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自らトライを取りに行った忽那

ラグビー部  Bチーム 終盤失速するも社会人チーム相手にダブルスコアで勝利/練習試合

◆12・19 練習試合(八幡山グラウンド)
▼Bチーム
○明治B59{31―7、28―19}26釜石シーウェイブスB
 釜石シーウェイブスとの練習試合が八幡山にて行われた。大柄な選手を多く有する社会人チームに挑んだ明治だが、プレーではフィジカルの差を感じさせず。ディフェンスでもアタックでも優位に立ちダブルスコアで快勝。前半は相手アタックをタックルで確実に仕留め1トライに抑えた。続く後半で大きくメンバーを入れ替え、序盤は前半の流れを保ったが、試合終了間際でディフェンスの整備できず穴を突かれて2連続トライを献上。結果59―26と大差をつけての勝利だが試合の入りと最後で課題が残る試合となった。

 機動力を武器にディフェンスとアタックで圧倒した。「ディフェンスがあまり前に出れずに受けに回って相手にゲインを切られてしまった」(スタンドオフ忽那鐘太・文1=石見智翠館)と前半入りの10分までは自陣と敵陣を行き来しペースをつかめずにいた明治。しかし前半10分に、自陣10mでのラインアウトモールから敵陣22mまでパスでつなぎ大きくゲイン。ラックからボールを取り出したスクラムハーフ兵頭水軍(農3=仙台育英)から左フランカー近藤雅喜(商3=東海大仰星)にボールは渡り、そのままポール真下に飛び込みこの試合初トライを挙げた。その後も「最初から強い気持ちを持って自分たちのほうから攻めていこうという意識だった」(兵頭)と社会人チームに積極的に体をぶつけていく。前半39分のラストプレー、相手ボールを兵頭がジャッカルし、再び近藤へつなぐ。ラックからボールを受け取った忽那がパスと見せかけ右中間にグラウンディング。「最近の試合はパスばかりになってしまっていたので積極的にいこうと思った」(忽那)。積極的なプレーと連携で計5トライを獲得。ディフェンスでもロータックルとミドルタックルを使い分けて相手に絡みつきゲインラインを割らせず1トライに抑え31―7で後半戦へ。

 ディフェンスの隙間を突かれた。後半に入るとメンバーを大きく変えて挑んだが、前半の流れをキープできずにディフェンスで苦しんだ。後半開始早々4分、左センター松尾将太郎(商1=東福岡)のトライで波を引き寄せたかのように見えたが、その5分後、ディフェンスの隙間を縫うように大型外国人選手に敵陣10mから自陣22mまで突破されトライを許した。だが、明治もこのまま押され続けるつもりはなく、アタックで反撃を開始する。後半16分、ポッドアタックを巧み使う相手のパスをターンオーバーした松尾が自陣10mから20mを独走し敵陣深くに食い込む。松尾からパスを受け取った澤田陵(文2=明和県央)が中間にトライ。その2分後も舟橋諒将(文1=札幌山の手)スクラムから飛び出しゴールラインに手を伸ばしトライを追加した。しかし、残り10分になったところでノックオンなどのペナルティを重ね自陣へ攻め入られると相手の圧に抗えず2連続トライを献上。最後は相手のノックオンでノーサイドとなり59―26で試合は終了した。「結末が良くなかった」(大塚健太郎・政経1=佐賀工)と最後まで納得のいくプレーを続けることができなかった。

 来週の東海大B戦に向けて克服すべき課題を見つけられた。「後半は、外国人プレーヤーに対してゲインを許してしまった」(ゲームキャプテン・左ウイング齊藤剛希・商4=筑紫)。外国人選手を有する東海大にゲインラインを切られないよう、この1週間でディフェンス整備を完璧にすることが勝利のカギとなる。「しっかり勝ちにこだわってディフェンスからやっていきたい」(右センター渡邊弐貴・営1=国学院栃木)と前半戦で見せつけたディフェンス力を維持することも必須だ。この1週間で課題を克服し、夏に1点差で辛勝した東海大に差をつけて快勝したい。


[長谷川千華]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・左ウイング齊藤剛希(商4=筑紫)

「相手がどんなプレーをしてくるのかわからなかったので最初は今までやってきた自分たちのプレーをしていこうということだった。このあいだの京産大戦で自分のプレーができなかったのでそこらを意識していた。カウンターでアタックできたところは自信になったと思うけど、相手がかわった時、レベルが上がった時に同じプレーができるとは限らないので試合をしながら自分の中で自信を高めていければいい。思ったよりフィジカルバトルでやり合えたので、自分たちのレベルが上がったのかなと感じた。前半は、相手のアタックに対してディフェンスは崩れずに粘ってできたので点差が開いた。後半は相手の外国人プレーヤーに対してゲインを許してしまったことと前半に比べて元気が足りなかったのでそこが課題。自分の目標は周りの動きにフィットして新しい面で自信を取り戻してまた上のチームで試合があれば、アタックディフェンスでいいプレーができるようにしていきたい」

左プロップ齊藤剣(政経1=能代工)
「社会人相手に自分の仕事であるスクラムでチャレンジするという気持ちでいた。3番の方にもっと寄れていれば全然押し勝てたので、テクニックの部分で今までの練習の成果をもっと出していかなければいけないと感じた。やはり社会人ということで自分たちのディフェンスやロータックルの練習をしてきたが、最初びびってしまい入れない部分があった。試合の入りも重要になってくるので、修正しなければいけないと感じた。残りシーズン少ない中で、明治の売りであるスクラムの強さ、その一員に自分もなれるように頑張っていきたい。後はスクラムだけではなくもっと上を目指せるようにアタックの面やディフェンスの面でも頑張っていきたい。選手権のセカンドステージは明治にとってとても大事な試合なので、自分も絡めるように、貢献できるように、やっていきたい」

フッカー古田雄也(商2=国学院久我山)
「セットプレーも安定させられたし、ディフェンスも低く刺さることができた。ポイントの近場を狙われたが、そこ以外はしっかりディフェンスができていた。自分は前半だけだったがしっかりできていた。自分はスクラムの真ん中でやっていた感じだと、スクラムはヒットできて相手より低く組めて押せた。ブレイクダウンも激しくやれた。でかい相手にもしっかり刺されたので良かった。個人としては強い相手に高くなったりしたのでもう少し低いプレーを意識したい」

左フランカー近藤雅喜(商3=東海大仰星)
「トップイーストの上位にいるチーム相手に、前半の最初はつまづいたけれど僕らのやってきたラグビーをすればそこまで強いとは感じなかった。自分たちがやってきたラグビーをやるだけで外国人というのは特別意識はしなかった。意識したのはラインアウトぐらい。シーズン残り少ない中でケガ人も出てくるので、どれだけ上のチームに食い込めるかを考えている。ゲームの中で一つ一つ存在感を出して行くだけ。全力で、一日一日を頑張っていきたい」

右ロック小宮カズミ(文1=目黒学院)
「前半は相手が全然蹴ってこないからずっとディフェンスしていて、アタックもよくなかった。部分部分がよくなかったから点数が開かなかったと思う。個人的にもやりたいことはできていなかった。後半はメンバーが入れ替わってコミュニケーションをうまく取れなかった」

ナンバーエイト前田剛(営2=報徳学園)
「ここで出るということは、選手権に選ばれてないということ。ディフェンスは、ファーストはローでセカンドはミドルにしっかりボールを殺しにいくタックルをして、その後のブレークダウンでファイトして相手に球出しを遅れさせたり、ブレークダウンでしっかりボールを奪うことができたので今日はそこが良かったと思う。FWは、今明治がやろうとしてる、順目順目に走るベースラグビーで、FWが順目に走れていなかった。1番最後の15メートルに走るところで誰も走れていなくて、攻撃のテンポがでなかった。そこはやっぱり走らないと明治のラグビーができないので、順目順目という意識が大事かなと思う。スクラムで昨日、プレッシャーを受けたらダイレクトドッキングでネガティブなことも言っていたが、今日スクラムは全体を通して良かったと思う。ブレークダウンのファイトのところで、ディフェンスで相手の球出しを遅らせたのと、ジャッカルができたのがアピールにつながったかなと思う。東海に勝つことによって、Aチームに勢いを与えられると思うので、選手権に出れなくても関係なく、ワンチームになるという意味でも来週しっかり勝ちたい」

スタンドオフ忽那鐘太(文1=岩見智翠館)
「前半はディフェンスがあまり前に出れずに受けに回ってしまって相手にゲインを切られてしまったところがあったが、後半はしっかりディフェンスすることができたのでターンオーバーからの切り返しで得点につながるところもあったのでよかったかなと思う。アタックは少し中盤でもみすぎてエリアを取ることを忘れてしまったので、ファンダメンタルの部分でミスも多かったのでそこは改善していった方が多かった。(自身のトライシーンについて)最近の試合はパスばかりになってしまって自分からはあまり仕掛けていなかったなと思ったので、積極的にいこうと思ったので今日トライがとれたのは本当によかった。後半はメンバーも変わってコミュニケーションの部分で仲間との連携が切れてしんどくなっってきたり、メンバーの交代でバラバラになっていたのでそこの部分を相手の外人選手を起点に裏を取られてというのが多くて、そこを修正できなかったのが失点につながったと思う」

スクラムハーフ兵頭水軍(農3=仙台育英)
「相手は社会人だったので、最初から気の緩みはなかった。思ったよりフィジカルが強くない相手だったので、自分たちから体を当てに行こうと言っていた。タックルされても倒れないで前に出てテンポをつかめた。ゲームの流れも良くなって明治のペースになれた。前半は風下だったのであまりテリトリーを取るのは難しいから、ボールをパスで回していこうと話していた。ポイントをつくって体を当てるということを繰り返してエリアを取れた。後半も出たが、後半はメンバーがほとんどCチームだったので、Bとの差が出てしまって得点されてしまったと思う。下のチームから勢いをつけたい。BとCで普段の練習が違うが、コミュニケーションはしっかりとれた。個人的には、久々のスクラムハーフで40分間ミスなくプレーができてよかったと思う。26点は取られすぎ。0に抑えたかった。シーズン深いが、Aチームでプレーすることは諦めていない。向上心を持って頑張っていきたい」

左センター松尾将太郎(商1=東福岡)
「周りとしっかりコミュニケーションを取れて、ディフェンスもうまくいっていた部分がたくさんあった。アタックでもキャリーの部分でも前に出れてしっかりアピールすることができた。(フィジカルは)強いと想像していたが、やっていく中で通用するなというのはチームで分かったこと。まずは近場で当てていって、外が空いたら外にいく。その部分では近場でゲインできたので良かった。(トライは)自分だけのトライではない。周りが抜けたら、そこにフォローで付いて自分がもらうというのは決めていた。自分はアタック面ではゲインするというのはできたと思うし相手のミスボールとかトランジションの部分で早い対応ができた。ディフェンスが機能したのは全員がしっかり喋ってコミュニケーションが取れていたのが大きかった。(ノットリリースを誘った場面も)忽那が倒してくれていたのでそこにしっかり入れた。スタンド、センターでしっかりコミュニケーションを取ってディフェンスできた。規律がしっかり守れていたからこそできた」

右センター渡邊弐貴(営1=国学院栃木)
「最初から強い気持ちを持って自分たちのほうから攻めていこうという意識だった。外国人選手は正直怖い部分もあったが、試合に入ったらそこはしっかり切り替えられた。結構課題としてるコミュニケーションの部分をしっかり取れてたので、みんなで前に上がって抑えられたのでディフェンスはうまくいった。アタックはBKで攻められるときにいいテンポでハーフに要求できて、そこでBKに回してトライできた場面もあったので、よかった。(個人的には)小村さんにも言われていたコミュニケーションの部分を今日はずっと意識してて、そこをうまく横と取れたので、ディフェンスは今日は良かった。来週の東海戦もしっかり勝ちにこだわってディフェンスからやっていきたい」

右ウイング高橋汰地(政経1=常翔学園)
「試合前は社会人でコンタクトも強いということで、みんなでしっかり明治のラグビーをしていこうと話していて、始まってみたら通用する部分が多かった。出場したのは前半だけたったけれど、そこでも結構いいリズムでできていたのでよかった。ゲームの始めにディフェンス並びがよくないというのがあったので、しっかり外から引っ張って上がることを意識したら、中でも止めてくれていいディフェンスができた。(個人としても)外に振ってきたらロータックルでしっかり仕留めることを意識していた。ディフェンスにはいけたけれど、ボールを持ってプレーすることがあまりできなかったので、しっかりチャンスに絡んでいけるようにしたい。残りのシーズンで最終的にはリザーブでもいいのでAに入って、少しでもチームに貢献できるようにしたい。チャンスが来たらそれを活かせるように準備していきたい」

フルバック森田澄(政経3=天理)
「自分たちがやっていることを全部やろうと言っていて、アタックに関してはどんどん前へゲインラインを超えようとやっていて、ディフェンスは相手が社会人でフィジカルが強いという想定をしていたのでディフェンスラインを上げて1vs1で倒すということを意識していた。アタックもディフェンスも目標としていることができたのではないかと思う。相手は外国人の選手がスタートから何人かいて、後半には4人くらいになって、僕たちはその外国人選手のマークを徹底していこうと試合前は言っていたが、試合になってみたらディフェンスで止めることができてゲインラインを切らせなかったし想定よりは僕たちのディフェンスが良かった。個人としてはエリアを取っていこうと思っていたが、風が強かったので蹴る場面が少なくてエリアを取ることができなかった。僕個人としてはAチームに上がるためのアピールは足りない部分があると思うので、来週の東海大戦でアタック面やエリア取りとかでもっとアピールしていってAチームに 上がりたい。シーズンの大事な時期なので、1戦1戦大事にして頑張ります」

岸良祐(政経3=尾道)
「最初は相手が社会人ということであまり自分たちのラグビーができていなかった。次第にやっていくに連れてディフェンスから圧をかけられるようになって、そこからトライも生まれた。前半はいい形で終われた。やっている内は外国人とか関係なかったので、いつも通りできた。明治でいつもやっていることを出すことができた。前半の最初がもう少しよければといのはあったけど、スコア的にも離せたのでよかった。下のチームから上のチームにいい影響を与えられるように僕らはやっていくだけです」

久原綾眞(政経2=佐賀工)
「今セカンドステージが始まって、上のチームを中心にやっていて下に少し落とし込まれていないところがあった。来年に向けてチームは肉体強化を掲げていて、フィットネスはあまりやっていないから走れていなかったのかもしれない。(出場したら)セットプレーでプレッシャーをかけていこうと思っていた。春からやっていたセットプレー、ブレイクダウンに関しては社会人相手にも通用すると思っていた。(ブレイクダウンは)やっていて手ごたえがあった。テイクダウンもあったが、もう少し寄りを速くしなければいけないと思った。スクラムは前3人が合っていなくて、後ろ5人の体重を前に伝えられなかった。後半修正してプレッシャーを与えることはできたが、もっと上を目指せると思う。前半の前半は苦しい場面もあって遅れをとったが、今までやってきたことが通用してきたのでスコアできた。ただ、後半の後半ですばててきてしまったのは課題だった」

澤田陵(文2=明和県央)
「40分間しかないとわかっていたので、しっかりやりきろうと挑んだ。相手は社会人なので、大学生とは違うと思い、しっかり体を当てていきたいと思った。全体的には思ったよりフィジカルが強くなかったが、外国人は強かった。個人的には、もっと走りたかったがあまり回ってこなかったから、まあまあの出来。メンバーとのコミュニケーションはしっかりできた。前半組は頑張ってトライを取っていたが、後半組はトライを取られてしまっていたので、もったいなかった。自分は40分間だったが、ずっと出ている人は疲れてコミュニケーションが取れなくてコネクションが切れてしまうこともあった。出続けてる人も交代した人も同じくらいの運動量があると良い。選手権にも出たいのでアピールをして沢山トライを取ってAで出られるように頑張りたい」

大塚健太郎(政経1=佐賀工)
「ディフェンスでしっかり止めることができて、アタックでもラインブレイクできたのでよかった。個人としてラインブレイクした場面はよかったけれど、結末がよくなかったのでそこをパスをつないでトライまで持っていけるようにしたい。外国人選手にも小手先ではなくしっかり勝負しようと臨んでいた。スクラムで前回よりもよく組めたので、残りのシーズンでもっと上げていけるようにしたい。自分が今できることを精一杯やって、今求められていることもしっかり練習して結果として出していきたい」

舟橋諒将(文1=札幌山の手)
「先週フィットネスがなかったので(試合で走りきること)が課題だった。アタックはみんなポテンシャルを持っているので、特にディフェンスでは走らなければいけないなと思った。セットプレーやブレイクダウンなどのベーシックな部分は社会人相手にも通用していたと思う。(スクラムからターンオーバーしたが)フロントローのおかげ。みんなのおかげでターンオーバーできた。今日は調子も良かった。今年はあと一試合しかないので、今日も40分だけだったがここでアピールしたいと思っていた。(最終スコアは開けたが)最後に2本取られている。自分自身最後は走れていなかった。走れていたらもっとロースコアで、いい内容にできたと思う。東海大戦ではしっかり今までの借りを返してAチームが波に乗れるようにしたい」


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