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抜群とはいえなかったが最速152qの直球を武器に粘投した星

硬式野球部  主力4投手登板するも法大に逆転負け/東京六大学春季リーグ戦

◆4・9〜5・29 平成28年度東京六大学春季リーグ戦(神宮球場)
▼5・8 対法大2回戦
 明大5―6法大○
2回戦
法大
明大

(明)水野、星、齊藤(0勝2敗)、柳―牛島
(法)菅野―森川
【本】(明)佐野恵B3ラン(菅野=3回)
【二】(法)川口(1回)
(明)◇犠打3 星2(3、4回)、牛島(9回) ◇併殺2 ◇残塁2 ◇盗塁1 逢澤(3回) ◇失策1
 終盤の攻撃に差が表れた。3回に3点を先制されたその裏、2本の適時打と、佐野恵太内野手(商4=広陵)の3点本塁打で逆転に成功する。5―4で迎えた8回。2死一、二塁のピンチで柳裕也主将(政経4=横浜)が登板。エースの力投でピンチを脱したいところだったが、向山(法大)に中前適時打を許し、さらに中堅手の悪送球が重なって2失点。打線は4回以降1安打に抑えられ、2度目の逆転はならず。5−6で敗戦し、勝ち点の行方は3回戦に持ち越された。

 切り札のエースが捉えられた。5−4で迎えた8回一、二塁。絶体絶命のピンチに万全を喫して柳を投入。何としてでも勝つための策だった。打席には、この日3安打2打点と大当たりの向山。粘られて8球目。134qのカットボールを鮮やかに中前にはじき返された。中堅手の逢澤が捕球すると本塁への送球を諦め、一塁走者をアウトにするべく、三塁へと送球。これが悪送球となり、そのスキに勝ち越しの走者が生還。あっという間に2点を失い、逆転された。終盤の重い失点を取り返せず5−6で敗れた。

 主力4投手をつぎ込むも、失点は免れなかった。先発の水野匡貴投手(農3=静岡)は3回途中までに6安打を浴びて降板。2番手・星知弥投手(政経4=宇都宮工)は最速152qの直球を武器に7回まで粘投するも、水野が出した走者を返してしまうなど抜群とはいえなかった。1点を守り切るために星に代わって齊藤大将投手(政経3=桐蔭学園)がマウンドに上がったが、4人と対戦し2被安打。苦しまぎれに登板した柳も痛恨の適時打を浴びた。今季出場を重ねてきた柱4人で被安打14と、法大打線の勢いを止められなかった。

1昨日に続き2安打と好調の吉田大
昨日に続き2安打と好調の吉田大

 一時は勝利の兆しさえ、見えていた。3回に3点を先制されたその裏、吉田大成内野手(国際4=佼成学園)が左前で出塁すると、逢澤が左翼線への適時打を放ち1点を返した。さらに四球と安打を絡めて2死一、二塁の好機をつくり、4番・佐野恵。菅野(法大)が投じた1球目を、完璧に捉えた。空高く舞い上がった打球は、軽々とバックスクリーン近くの右翼スタンドに着弾。自身過去最多となるシーズン3本目で、2点リードを奪う逆転に成功。主砲の一振りに神宮が沸いた瞬間だった。
 もうひと押しがなかった。3回の4安打5得点で流れをつかみたかったが、4回以降はわずかの1安打。菅野の鬼気迫る快投を前に、5〜7回は3者凡退に抑えられた。結局、8回に逆転された後も反撃はできず。計14安打の法大に対して明大は5安打。試合後のスコアボードに両者の打撃の差が、はっきりと刻まれた。

 意地と意地とのぶつかり合いだ。昨年春は法大戦で勝ち点を落とし、優勝から限りなく遠ざかった。秋は5位の法大に2敗し、自力優勝を逃すどころか優勝が消えた。「血の明法戦」と揶揄される由来はここにある。次戦は悪夢の再来となるか、昨年の鎖を断ち切る日となるか。この日登板した投手陣は次戦の登板も予想される。「できる限りの準備をしていく」(星)。5安打に封じられた打線の奮起と、防御率リーグ首位の投手陣の粘りに期待したい。総力を挙げてオレンジ軍団を打ち破る。

[星川裕也]

◆明大打撃成績◆
打順守備名 前
(中)逢澤(関西).265三振  左安  三ゴ     三振  
(左)荒木(愛工大名電).167二ゴ  四球  一ゴ    三振  
(二)竹村(浦和学院).176三振   中安  二ゴ    中飛  
(一)佐野恵(広陵).375  中飛中本    右飛    死球
(捕)牛島(門司学園).207  三振三ゴ    二ゴ    三ギ
(右)萩原(九州学院).000  三振  三邪飛  三振      
 加勢(札幌一).300                  
 宮崎(履正社).500                右飛
(遊)吉田大(佼成学園).290    左安右安    三振  中飛
(投)水野(静岡).000    左安            
 星(宇都宮工).333    投ギ一ギ            
 東原(天理).250            遊ゴ    
 齊藤(桐蔭学園).500                  
 柳(横浜).286                  
(三)荒井海(前橋育英).000    三ゴ             
 小林恵(遊学館).167      左飛          
 中澤(高崎).000            二ゴ    
   29.260                  


◆明大投手成績◆
名 前球数
水野(静岡)22/3401.33
星(宇都宮工)42/3761.64
●齊藤(桐蔭学園)02/3102.16
柳(横浜)11/327110.64




◆ベンチ入りメンバー◆
10柳(政経4=横浜)佐野恵(商4=広陵)吉田大(国際4=佼成学園)
11星(政経4=宇都宮工)竹村(政経3=浦和学院)加勢(理工4=札幌一)
18川口(法4=国学院久我山)富岡(商4=日大三)坂田(文4=倉敷商)
齊藤(政経3=桐蔭学園)13小林恵(農4=遊学館)佐藤(文4=白樺学園)
17水野(農3=静岡)15萩原(営4=九州学院) 35中澤(国際3=高崎)
23森下暢(政経1=大分商)16高瀬(営2=長崎西)37逢澤(文2=関西)
牛島(営4=門司学園)24荒木(文4=愛工大名電)38東原(商3=天理)
20中道(商4=智辯学園)26荒井海(商3=前橋育英)
22氷見(政経2=豊川)34宮崎(文3=履正社)



勝敗表 第5週 5/8現在
試合勝利敗戦引分勝ち点勝率
慶大---△●○●○○   ○●○.714
明大△○●○---○●    ○○.625
法大●●●○---●○○●○○  10.500
立大    ○●●---○○●○.571
早大    ○●●●●---○○0.429
東大●●●○●  ○●●●---00.222


試合後のコメント
終盤のピンチを任せられるも救援できなかった柳

「(打たれたのは)カットボールです。ボールの圧力というか、気持ちの強さです。明日またチームが勝てるように、疲れとかはあるんですけど、いろんな状況を見据えて練習をしてきているので」

2番手として粘投した星
「直球の走りは良かったんですけど、細かい制球の部分で課題が残りました。明日に向けての修正ポイントかなと思います。やっぱり、点数をやらない気持ちで投げたというか、野手がそのあと逆転してくれたので、これ以上はやれないという気持ちで投げました。(向山選手が)自分も3回と6回に打たれてしまっているんので、明日も向山選手がキーマンになると思うので、しっかり抑えてやっていきたいです。できる限りの準備をしていきます」

昨日に続き2安打と好調の吉田大
「最後はちょっと気持ちが足りなかったのかなという感じですね。明日全力でいきます。3戦目は僕らの形なので、絶対秋のリベンジしたいです」


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