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トライを決める武井

ラグビー部  Bチーム 後半追い上げられるものの、明学大に勝利を収める/練習試合

◆6・4 練習試合(八幡山グラウンド)
▼Bチーム
 ○明治45{26―12、19―17}29明学大A
 2年ぶりの対戦で見事勝利を収めた。スタメンに1年生7人が名を連ねた今回の試合。Bチームは4月からの課題であった前半の入りの流れの悪さをクリアし、順調に点を重ねてダブルスコアで前半を折り返す。しかし後半は一転、前半の疲れが出てイージーミスを連発し、明学大に3トライを献上。結果的には勝利したものの、新たな課題点が顕在化した。

 ようやく満足のいくプレーができた。前半5分、敵陣ゴール手前10mでラインアウトから激しいブレイクダウン。ラックからルーキー右プロップ笹川大五(政経1=明大中野)がボールの持ち出しに成功、チーム初トライを挙げる。その後「前半の10分をとにかく意識してやった」と選手全員が口をそろえて言うように、作戦通りチームは流れに乗る。それを象徴するシーンが前半13分。敵陣ゴール前でラインアウトから、左フランカー石井洋介(情コミ1=桐蔭学園)がタックルされながらも片手でパスを繰り出し、それを右センター福田凌平(政経4=佐賀工)がキャッチしそのまま左隅にグラウンディング。12―0と順調に差を広げる。その後2トライを許し分厚いディフェンスに圧倒されるも、26―12で前半を折り返した。

 後半はパスミスやノックオンなど、精彩を欠いた。前半の疲れからか「自分たちの軽いプレーから敵にボールを取られて、そこから失点してしまった」(三股)と相手にペースを持っていかれ、幾度も自分たちで苦しい場面を作ってしまう。さらにディフェンスでも後手に回り、明学大の早い展開に追いつけず我慢の攻防が続く。それでも後半39分には、敵陣22メートルライン付近のラインアウトからブレイクダウンを重ねて意地のトライを決めた。最後に明治の底力を見せつけ、19―17でノーサイド。最終スコアを45―29としたが「もう少し連携が取れていたらもっと点数を取れた」(右センター福田凌平・政経4=佐賀工)と悔いが残ってしまった。

 新たな課題が明確になった。「終わりの方になるとみんな疲れてきてしまった」(左ロック山崎悠介・法3=明大中野)と、前半の勢いを後半まで継続できなかった。「継続して走れるようにフィットネスを上げていきたい」とフルバック石井雄大(政経2=国学院栃木)。選手はもう既に次のことを見据えていた。
 いよいよ次戦は運命の明早戦。今回の課題を克服し、グラウンドを駆け回る紫紺の猛者たちの姿に期待が膨らむ。

[木村優美]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・スクラムハーフ三股久典(政経3=佐賀工)

「明学大がAチームだったので、試合前に言われたフォーカスポイントがしっかり走ることと体張ることだった。いつもよりみんなできていたと思う。また前半の入り10分をとにかく意識していった。でもまだ課題が多いので、そこをしっかり修正していかないといけない。個人的には復帰戦だったので、しっかり自分の仕事をするっていうことを目標にした。だが、うまくいかないことが多かったので課題の残る試合だった。自分たちの軽いプレーから敵にボールを取られたり、そこから失点してしまったところがあったので、そこをしっかり修正していかないといけない。明学大の印象はディフェンスが強かったこと。練習から1年生が多いっていうのは分かっていたので、フォーカスポイントの走るところと体張るところが心配だったが、試合をやってみたらみんな頑張ってくれていたのでそこは良かった。課題点はもっと走ること。次の早稲田戦は伝統校同士でまた負けられない戦いになると思うので、勝ちにこだわりたい。鹿児島は地元なので、Aチームでも他のチームでも、出られたら本当に頑張りたい」

左プロップ安昌豪(営1=大阪朝鮮)
「試合の前からチームでブレイクダウンでファイトしようとフォーカスしていたので前半はファイトできていてよかったが、中盤以降はフォーカスしている部分が曖昧になって継続できなかった。継続できたら良かったと思う。スクラムはプレッシャーを掛けられていたが、ラインアウトはディフェンスのとこで相手に合わせてしまったのでもっとプレッシャーを掛けれたらよかった。一つ一つの練習で細かいとこのスキル練習からしっかりやっていきたい。今日のチームは高さがなかったので、スピードで勝てるように相手より早くセットすることなど、小さいところの意識から変えていきたい。自分の持ち味は走ること。次の早稲田は負けられない相手。しっかり意識してこの一週間準備してやっていきたい」


フッカー武井日向(商1=国学院栃木)
「チームとして、ブレイクダウンファイトを意識していてできている人とできていない人との差が大きかったと思う。これをしっかり全員ができていればもっと良い試合になっていた。(個人としては)セットプレーでもっとできることがあった。貪欲にもっといけたらよかったと思う。今日のセットプレーは全体としてそんなに安定していなかった。FW全体でもっとコミュニケーションが取るべきだった。相手の明学大はディフェンスが強くて、そこにプレッシャーを掛けられた。セットプレーの安定やラインアウトでのスローイングをもっとうまく投げることが今回の課題。次戦は早稲田になるけれどチームとしてやることは何も変わらないのでいつも通りにやっていきたい」

右プロップ高野祐哉(農1=北見北斗)
「入りはスクラム、ラインアウトはブレイクダウンをフォーカスしていくようにしていて、先制トライも挙げられていたので良かったと思う。でも、取っては取られての繰り返しになってしまったので中だるみになってしまった。(個人としては)コーチにスクラム後のモールをフォーカスしていくように言われていて、自分の持ち味であるボールキャリーとしてはよくできて前へ進めたと思う。スクラムで後半疲れた所で差し込まれてボールを相手に譲ってしまっていた。スクラムに一番課題が残っていると思う。ラインアウトもスクラムも両方にミスが目立ってしまっていた。ラインアウトは特にサインミスではないがちょっとしたタイミングとかで後ろにオーバーボールしていた。スクラムではエイトパックの所を徹底できなくて前に出れずにプレッシャーを掛けれなかった。チームとして個々としての力を上げていくのではなく、全体としてのフォーカスポイントを統一できればもっといいラグビーができると思う。課題であるスクラムを修正して存在感をもっとアピールしていきたい」

左ロック山崎悠介(法3=明大中野)
「前半の入りは良くできていたが、終わりの方になるとみんな疲れてきてしまってできていないことが多かった。入りの勢いを継続していけたら良かった。風は強かったが(ラインアウトの時)セットが遅かったので、ただ単に質が悪かった。スクラムでは1番と自分が合っていなくてヒットが出れなかったが押せた。でもヒット出ていたらもっと押せていたと思う。点数は取られすぎたが、まず勝てて良かった。全体的に自分たちのミスから取られたことが多かった。来週の早稲田戦に向けてもセットピースの質を上げたい」

右ロック笹川大五(政経1=明大中野)
「全然動けていなくて、ボールキャリーもノックオンとか高くなってしまって、自分的にあまり良くなかった。トライした時もボールが高くなってしまったが、後ろからサポートが来てくれたので決めることができた。ボディポジションをもっと低くすることが課題点。このままだったらAチームは遠いと思うので、もっと動いてロックでもプロップでもAチームで出られるように頑張りたい」

左フランカー石井洋介(情コミ1=桐蔭学園)
「自分の持ち味が出せず悔いが残る。アタックのコンタクトプレーとボールキャリーの部分で活躍できたらなと思う。全然体力なくてまだまだ。セットプレーはコミュニケーション不足で修正するとこがあったので来週に向けて修正していきたい。早稲田戦では自分の持ち味を出すことを意識していく」

右フランカー新島康太(商3=国学院栃木)
「圧倒しよう、という気持ちがあったので入りは良かった。相手の明学大はAだが、自分たちのやってきたことを信じて臨めた。最近ずっとフィジカルの練習をしていたので、その成果が出せて良かった。ゲームキャプテンのハーフを起点にできたのでやりやすかった。自分たちのほうがフィジカルが強いのでブレイクダウンで圧倒できてマイボールの確率が高かったと思う。個人的に課題なのはブレイクダウン。ここからまたステップアップしていきたい」

スタンドオフ二浦瑞樹(営1=明大中野)
「まだまだFWとBKを自分が動かせないとこがあって、そこは課題として自分が動かせるようにしたい。シンプルに走って当たってファイトすることがチームとしてやろうと決めたことだった。キックは風にうまく乗せられた。まだまだ練習していきたい。自分のポジショニング、味方のポジショニングを見て状況によってパスを変えていかなければならない。もう少し引き出しを増やしていきたい。自分の持ち味は相手に接近すること。スタンドで相手に接近して前に出ることを意識している。1年生中心のチームだったが監督からは合格点ということだったので良かった。早稲田戦では少しでもチャンスをもらえれば今日の課題を克服してやっていきたい」

右センター福田凌平(政経4=佐賀工)
「いい勝負したと思う。もう少しいけたかなと思うところはある。BKがサインの連携が取れていなかったので、もう少し連携が取れていたらもっと点数を取れたかなと思う。1年生も多くいたので、そこを自分たち上級生がカバーしないといけなかったが、カバーできなかったところがたくさんあったので、これから直していきたい。ゲインは切れていたところもあるが、もう少し個々の意識を持っていればもっとゲインできたかなと思う。なので、もっと個人個人の意識を高めて次から臨みたいと思う。今日の試合はもっといけたなと、もっと頑張りたいなという感じ。パスミスに関しても、やはりもっと個々のスキルを上げていかないといけないと思う」

フルバック石井雄大(政経2=国学院栃木)
「最初の入りの10分が良かったので、試合としても良かったと思う。個人としては、ハーフとの連携が上手くいってトライを取ることができた。順目順目に走ることでばててしまって、後半スコアが伸びなかったので、もっと継続して走れるようにフィットネスを上げていきたい。(1年生中心のチームだったが)2年生として引っ張っていく立場になりつつあるので、もっと勝ちにこだわってやっていかなければいけないと思う。来週には早稲田戦が控えているので、しっかりとこの一週間、勝ちにいく練習をしたい」

佐藤諒(政経1=国学院久我山)
「前半の入り10分は自分たちがやりたいことができてすごく良かったが、それを80分間続けられなくて点数を取られてしまったことが反省するべき点。ファイトをし続けようというのが目標にあったので、80分間全員が声を切らさずにファイトし続けられたのは良かった。自分はフランカーとしてたくさん走らなければいけないが、キックしたときの上がりであったり、キックされたときの下がりのカバーであったりが、今日は比較的できたと思う。試合前に自分の中でタックルをフォーカスしていたが、あまり数いけなくて、効果的なタックルも少なかったので来週一週間でしっかり調整して、試合に臨みたい。後半はコンタクトフィットネス不足であったり、隣の選手とのコール、つながりの部分で少し切れてしまうことが多かった。点を取られたあとの集合やプレーとプレーの合間で、各選手がばらばらで話してしまう部分があったので、そこを輪になって全員で話し合って次のプレーにいけていたらもう少し変わってたのかなと。(1年生中心のチームだったが)小園さんにも、試合中はポジティブなコールでネガティブなコールを無くそうと言われていたので、1年生はすごくやりやすい環境で試合ができた。その分先輩たちが胸を貸してくれているので、1年生はしっかりとフレッシュマンらしく元気よくプレーしなければいけないなと思う。(次戦に向けて)明治のベースラグビーである、アタックやディフェンスで順目順目に走ることは全てのチームで統一してやってきていることなので、それを80分間継続できるようにまた一週間頑張っていきたい」


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