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道  (6)東島清純・牟田祐樹  

 
 し烈なメンバー争いを経て、今年も16人が同じ箱根駅伝のスタートラインに立った。箱根駅伝という一つの目標に向けてそろった16人だが、ここまでたどってきた道のりはそれぞれ違う。箱根駅伝に憧れてきた者、通過点と捉える者――。それぞれどのような“道”を歩んできたのだろうか。

[号砲まで、あと3日!]



第6回は、東島清純(営1=米子松蔭)、牟田祐樹(農4=西武文理)の二人です。

東島
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 「憧れですね」(東島)。出会いは山の神・柏原(現富士通)が区間賞を獲得した時だった。往路の5区で3回区間記録を更新し、当時は日本中で注目された男に憧れを持ったランナーも少なくない。東島もその一人だ。柏原をはじめとする大学の高いレベルの選手たちに「次のステップになったらあそこなんだ」(東島)と箱根への出走を誓った。一方で「2、3年目以降に入られれば」(東島)と1年からの出走は消極的な一面も。同じ1年生の中でも坂口裕之(政経1=諫早)や田中龍太(法1=鹿児島実業)の台頭が目立っていることもあり、エントリー入りに本人も驚きを隠せていなかった。しかし11月にあった上尾シティマラソンではチーム2位の走りを見せるなど実力は確かで資格は十分。「選ばれたからには走るしかない」(東島)。もう覚悟はできている。

牟田
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 多くの箱根ランナーと同じように、牟田にとっても箱根は憧れの舞台だった。「駅伝があったから陸上を始めたようなもの」。陸上無名校から明大に進学した牟田。そのきっかけの一つが、2学年先輩の北魅道(平26商卒・現中国電力)の存在だ。「僕は強くなかったけど、もっと強くなって、僕も明治に」。第88回大会では7区4位で49年ぶりの総合3位に貢献した大先輩。自身が「強くなろうと思ったきっかけ」と話す北の存在が、明大進学を後押しした。だが、今となっては「一年間にある大会の一つ」と割り切る牟田。自然体で最後の箱根路へ挑む。
 初の箱根路となった昨年は8区13位。自分の走りが出来なかった。だが、直前で故障をしていた前回とは違い、今回はケガなくここまで来た。直前の合宿、練習の内容も昨年を上回る出来でこなしてきた。「あとは駅伝というところだけ」。大学最後の駅伝を、笑顔で走り終える。

◆東島清純 (ひがしじま・きよすみ) 営1 米子松蔭高出 14分16秒81(5000m) 箱根駅伝とは「憧れ」

◆牟田祐樹 (むた・ゆうき) 農4 西武学園文理高出 28分43秒20(1万m) 箱根駅伝とは「一年間にある大会の一つ」

[高田悠太郎・渡邊弘基]

次回はラストイヤーの小川誉高(政経4=須磨学園)と木村慎(商4=浜松日体)の二人を特集します。アップは明日、12日31日(木)です。お楽しみに!


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