もリンクコンディションの悪い中、500、1000メートルともに今季のベストタイムを記録。「コーナーの感覚をつかむことができた。あと1カ月、4年生としてあるべき姿を見せたい」と、改めて気合いを入れ直した。主将の荻野は2日目の1000メートルの出場権を得るも体調不良で棄権となった。
「今大会の一番の注目株」と黒岩紘岳コーチ(平26政経卒)に言わしめたのはルーキー・久保廉(政経1=白樺学園)。500メートルで23︎位につけると、得意の1000メートルで7位に入り1日目を10︎位で終えた。上位入賞に手の届くところに位置していた久保だったが、2日目の500メートルで悲劇が襲った。悪天候の中順調な滑りを見せるも最後のコーナーを曲がりきれず転倒。奇しくも棄権となった。「得意の1000メートルまで行けなくて悔しい」と久保。シーズンに入ってからうなぎ上りに調子を上げているルーキーが、この悔しさを必ずインカレにぶつける。

 総合部門は全員3種目で終了となるも、2人のルーキーが成果を残すなど収穫を得た。小林耕大(政経1=佐久長聖)は得意の5000メートルで「外のリンクにしてはかなりの好タイムだったので良かった」と7分1秒29で8位につけた。1万メートル出場のボーダーライン上で2日目を迎えたが、1500メートルで39位と振るわず。得意種目の1万メートルには進めず、収穫と課題が見つかるレースとなった。高村憲孟(政経1=富士北稜)も成長を見せた。2日目の1500メートルでは最初の300メートルを25秒台で滑る軽快な出だしから、1分58秒17と自己新記録を更新。「スピードがついたと自信になった」と振り返った。

 入賞者は出なかったが、自己ベストが続出するなど収穫の多い大会となった。個人としてもチームとしても、今の明大はかなりの上り調子と言える。特に下級生の成長が著しく、荻野も「後輩が頑張ってくれるとやる気になる」と成長を喜んでいる。「見据えているのはインカレ」(河井)。一つ一つの大会ももちろん大切だが、視線の先は全員同じだ。「一番辛い」(高村)というインカレ前の合宿でどれだけ自分を追い込めるか。その先に最高の結果が待っている。

[保屋松彩佳]

試合後のコメント
黒岩コーチ

「みんな頑張っていた。みんな上り調子で、成長が見られる。でもまだ最後のがむしゃら具合が足りない。そういうのが欲しい。でも今年の明治はみんなキャプテンについていって意識高くやっていると思う。インカレまでできることは限られていると思うが、追い込めるところは追い込んでモチベーションを上げていければいい。チーム一丸となって最後まで一生懸命滑れれば結果もついてくると思う」

荻野主将
「500メートルは天候に恵まれていない中でも思い切り滑ろうと挑んだ。でも風に煽られて転びそうになってしまってタイムロスしたのは反省点。1000メートルに行けたけど体のコンディションで棄権してしまった。明治全体としては順位だけで判断するのは難しいが仕上がりは悪くないと思う。でも表彰台に上るにはまだ山を超えないといけない。今回は特に1、2年生の頑張りが見られた。よく滑れていたと思う。チームとしてみんな日々コツコツ成長しているが、課題の方がたくさんある。上り調子で来ているのを落とさないために残り1カ月間でさらに大きく成長したい。あと1カ月で引退なので、悔いだけは残したくないので思い切り挑んで楽しかったと思えるスケート人生にしたい」

河井
「サポート役に回って、これまでチームメイトのスケートを見ることなんてなかったので、いざ見てみると気付くものがあったり注意したくなる。僕の言ったことでみんなが良くなっているというわけではないが、それでもみんなが自己新記録を出してくれたり調子が良かったりすると見ている僕としても嬉しい。選手のときの方がやりがいはあったけど、今もやりがいを感じています。インカレを見据えるとまだまだ及ばないが、上り調子の選手もいるので課題を見つけられたいい大会だった。明治全体としても上り調子。インカレまであと1カ月、サポートに専念して周りの話を聞きながらチームのためにやっていきたい」

羽田
「今大会は見ての通りの結果です。メンタルを鍛えられた。あと1カ月で引退なので、集大成として全てを出し切る。遅くても気持ちの入った滑りをする。それで誰かに『気持ち入っていたな』と言ってもらえれば満足です」

古市
「500メートルも1000メートルもいい感じだったけど、もっと上を目指さないと大学では戦えない。コーナーの感覚をつかむことができたので、これ以上悪いタイムは出ないと思う。これからインカレに向けてきつい合宿があるので、いい記録を出してみんなで高め合って4年生としてあるべき姿を見せたい。悔いの残らないように頑張ります」

遠國
「5000メートルは今年4本目で滑り方が分かってきた。でももっと一周を速くしないといけない。ラップを上げた上でレースをまとめていくことが課題。インカレでは、去年2種目とも得点が取れなかったので今年は出場して得点したい」

渡邊
「500メートルも1000メートルも自己ベストが出せたのでいい大会だった。満足度は80パーセントくらい。自己ベストが出て嬉しいけど、それでも順位はインカレでもポイントを取れるか取れないかくらいなので、そこはまだ力が足りない。もう一段階レベルアップしたい。インカレでは500メートル、1000メートルは8位以内、リレーは表彰台を目指す。1ポイントでも多く取って総合優勝に貢献したい。低い滑りで速い滑りができるようにスプリント力をもっと高めて、1000メートル後半の粘りが足りないので体力をつけたい」

久保
「悪天候の中でレースをできたというのは、インカレに向けてのいい予行練習になった。1000メートルのラスト一周の体力のなさとトップスピードのなさが課題。インカレはチームの目標に近づけるように、自分がポイントを取れたらいいなと思う。インカレまで時間がないので、自分の持っている力を高められるように頑張っていきたい」

小林
「今大会は5000メートルを外で7分フラット付近で滑れたのは良かった。でも今日の1500メートルみたいなことがないように、どんなときも自分のベストパフォーマンスが出せるように頑張りたい。インカレに気持ちが向いていて、スケート部の総合優勝に貢献できるようにこれまでやってきているので、インカレでは入賞とかもしたい。ポイントゲッターになれればいいかなと思う」

高村
「今大会は500メートルでいい感じの滑りができて38秒台が出せたのでかなり良かった。でもその日の5000メートルでもう少しいけたはずなのにいけなかった。1500メートルはそこそこ出たので、5000メートルさえ良ければもっといいところまでいけた。収穫はラップで27秒台が出たこと。今回は500メートルだったけど、それを今度は1500メートルとかで出していきたい。課題は5000メートルでのタレ。ラップを止めることができなかった。インカレでは与えられた距離を大学の名を背負っているので頑張りたい。インカレまで期間があまりないので、これから一番辛いんじゃないかという追い込み期間なのでしっかり乗り越えてワンランク上がった自分をインカレで出したい」

村山
「今大会の満足度は50パーセント。自己ベストは出たけど目標までは届かなかったので。1日2種目は大変だったけどその中でベストを出せたのは良かった。インカレはまだ出るか出ないか分からないし、出るとしても1500メートルか1万メートルと極端になりそう。あと1カ月で対応していきたい。今の課題点はスタミナだったり上体が高いところ。頭を下げるような意識ができたらいいなと思う。インカレに選ばれたら、1秒でも速く滑ってチームに貢献したい」


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