検索
 HOME > ラグビー部

この試合2トライと躍動した井上

ラグビー部  Bチーム 帝京大相手に後半崩れ敗北/練習試合

◆5・21 練習試合(帝京大百草グラウンド)
▼Bチーム
 明治24{19−17、5−33}50帝京大○
 前半の流れを後半に生かせず惨敗した。昨年のジュニア王者・帝京大相手に前半を19−17でリードし折り返す。だが後半はディフェンスが後手に回り、4連続トライを含む5トライを献上。試合終了間際に1トライを取り返すも後半は拙攻が続いた。最終的にダブルスコアの24−50で敗戦と、大きく課題の残る結果となった。

 「前半は良い勝負ができた」(左フランカー井上遼・政経2=報徳学園)。前半2分、敵陣ゴール手前10mでの帝京大ボールのファーストスクラムからターンオーバー。そして攻防を重ね、最後はフッカー大塚健太郎(商2=佐賀工)がインゴール左端に先制トライを挙げる。「最初は入りが良くて勢いづいていた」(ゲームキャプテン・右センター末廣将成・商4=京都成章)と、続く14分にも井上が敵陣内での激しい攻防から抜け出し、ディフェンスをかわしてそのままトライ。12−0と点差を離した。そして前半27分、井上がハイタックルでシンビンとなり数的不利の時間が続くも、その間も攻めの姿勢を維持し19−17で前半を折り返す。

 後半は明らかに運動量が落ちた。前半の疲れからか、コミュニケーション不足によりディフェンスが崩壊。帝京大に後半7分、13分、16分、31分と立て続けにトライを許してしまう。「ラインアウトは相手の方が早くて後手に回ってしまった」(左プロップ安昌豪・営1=大阪朝鮮)と、帝京大の早いラインアウトや左右に振るラグビーに対応し切れなかった。後半38分に相手のペナルティにつけ込み井上がトライを奪うも、このトライが後半唯一のものとなり反撃はここまでとなった。「体力が落ちてしまって最後まで良いコミュニケーションが取れなかった」(右ウイング高橋汰地・政経=常翔学園)と、試合終了間際にも自陣でインターセプトされ、そのまま走り込まれてトライ。これでノーサイドとなり、最終スコアを24−50とし大敗した。

 試合後、選手たちが口をそろえるのは「勝てる試合を落としてしまった」(左ロック高橋聡太郎・文4=釜石)ということ。前半が良かっただけに後半に入ってからの失速が目立ち、課題が明確になった。最後まで気持ちが続かず「集中力切れとスタミナ負けだと思う」(左ウイング矢野湧大・文1=大分舞鶴)と、精神面や体力面でも不安を残す結果に。末廣も「絶対勝つ気持ちを最後まで続ける」と、精神面での充実を課題に上げる。次戦の慶応戦に向けて課題を克服し、生まれ変わったBチームの姿に期待が膨らむ。

[柏崎涼介]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・右センター末廣将成(商4=京都成章)

「最初は入りが良くて勢いづいていたが、トライを取られ出して向こうの勢いに食われた感じがするので、最初の勢いのまま後半もいけたら勝てたなと思う。連チャンしてミスが増えて取られることが多かった。前半、FWがブレイクダウンで入っていったり、自分達で修正をかけられたので良かった。自分は今日何もできなかった。ボールタッチが少なく、もう少し自分からいくべきだった。自分の持ち味が出せてなかったと思う。試合中のコール、コミュニケーションは少し良くなったが、まだまだ。帝京大は最初ミスが多いと思ったが、修正力が上だった。取り切るっていうところで一気に取り切ってくる。意識が一緒だった。ミスに対する反応も早いし、ミスをしたときもカバーが早かったりする。そこが自分たちとの違い。監督に言われたが、まず気持ち。絶対勝つ気持ちを最後まで続ける。今日の前半まで気持ちを後半に続けること。自分からボール持って、発信してやっていきたい」

左プロップ安昌豪(営1=大阪朝鮮)
「帝京は大学日本一にずっとなっているチームなので、チャレンジする気持ちで挑んだ。前半の入りで先制2トライをできて、良いテンポで始められたが、次第に相手のペースになってきてリズムをつくられてしまった。セットプレーはまだまだ。8人でかたまってスクラムを組むなど、練習でできていたことが試合でできなかった。ラインアウトは相手の方が早くて後手に回ってしまった。先手を取ってやっていきたい。ここで課題が見つかったので、レベルアップしていきたい」

左ロック高橋聡太郎(文4=釜石)
「勝てる試合を落としてしまったので、今チームで出ている最後までパッション出し続けて戦うという部分がまた課題として出たかなと思う。FWとしては、アンストラクチャーの部分で個人個人で動いてしまって、しっかりFW全体で動くというのができていなかった。あと単純に走る部分と体張る部分がまだ足りていなかったかなと思うので、そういうところが敗因かなと思う。前半は気持ち入れてできていたが、それが後半になるにつれて段々できなくなったというので結構差が開いてしまったと思う。今日は試合入る前からみんな気持ち高めて、入りの部分は意識してできたので良かったと思う。そこの部分の今まで出ていた課題は解決できたと思う。だが、やっぱそれを持続して最後までディフェンスでもオフェンスでも前に出て攻め切るというプレーができていなかったので、それができれば勝ちにつながってくると思う。自分たちできつい選択肢を常に選び続けて走り続けるという部分を徹底できなかったので、そこをもっと体力的にも技術的にも修正していく必要があると思う。しっかり気持ちを込めれば入りから出し切ることができると証明できたと思うので、そこをいかに継続して最後まで体を張って走り続けられるかというのを、これから修正していきたいと思う。プレーにおいては、明治は順目順目にアタックしてディフェンスしていくというスタイルなので、きついプレーではあるがそこをいかに自分で追い込んでやっていくかというのがこれから必要なところだと思う」

左フランカー井上遼(政経2=報徳学園)
「前半は良い勝負ができた。この一週間入りを意識してやってきたので、その点は良かったかなと思う。後半は相手がメンバー変わって結構フレッシュなメンバーだったので、言い訳になってしまうが前半でずっと体張っていた分こっちの足が止まってしまって、ミスの反応とかがどんどん悪くなってあまり良い試合にならなかった。前半は良かったので特に言うことはないが、やはり後半下級生が多くなって引っ張る人がいなくて、それで誰も引っ張れなかったというのが課題だと思う」

右フランカー廣井雅宇(文3=明大中野)
「前半勝っていたけど後半負けてしまった。絶対勝つということをこのチームで意思統一してやっぱり勝ちにこだわりたかった。帝京は強くて自分たちもこの勢いに負けないようにFWから攻めていこうと考えていた。相手に勢いづかせる前に前半からもっと攻めていければ楽に試合を進められたし、勝つこともできたと思う。敗因は、ゴール前まで攻めれていた時にトライを取れなかったり、自分たちのゴール前で相手をしっかり止められなかったことだと思う。そういう場面でチーム全体でもっと集中高めてやっていれば結果は違っていた。課題はチームが一人一人戦うのではなくて、隣りのやつがプレーしているのにもっとコネクションすること。そこを自分ができていれば2、3本トライを取られずに済んだ。慶大は負けちゃいけない相手だと思うしタックルの良いチームなので自分たちのラグビーをしっかり出していきたい」

スタンドオフ松尾将太郎(商2=東福岡)
「『MUST WIN』という目標を掲げているので、しっかり勝ちにいこうと望んだ試合だった。前半は特に自分たちがやってきたことを出せて良い形だったが、後半は後手に回ってしまって自分たちのミスから失点につながってどんどんトライを取られてしまい、勝てるゲームを落としてしまった。前半はキックを多く使って、テリトリーを取ってうまくゲームメイクできたところはあった。前半の最初、敵陣入ってFWがどんどん攻めたところで取り切れなかったことが流れを悪くしてしまった。後半流れが変わってしまい、ミスも多く流れを止められずトライされてしまった。そこを変えられなかったのが、自分がダメなところ。ブレイクダウンが強く、真ん中に当てて両サイドのスペースに振ってくるのはイメージしていたが、対応できない部分があってトライを許してしまった。コミュニケーションは前半は取れていたが、後半できていなくて失点につながってしまった。FW、BKもっと連携して、シェイプの部分だったり、キックチェイスの部分でダメところがあったので、そこを意識してやっていきたい」

左ウイング矢野湧大(文1=大分舞鶴)
「前半良い勝負ができた。それに満足していたが、後半はスタミナが全然なくて、ディフェンスからもボールを取れなくて、相手に支配されてディフェンスしているだけだった。集中力切れとスタミナ負けだと思う。個人としてもディフェンスで抜かれるとこがあったし、ボールタッチもあったがゲインがあまりできなかった。帝京さんとやるのはまだまだだと痛感した。(帝京大は)真ん中に当ててからすぐ外に回してゲインされることが多かったので、外のディフェンスからコールを出して明治のディフェンスラインを整備できたら、ゲインも防げた。先制点も取れたし前半の入りは良かった。こういう暑い中でも走れる体力作りをしていきたい」

左センター渡邉弐貴(営2=国学院栃木)
「前半の入り、自分はパスミスもあったけれど周りがカバーしてくれて全体的に見たら良い入りができていた。そのまま良い形でリードすることができた。FWが順目順目に動いて前に出たところで、しっかりBKで取るという形ができていた。後半もしっかり入りを意識していたけれど、自分たちのミスから帝京大さんにトライを取られるシーンがあった。もったいない形で失点してしまった。そこから向こうは後半から入ったフレッシュなメンバーもいて、勢いづいていった。次の慶応戦はチームで意識している前半と後半の入りを意識したい。FWは順目順目に走ってブレイクダウンをファイトして、BKに出した時にしっかり外まで回して、ゴール前にいったらトライを取り切るようやっていきたい」

右ウイング高橋汰地(政経=常翔学園)
「僕自身復帰試合だったので気合い入れて頑張ろうと思ったのだが、あまり良いプレーができなくて悔しかった試合だった。疲れたときにみんな体力が落ちてしまって最後まで良いコミュニケーションが取れなかったのが敗因。前半はしっかりできていたと思うので前半の勢いのまま後半につなげられればよかった。一つ一つのミスが自分たちを苦しめていった。チームの雰囲気は前半はすごく良かったと思うが、後半は「(気持ちを)上げよう上げよう」とは一人一人言っていたのだが、それがみんな言葉だけになってしまって、本当にちゃんと気持ちが上がったかと言われたらちゃんと上げきれなかったかなと思う。その原因はやっぱり自分たちのミスで苦しい状況を作って自分たちでイライラしてしまったところ。コミュニケーションが一番取れていなかった。帝京大はフィジカルが強いチーム。もっとフィジカルを強くしてフィジカルファイトで負けないようにしたい。(キックオフボールについて)もっと自分がプレッシャーをかけて、できたらマイボールにしようと思っていた。監督に言われてから修正してちょっと良くなったと思うが、もっと積極的に相手のミスにつけ込んでいきたい。しっかりボールをつないで一人一人が細かいミスをしないことと、しっかりしたコミュニケーションで相手のアタックを止めていきたい」

齊藤剣(政経2=能代工)
「阮コーチにも言われたように、コミュニケーションが少ないゲームだった。自分が後半から入って修正しようと思っていたけれど、自分のプレーに精一杯になってしまってうまくチームディフェンスが機能していなかった。個人としてもタックルミスや体力的に走れない部分も多々見られたので、そこは修正しなければいけない。スクラムは手応えがあった。でも、個人個人で組んでいる感じでまとまって組んでいる感じがしなかった。それでターンオーバーできなかったり、良いクオリティーボールで出すことができない場面があった。帝京大はU20のメンバーも何人かいて、リーダーシップがある人もたくさんいた。そういった点が明治にはなかった。自分らはまだ2年生だけど、下級生としてではなくチームとして、声を出して盛り上げていきたい。そうしなければ明治の力は上がってこないとも思う。個人としてこの春にU20の遠征に行くことが決まったので、良い経験を積んで、秋にはスタメン張るぐらいの力をつけてきたい」

舟橋諒将(文2=札幌山の手)
「今シーズン初めての復帰戦だった。後半メンバーがもっと勢いをつけなくてはいけなかったのにできなかった。自分たちがミスをしてリズムを崩してしまった。セットプレーも全然ダメ。スクラムは後半はプレッシャーがかけられたが、ラインアウトは自分たちのミスが多かった。帝京相手で、前半は良かったが後半は勢いに乗れなかった。後半メンバーがチームに勢いをつけなくてはいけない。一人一人のタックルや、走り切れていないことが問題。タフなプレーをしていかないといけない。復帰戦だったが、パフォーマンスも悪かった。全然納得いかなかった。一つ一つ気合いを入れて練習していきたい」

佐藤諒(政経1=国学院久我山)
「自分は後半から出場したが、コミュニケーションなどの横とのつながりがディフェンスを含めた後半から出たメンバーができていなかった。コネクションを切らさないようにプレーしなくてはならなかったのに、切らしてしまったことが後半、帝京に大差をつけられた原因だと思う。ゲームの流れはずっと向こうになっていたので体を張ろうと意識したが勢いは止められなかった。自分自身1年という立場でもっと思いっきりやらなくてはならないと感じた。ポジションのフランカーとして考えても、横とのコネクションを高めてディフェンスラインを上げていかなければならなかったのに自分はできず後悔が残る。チーム的にも個人的にも欠点や伸ばしていくべきところが見つかったので練習して次は勝てるようにしたい。伸ばすべきところはコネクションをはじめ、スキルや気持ちなどたくさんあると思う」


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: