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初めてのインカレで存在感を示した久保

スケート部(スピード部門)  久保が中距離2種目で入賞 2年連続部門総合8位/日本学生氷上選手権

◆1・5〜9 第88回日本学生氷上選手権(日光霜降スケートセンター)
▼男子500m(2本合計)
 14位渡邊――74秒63
 18位荻野――75秒40
 23位古市――76秒95
▼男子1000m
 5位久保――1分13秒94
 23位荻野――1分17秒03
 26位渡邊――1分17秒79
▼男子1500m
 4位久保――1分55秒39
 17位高村――1分58秒55
 26位羽田――2分05秒25
▼男子5000m
 11位小林――7分28秒20
 19位遠國――7分32秒31
 28位高村――7分44秒70
▼男子10000m
 9位小林――14分56秒52
 21位遠國――15分32秒74
▼男子2000mリレー
 久保、古市、荻野、渡邊組――8位
▼男子チームパシュート
 遠國、小林、久保組――9位
▼男子総合成績
 明大――8位
 日本学生氷上選手権が日光市で行われ、スピードスケート部門は総合8位で終えた。初日に渡邊勇人(政経2=白樺学園)が500m14位でポイントを獲得する。2日目以降は久保廉(政経1=帯広三条)が1000mで5位タイ、1500m4位で25ポイントを稼ぎチームの得点源になり、長距離部門の小林耕大(政経1=白樺学園)も1万mで9位に入った。最終日は2000mリレー8位、チームパシュート9位という結果に終わり、昨年と同じ総合成績で今年のインカレは幕を閉じた。

 ルーキーが1年目から大舞台で結果を残した。久保は2日目の1000mで5位タイに入賞してチームに勢いをつけた。200mを17秒25で入るとそこからペースを落とすことなくレースを進め1分13秒台でゴール。12月に行われた全日本学生選手権よりもタイムを伸ばした。「坂本さん(高崎健大)のスピードをもらって、自分も苦手なトップスピードを出すことができた」と500m覇者に食らいつき自身の予想を超える結果を残した。さらに翌日行われた1500mでは4位と表彰台まであと一歩のところまで迫った。「今回のインカレでやればできるという気持ちになったと思う」と鈴木惠一監督も久保の結果を喜んだ。「来年はその優勝を狙って明治の黄金時代の復活の兆しになるような活躍をしたい」と久保。今シーズン急成長を遂げた新エース誕生は、来シーズンの明大にとって明るいニュースとなった。

 力のなさを実感した。最終日は2000mリレーが8位。リレーの練習時間をほとんど取っていない中「個人個人が集中してコミュニケーションを取ってつなげることができた」(荻野達哉主将・政経4=白樺学園)と第一走者の古市博人(政経4=嬬恋)から久保、渡邊、荻野とミスのないバトンリレーを見せた。だが、同走の東洋大に敗れ、8位という結果には「これが今の実力」(渡邊)と他校との差を見せつけられた。
 チームパシュートは9位。遠國、小林の長距離陣に12月に行われた全日本選手権の5000mで好タイムをたたき出した中距離部門の久保が加わった下級生3人で挑戦。「最後までまとまってゴールできた」と3人が力を合わせて同走の東洋大に競り勝った。「正直もう少し行けた」(小林)と伸び代も感じさせ、来シーズンへつながる滑りを見せた。

 総合順位8位で終わった今年のインカレ。個人種目で得点を取ったのが久保、小林、渡邊の3名に終わった。だが、遠國大地(政経2=帯広三条)が5000m、高村憲孟(政経1=富士北陵)が1500mで15位以内を狙える位置で終え来年は得点の期待が高まる滑りを見せた。「部門総合3位、そしてスケート部の総合優勝に貢献したい」と新主将に就任した渡邊。4年生が引退し新体制がスタートするスピード部門。「常勝・明大」復活へ向けて渡邊体制1年目が新たな一歩を踏み出す。

[常光純弘]

試合後のコメント
荻野

「今日は東洋に勝ちたいというのを意識していて、リレーでは最後負けてしまったんですけどパシュートで勝てたので良かったです。リレーは特に大きなミス、転倒や失格とかもなかったので、全く練習をしていなかった中でバトンをつなげられたのは個人個人が集中してコミュニケーションを取ったので言葉だけでつなげることができた。実際に動きで指摘し合うとかはなかったので、そこはチーム力を出せたのだと思う。個人種目とは全く違う緊張感があって、落とせば失格、ゾーンをすぎれば失格。その中でみんな高校からやってきて緊張感を知っているので、ミスのないようにというところだけ集中してやった。みんなで戦った力。団体種目はみんなが一つになれる種目。今大会は1、2年生だけの得点でここまで来れた。自分が得点できなかったところを1年生が得点してくれて、頭が上がらない状態だけど、インカレは大学対抗で、学年関係なく出た以上点数を取るというところで1年生2人の活躍は明治のスケート部を支えてくれた大きな力。この4年間、監督についていって、決して楽ではない4年間でしたが、辛いときも楽しいときも明治のカラーである『前へ』と、先のことを考えてやっていた。そう言うところも含めて、自分は明治が大好きです。明治に感謝であり、明治に入ったことを誇りに思う。明治のカラーに助けられたところもあって、この4年間はあっという間でもっと明治にいたいなという感じ。この4年間で明治から学んだことがたくさんあって、17年やってきたスケートもこれでピリオドが打たれるがそこから学んだこともたくさんあったので、社会に出たときに『前へ』という気持ちをこれからも持って明治愛でこれからも頑張っていきたい」

河井優太(政経4=北杜)
「結果は納得できるものではないけど、来年につながる大会になった。惜しい場面、コンマで負けたのが多くて、そういうツメの甘さは選手たちが良く分かっていると思うので、来年も真剣に練習してくれると思う。来年こそ良い結果が出せるのではないかなと思えるような大会になった。(これで引退だが)明治に入れて良かったと思う。いつもいいときばかりではなかった。辛いことの方が多くて、理不尽なこともあったけど、それでも楽しかった。いい経験をさせてもらえた。全く悔いがないとは言い切れないけど、それでもやり切ったなと達成感のある4年間だった。この4年間は『挑戦』しつづけた。まだまだこれからも『挑戦』し続けます」

羽田光希(政経4=富士北陵)
「結果はよくないけど満足した。悔いは残っていない。楽しかったし気持ちを見せることはできたと思う。レース前に明治以外の大学の同期も応援してくれたことに感極まってしまって途中で立ち上がってしまった。自分は頑張るのが遅すぎた。監督が言うように小さいことが大きなことになるということを全て終わってから気付いて、練習からもうひと踏ん張りすればもっとやれたと思う。4年間でいろんな人になれたことは自分にとって大きな財産になる。自分は1500mだけだったので監督に出させてもらったことに感謝している。監督は厳しいことばかり言われたが、間違ったことは言っていない。できないと諦めるのではなくてできるようにすれば良かったと今になって思う」

古市
「予定していた通りの感じ。東洋の一走の小林くんと並ぶかちょっと勝つくらいでバトン渡したいと思っていたので、そのくらいはできたと思う。リレーの順位についても今の実力だと思う。(個人戦を踏まえて)個人戦のときは全然コーナーの感覚が良くなかったが、それを修正することができて、わりとうまくいったと思っている。(チームの滑りは)夏からやってきてみんなよく頑張って。総合成績は良くないが、自分の実力からしたら出し切れたと思う。また1年生が久保も小林もセンスあるので、来年再来年と楽しみになると思う。(東洋など他校への意識)東洋、山学くらいはリレー、パシュートでひっくり返ることはあったので、そこらへんに勝てればいいなと思って、総合一つでも上に行けるように、6番5番を狙って頑張った。本当に明治で4年間やってきて辛いこともあったが、本当に今は明治で良かったというのが一番。僕は来年紘岳さんのポジションをやるかもしれないので、そういうことなら自分も精いっぱい明治のお手伝いをしたい。(後輩選手に向けて)悔しさを忘れずに、リセットされて明日からでも頑張って来年には総合優勝している明治がいい」

遠國
「明治大学の今シーズン最後のレースで結果はあまり良くなかったが、みんなで滑りきれたことはよかった。ラップを自分のところで落としてしまって足を引っ張ってしまったのは申し訳ないと思っている。もっと練習しないと勝てないと思った。明治も個人も。強くならないといけないと思う。」

渡邊
「500mでは力は全て出し切れてこの結果ということは実力がまだまだだということ。1本目は100mの入りが良かったが、うまく追いきれていなかったので同走の人に負けてしまった。勝てばもう少し違う結果になれたと思う。根性が足りなかった。2本目の方が100mの入りが良かったと思うが1本目より0.01秒遅かった。それでもいつもより0.2秒近く速くなっているのでここにきていい感じになっている。100mの入りはもっとタイム伸ばせると思う。ただ、上がりが踏ん張れなかったのでそこは今後練習して直していかないといけない。1000mは最悪だった。足がきていたし、前日の疲れもかなり残っていた。だけどそれ以上にこの結果は自分の実力が足りない証拠だと思う。いいところもない。リンクコンディションはそんなに悪くはないと自分では思っていたが、500mの時と違って柔らかいので滑らないし、足もつかれるのは分かっていた。気持ち的には乗りすぎずにテンポよくと考えていたけどそんなにうまくはいかないし、簡単ではない。1日空くのでしっかり疲労を取ってリレーに臨みたい」

久保
「今大会で4種目全て出たが、リレーとパシュートの面で自分の体力のなさが出てしまったと思う。練習よりは疲労が来てしまったというところはあった。(チーム全体の滑りは)まずリレーはバトンの受け渡しとかがまとまってチーム力が出たかなと思っています。結果はどうであれつなぎの部分とかでチーム力が出て、パシュートも最後までまとまってゴールできたので、そこはチームとしての滑りができたのではないかなと思っています。(他校への意識)やっぱり今順位を競っていた山学と東洋には。特に東洋は絶対に負けないで滑ろうと思って、リレーは負けてしまったんですが、パシュートでリレーもそうですし総合順位もあるので、絶対借りは返してやろうと思って滑りました。東洋と山学に勝たなければ総合優勝はないという状態だったので、その点では常にチームとして意識していたと思う。明治としては8位だったが、自分自身としては4位、5位という結果で来年につながる結果を残せたと思っている。全部表彰台に上がれるか上がれないかの接戦だったので、そこの詰めの甘さが自分の今後の課題。来年はその優勝を狙って明治の黄金時代の復活の兆しになるような活躍をしたいと思う」

小林
「パシュートは1人の力じゃなくてみんなの調子の良さとは体力も関係してきて、自分は正直もう少しいけたけど、3人がゴールした時点のタイムなので、あれが今の明治で出せるベストなのかなと思った。今年のインカレは高校のときよりもタイムも結果も思うようなものは出なかったけど、インカレが始まって調子も上がってきたのでベストパフォーマンスは出せたのではないかなと思う。今年はポイント自体は取れているけど、入賞するのとしないのでは自分のモチベーションにも係わってくるし、今後につながる。来年は入賞、表彰台を目指して頑張りたい」

新体制の意気込み
渡邊新主将

「実感が少しずつ湧いてきた。しっかりやってチームを引っ張るために自覚を持ってやりたい。今年は夏にケガして逃げ出したりしていたので、主将になったからには万全な状態で常に練習できるようにしていきたい。一番大事なのは底上げ。インカレで勝つためには全体のレベルを高くして最低でも出たメンバーは15位以内に入らないといけないと思う。そうすれば総合でもいいところまでいける。短距離は自分が引っ張っていって中距離は廉が、長距離は耕大と遠國が引っ張って全員で切磋琢磨していくことが必要だと思う。口だけではなく結果で示して後輩たちが付いてきたいと思ってもらうのが理想の主将像。来年は二人とも初めてで手探り状態だが、4年生になったらもっとうまくなると思う。結果も来年で順位を上げて再来年優勝を狙えるようになりたい。来年は部門3位以上に入ってで総合優勝に貢献したい。みんなと力を合わせてやっていきたい」

遠國新主務
「異例と言えば異例の3年目で主務。スピードは毎年4年がやるっていうのでちょっと一年早く主務やらせていただいて、分からないことだらけだが、他のホッケー部の先輩やOBの古市さんなどに頼りながらも、しっかり部のためにミスなくしっかりとこなしていきたい。(渡邊新主将とチームを率いるが)そこまでそんなにまだ深くは話し合ってないが、前々年度から2年経験してきて、流れというか伝統みたいなものはしっかり引き継ぎながらも悪いところがあったら改善していって、二人で協力してやっていきたい」



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