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ラグビー部  王者・帝京大に10トライを奪われ大敗/関東大学春季大会

◆4・24〜6・11関東大学春季大会(八幡山グラウンド他)
▼5・22 グループA 対帝京大戦(山梨中銀スタジアム)
 明治12{5―19、7―49}68帝京大〇

◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1949
12
合計
68

 王者の赤壁は厚く、高かった。前半は詰めの甘さが目立つも体を張り5―7と対等に渡り合った。しかし、前半ラスト10分で2トライを奪われテンポを崩す。そのまま帝京大ペースで後半もすすみ、一気に7トライを献上し突き放された。奪われたトライは合計10トライ。春季大会最多失点で大敗した。


王者の壁は厚い

 心身ともに圧倒された。開始から王者・帝京大によるテンポの良いアタックとスピードに押され「明治がやりたかったラグビーができず、帝京大のやりたいラグビーをさせてしまった」(左プロップ祝原涼介・情コミ2=桐蔭学園)。しかし明治も意地を見せ、前半7分にはマイボールスクラムからボールを手にしたナンバーエイト前田剛(営3=報徳学園)がゲインラインを切り敵陣深くまで攻め込んだ。スクラムハーフ兵頭水軍(農4=仙台育英)、右ウイング宮嵜永也(営2=長崎北陽台)とBKで展開するが、帝京大の強靭なディフェンスに阻まれトライラインを超えることはできず。「特に最初の40分体をぶつけてしっかり勝負していこう」(フッカー佐藤公彦・法4=明大中野)と挑み、引けをとらないディフェンスとセットプレーで互角の戦いを見せたものの、前半ラスト10分で決定力に富んだ帝京大に続けて2本のトライを献上した。
 後半は終始帝京大に主導権を握られトライを連取される。悪い流れを断ち切れず「盛り上げようとしている選手と落ち込んでいる選手に分かれてチームにばらつきがあった」と左センター尾又寛汰(商4=国学院栃木)。後半15分には、山崎洋之(法1=筑紫)がセンターラインから相手ゴール前までゲインを切るも、相手ディフェンスに阻まれ、後に続くフォローもなくトライに結びつかなかった。強敵相手に見えた課題は技術だけではない。「後半疲れてきたときに士気をあげるような声かけがなくなってしまった」(兵頭)。精神面のコントロールでも課題が浮き彫りとなった。

スクラムの手応え

スクラムでは優位に立った

 帝京大相手に大敗を喫したが「スクラムは良い形で組めた」(祝原)。今試合、ほとんど全てのマイボールスクラムを死守。前半23分のマイボールスクラムは圧倒し、帝京大がたまらずコラプシングしてしまう場面も。また、後半20分の相手ボールスクラムではターンオーバーをする強さを見せた。
 「スクラムでは通して優位に立てている」と小村淳ヘッドコーチ(平4政経卒)も評価する。祝原は今季初出場となったが安定感を発揮。後半から入った大塚健太郎(商2=佐賀工)、新妻汰一(政経1=佐野日大)、田代頌介(政経2=秋田工)の3人も下級生ながら「スタートで出た選手もリザーブで出た選手も共通認識を持って良いスクラムを組めた」(右ロック古川満・商3=桐蔭学園)。重戦車のプライドを胸に、次もスクラムからリズムを圧倒したい。「今回のスクラムを収穫に、プラスに捉えてもっと磨いていける」(古川)。精度を高め、秋にリベンジを誓う。

 「完全に帝京大の圧に負けた」(右フランカー桶谷宗汰主将・営4=常翔学園)。王者のプレーは技術の面でも気持ちの面でも圧倒的に勝っていた。「勝ち負けも大事だが、積み上がるゲームができるかだと思っている」(丹羽政彦監督・平3文卒)。今回の悔しさをバネに、結果以上に内容にこだわって春シーズンを積み重ねていきたい。

★桶谷主将が戦線復帰★

プレーで引っ張る桶谷主将

 ケガのため離脱していた桶谷主将が、今季の春季大会初出場を果たした。前半40分間のみの出場となったが、早速チームの核としての輝きを放った。強靭(きょうじん)な相手FWによって自陣深くまで攻め込まれるもフィジカルファイトを続け我慢の時間を乗り越えた。仲間からの信頼も厚く「やっぱり頼れる」と左センター梶村祐介(政経3=報徳学園)。「自分たちの代が勝つためには、まず自分たちが頑張らないといけない」(桶谷主将)。誰よりもプレーでチームをけん引する桶谷主将。仲間とともに『MUSTWIN』を果たす。

[江原璃那子]

◆第5回関東大学春季大会・グループA試合日程◆
月日対戦相手(対戦カード)場所開始時間結果
5・1(日)
流経大
八幡山グラウンド
13:00
●33―66
5・8(日)
中大
八幡山グラウンド
14:00
○67―19
5・22(日)
帝京大
山梨中銀スタジアム13:00
●12―68
6・5(日)
筑波大
八幡山グラウンド
14:00
6・19(日)
東海大
月寒ラグビー場
13:00


◆関東大学春季大会A 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR祝原 涼介(情コミ2=桐蔭学園)→17.新妻(後半15分)9.SH兵頭 水軍(農4=仙台育英)→21.福田健(後半15分)16大塚 健太郎(商2=佐賀工)←2.佐藤公(後半14分)
2.HO佐藤 公彦(法4=明大中野)→16.大塚(後半14分)10.SO忽那 鐘太(文2=石見智翠館)17新妻 汰一(政経1=佐野日大)←1.祝原(後半15分)
3.PR塚原 巧巳(政経4=国学院栃木)→18.田代(後半15分)11.WTB澤田 陵(文3=明和県央)18田代 頌介(政経2=秋田工)←3.塚原(後半15分)
4.LO近藤 雅喜(商4=東海大仰星)→19.外岡(後半14分)12.CTB尾又 寛汰(商4=国学院栃木) 19外岡 悠太郎(商2=国学院久我山)←4.近藤(後半14分)
5.LO古川 満(商3=桐蔭学園)13.CTB梶村 祐介(政経3=報徳学園)20葛野 翔太(商4=深谷)←8.前田(後半27分)
6.FL田中 真一(法4=国学院久我山)14.WTB宮嵜 永也(営2=長崎北陽台)→23.山崎洋(後半0分)21福田 健太(法2=茗溪学園)←9.兵頭(後半15分)
7.FL桶谷 宗汰(営4=常翔学園)→22.石川(後半0分)15.FB成田 秀平(営4=秋田工)22石川 卓(法3=明大中野)←7.桶谷(後半0分)
8.No.8前田 剛(営3=報徳学園)→20.葛野(後半27分) 23山崎 洋介(法1=筑紫)←14.宮嵜(後半0分)


試合後のコメント
右フランカー桶谷宗汰主将(営4=常翔学園)

「帝京大がやってくることは毎年毎年変わらない。FWがしっかり前に出て空いたスペースをBKが取るとか、スタンドオフにいい選手がいるので持ってくるっていうのはわかっていた。だからFWとしてはラックの近場のところをしっかり止めていこうと言っていた。むこうはフィジカルで来ることがわかっていたので、こっちもフィジカルで勝負したが上手くいかなかった。良かったのはスクラムくらい。ブレイクダウンのところやポイントの近場で食い込まれたり、抜かれてしまった。完全に帝京大の圧に負けた。10本取られたが、前半最後のトライはすごく響いた。絶対に止めないといけないところでFWで簡単にとられてしまった。後半入りも悪くてすぐ取られて。前半最後と後半初めの、チームのメンタルを左右するところで取られたのは痛かった。そこを後半しっかり守り切っていれば後半の入りは違ったものになったかもしれない。あれだけ取られた中でも、前半最後2本と後半の最初の1本はいらなかった。シーズン初めの流経大戦から少しずつ成長はしているものの、核となる部分が克服できていない。特にFWは一番大事なブレイクダウンやモールといったフィジカルの部分でやられた場面が多々ある。明治のFWとしてそこは絶対に勝たないといけないところなので全員が危機感を持って、これからやっていかないといけない。試合前には上手くいかなかったことも想定して、ミーティングではスクラムとブレイクダウンでこだわろうと話した。上手くいかなかった時こそ、スクラムとブレイクダウンをしっかりやろうと言っていた。スクラムは上手くいったが、問題はブレイクダウン。明治のFWは去年からブレイクダウンが生命線だったにも関わらず、後半に入って良いブレイクダウンはなかった。何のために試合前に決めているのか、そういう意味でもブレイクダウンが振るわなかったのはまずい。グラウンドの雰囲気も、特に自分を含めた4年のFWが全然だめ。声を出していたとしても、状況が変わっていなかったら意味がない。後半になってグラウンド内で声を出す人も少なくなっていたし、出していたのが上級生だったかと言われたら、そうじゃない。自分たちの代が勝つためには、まず自分たちが頑張らないといけない。声出しと自分の仕事の両立は絶対。後半入ってきたフレッシュなメンバーも要所要所で活躍はしていたが、それでもまだ頑張れたと思う。まだまだ成長できるとは思う。帝京大の亀井は大阪で中学から二人で切磋琢磨してきた友達で、意識はした。今日の試合で、自分的には亀井との勝負にも負けたし試合にも負けた。完敗だった。だめなところはたくさん思いつく。タックルがしっかり見れていなかったとか、ブレイクダウンではがせなかったとか、本当にたくさん思い浮かぶ。良いところは一切ない。今日は自分自身もだめだったが、暗くならずにやっていきたい」

左プロップ祝原涼介(情コミ2=桐蔭学園)
「自分はスクラムが良い形で組めたけど、ラインアウトの準備のところで早いセットとかができなくて帝京大の早いセットに押されてしまっていた。相手よりもっと早くセットして準備をしなければいけないと思う。セットプレー全体としてはプレッシャーをかけれた時とかけれなかった時があった。全部押し込むことは厳しいと思うけれど、押し込むたい時に押せたっていうのは次にもつながったと思う。前半の一番最後にモールでトライを取られた後からの切り替えが上手くいってなかった。そのせいで後半の最初のほうは受けにまわってしまう形になってしまった。明治がやりたかったラグビーができず、帝京大のやりたいラグビーをさせてしまったというところが問題だと思う。来週からはU20に行くので春シーズンはもう試合に出れないけれどまた来シーズンに向けて切り替えてやっていきたい。」

フッカー佐藤公彦(法4=明大中野)
「帝京はチャンピオンチームなので、しっかりやってきたことを出せるようにと考えていた。特に最初の40分体をぶつけてしっかり勝負していこうと挑んだが、最後簡単に2本もトライを取らせてしまって、そこから流れが悪くなって後半の入りも悪くなってしまった。帝京ペースで帝京のラグビーをさせてしまった。課題が残る試合だった。セットプレーは、相手のペナルティーもあったが、自分たちのクオリティもまだ上げられる。調子は良かったが獲得率はまだ高くないので改善できる。1本オーバーボールを投げてしまったが、それ以外はスロー的には悪くなかったと思う。チームの雰囲気は前半30分はフォワードで体をぶつけて、ゴール前でもフォワードで取り切ろうとこだわっていけたが、最後2本取られてしまって気持ちが切れてしまった。最後40分過ぎてトライを取られて、守りきらないといけないところでモールで取られてしまったのは、気持ちが足りない部分だと思う。セットプレーは今回スクラムも安定していたので、もっとこだわって圧倒していきたい」

右ロック古川満(商3=桐蔭学園)
「今日はFWは試合前阮さんから言われた、40分フィジカルファイトし続けるというところを意識してやった。そこは中盤とかは良かったかもしれないが最後モールで取られてしまって、我慢できなくてFWが崩れてしまってそれで課題が残る試合になったと思う。敗因は、FWのステップや動けないディフェンスだったり、PXY周辺のディフェンス・タックルの精度だったり、フィジカルで負けたところなど本当にシンプルなところでずっと負けて食い込まれて、うまいランナーに囲まれてのスコアだった。だからFWは本当にシンプルなフィジカルの部分で負けてしまったのが敗因だと思う。スクラムは終始ずっとプレッシャーかけ続けられたし、スタートで出た選手もリザーブで出た選手もみんなそこは共通認識を持って良いスクラムを組めたので、そこは収穫でプラスに捉えてもっと磨いていけるようにしたいなと思う。今まではスクラムの意識の徹底ができていなくて、帝京戦ではこれだけはやろうと、スクラムのキーワードを決めてそこをずっと声出して、みんなが意識できていたと思う。ミスの起きた後の反応だったり、そういうジェネラルな部分は帝京さんの方が上だったし、FWはPXYのディフェンスで勝てないとか、フィジカルで負けて走れなくなったというところは今の課題で、帝京との差かなと思う」

左フランカー田中真一(法4=国学院久我山)
「前半、最後に取られるまでは5ー7でいいディフェンスもできてアタックも取りきれるところで取りきれていたけれど、最後に2本取られてしまったので、まだまだ修正しなければいけないと思う。今週はバックローとしてタックルを意識していたけれど、結局あまり回数いくことができなかったので回数を増やしていきたい。次の慶応戦では今日の前半のようなディフェンスの我慢、アタックが取り切らない時も我慢する、というのが大事だと思う」

ナンバーエイト前田剛(営3=報徳学園)
「今日はフィジカルファイトの部分をフォーカスしてやっていたが、前半最初の部分でスクラムを押せていたりピックゴーピックゴーのところでも相手とファイトできていたが、前半最後2本モールで取られてしまったりとか、FWのフィジカルファイトのところで80分間継続することができなかった。明治は勝つ時も負ける時もFW次第で、良い方に転ぶのも悪い方に転ぶのもFW次第ではあると思うので、FWが今日は良くなかったと思う。前の試合の時に、スクラムでゴール前でターンオーバーされたりペナルティ取られたりしたが、今日は祝原と塚原さんが入ってすごく安定して、スクラムの部分では相手にすごくプレッシャーをかけることができたと思う。ラインアウトは大事な場面で取れなかったりというのが、ラインアウトが起点なので取れないと良いアタックができないと思うので、そこのクオリティーは突き詰めていかないといけないと思う。課題としてはフィジカルファイトの部分で、次慶応だが80分間しっかり戦うというところ、特に前後半の入りの20分間というのがすごく大事だと思うので、相手もそこは苦しい場面だとは思うが、そこの我慢比べのところでしっかりFWが戦っていきたいと思う」

スクラムハーフ兵頭水軍(農4=仙台育英)
「帝京は王者なので、ここにフォーカスして自分たちの実力がどれだけ通用するかと気合いを入れて臨んだ。相手の方がエフォートできていて、前半40分どれだけエナジーを出せるかと考えていたが、簡単に取られてしまって入りが悪かった。粘ったがラストでトライを取らせてしまって集中力が切れてしまった。みんな気持ちが入っていて、体をはれていたが、帝京の方がレベルが上だった。前半きついことをしてきたが、後半になってコミュニケーションが減ってしまった。前半は1つ1つ盛り上がっていたが、後半疲れてきたときに士気をあげるような声かけがなくなってしまった。後半トライを取られて、自分たちが流れを変えないといけないのに、変えられずに相手のペースで進んでしまった。自分のプレーは、先週はテンポを上げられずに自分から全体を動かせなかったが今回はテンポを上げていけた。まだコミュニケーションが足りていなかったので、リーダー陣としてチーム全体のことも考えていきたい。BK全体は春シーズン段々レベルアップしている。試合で出た反省を生かして次の試合に臨めている。今回も前の試合で悪かったところを修正してBKでトライを取れた。今回の点差はしっかり受け止めないといけない。秋に帝京に勝つためには、去年以上にきついことをやっていかないといけないと覚悟している。いつも以上に気持ちも上げていかないといけないとわかった。先週よりも今週とレベルアップしていきたい。さすがにもう負けられないので勝って反省していきたい」

左ウイング澤田陵(文3=明和県央)
「チームとしては前半の入りはまあまあ良かったと思うが前半の最後のほうに立て続けにトライを取られてしまって、前半の前半で出来ていたことが出来ていなくてトライを取られてしまった。後半も立て直せず、チームでやることもはっきりせず走れていなかったりしてトライを取られてしまったので、チームとして基本的に練習でやっていることが出ていなかったのでそこは継続できるスタミナとコミュニケーションが大事だと思った。7連覇しているチャンピオンチームの帝京大にこれだけやられるってことはまだまだ自分たちの力が足りないということなので、練習はしているがもう少し意識を変えて練習していかないとはっきり言って勝てないと思うので、日々の練習をもっと効率良く質良くやっていきたい。後半の最後のほうは気持ちもやられている面ばかりで、ディフェンスのコネクションが切れたりコミュニケーションも取れていることのほうが少なかったので、基本的な部分をもっとやっていかないとなあなあになってしまうと思う。(帝京大について)1つ1つのプレーの精度が高くてその仕事が終わっても次の仕事をしっかりみんなが探していて、また集中が全然切れない。真面目な堅実なプレーをしているのでそこはすごいなと思う。(後半のトライについて)後半の最後のほうですごい負けていて勝つことは厳しい点差だったが、そこで諦めたら今までの積み重ねの意味がなくなってしまうので、自分の心境としては絶対トライを取ろうという気持ちだった。BK自体は外側切れて裏蹴られたりとWTBの戻りが遅かったりで何本かトライを取られてしまったので、バックスリーの連携の部分がもう少しコミュニケーションを高くやっていけたらトライを抑えられたと思う。基本的な組織ディフェンスが最初のほうは出来ていたが80分間は続けられないので、それを続けられるスタミナと1人1人のメンタルの部分をもっと強くしていかないとと思ったので、それが今後の練習でしっかりと補っていきたいなと思う」

左センター尾又寛汰(商4=国学院栃木)
「試合中にみんなでPXYのところだったりを話したが、一発目の流経大戦で出た修正点をまだ修正できていなかった。そこを突かれたのが大きな敗因。帝京大の方が圧倒的にかんせいどもたかかったし、完敗だった。前を見てプレーできている帝京大の方が、状況に応じた自由なラグビーができていると思った。でもそれは毎年同じことで言い訳はできない。あのラグビーをしてくるのはわかっていたのに止めきれなかった。そこに尽きると思う。そんなにBKでアタックをしていなかったので、手応えのようなものはわからない。明治が乗っている時にはみんなで盛り上がれると思う。今日みたいなこういう局面では、苦しい時間帯が続くことがわかっていた。そういう時に4年生が鼓舞していかないといけなかった。特に後半桶谷がいなくなって、盛り上げようとしている選手と落ち込んでいる選手に分かれてチームにばらつきがあった。そういう部分を突かれているところも多くて。自分が見ている限り、下級生でも自分が出ている限り戦おうという意思があった人がいたことは収穫。試合中には上級生も下級生も関係ないとは思うが、やっぱりチームの中心となっていくのは上級生。もっとチームを鼓舞していかないといけなくて。帝京大はそういう部分もしっかりしていると思った。コーチ陣はこの試合をしっかり分析してくれて、どこが足りなかったのか戦術的な部分を考えてくれる。リーダー陣の中でもしっかり話して、今後どういうラグビーをしていくかは考えると思う。でもまずはメンタルのところと、練習。最後監督も言っていたが、常に帝京大を意識している練習というのはできていなかった。流経大にあんな敗戦をして、中大に力の差で勝って。同大も完成度は悪かったのに勝って。帝京大に勝ってチャンピオンチームになるという意識がどこか薄くなっていた。明治で通用しても帝京大には通用しないとか、そういう意識を練習中から考えていきたい」

右センター梶村祐介(政経3=報徳学園)
「前半はゲームとして成り立ってはいたけど、後半は試合をしてるというよりも帝京大に好きなようにさせてしまってラグビーをしているような感覚はなかった。春に自分たちがやってきた積み重ねが全く機能していなかったのでもう少しゲームになるように進め方を考えなければいけない。単純に走り負けをして、去年からやっていた順目のアタックをFWBK含めできなかったので、まだまだ練習量が足りないと思う。秋なら帝京大に対しての対策をしてるとは思うけど春なので基本的なセットプレーだったりBKは相手BKとの抜き合いだったりを精度高くやっていこうと思っていたけど、それも上手くいかずあまり攻める時間もなかった。(ディフェンスラインの整備)明治のポジションのセットが遅くてディフェンスをしてるというよりかはただ単に空いているスペースに走りこまれただけなので、もっとセットスピードを速くしないと。去年のチームもアタックが目立ってたけど、ディフェンスあってのアタックだったので今年もこれから帰ってディフェンスの整備をしっかりやっていきたい。フィジカルに関しては去年から帝京大が強いとは感じていないので、そういったところで自分がもっと前に出ていかないといけないと思うし、フィットネス面はまだまだ足りない。FWが今日こだわると言っていたのがブレイクダウンとスクラムだったので、FWがすごいプライドを持ってスクラムに力を注いでた。BKもトライを2本しっかり取りきれていたのでわりと良かったと思うけどもう少しBKとして攻める時間が欲しかった。(チームを鼓舞する選手の出現)葛野さんとか、古川だったりエナジーを出してくれてすごいチームを鼓舞する発言だったりプレーで示してくれたけど、それに対してついていく選手がいない。BKはBKでやりたいことがあるけど、FWがボールを出してくれないとできないので、FWだけの責任ではないけどFWが成り立たないとラグビーできないのでFWが今は問題。(桶谷主将の復活)やっぱり頼れる人なので、頼れるところは頼る。けど古川がリーダーに入っているということは下からの底上げが必要な。今日も僕と古川でチームをリードしようとしていたけど、リードした結果がこれなので次は結果に現れるように行動していきたい。(春季大会も残り2戦)自分たちが秋に向けて何がしたいか、自分たちのベースのラグビーを確立させないと今日みたいに曖昧な試合をしてしまうので、自分たちがどうやって戦っていきたいかという思考をしっかりつくっていきたい。足りたいものは今多すぎるけど、FWのエナジー、FWが前に出るといった気持ち。あとは田村熙さん(平28営卒・現東芝ブレイブルーパス)が抜けたことでゲームコントロールをする人があまりいない状況なので、BKが意識を持ってゲームコントロールをできるようになれば去年よりいいチームになる。(次戦へ向けて)今日の試合でた課題、デフェンスラインの整備と順目でのステップアタックというのを毎試合毎試合ずつ克服して秋につなげていきたい」

右ウイング宮嵜永也(営2=長崎北陽台)
「個人的なことだが、ディフェンスにおいて裏に蹴られたシーンは自分がもっと反応を早くするのと、裏のカバーを読んで表のディフェンスも読んで自分が下がったりするのをコミュニケーションをとってやっていきたかった。トライはFWが頑張って押してBKのプレイヤーがうまくつないでくれてノーマークで貰えたので、みんなのトライだと思う。ディフェンスで食い込まれて戻れなくて、タックルがきてオフロードでつながれてゲインされることが多かったので、今から走り込みをするのと、一人一人がパッションを出すことが大事。勝ちへの執着心が帝京さんが上回っていた。コミュニケーションはまだ足りないとこがある。本番の秋に向けてちゃんと仕上げられるようにしたい。次もAチームで出られるか分からないが、出たらBK陣とコミュニケーションを取り裏を抜けられないようにしたい」

大塚健太郎(商2=佐賀工)
「自分は後半からの出場で、流れを変えていこうと思っていたけれど結局流れを変えることはできなかった。一番悪かったのはマイボールキープをできなかったところ。すぐに相手ボールにさせてしまい失点にもつながる結果となってしまった。その流れがずっと続いてしまった。チームのみんながきつい時に基本的なことが全然できていなかった。もっと基本的なことをやるべきだったと思う。セットプレーは自分は後半から入ってきたけれど押せていて良かった。練習で積み上げてきたものを試合でもっと活かせるようにしていきたい」

新妻汰一(政経1=佐野日大)
「自分はリザーブスタートだったが、フレッシュな状態で入って声を出している人も多いにもかかわらず、自分はフレッシュな状態でも声が出せなかったのが残念。でも、前回の試合に比べてスクラムだったりセットプレーの部分は良かったので、そこをもう少し改善してもっと強くなれたらなと思う。個人的には、後半からリザーブとしてスタートしているのでもっと走れるところはたくさんあったが、走れなかったというところが自分自身の負けだなと思う。帝京に対してはフィジカルで受けてる部分もあったので、もっとフィジカルで強くなって、対等というよりも上にいけるように頑張っていきたいと思う。慶応戦では、セットプレーは変わらず強みなので、セットプレーをまずしっかり安定してBKに良い球を放ることと、あとは今回フィールドプレーで走れなかったという課題があるので、走るように努力したいと思う」

田代頌介(政経2=秋田工)
「まず自分は後半から入って、前半は同じところで何回もトライを取られていたので、自分が変えようとしたが違うミスが出てきてそこでまた取られてしまった。スクラムの手応えはあった。帝京相手にも通用する。タックルした後、立ち上がるのが遅くて外に余らせてしまった。リロードが遅かった。トライを取られて取られてマインドが切れてしまったのが反省点。次はブレイクダウンで圧倒して帝京を倒したい」

福田健太(法2=茗渓学園)
「今年の目標『MUST WIN』というのを掲げてスタートして、今日の試合も自分自身、相手、試合に勝つことにフォーカスして臨んだけど、やっぱり帝京大なチャンピオンチームですべてにおいて差が出た。コンタクトでもブレイクダウンでもBKのアタックにおいてもすべて帝京大に劣る部分があった。(足りないものは)根本的なフィジカルでもそうだしあとはゲーム理解度。帝京大はゲームに出てる15人全員が同じ方向に進んでいるからこそいい形でトライを取ってくる。明治はまだ個々の力でプレーしているところもあるから、全員が同じ方向をベクトルを向いていく必要がある。(ディフェンスラインの整備)帝京大はアタックが強くてファーストタックルでは倒せなくて、何枚も倒されてしまって帝京大の端にいるランナーに最後は取られてしまうという帝京大からしたらいい形でのトライを取られてしまった。そこは一対一のディフェンスで勝たないといけない。(福田選手自身走る場面も)点差が開いているところでチームにパッションとエナジーを与えたりやれることなやろうと思ったけど、ノックオンをしてしまったり後半から入る選手としてふさわしくないプレーもあったので、後半から入るということをちゃんと考えてプレーする必要がある。(Aチームになり意識していること)去年のチームはいい意味で明治の文化を継承していて、今年はそういった意味ですごい注目されてると思う。そのAチームにいるということの自覚をしなければならない。全員がまだまだ自覚が足りないので。(春季大会も残り2戦)慶應と筑波大、強いけどまずはしっかりMUST WINすること。内容も大事だけどまずは勝つことをイメージしてがんばります」

山崎洋之(法1=筑紫)
「リザーブメンバーとしてフレッシュであるべきだった。そこで自分がもっとチームに良い影響を与えられれば良かった。満さん、梶さん、真一さんとか声を出してる人にリアクションをしていたが、チームを良くするためにオーバーにリアクションして応えることができなかったのが反省すること。真一さんとかが身体を張って貰ったボールで、相手も揃ってなくて抜きやすい状況だったが、結末のとこで僕の甘さが出てしまい相手ボールになってしまった。トライを取り切れないところが自分のまだまだ甘いところ。帝京さんは全員でラグビーして動いていた。ベーシックスキルがしっかりしていて、きついとこでも疎かにならずにやっていた。自分たちもきついところでのベーシックスキルを高めたい。明治は疲労もありながら、元気さ、動くとこで負けていた。春なのでチームの入れ替えもあって自分もチャンスを頂いたが、毎試合、一回一回の練習にどのチームで出てもクオリティを落とさずにやっていきたい」

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